若冲ショートトリップ

近頃、ちょっとマイブームなのが日本美術。
もともと日本画のタッチが好きで、はがき絵なんかを我流でやっていて、顔彩(日本画の絵の具)で気ままに絵を描いたりしていた。但し美術に関しては全然詳しくなかった。

そんな私が日本美術にそそられたきっかけは伊藤若冲。
そう、今大変ブームな人。エキセントリックで、モダンで、300年も前の人とは思えないほどすごいセンスを感じさせる江戸絵画の才人。

数年前に相国寺で若冲展があった時は、恥ずかしながら若冲という名前すら知らなかった。ただちょうど相国寺のすぐ傍にクライアントがあって、お寺の門前から人々がはみだして、えらい行列ができているのを見て、そうまで人々を引き付ける若冲の魅力とは一体どんなものだろうと思ったことが始まりだった。

昨日、平安神宮近くにある「細見美術館」を訪れた。夏季の間だけアートキャンパスというちょっとしたカルチャー教室が開催され、しかも初日のその日は若冲のコレクションと館長の若冲講義が聴けるというので参加してみた。

細見美術館は財団法人の美術館で、ほとんどの時代を網羅する日本美術工芸1000点以上のコレクションがあるという。そう大きくはないけどカフェなどもあるおしゃれな美術館で、きっと京都観光の際に訪れてみるのにも良いスポットだと思う。

しかしさすが若冲ブームである。大々的な広告もしていないのに、館長によるトークがあるというので、朝から受付は結構な人が並んでいた。5,60人ぐらいはいただろうか、コレクションのある第一展示室は若い人からシニアの方まで満杯。人だかりで絵はじっくり見えないのだが(後からゆっくり見れるんだけど)、解説を聞くだけでも面白かった。


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若冲で有名なのはなんといっても「動植綵絵」だが、動植物、昆虫を描くことに(特に鶏)生涯を捧げたような人。多くは水墨画だそうだが、絵の具を使った絵はモノクロの世界とは違ってすごく写実的で鮮やかだ。

こちらのコレクションにある「糸瓜群虫図」も有名で、青々した糸瓜に蝶やカマキリやカタツムリなどの虫が戯れる様子が描かれている(この写真では到底わからないけど)。館長が拡大図も見せてくれたのだが、驚くことに虫の毛が生えたような節足まで精密に描いているのだ。

それほど丹念に描き、魂が込められた絵というのは、圧倒的な存在感があり、生命力のような力が漲っている。静かなんだけどあふれでるパワーが伝わってくるような・・・

しかし肉眼ではとても認知できないのに、虫の節足までスキなく丁寧に描くなんて、一体何が彼をそうさせるのだろうか・・・ 

青果問屋の長男だった若冲は、従業員が4000人ほどもいるような超一部上場企業の社長のような身分だったという。しかしビジネスマンには向いてなかったようだ。早くに隠居して絵に没頭し、遊びもせず、妻帯もせず、一生を絵に捧げたまっしぐらな人。時代を経ても絵からそのソウルがガンガンと伺える。

若冲のその繊細かつ大胆な絵について、神様や仏様が見ているから、決して手を抜かずに描いたのだと館長は説明されていた。だとすれば、絵を描くことは、彼にとっては神とつながる、天とのコミュニケーションという行為だったのかもしれない。

その後も、会場を移してスライドや画像で若冲の作品をいろいろと紹介しながら、かなりやわらかく解説をしてもらえた(館長いわく放談とおっしゃってた)。精緻な絵の一方で、時々「ねずみの結婚式」(だったっけかな?)みたいなすごくキュートな作品がある。そういう絵を見ると、若冲という人は神経質なほどのこだわりがある一方、すごく純粋でユーモアがあって、愛すべき人だったのではないかという気がする。館長さんも、緒方光琳とは友達にはなりたくないが、若冲ならきっと友達になっていたとおっしゃってた(笑)

そんなこんなで、ひとしきり伊藤若冲に触れた約1時間半。私にとってはとても魅惑的な若冲の旅だった。ミュージアムショップで「琳派」の本なども購入し、ますます若冲始め、日本美術に目覚めそうな気配・・・。

いや〜っっ、ホント行ってよかったhappy01


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三室戸寺

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GW中は母孝行で、いろんなところを連れ回った。
そのひとつが、宇治にある三室戸寺。かつてさも見てきたように記事を書いたことがあったが、実は訪れるのはこれが初めて(笑)。ネットがこれだけ発達すると、私達などのような仕事はホントラクさせてもらっている。

花の寺と呼ばれる寺はいくつかあるが、最も花の寺として有名なのが三室戸寺ではないだろうか。春はツツジにシャクナゲ、初夏は紫陽花、そして夏はハスと、半年間は耐えることなく花が咲き続ける。

寺の中へ踏み入れると、片側の斜面にはツツジが咲き乱れ、その裏山にシャクナゲが所々咲いている。ツツジと反対側の斜面には、青々と葉を茂らせた紫陽花が着々と蕾をつけていた。寺ももはやエンターテイメント性が問われるご時世。誰が、いつ頃からこの構想を考え出したのかは知らないが、まるで植物園のように次々とフラワーショウ(確かそんな女性の漫才トリオいたよな〜、ふる〜(爆)が繰り広げられるこのお寺は、商業的には大成功していると思う。

寒くなく、暑くなく、風は爽やか。訪れる時期としては本当に良いタイミングだった。シャクナゲがちょっと終わりかけていたので、欲を言えばあと5日ほど早く訪れれば良かったと思う。結構広い敷地で、全部を散策するとゆうに1時間はかかると思う。都からはちょっと離れた山間のお寺。ホトトギスが鳴いている緑豊かな敷地内は、本当に気持ちいい。京都でベスト5に入るおすすめのお寺だ。

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口の中にある石玉を撫でると勝負運がつくと言われる牛で、丑年の今年は元旦から長蛇の列ができていたという。ワタシもしっかり撫でてきたhappy01

GW中とあって三室戸寺も結構人が多かったが、その後訪れた平等院はもっとスゴイ人で、入場するだけで15分ぐらいかかると言われるくらい、正門前には長い長い列ができていた。私達は偶然南門から入ったのですんなり入れたが・・・。係の人も、南門へ案内するくらいの気が利かんかな〜dash

世界遺産で、硬貨になるくらいのところ。
なんだけど、三室戸寺に比べるとなんか面白くないんだな〜 鳳凰堂も歴史的建造物としてはすごいんだろうが、よく見ると荒廃した平屋という感じで、決して美しいものには見えなかった。ここはかなり近代化されていて、昔はなかった建物やミュージアムが整然と建っていた。

唯一心動かされたのは、雲中供養菩薩像。鳳凰堂中堂母屋内部に飾られていたという、52体の小ぶりな菩薩像。阿弥陀如来を称えるように雲の上に乗って、合掌してたり、笛を吹いてたり、さまざまなポーズをとっていて、いわゆるキリスト教で言う天使のようなものだと思う。例えば日本風クリスマスツリーがあるとすれば、樅木ではなく、松の木に、この雲中供養菩薩像のオーナメントが飾られていそうだった。

それにしても連日よく歩いた。
歩くテンポは違うが、もう80歳に近い母がワタシと同じように歩いているというのもよく考えればすごいことだ。この健脚ぶり、当分は衰えそうもない・・・run

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ひとあし早く花をつける西洋あじさい
三室戸寺の本番はこれから


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花の寺「勝持寺」

晴れ渡った日曜日、お花見へ出掛けてきた。
向かったのは、京都市の西側、西山連峰にひっそりと佇む「勝持寺」。かなり不便なところにあるのだが、花の寺として知られていて、桜を愛した西行が庵を結んだところでもあり、以前からぜひ一度訪れてみたかったのだ。

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山にあるお寺のためか、残念ながらまだ6分咲きというところで、境内に450本以上もある桜の一部が満開になっている状態だった。

けど、このお寺、初めて訪れたんだけど、なんかすごくいいんだよね〜

京都にあるお寺にある庭って小堀遠州とか、有名な庭師がデザイン&設計した厳かで深遠な感じのものが多いんだけど、あまりにもスキがなさすぎるのだ。でもこのお寺は珍しく素朴で鄙びた感じに、新鮮な趣がある。山門をくぐるといきなり茅葺き屋根の家があり、境内は山の斜面にたくさんの桜の木が植えてあり、木々に包まれるようにお堂やお茶室などがひっそりと佇んでいる。

でもお寺独特の薄暗い、じめっとした感じがなく、斜面が段々畑のように南側に面しているのか(?)お日様の光がさんさんと降り注ぎ、明るいのどかさもなかなかよろしい。

しかも池のほとりや斜面の合間には、いい具合にベンチが置いてあって、平日にぶらりとやってきて、ここでのんびりくつろぐととても気持ち良さそうだ。驚くことに、お弁当を広げる人もいたりして、今では大抵のお寺には「飲食禁止」と貼られているのが当たり前なのに、こういう大らかなところも微笑ましい。

一通り巡った後で、階段を上がったところにあるお茶室でお抹茶とお干菓子をいただいた。
ここのお座敷の目の前にはしだれ桜で埋め尽くされており、陽を浴びて風に揺られる枝には無数の濃い蕾が連なっていた。満開になったら、お茶室からの眺めはどれだけ美しいだろうか。想像するだけでもワクワクしてしまう。

ちょっと不便だけど、ワタシ的には京都のお花見スポットベスト3に間違いなく入るであろう「勝持寺」。厳かな観光名所ばかりでなく、こういう京都もたまにはいいんじゃないだろうか。


桜を愛した西行が植えたとされる西行桜(3代目らしい)はちょうど満開だった。

「願わくは花の下にて春死なん そのきさらぎの望月の頃」

西行の有名な歌だけど、満開の桜の下で死にたいと願ったほど、いやそう願わせるほど、晩年の西行にとって桜とは希望であり、生への道しるべだったのではないだろうか。

平安から鎌倉時代への激動の時期に生きた西行が、出家後華やかでありながら儚いに桜に惹かれた理由もわかるような気がする。
桜は、いつの時代も人の心を動かしている。

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サクラ、サク♪

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今年初めてのお花見cherryblossom
毎年桜前線は西から北上してくるのに、今年は東京方面から咲き始めているよう。
週末の京都もほとんどが3分咲きとか、ちらほら咲きなのに、ここだけ満開!
一部はもう散り始めている状態である。

あわてて打ち合わせの帰りにちょっと(いや、だいぶ)遠回りして激写したのは、醍醐寺の桜。名所のひとつなので、一度観てみたかったんだ〜!
5時閉門なのに、私がかけつけた時には既に4時を回っており、駆け足で境内を回った。

初めて来たんだけど、めっちゃ広いsweat01

広大な醍醐山上敷地に、上醍醐、下醍醐と呼ばれる伽藍に、なんと100以上の堂塔が建っていて、そのうち6棟が国宝、10棟が重要文化財。寺自体は世界遺産に指定されているという、京都でもかなりヴィンテージなお寺である。比叡山延暦寺と似てるので、ここも当時のシンクタンクのような機能だったのかもしれない。中でも五重塔は天歴5年(951)に完成した、京都府下最古の木造建造物なんだとか。

それにしても醍醐寺の枝垂れ桜は美しい!

2,3日前にテレビで観た、三宝院や霊宝館の枝垂れ桜は見事で、圧倒的な美しさだった。あまりの美しさに釣られて、満開情報を聞いてアセッて来たというわけ。残念ながら既に散り始めていたのと、時間がなかったのでそれら有料ゾーンの桜は今回は見られなかったが、境内のそこここで観られる桜だけでも十分楽しめた。

流れるような枝に、鈴なりになって咲く薄紅色の花々。
大きな木から花の息吹がこぼれたような枝垂れ桜は、通常のソメイヨシノよりドラマティックだ。

残念ながらライトアップはやっていないようだが、これ、夜観ると一層ドラマティックだろうと思う。いつかやってくれないかな〜、ライトアップ。次回は三宝院のお庭や襖絵などもじっくり見て回りたい。

京都の桜はこれからが本番。
短い命なので、人を掻き分け、穴場を狙って、惜しみなくこの時期を楽しみたいを思う。


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花背「花竹庵」にて

春の三連休。
ようやく暖かくなって、行楽のタイミングを待っていた人々が一挙に吐き出されたように、京都はえらい人混みだった。四条通は、あふれんばかりの人。ちょうどこの時期、清水寺から青蓮院の方までライトアップされる「花灯路」が開催中。高台寺前のねねの道は、日が沈むにつれてたくさんの人で埋まった。

しかも観光客には大学生らしき男女や、20代のカップルなど、やたら若い人が目立っていた。思い返して自分が学生の頃、連休や週末に神社仏閣を見て回ろうという発想があっただろうか。彼らの様子を見ていても、若い人達みんながみんな、こうした京都の歴史や文化に興味を持って観光しているとは思えない。「花灯路」というイベント的なノリや、ロマンティック・プレイスとしての関心があるんだろうなという気がする。

ということで、連休2日目は人混みを避けて花背へ____。

左京区の山奥、花背には有名なお蕎麦屋さんがあり、こういう機会でもないと行けないのでAちゃんの車で向かった。10年以上前に来て以来、訪れたことのなかった花背。鞍馬よりさらに奥にある山里は、思いのほか遠かった。しかも道が細く、鞍馬を超えて花背に向かう道はさらに険しく、人家などひとつもない杉の生い立つ山道を進んでいかなければいけない。細い道の上、カーブしているので、運転するAちゃんも大変そうだ。

「こんな道のりを経てまで、わざわざ蕎麦食べに行く必要性あるんやろか」

蕎麦食べる、という以外にさしたる目的もなかった私達は、だんだんそんなキモチになってきた。幸いお天気が良かったので、たまにはこんなドライブもいいかって感じで杉林の中を抜けて行くと、ようやく前方に小さな集落が現れた。日本昔話に出てくるような山間に、民家がポツポツ建っている。

その集落へ入ってすぐのところにある茅葺き屋根の民家が、花背そば「花竹庵」。

既に2時を回っていたが、駐車場はほぼ満員。品川ナンバーや神戸ナンバーなど、ちょっと通な観光地として知られているのか、京都以外の人達から人気があるようだ。趣ある民家は、内部も昔の造りそのままが活かされていて、黒光りする板の間や天井の高い座敷がいくつかつながっていて、囲炉裏もしつらえられていた。

店内は満杯だったが、ちょうど入れ替わりで席につくことができた。
メニューはそんなにない。Aちゃんは山椒を効かせた大根おろしをぶっかけていただく「花背そば」を、私は錦糸卵と椎茸をのせてゴマだれでいただく「ごま」をオーダーした。満員の上、蕎麦を茹でる時間もあるので、オーダー後結構待たなければならない。しかも結構なお値段だ(いずれも1680円)。

蕎麦が出てくるまでの持ち時間に、ぬか漬けのお漬け物、おちょこに一杯の日本酒(これが美味しかった!)、ちょこっとの蕎麦の実の雑炊が出てくる。私はこういう民家の雰囲気も好きだし、美味しい日本酒も味わえたので(Aちゃんの分まで)、結構ハッピーだった。

一方野を越え、山を越えわざわざやってきて、しかも待たされた上に高い値段で、さして合掌造りの民家などにも興味がなさそうなAちゃんはそれほど楽しそうでもない。場持ちもしないので、蕎麦が来るまでの間に、民家の外にあるトイレに行った。

用を済ませて玄関へ戻ってくると、背後で「ごめんくださ〜い」と若いカップルらしき男女が入って来た。私は別に関心もなかったので、顔も見ずそのまま靴を脱いで席に戻って来た。Aちゃんとたわいもない話をしていると、先ほどのカップルが席が空くまで囲炉裏端に姿を現した。私の座っているところからは女の子の姿が見えた。何気なく彼女に目をやって、私ははっとした!あの顔はまさしく、

吉川ひなのちゃんじゃない!?

しかし次の瞬間、その女の子が顔を上げると別人だとわかった。「な〜んだ」と思ったけど、ひなのちゃんに違わず可愛らしい顔立ち。その後立ち上がってこちらの部屋へ歩いて来る姿を見て、彼女は絶対モデルか芸能人だと思った。あまりにも顔が小さくてスラ〜ッと背が高い抜群のプロポーションをしている。

知る人ぞ知る「花竹庵」だし、モデルや芸能人が訪れてもおかしくない。するとそのカップルが私達の後方のテーブル席に座った。ちょうど私の座っているところからは彼女らがよく見える。座ったとたん、男の子の方と目があった。

・・・・・・sign03

今度こそ、私の目は芸能人を捉えた。
芸能人に関心の少ない私ではあるが、なぜかその人物が誰だか識別できてしまった。若いカップルの男のコの方は松田龍平クンだった。私の見た感想は、なんかごくフツ〜の男の子という感じ。それぐらいさり気ない普通のカップルだった。

これは芸能人大好きなAちゃん(今はハリウッド俳優の故ヒース・レジャーに発情中だが)にとっては、かなりうれしい出来事のはず。東京では芸能人に出会うことなど日常茶飯事だろうが、京都も結構芸能人と遭遇する。でもこんな山奥で、しかもこんな至近距離で会うって、私はさしたる感慨もないが、芸能人好きのAちゃんにとっては結構エキサイティングであろう。私はAちゃんの友人Sさんの話を思い出す。

「今、隣にホテイがいるんです〜〜〜heart04

そう言って声をひそめながらも彼女は興奮してAちゃんに電話をしてきたという。ホテルのレストランで食事をしていると、隣にホテイ夫妻がやってきたという。確かに有名人が隣にいたりすると少しはハナシのネタにはするが、その場で誰かに電話してライブ中継するという発想はない。

松田龍平クンの名前が出てこない私は、声をひそめて「後ろに松田優作の息子がいる!」とAちゃんに伝えた。けげんな顔をして冷静に「どっち?」と返すAちゃん。弟を知らない私は「お兄ちゃんの方、絶対!」と念を押したものの、何気なく後ろを振り返るAちゃんは目が悪いので確認できない。おまけに彼は携帯ゲームに夢中なのか、なかなか顔を上げない。

忙しい芸能人が、金土日に京都なんかにいてるか〜?

声を出して会話するのもはばかられるので、メール画面を私に見せてくるAちゃん。あくまで芸能人ベタな私の目に疑惑のシセイを崩さない。席に着いてからはほとんど会話をしていなかった彼らだが、しばらくすると松田龍平君が顔を上げ彼女と会話し始めた。

そうやわ〜flair

声で判別できるとは、さすが芸能通。するとにわかに興奮を隠しきれないAちゃん。といって食事を楽しんでるところへ声をかけたり、写真を撮ってもらうのも不躾だし、チラチラ背後を振り返ったり、途中お店の人が2人のテーブルへ来て松田クンカップルと話しているのを小耳にはさむのがせいぜい。

とうとう蕎麦を食べ終わり、お会計を済ませて私達は店の外へ出た。

かつてフランスでトシちゃんと遭遇し(ふる〜happy02)、ツーショット写真を撮ってもらった経験があるAちゃんは、当然のようにここで出待ち体勢。しばらく店の外で彼らが出て来るのを待っていたが、一向に出てくる気配もないので結局あきらめた。駐車場には彼らが乗ってきたであろうと思われる車もないので、きっとお迎えが来るまでしばらくいるに違いないと思ったのだ。

かくして「記念写真」は実現しなかったが、帰りの山道、Aちゃんは上機嫌だった。古民家の風情も、美味しいお蕎麦の味わいもほとんど楽しむことはなかったが、芸能人登場で“わざわざ花背まで来た甲斐”ができたというわけだ。

早く明日会社に行って、誰かに言いた〜いsmile

ちなみに忙しい芸能人が連休に京都に現れた理由は、「剣岳」という新しい映画のキャンペーンのようだったらしい。帰ってくると、早速Aちゃんは携帯でググッて周辺情報を調べ上げ始めた。なんと一緒にいた奥さんは日露ハーフのモデルで、弱冠21歳らしい!可愛かったも〜ん

果たして花背には何をしにいったのか、私としてはちょっと疑問が残らないでもないが、予想外の花背ドライブだった。これから花背を思い出す度、のどかな山里でもなく、打ち立ての蕎麦でもなく、松田龍平クンの顔が浮かんで来るに違いない。

に、しても、ああも芸能人一人で活気づいたり、憧れスターに目が♡になれるAちゃんのような人って、ある意味羨ましい気もする。スターという存在が、人をときめかせ、人生に輝きを与えくれる。効く人には効く、ココロのカンフル剤となっている。

しかしヒース・レジャーという、遥か外国の俳優で、しかももう亡くなった人に本気で恋をし、携帯に取り込んだ写真にうっとりしているAちゃんの姿は、悪いけど私にはやっぱり理解できない(笑)

でもま、目が♡になっているAちゃん、ハッピーで何よりですwink


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花背「花竹庵」の店構え
酸味の効いたごまだれが美味しかった。
食前酒の「八坂鶴」がお気に入り!

帰り道で立ち寄った「円通寺」は残念ながら本日終了。


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了頓図子

週末、以前から気になっていた「西村鮮魚店」へ飲みにいった。
魚屋さんなのに“飲み”に行くとはどういうことか。実はここ、お昼間はお魚屋さん、夜は息子さんがそこで仕入れた新鮮な魚を使ってカウンター6席だけの飲み屋をやっている。

この頃はただのお店ではなく、こんな風に背景にストーリーのある店に人々が引き付けられてるような気がする。日本酒の魅力に惹かれたイスラエル人がやってる日本酒バー「よらむ」とか、実家が農家でそこの野菜を使っておいしい野菜料理を出す「おにかい」とか、京都にはいろいろとストーリーのあるお店が多い。

「西村鮮魚店」は六角通りの新町と室町の間にある。
この辺りは一応オフィス街で、今も着物関係の会社や問屋さんが多くあり、それらがどんどん新しくできた飲食店やオフィスビル、マンションなどに浸食されているという感じのエリアだ。

少し早く着いたので、付近を歩いていると、突如そこだけ区画から取り残されたような路地があった。周りにはビルかマンションかしかないようなところに、間口が狭い家々が並ぶ住宅街(たぶん昔は長屋形式だったのだと思う)があり、子どもがドッジボールをして遊んでいた。

オフィス街に突然現れる生活感house

不思議なキモチで路地に入っていくと、所々にお店の看板も掲げられている。すると雑誌で見たことがあるイタリアンや割烹の名前が・・・。ほほ〜、こんなところにあったのか、という感じ。もう少し進むと、通りの片隅に歴史碑のような木の看板が立てられていた。

廣野了頓邸跡

とある。足利家代々の従臣であった廣野家末裔である廣野了頓が、ここに茶亭を構え、茶道に勤しんだという。秀吉にも茶を点じたことから280石の知行をあてがわれたらしい。つまりそこは廣野家のお邸で、明治時代まで六角通りに面したところに門があったようだ。廣野はんは私有地を解放し、六角ー三条間を抜ける道をつくったという。

ちなみにこの通りは『了頓図子:りょうとんずし』と呼ばれ、図子とは家と家の間にある細い道のことを言うんだそう。つまり“了頓通り”だね。京都の街は、碁盤の目の都大路を結ぶ南北の小路を設けられたが、この辺りはかつて都の中心。大きな商家や文化人が居を構えたところで、通りに面する店を増やすために新しい道が造られたんだそう。

「路地」と「図子」、どう違うのかイマイチわからないが、路地が一般化して、図子というコトバはすっかり耳馴染みのないものになってしまったようだ。それだけに『了頓図子』というコトバはなんだか新鮮に聞こえるし、図子の両脇にポツリポツリとおしゃれなお店があって、歴史の香りも遺されているこの通りはちょっとそそられる異空間だ。三条ー六角間のほんのわずかな距離だけど、不思議なトリップができる感じ。

この辺りにしょっちゅう来ていても、未だにこんな発見があることがやっぱり京都という町はフトコロが深いsign01と改めて思わされる・・・。

「西村鮮魚店」で美味い魚との出会いも貴重だったが、『了頓図子』との遭遇もなかなか貴重な出会いでしたwink

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赤垣屋劇場

決して安くはない。すごく美味しいわけでもない。
なのにどうしても足を向けてみたくなるのが「赤垣屋」という店である。
ガラガラっとお店の戸を開けると、相変わらず混み合った店内。威勢のいい声に迎え入れられると何だかほっとする。やってきたのに、帰って来たという安心感。そんなに常連なわけではないが、いつ来てもそんな感覚にさせられるのは、いつ来ても"変わらないものがある"からではないかと思う。

メニューもいつ行っても変わりばえしない。
おでんに、焼き鳥に、シメサバに、おばんざいに…。奇をてらったものは何一つなく、○○のマヨネーズ和えとか、京野菜のなんとかとか、流行りものや創作ものを取り入れるような気配などさらさらない。かと言って"頑固に守り続けている味"というほど気負ったものではなく、むしろお客はお馴染みの味にありつきにくるといった感じ。器もコップも、徳利も、いかにも大衆酒場っぽく、どこまでも気取りのないスタンスについ心を許してしまう。

お店は昔からある鰻の寝床である。地元にあるごく当たり前の家屋として町家が店舗になっているだけで、今流行のスタイルとはちょっと一線を画している。たぶん赤垣根さんがモンゴルにあったらお店はパオだったろうし、アラスカにあったら氷の家でやっているのだと思う。昭和の時代へタイムスリップするような懐かしいしつらい。裸電球に照らされたアンバー系のカウンターで飲んでいると、やっぱり私などはほっこりしてしまう。

お店の人の対応もいつも元気で丁寧だ。
オーダーが入る度に大将が復唱して丁寧にお礼を言ったり、それぞれの持ち場の人が連携して威勢よく声を上げる。「えらいお待たせしました」とか「いつもありがとうございます」とか、テキパキとした接客にいちいち添えられるひとことが客の気持ちをほぐす。慇懃なところは感じられず、過剰なサービスというのでもない。昔から染み付いている態度を今も変わらず、誰に対してもやっているところがこのお店に独特のさわやかさを生み出している。

それはファーストフード店へ行って、「ワンバーガー、ワンポテト・・・」とかって注文が確認されるのとはちょっと違う。単にオペレーションとして声を掛け合っているのではなく、お店のひとつの演出になっているのだ。威勢のいい声と丁寧な接客の流れに客を巻き込んで、赤垣屋劇場を楽しませてくれる。観客はほろ酔い気分になりながら、そのエンターテイメントを味わっているところがある。

気がつくと、いつの間にか隣の人と会話が始まっていた。
私の隣は商店主らしき近所のおっちゃんが3人で連れ立ってきていた。

「メールで誘い合うねん」

といって、今夜どない?とおっちゃん同士が誘い合うメールを見せてくれた。業界の人とかと違って、こういう所で出会う普通のおっちゃんはなんか可愛い(笑)。1人客も結構いて、お客さんの年齢層が高いことも落ち着ける要因のひとつだと思う。おっちゃん達に混じって飲んでいると、酒場というコトバが妙にピンとくる。Sちゃんの隣にいたのは東京から出張で来たというサラリーマンの一人客だった。このお店のファンは本当に全国区だ。数ある飲食店が氾濫する中で、メディアにも載らない(載せないんだけど)ごく普通の居酒屋がここまでファンを拡大していることは、改めてスゴイと思う。

結局看板まで居座って、すっかり油断させられている間に2人で13,000円ぐらい払ったような気がする(既に記憶が定かではない)。
やっぱり安くはない。すごく美味しかったこともない。
しかし私はまたやって来ると思う。

赤垣屋劇場通いはまだまだ続く。


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充実の2泊3日コース

父の13回忌の法要が京都の西本願寺で行われることになり、母と兄夫婦が久々に京都に集合した。法事でもなければなかなか京都で一堂に会する機会もないので、ここぞとばかりに昼間は観光、夜は宴会という濃密な週末を過ごした。

1日目:西本願寺→御所→菜根譚(昼食)→東寺→宴会 at home
2日目:比叡山延暦寺→石山寺→北白川ラジウム温泉→宴会 at home
3日目:大原の朝市→賀茂街道→寺町→錦市場

ワタシが組んだ2泊3日の充実コース。
我ながらすばらしいチョイスだったと思う(笑)。東寺の秋の特別拝観もまだ人が少ない平日に見れたし、秋の観光シーズンで超人混みになる土曜は京都を避けて滋賀県へ向かった。ちょっと寒かったけど、お陰で紅葉した世界遺産の比叡山延暦寺も拝めたし、源氏物語千年紀の石山寺もタイムリーだった。

もちろん食べること、飲むことにもぬかりはない(笑)法事後、昼食を摂った「菜根譚」は大きなおくどさんの残る、古い町屋の中華料理店。ここには坪庭に面した小さなお座敷があって、4、5人ぐらいなら結構おすすめ。しかも京料理のようにバカ高いこともなく、私達が食べたのは¥2800円の点心コース。けど、普通なら中華の懐石風お弁当(¥1800)で十分満足できる。京都の雰囲気を楽しみながらの中華もなかなかオツであるconfident

石山寺で食べたしじみの釜飯も意外と美味しかった。瀬田の名物なのでたくさんお店があって、予備知識のない私は駐車場のおじさんに「どこが美味しい?」って尋ねて従ったのが正解だった。

「御舟。ちょっと高いけど」

って、おすすめの店を教えてくれた。兄などは「あれは自分がマージンをもらえるところを教えてるに決まってるから、信用ならん」なんて言ってたけど、おっちゃんのつぶらな瞳にウソはないと睨んだワタシは言うとおり御舟という店へ直行した。そしたらやっぱり美味しくて、大正解sign01 大都会に毒されて生きる彼の疑り深い姿勢が露呈した場面であったsmile

夜の宴会は、ドランカーの私達が一番寛げるat homewinebottle
さすがエンゲル係数の高いファミリー、食卓は連日ブイヤベースやイタリアンおつまみ、母のお手製コロッケなどで埋め尽くされた(笑)。もちろんワインはリカマンで調達して飲み放題コースにしておきましたbleah

世界遺産も巡り、紅葉も愛で、温泉や朝市も楽しんだ充実コース。
しかしそもそもは父の13回忌。お父さんのことを静かに偲ぶこともなく、こんなに大はしゃぎでいいんだろうか・・・?京都駅での別れ際、誰もがふとそんな思いをもらした私達。

「これもお父さんの思し召しやてhappy02

あくまでも楽天的な家族なのでした・・・。

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春と秋だけ見られる
東寺講堂にある
立体曼荼羅は
荘厳でした。

比叡山延暦寺。
根本中堂も
圧巻!

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比叡山は折からの寒波で
底冷えがしてたけど、
所々紅葉していて
きれいでした!

「菜根譚」
コース料理の前菜。

運転手のため、
これをお酒なしで食べた
アタシってエライ!

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書に挑戦!

取材で知り合った書家の先生のところで、書の体験講座を経験した。

場所は大阪は中之島にあるギャラリー兼教室。私はちょうど大阪で仕事があったのでその帰りに、一緒に行ったKちゃんはなんとか大阪で仕事を作ろうともくろんだが失敗し、勤務後はるばる京都から電車を乗り継いで駆けつけてきた。体験講座といっても私とKちゃんと2人、とてもカジュアルに体験できるので気楽さがいい。

でもなぜ突然「書」なのかと言うと、もともと書には興味があったが、それだけでは書に触れるキッカケには至らなかったと思う。直接的にはその先生がとっても魅力的な人だったからだ。

木村翼沙さんというその先生はまだ30代前半のとても可愛らしい女性で(見た目はどう見ても20代)、この方がイマドキびっくりするような純粋無垢なキャラsign03 しゃべっていてもほわ〜んとしていて、どこか世間ズレしている。まったく世の中の垢にまみれていない自分とは正反対のキャラに素直に惹かれてしまったのだshine

ところが既に書家となって10年、詩人でもあるという才能。小柄できゃしゃなカラダなのに、なんとギネスに申請しようかというくらい、1kmにわたる大作を書いてしまうという人なのだ。どこからそんなエネルギーが出て来るのか、私は俄然興味を持ってしまった。

で、そんなお方に習うなどと恐れ多いのだが、とにかくそんな興味もあって書に挑戦した。
好きな字を書いてくださいねと言われたので、私は自分の名前にも関連する好きなコトバの「縁」という字を題材にした。ちょっとアートっぽい字を教わって、上手くできたら額に入れて飾りたいなぐらいに思っていた。

ところがいざ始まると、そんな考えは瞬間吹っ飛びましたdash

Kちゃんは自分の趣味から「海旅」というコトバを選んだのだが、私もKちゃんもいざ筆を握ると、「縁」や「海旅」という書き慣れた漢字さえ、え?こんな字だっけ?と急に不安になって書けなくなるのだ。

しかもちょ〜ヘタ

最初はお手本なしで書かされるのだが、その字がこれまでの人生を全否定したくなるくらいヘタクソな字。そんな小学生が書いたような笑ってしまう字を、先生が筆使いの起承転結のハナシやら、文字のバランスのハナシをしながらやさしく朱を入れて直してくれる。

たった1文字なんだけど、何度書いても思うように書けない。ハッキリ言って私は書を侮りすぎていたshock 基本すらできないのに、とてもアートどころではない。Kちゃんはいつのまにか二文字も書く余裕がなく「海」だけを練習していた。

小さい頃お習字を習っていたが、オトナになって取り組んでみると、その感覚は全然違ってなんと奥の深いことsign01 それは完全に美学を追究するアートの世界という感じがした。

でも人間誰しも進歩するように、書いていくうちにちょっとずつ上手になっていく。

最初に書いた字から見れば、先生の指導の下、短時間で相当上達する。そんな小さな達成感もうれしいのだが、何よりも書いていると心が落ち着いてきて、いつも使わない神経を働かせていることがとてもキモチよかった。

わずか1時間半ほどだったけど、やってみて良かったな〜

というのが私とKちゃんの一致した感想。
せっかく漢字の国に生まれ、美しい言語を持つ民族なのだから、日本人としてそれをちゃんと身につけたいな〜と思った。

私が書いた字じゃないけど、こういうのも本当に縁だなと思う。
翼沙先生とも、書とも、このたびのご縁を大切にしたいなと思った体験講座でしたconfident

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堺たびと

いきなり取材で大阪の堺へ飛んでいた私。

はじめて来た街だが、なんか都会やな~って印象。やっぱり京都周辺にいると、大阪や東京に出た時に町の規模に驚くbuilding

そして相変わらず方向音痴なので、電車の乗り場を換える度に人に聞き、目的地へ向かう前に観光案内所で行き先を確認してなんとかたどり着く。この日ももうちょっとで和歌山の方へ行く電車に乗りそうになっていたsweat01

危ない、危ないcoldsweats01

そしてこれまた私の“おかしな取り得”で、方向音痴なのにどこへ行ってもすぐ人に道を聞かれる。この日も初めて訪れた街というのに、向こうから歩いてきたお弁当屋のおばちゃんに、「ファインデザインていう会社てどこやろ?」と聞かれてた。

「知らんsign03」ちゅーに。

と叫びたかったが、地図もって歩いてるのに、それでも道聞かれるという宿命があまりにも可笑しくて、一緒に探してあげた。結局見つからなかったけど・・・coldsweats01

おばちゃんは出前のお弁当を下げてとぼとぼと店へ戻っていった・・・。

堺は駅を降り立つと大きなターミナルがあり、街を歩いていても近代的なビルが並んでいる都会的な町なのだが、意外性も潜んでいる。

駅から10分ほど歩いたら、もうそこには海があるのだ。そういえば堺は大阪湾に面しており、かつて堺商人が南蛮貿易で栄えたところである。

でも海辺の町って、潮の香りがしたり、港のタワーなどが見えてたり、もうちょっとそんな気配があると思うのだが、この街はそれが一切感じられない。いきなり海に遭遇するという感じ。ま、今は漁港でもなく、南蛮貿易もしてないだろうから、この街の人々にも海辺という意識はあまりなさそうだ。

そしてもうひとつの意外性は、こんな都会にチンチン電車が走っているということtrain

なんでも大阪で唯一のチンチン電車らしく、天王寺から堺を結んでるそう。びっくりするほど可愛らしい駅で、歩かない京都人も驚きの駅間の近さsign01

だけどびゅんびゅん車が行きかう中で、ゴットンゴットンと路面電車が走る姿はなんともほのぼのとしている。もうすっかり街の風景に馴染んでいた。

しかし驚くことにこの電車、貸切ができるという。

電車を貸しきって、パーティーや同窓会を開くことができるのだ。お座敷列車と化した電車に揺られながらの宴。地元の人にしたらたまらんノスタルジーなのかも・・・。うぅ~ん、私はちょっとご勘弁って感じやけど・・・。

でもどんな風にして飲み食いするんやろ!?

ビールこぼれるちゅ~ねんsweat01

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大阪のポルトガル

今、一番行ってみたい国といえば、ポルトガル。

しかし私が唯一知ってるポルトガル語は「ポロ」「ガンブーリ」。
CA時代に、ポルトガル人の団体客にサービスしたことがあって、その時の食事のチョイスがチキン(ポロ)と海老(ガンブーリ)だったのだ(笑)。その頃はまったく英語が通じないで苦労した記憶があるくらいで、ポルトガルに特に思い入れがあるわけではなかった。

それでもなぜか年々この国に惹かれる。

「ここに地終わり、海始まる」というヨーロッパ最西端にある碑は有名だけど、壇一雄がすごく愛した土地でも知られている。彼の本によると特に食べ物が美味しそうなのだ。行きたいな〜、食べたいな〜と思っていたら、ポルトガル料理を取材する仕事が舞い込んだ。

やったsign03

大阪の淀屋橋にあるポルトガル料理の店「ポルトガリア」
なかなか大阪では有名な店みたいで、もちろん店主もシェフもポルトガルの人。特に日本人向けにアレンジしてるわけじゃないけど、ふんだんな魚介類の料理、お米や豆の料理、そして素材を活かしたシンプルな味付けが、日本人の口に合うようだ。

その時出してくれた料理は、伝統的な料理でお店の一番人気の「海の幸のカタプラーナ」。ムール貝やアサリ、タコ、イカ、鱸などをオリーブオイルやパプリカで味付けただけの蒸し焼き鍋料理。これは独特の銅のお鍋で調理されて、テーブルで鍋のまま取り分けて食べるのだが、この銅のお鍋がインパクトあり!ぜひひとつ家にも欲しいくらい、使いでのありそうな鍋だった。若摘み葡萄を使った微炭酸のポルトガルワイン「ヴィーニョ・ヴェルデ」も美味そうだったlovely

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料理写真は撮るヒマがなかったので、デザートのショーケースを載せておこう。
カステラの原型と言われる、パンデ・ロー(でもカステラとは似ても似つかない)っていうのやお米のプディング、焼きりんごのなど、素朴でボリュームのあるデザートはあまり日本では見られないものが多い。

残念ながら、写真撮ったらすぐに料理もワインも下げられてしまった・・・coldsweats01

あ〜、早くプライベートで訪れてみたいhappy02

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割烹「吉膳」

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これはこの間のお誕生日ディナー。

誰も作ってくれないので自分で作ったが、シャンパンとワイン、夕張メロン、ケーキはAちゃんの超気前いいプレゼントsign01 いつもありがと〜happy02

で、メニューは、小あじの南蛮漬け、アスパラの豚バラ巻き、生ハムメロン、お揚げと水菜のサラダ、切り干し大根などなど、そしてフライパンでできるパエリアで締め。大したものは作ってないが、やっぱり家ゴハンっておいしいdelicious自分で言うのもなんですが・・・


しかししかし、その後久々にうまい和食をご馳走してもらった・・・sign03


祇園にある割烹「吉膳」

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ご主人1人でやってるカウンターだけのお店で、おまかせのコースしかないのだが、ちょこちょこと小さい料理がいくつも出てくる。女子が大好きなパターンheart04 柚子風味の蕪にウニをのっけたスターターに始まり、カマスのサラダ風のお造りから里芋と葉ボタンを蒸し上げてあんかけにしたものとか、創意工夫の料理が次々と出てくる。

きちんと基本をふまえていながら、ご主人のセンスがあふれた創作料理がホント食べる人の期待を裏切らない。最近行った和のお店で、久々のヒットという感じshine 

そして座ったまんまで、次々と料理が出てくるのってやっぱしあわせ〜

隣のお客さんは東京から来たって言ってはった。その向こうの女性二人連れは九州の訛りがあった。結構観光ガイドとかに載ってる店なのかもしれない。でも隣のフルムーン夫婦も

「東京からわざわざ来た甲斐がありました」って言ってた。

大人が納得できる店なんだと思う。

そうそうこのお店はもうすぐ石塀小路にちょっと大きくなってリニューアルオープンするらしい。きっとカウンター8席ではとてもお客さんが収容できないのだろう…。

ま〜、京都にも色々店があるが、なかなか「きた〜〜〜sign01」ってとこは少ない。割烹「吉膳」は間違いなく納得できる名店のリスト入りです!

新しい店舗も楽しみだな〜smile

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なんでこんなとこで・・・!?

久しぶりに大阪のエージェンシーの人と京都で飲んだ。

四条河原町から店を探して歩き、結局三条まで来てしまった私達はどうせならもう少し足を伸ばしてうまい店に行こうということになり「赤垣屋」へ。

まだ6時ぐらいなのに店内は混み合っていて、やっと2人が座れる席を作ってもらえた。おでんやしめさば、焼き鳥など本当にオーソドックスな料理(またこれがうまい!)をつまみながら、近況報告などしあってビールのジョッキが1杯2杯と空いていく。そのうち客も入れ替わり、新しい客が入ってきた。入り口の傍に座っていた私が何気なしに、その客を見ると・・・

え~っっ!?

お~~~!?

お互いこんなところで何で会うねんという顔をして仰天してしまった。

そこに立っていたのは東京に住んでいる兄夫婦だった。私達は相当おったまげて、可笑しくてゲラゲラわらってしまった。

「もしかして来てるんじゃないかって言ってたのよ。まさかホントに来てるなんて・・・」

仕事の都合がついてたった1日だけの夏休み、急遽京都に来ることになったという。私はそんなこととは露知らず、たまたま久しぶりに、それこそ前回兄夫婦を連れて来て以来、赤垣屋にやってきて、彼らと会うなんてなんという偶然だろうか・・・

「こちら、アタシのお兄ちゃん」と紹介したにもかかわらず、連れのH氏も途中まではそれはお兄ちゃんと呼ばれる親しい友達と思っていたらしく

「ほんで2人はどういう関係なん?」

「そやから実の兄妹やっちゅーに」

「え~!?ホンマに兄妹なん?」と驚いていた。

結局みんな業界の人なので、しばらく仕事の話やら日本の歴史の話(H氏はかなり語っていた)で盛り上がり、そのあとH氏は帰っていったが私と兄夫婦は二件目へ移動した。

赤垣屋を出る時、店の人が兄夫婦にしゃべりかけた。

「いつもありがとうございます。今日はえらい偶然やったみたいで」

「そうなんですよ、妹に会っちゃいましたよ」

って、アンタらどんだけこの店来てんねん!?東京に住んでるくせに・・・。私は彼らの赤垣屋への入れ込みように驚いてしまう。東京、特に彼らが住んでる渋谷区周辺にはこんな店がないといって、京都を訪れては「赤垣屋」と上賀茂の「今井食堂」に通いつめている2人。

ま、とにかくたった一日の夏休み、大好きな赤垣屋で英気を養い、今日からまた元気に仕事に励むことだろう・・・。

いや~、びっくりしたsign03

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鳴門の旅2

案の定、7時を過ぎた日本料理「鳴門には」チビッコが幅をきかせてはおらず、私達女子5人は安心してテーブルを囲んだ。大皿にいろいろと盛られた高知の郷土料理「皿鉢料理」スタイルで、カツオのたたきや刺身などが盛られた刺身盛りと、ちょっとした前菜を彩りもきれいに盛ったお皿が既に運ばれており、席に着くなりみんなやっと我が世を得たように「わ〜い!」と顔を輝かせていた。

P1010051

お酒も運ばれてワイワイ箸を付け始めた頃、斜め向いのテーブルにあるファミリーが着席した。
何気なしに見ると、「おや?」と注視せざる得なかった。私達と同じ世代ぐらいのママ、もう少し若そうなパパ、小学校の中学学年と低学年の息子二人という家族なのだが、夫婦が見るからにアンバランスなのだ。

普通ならこの時間帯オーディナリーピープルなら、プール上がりorお風呂上がりですっぴん浴衣姿のはずである、私達も含めて。しかし奥さんは谷間を大胆に見せたサマードレスを着ていて、お顔はバッチリフルメイク。テーブルの下からはかかとの高いサンダルが覗いていた。その一方、ダンナさんの方は、

「あれ?一番上の息子さん?」

と間違えてしまいそうなくらい、華奢な体つきでメガネをかけ、しましまのシャツを着た姿はどうみてもオタクな大学院生といった出で立ちなのだ。こなれた奥さんと未だ学生の青さを残したダンナさんとのあまりにもかけ離れた不釣り合いな雰囲気。この不自然さがどうしても私達の想像をかき立てて止まないのである。

「あのダンナは、医者やな」

私達は口を揃えてうなずいた。医者という肩書きがなければ、絶対奥様のいらっしゃる世界からはお呼びがかからないであろう、逆に言えば医者という肩書きだから、町ですれちがっても、合コンしても、振り向きもしないであろうオトコが奥様のお眼鏡にかなったのであろうと推測された。素直そうで、害がなさそうな性格も、奥様には都合がよかったのかもしれない(笑)。ほぼ間違いなく、あれは公立の大学病院で働く内科医(外科医ではない)である(すごい断言)。

それからはもうその家族からは目が離せなくなってしまい、おいしい料理とお酒と共に、向かいのファミリーをネタに、私達は大いに盛り上がってしまった。子供達はジュース、ダンナさんは烏龍茶を飲んでいたが、奥さん1人が白ワインをぐびぐび空けているのを見て、あれはきっと奥さんがクラブのホステスで、ダンナを手込めにしたとか、子供とは会話しているが夫婦で会話のない2人を見て、どうせカタチだけの夫婦だからとか、ダンナはあんな色っぽい奥さんをゲットしてトクしたとか、いやあのダンナは奥さんの色気を理解してないので奥さんには別に愛人がいるとか、勝手に憶測を重ねて私達のイメージは暴走していっったdash

たまたま私達の斜め向かいに座ったがために、餌食にされたあのファミリーには本当に気の毒だが・・・

まさに誰もが憶測をかき立てられたくなるようなファミリーなのだった。

次の日も、朝食会場やフロントであのファミリーに出会わないか、みんな心待ちにしていたのだが、遂に再開することは叶わず、私達のイマジネーションだけが膨らんだままでホテルを後にした。

ちなみに、鳴門の旅後篇がほとんどアンバランス夫婦の話題で持ち切りになってしまったが、夕食の料理も、翌朝のサンドウィッチバイキングもとっても、昼食のうどんもおいしくて、チェックアウト後に訪れた「大塚美術館」もとっても良かった。

しかし私達はこれから先、鳴門の旅を思い出す時、うず潮やおいしい料理、オーシャンビューのホテルや大塚美術館も思い出すだろうが、何よりもあのアンバランス夫婦のことが強烈に蘇ってくるのだろうと思う。とりあえず旅に忘れがたいアクセントをつけてくれたあのご夫婦に、感謝heartしておこう・・・(笑)。


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大塚美術館は徳島が生んだ日本を
代表する製薬メーカー、大塚製薬
の起業メセナとして開館したもの
なんと山をひとつくり抜いて、
つくった巨大な美術館で、
展示点数は陶板による名画など
1000点あまり。
古代から現代に至るまでの
西洋美術の変遷が理解できる。

1日では到底全部見られない規模でお金も心意気も半端でないことが伺える。
なぜ陶板なのか?それはぜひ訪れて知ってもらいたい。
ちょうど学芸員の方が説明してくれたので、理解しやすく面白かった。但し学芸員さんの折々にくどいくらいはさまれるオヤジギャグには辟易したが・・・(笑)

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鳴門の旅1

朝9時10分、京都発の阿波エクスプレスというバスに乗って、約2時間半。
神戸から明石海峡大橋を渡り、淡路島を通って再び鳴門橋を越えると、そこは徳島県。大阪、神戸からそれぞれやってくるfriend'sと高速バス降り場で合流して、いざホテルへhappy01
お昼前には海沿いに立つルネッサンスリゾートに到着した。sun

サイトで見る限りは、大人のリゾートってのを想像していたが、
ホテルに降りたって私達は絶句・・・sign03

ロビーにあふれるチビッコ達chick
見渡す限り大きな浮き輪やワニのボートなどを持った家族連れで埋め尽くされており、ポツリポツリと若いカップルの他、女同士のグループ、しかもええ歳した私達のような客は見あたらない・・・gawk

・・・・sign03

しかしここまで来てしまったら、浮いてようが、チビッコだらけだろうが、楽しむしかない。混み合うフロントに荷物を預け、チビッコや日に焼けた若いパパやママをかきわけてホテルを出ると、タクシーで昼食&観光へ向かった。

とりあえず海の幸の昼食をいただいた後は、船に乗ってうず潮観光。沖合まで船で出掛けて、ちょうど太平洋と瀬戸内海の潮の流れがぶつかるところで、そこここで巻き起こる渦を船から見た。その後は渦の道公園へ行って、今度は大鳴門橋の下に作られた遊歩道を歩いて上からも渦を見た。

それなりに美しい展望が開け、50m近い高さの遊歩道から眺める渦潮もなかなか圧巻なのだが、とりあえずうず潮尽くし。もう当分うず潮は見なくていいって感じだった・・・。
鳴門って、海沿いのある一角にポツポツとホテルや民宿が建っているだけで、あとは民家や畑が広がっているな〜んにもない長閑なところなので、これでほぼ主たる観光目的は果たした。

3時を過ぎてホテルに戻ってチェックインできると、水着に着替えて一応プールサイドに出てみた。しかし目の前に飛び込んで来たのは、チビッコ達の嬌声と芋洗い状態・・・bearing
デッキチェアはその親達か、はたまたじーちゃんばーちゃんにびっちり占領されており、間違っても大人のリゾートなどと期待した私達が大バカもののように思えた・・・shock

その先にはプライベートビーチもあったので、プールの光景は見なかったものとして、ビーチへ向かう。ビーチは人もまばらで、デッキチェアとパラソルがいい感じで並んでいる。海こそ海草が浮いてあまりきれいではなかったが、とりあえずデッキチェアに身を横たえ、海を眺めながらやっとリゾートな気分になった。しかしそれも束の間。1時間ほどすると、バギーに乗った若い男がやってきて

すいませ〜ん、デッキチェアとパラソルはレンタルですが〜

と言われてしまった。あら、そうだったの!?
みんな海外のリゾート地を渡り歩いているメンツばかりなので、チビッコだらけのプールといい、レンタル料を取るビーチといい、この時点でしらけ気分が最高潮に達する。日が沈み始め、すっかりチビッコの去った静かなプールで少し泳いでみたが、絶対にチビッコのおしっこがブレンドされているであろうプールで泳ぐのは、あんまり気持ちのいいものではなかった・・・gawk 

お風呂も、ホテルの規模の割には小さくて、特に温泉でもなさそうだった。
こうなると私達の情熱は夕食だけに注がれた・・・heart01
夕食はチビッコやファミリーが一番こなさそうな日本料理を遅い時間帯で選んでおいた。

7時を回って、私達は日本料理「鳴門」へ向かった。

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IYEMON SALON KYOTO

伊右衛門

といえば、サントリーの緑茶。宮沢りえちゃんともっくんの情緒あるドラマティックなTV-CMでもお馴染み

京都「福寿園」のお茶がサントリーによってペットボトルのお茶として全国区になったものだ。この伊右衛門のパイロットショップ(?)がいつの間にか京都にオープンしていた。烏丸三条西入ル。確かそこにあったのは呉服屋かなにかのビル。洗練されたモダンなビルにリニューアルし、通りからも目を引く

IYEMON SALON KYOTO

という名前のそのお店を訪れて驚いた。今京都で流行の町屋を改造したお店ではなく、あえてモダンなビルのコンテンポラリーなインテリアの中で、日本茶をテーマにしたショップ展開がなされているからだ。しかもこれがかなりの大箱。

日本茶でこれだけ人が入るのだろうか!?

と思うほど広い店内は、お茶関連の道具や茶器、本や雑貨なども交えたショップコーナーと、カウンターや個室を含めてかなりの客席が備えられていて、パソコンを置いた席まである。メニューにはお茶はもちろん、和のデザートから、おにぎりと焼き魚がセットになった朝食メニュー、サンドウィッチやパスタなどのランチメニュー、旬の素材を使ったディナーメニューなど、終日対応のフードメニューまでが充実している。

まさに「伊右衛門」の名を借りた飲食店展開。

間違いなく京都を訪れる観光客はやってくるだろうし、地元の人もある意味、ファーストフードやスタバのようなこの大箱感が心地よいのではないかと思う。しかも今や緑茶や和のイメージというのはおしゃれで健康な気がするし、伊右衛門のお茶はコンビにや自動販売機で買えても「本物」というイメージがあって、既につくり上げられたネームバリューと共に、お客さんを誘引できる要素は十分にあると思う。

ひとつの商品イメージでここまで広げられるのだなとビジネス的にも参考になる。

日本茶でここまでビジネスが広げられるのは、ちゃぶ台に急須という昔ながらの日本の食卓風景が、既に失われているからだと思う。少し前なら、わざわざ買ってまで日本茶を飲むことはなかったと思うが、今では水さえお金を払って買う。日本茶は炭酸飲料やコーヒーと並んで、自動販売機やコンビで買って飲むものという風に変わってきてるような気がする。

それは既に外国人の感覚なのかもしれない・・・。

そういえばウチにもあった急須もおっことして割れて以来、新たな急須は買っていない。紅茶と中国茶と日本茶共通のポットがあるだけ。日ごろはコーヒー、紅茶、中国茶、日本茶を気分でいれて飲んでいる。ごはんを食べるときも隣にあるのは水か中国茶がほとんどで、あまり日本茶の出番はない。

家族それぞれの湯呑みがあって、ご飯の後に日本茶をすすっていた時代がなんだか懐かしく思い出される・・・。

こんな風に時代というのは移りゆくのなのだろう。IYEMON SALON KYOTOで、小さな頃から慣れ親しんだ変わらない緑茶ではあるが、家庭で飲むものとはちょっと違うおいしいお茶を飲んでふとそんな感慨にふけった。

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ガレ展

大阪のサントリーミュージアムで開催されている「エミール・ガレ展」に行ってきたsign01

美しいガラス工芸や陶芸家で有名なガレ。もともと家業でガラス製造を営んでいたが、世界に知らしめるようになったのは彼自身が生み出した数々の優れた作品の結果。特に当時のジャポニズムブームで、多くの芸術家と同じようにガレも日本のアートから強く影響を受けた。それがどのように彼の中で昇華されていったか、それがとてもよくわかる展示だった。

初期の頃は、はっきり言ってパクリdash

日本の蛙や鯉、植物の絵などのモチーフをそっくりそのまま絵付けや柄に反映されていて、今だったら確実に訴えられるであろう大胆な模写・模造。えせキティちゃんやドラえもんを集めて遊園地にした中国人と発想はほとんど変わらないcat

興味深いのは小学生が持っていそうな、虫や動物、植物などを線画で書いたモチーフ集のような北斎の画集が大層貴重な資料だったようで、初期のガレはここからそっくりそのまま絵を拝借し自分の作品に使っている。カットは日本の絵だが、侘び寂びのような美意識はないのでそれがフランス人らしい派手なデザインで取り入れられていく。

やがて日本のアートをまねするうちに、だんだんガレの中で彼なりの日本文化の消化が始まる。あからさまに模写することではなく、一歩つっこんで彼の作品にTranslateされるのだ。例えば茶の湯の世界で手元で茶碗を愛でるように、作品は大きな花器や坪から、茶碗や香水瓶のような小ぶりの作品へ移行したりする。「菊風」という深い紫に菊の幻影が施されたようなガラス茶碗は、この日私が最も魅かれた作品のひとつでもあった。

このあたりからガレは自分の世界を少しずつ拓いていく。

画のモチーフのひとつとして漢詩などの文字が取り入れられる日本アート。それまでヨーロッパには芸術品に文字を取り入れる習慣がなかったらしいが、ガレは文字や詩ごころを作品に取り入れる。トンボやこうもりなど西洋で嫌われる生き物も、積極的に取り入れるようになる。それは小さな虫や草花までを絵のモチーフにする、自然を慈しむ日本人のこころを深く理解するようになったからだ。特にトンボはほとんど彼のシンボルともなり、たくさんの味わい深いトンボ作品を遺した。

研究を重ねて、年を追うごとにガラス工芸の優れた技術も開発するようになり、ガレ作品の芸術性はさらに極められていく。そして日本文化のマインドという血を通わせた、彼自身の素晴らしいオリジナリティが生み出されていく。

晩年近くになると、ガレはガラスや陶芸、絵だけでなく、家具にも手を出している。ここにも彼のシンボルとんぼが取り入れられるのだが、トンボが羽を広げて、弓なりになった胴体が足になったテーブルは、今見るとどうみても気持悪いgawk しかし当時はこれが人気で、いくつも発注があったという。晩年はちょっとトンボにとり付かれ過ぎという気もしないでもないが、彼の作品のトンボはどこにでもいる小さな昆虫をこれ以上ないほど神秘的でドラマティックな生き物にして見せてくれるconfident

この日は素晴らしいガレ作品を見れて幸せだったheart04で、ひとつ思ったのは、「マネ」というのは成長のためにとても大切な基本なのだな~ということ。最初はあんなにあからさまにモノマネだったガレ作品も、お手本を自分自身のものにしていくところはやっぱり一流の芸術家だ。何かを好きになったり、憧れる熱を冷ますことなく、その気持をやわらかな感性で自分の中に昇華させる。

美しいだけでなく、ちょっと勇気をもらったようなガレ展だったwink

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大原ふれあい朝市

今日は日曜日なのに、ゴルフでもないけど早起きsun
京都で人気の朝市「大原ふれあい朝市」の写真を撮りに朝6時起床、まだ肌寒い中を大原へ向かう。確か7時からのはずだが、7時前に行っても既に満杯。少し離れた駐車場へ停めて噂の朝市を訪れた。

およそ20〜30の業者が集まったそれほど大規模とはいえない市だが、訪れてみると人気の高さが伺い知れる。もう見るもの、見るもの欲しくなるくらい、旬のお野菜や里の加工品などでいっぱいなのだ。それらは皆美しく新鮮で、今の季節らしく筍から、山菜から、とてもスーパーでは見かけない里山からの採れたて野菜がわんさかある。しかも京都の地の野菜なのだろうか、知らない野菜も多いのだ。

特に"高菜"という野菜が目立った。高菜とはあの九州の名物漬け物かと思うとちょっと違う。一見厚めのレタスのようなのだが、どうやって食べるの?とおばちゃんに聞いたら

お揚げと炊いたりするねん

と言われた。ワタシはてっきり生でシャキシャキ食べるのかと思ったら、火を通すらしい。見ると根の方は分厚くちょっと硬いのかも...。大原の里ではこういうのが収穫されているらしい。でも無農薬で新鮮で何よりきれいshine ワタシもカメラ抱えつつ"こぶ高菜"をゲット!

見るからにサラダにしたら美味しそうな"サラダあがり"という野菜も手に入れた。いわゆるほうれん草のベビーリーフ。あんまり見かけないし、店頭にあるものはこんなにしっかりしていない。一束たったの100円。さきほどのこぶ高菜も100円。この安さはたまりませんbleah明後日久しぶりのお友達がランチに来るので、これらを使った料理メニューが頭にいろいろ思い浮かぶ。

野菜の他にも途中越えの名物鯖寿司などから大原の名物しば漬けなど、以外と手作りパンとかお菓子とかも多く、さらに切り花やガーデニングのお花まであり、後半はほとんど仕事ヌキで自分の買い物をしていた!!

そんでふれあい朝市というだけあって、売ってる人がはんなりと愛想よく、とてもほのぼのとした雰囲気なのである。なのに、売ってあるものはどんどんなくなっていくので、気は許せないのだある意味。ひとやすみコーナーもあって、イカ焼きやたこ焼き、湯豆腐などが振る舞われている。

来るまでは朝早くから面倒くさいな〜bearing
とか思っていたけど、早起きは三文の得じゃないけど、三文以上のトクはいただいた。何より朝早く起きるってなんて有効に時間を使えるのかしら...。気持ちいいし、こんだけ買い物しても帰ってまだ8時過ぎ。それからワタシはガンガン仕事を消化したのでした....upwardright

そのため、9時を回った時点でもう眠いsleepy
やはり電池の容量は同じのようだ....
ではGood Nightgawk


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今日の戦利品。
左からサラダ上がり、
こぶ高菜、
根三つ葉。

見よ、この新鮮な輝きshine

クセになりそうな朝市。


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こんなにもミゴトな
八重咲きのペチュニアの他、
切り花も買いました!

だって一束100円なんだもん
で、花屋さんにあるような
いかにも温室育ちの外国もん
ではなく、野の花のような
可愛い花が印象的tulip


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しば漬けと
おからのサラダ。
買っていたおばちゃんがえらいしつこくこのサラダのレシピを売ってるおじさんに聞いてたのでついついワタシも買ったのだが、これが美味い!!タマネギとキュウリとロースハムっていうポテトサラダの材料がポテトではなく、しっとりおからに絡んで、ごま油の効いたドレッシングと絶妙に合っている。次回ぜひまねてみたいsmile

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ただいま満開!!

通っている耳鼻科が銀閣寺の傍、哲学の道の真ん前にある。
一週間前にはまだ蕾だった桜並木も、今がちょうど満開!平日の言うのに多くの花見客が、桜のアーチの間をそぞろ歩いていた。

うわ〜〜〜っ♪

と思わず感嘆しつつも、見事な眺めを横目に耳鼻科のドアを押す。
するとそこはもう別世界。座る場所のないくらい待合室を埋める、俯き加減の患者たち、忙しく殺気立った先生や看護婦さん。華やぐ桜の名所も、窓ガラス一枚隔てたこちら側では花見も観光も関係ない、殺伐とした営みが繰り広げられているというわけである。

そんな所から一刻も早く脱出し、あの、麗らかな桜の下へ飛び出そう、と思っている時に限って順番待ち替えで私の会計が後回しにされて.....ったくツイてない ; ;


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本当にもう今日がピークという感じの哲学の道。
見頃が週末と重なった昨年は、えっらい人混みでバスも動かなかった...!
枝垂れ桜はご近所のお家のもの。あまりにもミゴトなのでシュートさせていただいた☆


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いつもの通り道にある神社の桜も満開だ!
ここの神社って、雰囲気といい、こじんまりまとまった具合といい、寺内貫太郎一家のドラマとか寅さんの映画に出てきそうなセットみたいで、なんか好きなのだ。狛犬に降り掛かるしだれ桜もエキゾチックである...^^

あ〜〜、この季節、恨めしいのは花粉症だけだ....;;


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メシ&お風呂

久しぶりにYちゃんとメシ&お風呂。
三条京阪のkyoenにある韓国料理「まだん」で晩ごはんを食べた。

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我らが食べた¥3,800のコースは前菜から生春巻き、お刺身、サラダ、韓国風鉄板鍋などいろいろとお料理がもりだくさん。しかし甘辛いコチジャン味のものが多く、少々食べ飽きる。韓国風鉄板鍋は、名物料理のようだが、肉、もう少し入れてくれ〜!

Yちゃんは、お肉大好き♪
食べたくなったら1人ででも焼肉店へ出掛け、じゅ〜じゅ〜Myselfしてるらしい。
私は決して嫌いではないが、普段焼き肉など、"うし"はあまり食べない。この間も病み上がりで体力をつけようと思ってカルビを焼いて食べたら、胃がびっくりして痛くなり、あわてて胃腸薬を飲んだ。

その点Yちゃんは肉好きのためかいつも血色が良く、風邪すらひいてるところを見た事がない。聞くところによると、小さい頃は鰻を食べるとよく鼻血を出していたそう。ニンニクや鰻など、精のつく食べ物をあんまり食べると交感神経が発達してしまい、眠れなくなったりするなどギンギラギン症状を引き起こすのだそう。なんというハイパフォーマンスなカラダ!サウナに入っても15分ぐらい汗が出て来ない、低速回転のワタシなどはYちゃんのハイパフォーマンスが羨ましい限り!しかし...

あんた、オトコでなくてヨカッタね〜

としみじみ言っておいた。そのようなギンギラギン体質、オトコで生まれていたらある意味苦労してたかも...。「んだ、んだ」彼女もうなずいていた。

ごはんの後はYちゃんところが会員になっている、EXV「八瀬離宮」の温泉へ入りにいった。平日というのに相変わらずの繁盛ぶりの八瀬離宮。駐車場には外車も目立つが、それ以上に目立っていたのが尾張小牧ナンバー。やはり名古屋方面、潤っておるな〜

そして早くも週の半ばでリラックスしてしまう私達〜☆
風が気持ちいい露天風呂にしばし浸かったら、ラベンダーの香りいっぱいの岩盤浴でうつらうつら。出てきてまた温泉に入ってた〜っぷり温まったのでした。EXV「八瀬離宮」を銭湯代わりに使うという、なんと贅沢なことでしょう♪

しかしお風呂上がり、ボディから立ちこめる塩素の匂い...。
まるでプールへ行ってきたみたい。う〜ん、これにはちょっとショック。温泉も殺菌する時代なのだろうか...。シティ派リゾートの限界をちょっと垣間みた気がした...。

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意外と....

久しぶりに奈良の友人を訪ねた。
このハナシは後日したためるとして、日も暮れてそろそろ友人宅を失礼しようかという時、まったく予定していない展開となった。

「せっかくこんな時期に来たのだし、いくっきゃないで!」

思わぬ友人の提案に、ワタシもシッポをふって飛びついたのである。そう、この時期奈良といえば、

東大寺二月堂のお水取り! 

関西のニュースでは、3月に入ると必ず春を告げる行事としてまずこのお水取りの模様が伝えられる。TVなんかでしか見たことがない春の風物詩。二月堂の欄干から火の粉をまき散らしながら大きな松明を持って駆け抜ける姿は、荘厳な東大寺の舞台にちょっとバイオレンスなノリが垣間見え、なかなか興味深いと思っていた。

とはいえ、一応ライターなんで、あのお松明は行事のひとつに過ぎず、正式には「修二会」という法会で、3月1日〜14日までの二週間、一日中何かしらの行が勤められ、観音様にお供えするお水取りのお香水が若狭から運ばれて来るとか、基本的な知識も得てはいた。なんといってもこの行事、奈良時代から一度も休むことなく毎年行われているというから、どれだけ厳かで重々しい伝統であるか、小雨が上がったばかりの濡れたアスファルトの上を歩きながら、気持ちがひきしまる思いで東大寺へ赴いた。

お天気のせいか、平日のせいか、土日に比べると随分人は少ないと友人は言っていた。
それでも二月堂へ向かう階段に近づくと、既にたくさんの人がお松明の出番を待っており、熱気が伝わってきた。そうそうあのファイヤーボール、いやお松明を持って駆け抜ける人は、僧侶ではなく童子と呼ばれる一般の人なのだそう。

「お松明が出て来るところをまず見よう」
と友人が言うので、私達は二月堂の手前、駆け上がっていく登廊の前で待機した。後方にはちょうど、食堂(じきどう)と呼ばれる建物があり、練行衆がここで食事したり、身を清めたりするのだという。

しばらくすると、後方からガヤガヤと近づいてくる話し声。
見ると作務衣を来た青年〜おじさん達が建物から出てきて、登廊に向かうべく私達の横を通り過ぎた。童子といえども、ええ歳のおじさん達で、その姿はまるで12時になって社員食堂へ向かう製造部の人達、という具合である。およそ奈良時代から続く伝統行事に携わるという重々しさは今のところ全く感じられなかった。

「意外とカジュアルなんやね〜」(^^;)

なんて言いながら、いよいよお松明点火の時を待った。
合図に続き、4、5mはあろうかと思われる立派な青竹の先に、直径1m近い茅のような玉がつけられた松明。火がついて乾燥した小枝がパチパチ音をたてると、たちまち炎を上げて火の玉と化す。すると先ほどまでの"製造部のおじさん"的雰囲気から一転、童子が大松明を抱えて、二月堂の階段を勢い良く駆け上って行く。

ほほ〜〜!

多くの人が埋め尽くす二月堂の前では、欄干から松明を突き出して、激しく揺らして滝のように火の粉を散らす度に歓声が上がる。ほっほ〜〜、実際に見ると勇壮で、ワクワクしてくる。

「もっとまわせ〜!」
「こっちも〜!」
「走れ〜!!」

あちこちから観客の声が飛ぶ。
時には面白いかけ声に、周りの人がどっと笑う声も聞こえたりする。え〜〜!? このあまりに軽いノリは何だ!?まるで文化祭で初舞台を踏んだ同級生に、ヤジをとばすような感じである。先ほどまでワタシが抱いていた神聖な気持ちもどこかへすっ飛んでしまった。さすが関西、厳かな東大寺二月堂の行事をも"荒芸の吉本"かのように変えてしまう。

一方、童子の方もそんな観客をよく心得ているのか、歓声に反応してわざと激しく回してみたり、急にぐ〜んと松明の先を伸ばして火の粉をたっぷり飛ばしてみたり、いろいろと芸達者である。火の粉をかぶると一年が無病息災と言われるだけに、火の粉が舞う度にみんなもワイワイきゃーきゃー言ってはしゃいでいる。

「意外とエンターテイメントなんやね〜」(^^;)

そもそも修二会とはご本尊の十一面観音の前で、民衆に代わって罪や過ちを懺悔して仏の加護を得ることが目的だそう。お松明はその練行衆が上堂する先を照らすものだという。いつしかエンターテイメント性も備えるようになったようだが、ワタシも意外とポップな行事だと知り、以前より東大寺には親しみがわいてきたように思える。

お水取り、つかみはOK〜!!

ってとこでしょうか。
ちなみにこの後の法要はちゃんと厳かに行われていました。
クライマックスは、お水取りの儀式のある12日。長さ8m、重さ60kg以上もある籠松明11本が二月堂の舞台を駆け抜けるという。

この日観客の盛り上がりも、最高潮に達する...。
コワ〜☆


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なんか、ただ気味悪いだけ!?
暗くて全然上手く撮れなかった
お松明の様子。
お墓じゃないよ〜

でもなかなかエキサイティングな
お水取りでした!


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夜景三連発☆

仕事で京都の夜景スポットを撮り歩いている・・・。
一眼レフ初心者のくせにやることが大胆。しかし今ってカメラの性能がグンバツに良いので、初心者やろうが、写真ゴコロのない人であろうがある程度のものは撮れる。カメラマンという職業は、ますます危機感が募る今日この頃ではないだろうか・・・。

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京都の夜景といえば、将軍塚(笑)というのはもう古い。
きれいな夜景を見ようと思えば、城陽のまた向こう、
井手町にまでやってきました・・・。
万灯呂山(まんどろやま)展望台というところ。
うっそうとした山道のをぬけると、
てっぺんにこんなきれいな夜景が広がっている。
結構気持ちよい展望台で人気も少ない。

バチバチ撮影していると若いカップルがやってきて、
なんか気まずくなってしまった・・・。
「あの人早く帰らないかしら」ビームが
痛いほど伝わってきたんだもん
ヾ(* ̄o ̄)…"( ̄¬ ̄*)┛

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もちろん琵琶湖の夜景もはずせない。
比叡山ドライブウェイという手もあるが、
それはちょっとありきたりなのと
通行料が高い!
っという点がちょっとムカつくので
対岸の守山から眺める景色がおすすめ。
それにこの辺り(ロイヤルオークホテルの前あたり)は、
ずーっと遊歩道になっていて湖岸を散歩しても、
湖岸沿いにあるおしゃれなお店で
食事したりお茶飲んだりするのもGoo★
琵琶湖まわりで唯一アカぬけてるエリアです。

ちょっと大人なデートにいいかも・・・(*^^*)

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一番びっくりしたのが、ココ。
八幡市の橋本というところにある
最近できたあらかし公園というところなのだが、
住宅街のど真ん中にこんな見晴らしのいい展望台がある。
私は隣の町樟葉に住んでいたことがあるので、
この辺りの変わりようにはビックリ!!
橋本はかつての遊郭。
樟葉に比べると、開発の波に乗り損ねたって感じの
うらぶれた街だったのに、
今や美しい住宅街に様変わりしている・・・。
男山から樟葉、橋本辺りが一望でき、
遙か名神高速のオレンジ色の灯りまで見える
パノラミックな夜景はなかなかである。


以上、夜景三連発でした・・・!!

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危険なお年頃

いつもウチで居酒屋状態の友達と、久しぶりにゴハン食べ。
荒神口に新しくできた割烹「徳寿」へ。割烹といっても店内は落ち着いたカフェのようなインテリア、店主の徳寿氏もまだ30前の若々しさ、どう見てもショップのお兄さんという感じである。

けれども登場する料理は正統派の日本料理。
海老とレンコンの唐揚げから始まって、お造り盛り合わせ、碗もの、地鶏の塩焼きなどなど、最後にはシンプルに新米&おみそ汁&香の物。すご〜くおいしいわけではないが、3800円というリーズナブルなお値段にしてはなかなかがんばっとるという気がした。カメラを携帯していたにも関わらず、せわしない友人に囲まれてお料理の写真をついつい取り損ねたので、ビジュアルは一枚もない。

しかし気になったのは器の趣味がイマふたつ。天ぷらを盛った土物の皿も、エスプレッソのカップも、私的には全然趣味が合わなんだ。全体的に店の雰囲気と料理、器、客層にまとまりがなく、ここのお店の目指そうとしているところがちょっとわからない、という気がしないでもない。もっと歳とったら良い店になるのかもね〜

その後はお待ちかね祇園にあるソウルバー「P-Funk」へ。
ソウルミュージックのガンガンかかるバーで、前々から行きたがっていたSちゃんを初めて連れて行った。

「大人の遊び場がない・・・」

とかねてから嘆いていたSちゃんは、会社の人達と飲む→カラオケというワンパターンのつきあいに大概ウンザリしていたようで、この日のはじけようといったら凄まじかった・・・。アース・ウインド&ファイヤーとかマーヴィン・ゲイとか、懐かしい音楽が彼女の血潮をたぎらせたのか、これまでみたことないくらいのノリようで、私達はもう手が着けられなかった。

こうなったらもう酔えない・・・・(−_−;)

さんざん騒いだ挙げ句の果てにはヘベレケになって寝てしまうし、最後の方は「なんかこの人相当辛いことをガマンしてるんだろうか」と思うくらい、船をこぎ始めるSちゃんの姿は哀れでさえあった・・・。

しかしこういうヤツに同情は無用である。
次回はSちゃんがこうなる前に、自分が先にこうなってやろうと思う・・・!
がははは・・・(^田^*) 

私達、外で遊ぶのがだんだん危険になってきているお年頃のようである・・・。

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北海道2泊3日(3)

3日目は小樽へ。
小樽ー新千歳空港というバスツアーがあったので予め予約。この日は北海道でも珍しいくらいの晴天。小樽まで向かう途中、札幌の市庁舎や大倉山ジャンプ場、北海道の海の幸が買える海産物問屋にも寄ったりして、なかなか旅行者には嬉しいツアー。ちなみにバスツアーのインターネット予約だと、予約番号も確認の電話もないので、バスがホテルに表れるまで本当に迎えにくるのかどうかドキドキする・・・。

バスは結構満員で、後ろの方に大阪のおばちゃん達のグループがいた。
関西を一歩出て、いい意味でも悪い意味でも本当に目立つ関西人。オバちゃん達の声が大きいので、ついつい話が聞こえてくる。もうそのあけすけのしゃべりっぷりが面白くて、母とずっと笑いをこらえていた。大倉山ジャンプ場で30分ほど見学時間があったのだが、トイレでオバちゃん達と一緒になった(母は思わず話しかけていた)。女性トイレが2つしかなくて混んでいたので、オバちゃん達は誰もいない男性トイレを占拠。見張り役のオバちゃんが1人男子トイレの前に立った。そうこうしてる間におじさんがトイレにやってきた。

「いや、えらいすんません、今ちょっと女性の方がいっぱいなんで使わしてもろてるんです。
もう、すぐ出ますから、ちょ〜っとお待ちください!えらいすんませんな」

オバちゃんに圧倒され、おじさんの方が恥ずかしいことをしたみたいにそそくさとどこかへ行ってしまった・・・。いや〜っ、恐るべし関西のオバちゃん。北海道やろうが、ハワイやろうが、きっとこの調子なのだと思う。
さすがですわ・・・(*^_^*)

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写真が撮れなくて残念だったが、恐ろしく快晴だったため、札幌から小樽までの海岸線の道のりは本当にきれいだった。なんかあんなにスケールのデカい水平線も、国内では初めて見たって気がする。

小樽到着と同時に鮨屋にかけこむ私達。
小樽にはすし屋横町というのがあって、通りにひしめくすし屋、すし屋。もう最後のチャンスかと思うと北海道の海の幸目がけてまっしぐら。第六感で「ここだ!」とひらめいた店で母はウニ丼、私はウニいくら丼をオーダーした。

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「こんなウニ丼食べられるなんて、これが最後かも・・・」
とか言いながら感激してウニにまみれたごはんを口に運ぶ母。私も口の中でイクラがはじけつつ、ウニがとろける感触に気が遠くなりながら、しっかり最後まで味わった。ちょっとイクラの醬油漬けが辛かったのが残念・・・。ちなみにウニ丼が24000円、ウニイクラ丼が3300円だった。

小樽でのタイムリミットは2時間。
ゆっくりする間もなく観光へGO!すし屋横町の間にある海産物屋を冷やかして(カニやら蛸やら、もうすごい迫力でした!)、小樽の手作りガラスで有名な北一ガラスをのぞき、さらに小樽のシンボル、運河へ向かった。

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TVの映像や観光パンフなどでよく見かける情緒的な小樽の運河は、別に普通の川べりだった。鴨川の方がよっぽど美しいし絵になる。おまけにすし屋横町や北一ガラスがある通りをはさんだ向側はいろいろとお店もあるが、運河には河に沿った倉庫街しかなく、それ以上何もすることがなく、なんだか手持ちぶさただった。

ジェラードを出す小さなお店で、ひと休みしたらもう時間。小樽を後にしてバスは新千歳空港へ向かった。でっかいどお、北海道の2泊3日なんてあっという間(だって日本の国土の1/5は北海道なんだもん!)。こんな駆け足ではなんだか北海道に申し訳ない。次回はゆったり、ゆる〜りと訪れてみたい。

でもやっぱ行ってヨカッタ〜!
♪\( ^ o ^ )ノ/

その代わり、今忙しい・・・・・ (б゙゚ー゚)б゙

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北海道2泊3日(2)

今回の旅の目的のひとつはこれ!

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今話題の動物園は意外に小さかった。
たぶん根でなければ時間もあれば見回れると思う。しかし入場券の券売機のところからもう人だかり。入場しても、平日というのに人がワンサカいて、しかも大人、大人、大人。こんな最果ての動物園でこの現象はひとつの奇跡だと思う。

もぐもぐタイムという、各動物に飼育係が餌をやる時間が一日に何回かあって、なるべくその時間に合わせて人が移動するので、もぐもぐタイムはもうすごい人だかり。確かに身近に動物が観られたり、水槽を上手い具合にギャラリー化しているので観る方は迫力があって面白い。しかしシロクマは10分以上待って入れ替え制での入場。平日でこんな状態だから、土日はすごいことになっていると思う・・・・(*_*;)

旭山動物園のポリシーは、決して動物に芸などはさせず、ありのままの姿を見てもらうこと。冬になると、ペンギンのお散歩時間というのがあって(ペンギンも今やダイエットが必要らしい)、もちろん規制などせず動物園の中を勝手に歩き回るというので、それが面白いらしい。

押せ押せの人並みに対して、飼育係の人が動物の習性などを紹介する。シロクマのところでは、今地球温暖化によって、シロクマたちの命が脅かされているという話を係の人が力説していたが、観てる人達は水槽越しにダイナミックに動くシロクマに歓声を上げているばかり。一体どれくらいの人の耳に届いただろうか・・・。ある意味、動物園という場所が環境問題のひとつの教訓の場のような気がして、子供の頃に楽しんだようにはもう楽しめない。なんか複雑な気持ちではあった・・・。

旭山動物園見学でひとつアドバイスがあるとしたら、おひるご飯は正門付近の飲食店で食べるべし。なぜならここが一番空いている。通常観光客は東門(山頂)から入るので、正門(山裾)が一番遠くなる。正門以外の食堂や飲食スペースはお昼ともなるといっぱいになる。

いやしかし、これほどまでに人気の出た動物園、旭川のビジネスホテルなども連日稼働率70〜80%以上らしいから、かなり旭川の経済活性化に貢献していると思う。動物園といえども侮れない・・・!

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昼食も含めて2時間30分、たっぷり旭山動物園で遊んで、その後はバスで美瑛から富良野へ立ち寄って札幌へ戻った。有名な美瑛は、残念ながらラベンダーなどの花は終わってたが、意外にもひまわりが咲き乱れていた。これは畑を肥やすためのひまわりなんだそう。季節はずれのひまわりはちょっとうつむき加減だった・・・。

今が紅葉まっさかりらしいが、北海道の紅葉は真っ赤にはならないのだそう。黄葉が多くて緑のままの木も結構ある。いつもお山で見慣れている木とはちょっと違って、ちょっと外国っぽかったな〜 

それにしてもスケールがデカくて、ピュアで、やっぱり本州にはない自然の魅力は素晴らしい!大平原にぽつん、ぽつんとしか家がなくて、淋しいだろうな〜と思ったりもするが、これが本来の人間の生きる姿なのかもな〜とも思ったりする。偉大です、ホッカイドー!!

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北海道は広いので、札幌から旭川、美瑛、富良野と回って札幌へ帰ってきた頃にはとっぷり日も暮れ。今日の晩ご飯はすすきのにある「銀の蔵」というちょっと小じゃれたお店へ。どこへ行くかいろいろ迷ったのだが、魚が美味くて落ち着いた雰囲気でコース料理がいただけるというのでここにした。

さすが、魚はめちゃくちゃ新鮮!
ボタン海老などは生きていてわさわさ動くので、私はしばらく手が着けられなかった。カニの刺身もトロトロ!さすがのハハも「これは美味い!」と感嘆してくれた・・・。ほっ・・・(*^_^*)
刺身の後はイクラ豆腐、ふろふき大根、牛肉のミニステーキ、そしてキンキの鍋、カニの天ぷら、にぎり寿司、デザートと、もうお腹いっぱい!!店員の若いコも愛想が良くて、とっても満足でした^^そうそう北海道の人って、みんなお上品で親切。アクの強い関西人を見慣れているせいか、北海道の人はその大自然のようにとても爽やかに見えました・・・(笑)

美味しい思いをして眠れるシアワセ・・・。やはりこれが一番です♪


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北海道2泊3日(1)

どさくさに紛れて、北海道行ってきた。
神戸空港から新千歳空港へ。新千歳を降り立つとさすがに肌寒い。空港から直結しているエアポートライナーで札幌まで約1時間。降りた駅はJR札幌駅。都会によくある大きなターミナル駅をウロウロしていると、遙か札幌までやってきたという感じはまるでない。

札幌駅にある大丸をブラブラ見て歩いた後は、早速夕食。
大丸の別館タワーステラプレイスというところにある、有名な回転寿司「根室花まる」へ。5時前に前を通った時は並んでいなかったのだが、6時に戻ってくると既に10人ほどの列ができていた。あらかじめ、名前を言っておいたので6時過ぎにはカウンター席へ案内された。

ワクワク・・・♪

結構広いお店である。真ん中に鮨を握る人が4,5人いて、その周りをぐるりとロの字のカウンターが取り囲んでいる。回ってくる鮨は明らかに、関西で見るそれとは見栄えが違う。

まず生ビールをオーダーしてから最初に取ったのは、おすすめにも書かれていた秋刀魚。回転寿司初心者の母は、要領がよくわからないらしく、ぼ〜っとしている。そこへ鮭のチャンジャ、あじなどを取って置いた。と同時にウニやタラバガニ、イクラなどをすかさずお兄さんにオーダーした。

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まず秋刀魚。生臭くなくまずまずのお味である。鮭のチャンジャも軽く炙った香ばしくもほんのり甘いお味。しかし期待しすぎたせいか、オーダーしたウニとタラバガニは驚くほどではなかった・・・。ネタのボリュームがイマイチで、ど〜かな〜と母を見たら、案の定私より遙かに口の肥えた母は、

ダメ、米がまずい・・・。

とひと言。米がまずかったら鮨は台無しというのは彼女の定説。さらに、ネタがやわらかすぎる、つまりそれほど新鮮じゃないと・・・。相変わらず手キビシ〜!!
私は米のまずさはそんなにわからなかったが、正直言ってネタは驚くほどおいしいとは思わなかった。
実はこのお店、TVでも取り上げられていてとっても有名だけに、周囲に行ったことある人が何人かいたのだが、意見は賛否両論だった。「おいしかった!」という人もあれば、店を出た時に「あ〜、美味しかった!」と感激したものはなかったという人もいて、ど〜なんだろ〜と思っていたが、結果その両方であった。

そりゃ〜普通の回転寿司と思えば、ダンゼン美味しい!第一たらふく食べて2人で4000円ほどだった。このお味でこの感激のお値段はやはり価値があると思う。
が、一方それはあくまで回転寿司としての価値で、やっぱりウルサイ人にとってはネタの大きさといい、質といい、回転寿司レベル以外の何者でもない。

だけど、高そうなお鮨屋さんでびくびくしながらたべるより、質の高い回転寿司でじゃんじゃん好きなものを食べる方が私は好きである。隣に座っていたサラリーマンは最初から7、8種類、4貫ずつ紙に書いて頼んで、目の前を鮨だらけにしてガンガン食べていた。こういう贅沢もうれしい!こういうお店はやはり北海道ならでは。列に並んででも食べてみる価値はあると思う。

とりあえず鮨をたらふく食べた北海道の初日。
伝票につけてもいないのに、なぜ会計ができるのかと母が不思議そうに聞いてきた。まったくド素人だから仕方がない(笑)。しかし皿の色でカウントできる方法というのも、よくできた方法である。鮨は回転させるわ、お皿で明朗会計できるわ、今更ながら回転寿司を発明した人はエライ・・・!!

母も味にはあまり満足ではなかったようだが、回転寿司をこの歳で経験できたことが誇らしそうであった・・・。

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ホテルはすすきののど真ん中でとっても便利なところ。
明日は朝早いので、その日はホテルに帰ってクライマックスシリーズの
日本ハムファイターズ対ロッテを観ながら休んだ。

盛り上がる札幌ドームの日ハムファン。
羨ましいな〜

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エクシブ八瀬離宮

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日頃の行いが良いためか、神様のご慈悲か、
週末突然、友人のYちゃんのお陰で京都のエクシブ「八瀬離宮」へお泊まりできる"タナボタ"が舞い込んだ。ここは昨年八瀬遊園の跡地にできたばかりの京都初のエクシブで、とても人気が高くなかなか予約がとれない。ま、その前に会員でもない私などはどなたかのお導きなくしては泊まれないのであるが・・・。

「離宮コンテンポラリー」というコンセプトで、ちょっと風格のある大人のリゾート施設として話題になっている。大昔に鳥羽のエクシブに泊まったことがあって、その時に内装や食事の"ちゃちさ"を経験していたので、八瀬離宮といってもどんなものだろうかと最初思ったが、さすが予約のとれない現代の離宮。建物から内装、食事やサービスまで、その昔のエクシブとは全く違うスタンダードを感じさせてくれた(それだけ日本人のリゾートも成熟してきたとも言える)。

国際会館駅から30分おきに送迎バスが出ていて、12,3分で到着。
その離宮は、八瀬の山間にそびえ立っている。バスから降り立つと、両脇に水盤と緑をたたえた清々しいアプローチが続き、正面に荘厳なエントランスが見えてくる。そんなドラマチックな演出や建物の風格が、エクシブのかつてのイメージとは違い、ずいぶん洗練された印象を与える。

夏休みの土日、ということもあって家族連れなどでロビーはとても混雑していたが、照明の暗さ加減と言い、重厚なインテリアといい、サロンのレイアウトといい、素敵な空間に仕上がっていた。ロビーで待ち合わせたYちゃんとAちゃんと合流、チェックイン。今晩は伊豆の温泉旅行からまだ1ヵ月もたたぬうちに、再び女子3名が顔を揃えてリゾートということになった。いや〜、思いがけぬ休日をくれたYちゃんとYちゃん'sダーリンには感謝、感謝だす・・・^^

その上お部屋がまたゴージャス!

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5人が泊まれる一番広いタイプで、スイート仕様、和室付き。上品なイタリアンコンテンポラリーな内装で、シャンデリアなんかもキラキラ。おしゃれなカウチやオットマンなんかもあって、ゆったりとできる。旅慣れた人でも十分満足いくしつらいである。バスルームにはリッパなジャグジー付きお風呂までついており、今夜はここで持参したシャンパンを飲みながらバスタイム、という構図が3人のアタマに出来上がっていた・・。(女子3名というのにやや哀しいものがあるが・・・)


とりあえず私達が向かったのはスパ&エステティック。
随分長らく掘削工事は続いていたそうだが、ここのスパは紛れもなく八瀬にわき出た温泉。バリ島などにあるリゾートホテルを思わせるような受付を通って入る。きれいなロッカールームとドレッサーが並び、磨りガラスを開けるとモダンな温泉浴場が広がっている。通常の温泉なら、岩場風の湯船や和風の前栽などが当たり前であるが、ここはリゾートホテルのスパだから、室内と室外にあるお風呂は黒っぽい石だけのモダンな造り。露天風呂の屋根はアルミでデザインされており、竹やごくシンプルな低木だけで造られた緑が眼前に広がり、その風景が決して"旅館風"にならないようにしつらえられている。岩盤浴やサウナもある上、エステもいろいろとあるようだ。しかしお値段は最低でも1万円ぐらいからだそうだから、残念ながらそう気軽には試せない・・・。

私達のお手軽リゾートといえば、「お風呂+食事」というセットである。
さすがに現代の離宮は、お風呂の後は浴衣でウロウロできるところではない。なので、温泉でゆったりしつつも、私達は化粧がハゲないように注意をし、再び身だしなみを整えて館内のトラットリア「ジョバーノ」へ向かった。離宮内には和食、中華、イタリアンがあり、いずれもインテリアやメニューに凝ったヌーベルなレストランである。イタリアンはトラットリアの他に、ジャケット着用の厳かなレストランもあって、かなり力が入っている様子。ピアノの生演奏がある雰囲気の良いバーもあって、サタデーナイトとあって夜はいっぱいだった。

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トラットリア「ジョバーノ」、ちなみに私達のこの日のメニューは、

トウモロコシの冷製スープ
鮎と生ハムの取り合わせ、ルッコラのサルサヴェルデ

京都産万願寺唐辛子、鷹峯唐辛子
オクラの冷製スパゲティーニ

太刀魚のアクアパッツァ、ココットサービス

仔鴨胸肉とトウモロコシのグリル
ポルト酒のソース、バルサミコと共に

ドルチェの盛り合わせ

という旬のもの、京都の地場野菜を使ったこだわりのコース。
オープンキッチンになっており、料理人の方々が忙しく調理する風景や炎が立ち上がった石釜風オーブンもいかにも、という雰囲気に演出されている。ちなみに太刀魚のアクアパッツァは、この石釜オーブンで調理されて出てくる。イタリア人らしきシェフもいて、やはり大人のリゾート。食事にはナミナミならぬこだわりがあるようだ。しかしなぜにワインが2種類しかなかったのか、この選択肢のなさは少々大人をガッカリさせた・・・。

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とはいえ、昨日まではこんなゴージャスなところで、こんなおいしいディナーを白ワイン片手にいただくとは思ってもみなかったので、気分はゴキゲン!お腹も満腹!

おいしいものは食べたいが体型維持もぬかりないYちゃんは、食べたものを吸収してくれるという、なんとか酵母を食後に飲んで、胃の中が爆発寸前であったようだが(いや実際爆発しちまったようだったが・・・^^;)、私はドルチェまで余さず胃袋に入れてすべて吸収しておいた・・・。イェ〜イ^^ 

ディナーの後は、お部屋に戻ってジャグジータイム!!
ゴージャスなスイートならではの大きなジャグジー風呂で、持参のシャンパンを開け、再びカンパ〜イ!
もちろんTVも備え付けられており、ちょうどサッカーアジア大会の日韓戦をシャンパングラス片手に、やんや、やんや応援しながら、バブルバスに浸るアタシ達・・・。室内を暗くし、バスタブの淡いライティングに晒される女子3名のヌード。そこには直視できないものもあったが、やってる本人達は、

もう極楽なのでございました・・・。

ゴージャスなお部屋に、温泉に、美味いイタリアンに、ジャグジータイム。
あれやこれやともてなしてくれる現代の離宮は、女子3名を束の間お姫様気分にしてくれる、この上なく快適な場所でありました・・・。大人のリゾートは、やっぱこの贅沢感。これでしばらくは再び粗食に耐え、労働に勤しむことができそうです・・・。

ありがと〜、私達のあしながおじさん(●^^●)

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清水焼団地の陶器市

いつか行ってみたいと思っていた清水団地の陶器市。
京都の陶器市といえば、五条坂の陶器市が有名だが、これはかなり大規模で河端の五条から東山通りまでが年に一回歩行者天国になり、約500軒もの店が居並ぶ。これはこれでワクワクするのだが、あまりに大衆すぎて如何せんヨソものも多い。で、結局惹かれるのは五条通に並ぶ陶器屋さん。陶器市に合わせてバーゲンをするので、お店巡りの方が価値がある。

だったら窯元のバーゲンならもっとワクワクするのではないか。
ってことで清水焼の団地の陶器市にはぜひ行ってみたかったのだ。開催は今週末の金、土、日の3日間。土日は混雑が予想されるので、金曜の午後遅めに攻めてみた。清水団地は五条通のはずれ、ちょっと不便かつ普段はあまり用がないエリアなので、わざわざしか出かけることがない。今回はわざわざ出かけてみたが、普段は静かな住宅街のエリア(そこにちょこちょこと窯元やお店がある)に、期待以上にたくさんの露店が居並び、お買い物意欲がむくむくわき上がる・・・。

私はお洋服のショッピング以上に、器の選びが大好き!
料理やおもてなしが好きなので、ついつい器選びに関しては自然と"目利き"が養われておる。洋服では失敗もするが、器ではほぼ間違いのないセレクトができると自負している・・・。気の利いたサラダボールか大皿が欲しかったのだが、お目当てが必ず見つかるとは限らない。それでもこういう陶器市では"出会い"が大切。ハートにググッとくる器との出会いが楽しみなのだ。しかも、高くていいのは当たり前。陶器市ではいかに安くていいものをゲットするか、このパフォーマンスに尽きるのだ。

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まんまる太った湯飲み
まんまると太って意外と
大きく使い勝手がある。
日本茶ではなく、
コーヒーを淹れたり、
スープを淹れたり、
小鉢として使ってもいい
ひとつ800円が、
3つで2,000円ってことで
即買いでした・・・。
値切りも陶器市ならでは。

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勢いで買った深皿。
陶器市ってノリもある。
手にとって見てるうち、
これが1,000円とは安い!とかふっかけられて
ついついノリで買っていた。
お店の人はオトコ二人組、ゴンチチ、お笑い版
てな感じの方々人でした。

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しかしなんといっても
本日の大ヒットは
このご飯茶碗・・・!!
清水焼でもなんでもない磁器だが、
形といい、デザインといい、洗練の極み。
ひと目見て、さらに手にとって、ホレボレ・・・。

現在オナゴとは思えぬバカでかいごはん茶碗を使っている私にとって、小ぶりで繊細なご飯茶碗はぜひとも欲しい器。

これは、間違いなく今日イチでした・・・。お茶漬けも食べやすそう・・・^^
ご飯茶碗の場合、最近はデザイン的に深いのとか、ごついのとかあるが、実は浅めで薄目で、お茶漬けもしやすいというのが私にとっての使いやすさのキメ手なのであーる。

戦利品は、期せずしてなんか白いものばかりになってしまった・・・。
でも白いものは何にでも合うし、今回のお買い物に後悔はない。しかしながら、期待通りというわけでもなかった。有田焼の陶器市にも行ったことがあるが、あっちの方が品数も多いし、絵柄なども洗練されていたような気がする。古典的なものも大切にしつつ、色、柄、形もバラエティに富んだ現代的な商品も実に多彩だった。

なんだろう・・・。
清水焼は、いまひとつ京都ブームには乗り切れていないような気がする。陶器市の場合、露店以外にも窯元の店をのぞくのも楽しみなのだが、古典的な柄や作家ものは陶器市といえども値がはるものばかり。素敵なものもたくさんあるが、ものすごく感動するものに出会ったわけでもない。露店の中には陶芸を勉強中の若い人達の出店もちょこちょこあって、センスのいいものもたくさんあるのだが、やっぱり買おうとういうほどには至らない。京都の工芸品は次々と現代に向けて洗練されたメッセージを送っているが、今日陶器市を見た限り、清水焼はちょっと立ち後れているような感がしないでもない。

清水焼、来年はもっとワクワクさせてくれるだろうか・・・。
とりあえず私は今日手に入れた器で、当分ワクワクしそうである・・・^^

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関東豪遊記 4th day

翌日も一風呂浴びて11時頃チェックアウト。
伊豆急で熱海まで出掛けて、口コミで評判というRちゃんおすすめ魚処「おお田」へ向かった。お魚屋さんがやってる店だけに、川奈港でとれる新鮮な魚がリーズナブルなお値段で食べられる。刺身定食から焼き魚定食、海鮮丼までメニューはいろいろあったが、全員が指名したのは「大漁ちらし寿司」、¥2,000也。ちらし寿司といっても、でんぶなどがのったごはんと具になる刺身盛りが別々で、艶やかな刺身がたっぷり供される。確か、メダイ、せいご(ハマチの前)、まぐろ、あじ、金目といった内容だった。知らなかったけれど、伊豆は金目鯛が有名らしく、別皿で頼んだ金目の煮付けは甘すぎたが、お造りはほどよく脂がのっておいしかった。

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帰りには1階で売られている干物を思わずゲットした。あじ、鯖の味醂干し、そして金目。メバルは30㎝近くあり、すごく大きい。750円とちょっとお高かったが、他へ行くともっと高いよと言われ、迷わずゲット。実際焼いて食べたら、ウマかった〜!!金目の干物、ぜひお取り寄せしたいものである。そう言えば、Rちゃんが熱海駅前で買っていた金目の干物は2000円ぐらいしてたな・・・。

そう、その後は熱海駅へ戻ってお土産を物色。さすが古くからの観光地、熱海駅周辺はおみやげ屋さんがいっぱいあって、美味そうな品々がいっぱい並んでいる。店先で湯気を立ててる温泉まんじゅう、干物や粕漬けなどの海鮮加工品、鰻、わさび、そば、お菓子などなど。ひととおり回ってそれぞれがお土産品をゲットした。さらに美味いものへの飽くなき追求を怠らないRちゃんが、独特の嗅覚を働かせて天ぷら屋(いわゆる練り物の)を発見。そこだけ人だかり、「はなまるカフェで紹介」と書かれた告知も私達の衝動を後押しし、Rちゃんと私は天ぷらをゲット。そこで購入した大ぶりで、まだ温かったじゃがバターというてんぷらはおいしかった。ふんわりした練りものの中に、じゃがバターが潜んでおり、帰ってからのビールのおつまみにピッタリであった。

ひとつ後悔したのは、赤沢温泉のお部屋で出されていたコンプリメンタリーのおまんじゅう。ほんのり塩味がしてしっとり口当たりのソフトなおまんじゅうが、とてもおいしかった。ホテルの売店に売っていたが、どうせ熱海駅に行けばあるだろうと思っていたら誰も見つけられなかった。あれ、なんていうおまんじゅうかな〜ウマかったな〜。

と、ここでも最後まで食い気に走っていた私達。つくづく、自分の人生から食べること、飲むことをとっぱらってしまったら、ほとんど何も残らないのではないだろうかというくらい、飲み食いが我が人生においていかに重要かを改めて認識した旅であった(笑)。なんか情けないような、哀しいようなハナシだが、こんな調子で、ウマい酒を飲むために仕事をし、ウマいもんを食べるためにキープフィットし、例えばどこに住もうが、何歳になろうが、これだけは生涯変わらないような気がする。来年の同期会も楽しみである。

帰りの新幹線では電池が切れたように眠りこけてしまった。
ふと目覚めると、隣のおじさんがお好みあられをおつまみに500㎜lのビールを美味そうに飲んでいる。手には歴史小説っぽい本が開かれている。一仕事終えて、車中で一杯というところか。典型的なオヤジである。おつまみを放り込んで、ビールをグビッと飲む。文庫分のページをめくる。あまりにもテンポの良い飲みっぷりに清々しい気持ちさえ覚えてしまった。

予期せぬ共感に、ふとコワいものを感じつつ、私はもう一眠りした・・。

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関東豪遊記 3rd day

この日の朝は、横浜駅からスーパービュー踊り子に乗って伊豆に向かった。
スーパービューというくらいなので、窓がドデカい。RちゃんとAちゃんと3人で座席を向かい合わせにして、久しぶりに列車の旅気分を満喫。途中からはずっと伊豆の海岸線を走るので、景色もグッド!但し、車内がなぜか新幹線のトイレのような臭いがする、あれが私としては唯一気になった。

1時間半ほどで目的の伊豆高原に到着。
改札口の伊豆急駅員さんは皆アロハシャツを着ていて、リゾート気分を盛り上げてくれる。ここでしばらく関西からやってくる2名を待つことになる。駅に降り立って最初に向かったのは、駅前のスーパー。食事が終わって部屋に戻ったら、さらに飲むであろう今夜の酒をぬかりなく用意するため酒豪Rちゃんの指示の下、店に向かったのだ。

ワインやおつまみをゲットし、関西組とも合流しいざ、今夜の宿赤沢温泉へ。
と、その前に、お腹ぺこぺこの私達は「生田」というおそば&ロールキャベツが名物のお店へ向かった。なぜおそばとロールキャベツなのかわからないが、和風ソースやプロバンス風などいろんな種類があり、このあたりの人気店のようだ。赤い口紅が妙になまめかしいお店のおばさんも旅行者を迎え慣れているらしく、ロールキャベツの説明を淀みなくしてくれた。

「きゃ〜っ!!」
食事中Yちゃんの叫び声にびっくりすると、なんと窓の外にリスがいたそうな。私は見逃してしまったが、さすが高原。お山の上には鹿や猿はいるが、リスはいない。そんなネイチャーワールドも旅気分を盛り上げてくれる。

私達の宿泊先はDHCが経営する赤沢温泉。思った以上にキレイで、清潔で、素敵な施設だった。お部屋からも、レストランからも、もちろんお風呂からも目の前に海が広がり、絶景のロケーションにある。チェックインするとすぐさま浴衣に着替えて温泉に入った。海を目の前にした露天風呂は本当に気持ちよく、お湯が熱すぎないのも良い。むこうがわの道路や船上の人からバッチリ見えていそうだが、見えたところで私達の写真がネット上で出回るはずもなく(笑)、「見るなら見てみい」の勢いで海に向かって裸体を晒していた^^ お風呂もいろいろあって、露天風呂から、バブルバス、DHCのミルク風呂やオリーブ風呂、ドライ/ミストのサウナなどなど、ゆで上がるまで入ってしまった。備え付けのアメニティはもちろんDHCだが、ちなみに宿泊者にはアセロラ化粧水とクレンジングオイルまでもらえちゃううれしいおまけまである!!

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さんざんお風呂に入ってひと休みしたら、夕食タイム。
Rちゃんのコネのおかげで宿泊費は¥3,000(なすっちサマサマである)。なので今回は奮発してホテルにある1階の和食レストランで、¥8,000の会席コースをいただいた。私達はどこへ行ってもエンゲル係数が高い・・・。暮れていくオーシャンビューを眺めながらカンパ〜イ! なんといっても新鮮なお造りが美味い!テーブルにはお品書きが添えられていて、手を替え品を替え、ちょこちょこといろんなものが出てきて、大げさなぐらいの盛りつけがまた女ゴコロをそそるわけです。出てくる度にみんな「わ〜」なんて歓声(このお料理が出てくる瞬間がまた楽しいんだよね〜^^)を上げ、ワイン片手(このスペインワインもなかなか美味かった)に伊豆の晩餐を堪能した。

思えば同期会もこれで5年目。
5周年を記念して泊まりで開催したのだが、そういえばミッドタウンで兄ワイフが「2年ぐらいしか勤めてなかったのに、クルー時代の友達と仲いいね」って言われた。本当にそうだ。6人のうち3人は10年働いていたが、私など2年ぐらいしかいなかったのに今でもみんなとこうしてつきあいが続いている。もう辞めてから随分経つというのに、今会っても全然ギャップも感じないし、あの頃に戻ったような楽しさがある。入社試験から始まり、共に香港に旅立ち、異国で暮らして働いた仲間というのは、やはり特別な絆があるのだと思う。普通の会社仲間とはちょっと違う。同じ時代を共有し、時を経ても気兼ねなくつき合っていける友達が持てたことは本当に幸せだと思う。

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食事が住んでからも、私達の部屋に6人が集合し、テーブルの上はスナック菓子が広げられ、さらに酒盛りは続いた。いや〜、ホント楽しい。温泉にゆっくり入って、おいしいご飯を食べて、帰る時間も気にせずにまたまた部屋で飲んで、しゃべって。同期会で泊まりは今回初めてだが、あまりの楽しさにこれからは一泊旅行を定例にしようとみんなでうなづきあった。

私達はまさに旅のお年頃なのだと思う。
30代前半ぐらいまでは結婚だの、出産だの、出戻ったり転職したり、女性は何かと過渡期にある。しかしもう5年もするとそういう変化も落ち着いてくる。女性として安定期に入ったのである。だから旅行などに出掛けても、落ち着いて楽しめるバックグラウンドがあるように思う。それになんといっても身軽である。今回のメンバー6人のうちも既婚者は3名、うち子供がいるのは1名。つまり女子6人のうち5人は子育てとは無縁の生活をしている。台湾旅行メンバーに至っては6人中既婚者1名。子供はゼロである。「少子化撲滅委員会」なるものがあれば、まっさきに検挙されそうな私達であるが、これも自然の成り行きなのだから仕方がない。ニッポンの明るい未来を願ってはいるものの、こんなアタシ達を見逃してね、って感じです^^

てな感じで今宵の宴会も盛況のうちに終了し、イイ気分で就寝タイムとなった。ベッドに入ってからも波音が聞こえ、なんとも優雅なシチュエーションである。・・・・・両隣の低音いびきと、寝ながら動き回る衣擦れの音さえなければ・・・。やれやれ、睡眠不足はまたこの日も続いたのであーる・・・。

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関東豪遊記 2nd day

六本木のミッドタウンで待っていたのは、兄夫婦。
心なしかどんより曇った表情だった二人も、昨日の酒がまだ残っていたからに違いない・・・。

「オレ達も初めてだからさ〜」

と言ってエントランスのところにある案内図を見る私達。昨日のMちゃんも、兄夫婦も、結構東京に住んでる人は行ったことがない人が多い。それは京都の人間がうれしそうに清水寺に出掛けることがないのと同じようなものなのだろう・・・。ミッドタウンは、いろんな棟に分かれていて、思ったよりドデカい!防衛庁とはえらく敷地を要する場所だったということがよくわかる。

ちょうどお昼時で、なんか小じゃれたレストランとかカフェは長い列ができているので、並ばずに入れそうな韓国料理屋さんに入った。私は胃に優しそうな、朝鮮人参や鶏などのスープのお粥、兄たちはチゲ鍋セットをオーダーした。

私が台湾へ行ってる間に、彼らはフランスのカンヌへ行ってたそうだ。仕事の手伝いでカンヌの広告祭へ参加する目的だったらしいが、今は空前のユーロ高。なんと入場するだけでも日本円にして40万円もいるという。アホらしくて、入場しないところでお手伝いをしていたそうだ。・・・一体どんなことかしらないが・・・。

韓国風粥やチゲ鍋をいただきながら、カンヌ話と台湾話で盛り上がった。国際的な兄姉ではないか。
その後はミッドタウン内をぶらぶらショッピングしたり、カフェでお茶を飲んだりした。さすが世界のトーキョーって感じでミッドタウン内には選りすぐりの洗練された服や雑貨、インテリアなどが並んでいる。中でも私が最も好きだったのは、地下にあったニューヨークのデリ、DEAN&DELICA。パンからお菓子、お茶、お酒、調理されたおかずまで、おいしそうな食料品が所狭しと並んでいる店だ。ニューヨークに住んでいた兄達曰く、実際の店よりきれいだし、おいしいのだそう。ニューヨーク店同様、なんといってもディスプレイの仕方が上手い。パンやお菓子は、思わず買ってみたくなる臨場感で迫り来るし、置いてあるもののパッケージもおしゃれで、目を引く。兄たちはパンやおかずを買い、私はここで今夜の宴会用のワインをゲットした。

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夕方近く、六本木駅で兄夫婦と別れ、私は三軒茶屋へ。いよいよ今夜のメインイベント「台湾旅行思い出の会」である。隊長のYさんが、台湾で買ってきた食材で再びあの味を蘇らせてくれるというもの。三軒茶屋でRちゃんと待ち合わせビールを一杯ひっかけてから、いざYさん宅のマンションへ。私は初めて。Rちゃんも1人で来るのは初めてのようで、なんとか辿り着いたものの、エントランスでYさんが住んでる部屋番号を押しても応答がない・・・。携帯に電話しても出ない・・・。

・・・・え〜!!?

今日だったよね?6時からだったよね?私達はスケジュールを再度確認した。10分待ったところで、とりあえず住人の人と一緒にマンション内へ。Rちゃんは迷わず9階まで上がってYさんちのピンポンを鳴らした。

・・・・・・誰もいない。

・・・とはどういうことや!?
「でもYさんのマウンテンバイクも置いてあるし」と主張するRちゃん。
確かに渋谷にある会社まで自転車で通ってると聞いていたが、このマウンテンバイク、どうも女性が乗りそうにも見えないし、サドルはほこりをかぶっている。しかも時間を過ぎてるのに誰も来ないのはおかしい・・・。

チロリという私の妖しげな目つきに不安になるRちゃん。
でもYさんの携帯はつながらないので、結局友人のFちゃんに電話してマンションの部屋番号を確認すると、9階ではなく、3階であることが判明・・・!!Rちゃんは、台湾旅行からボケがさらに進行しているようであった。

とにかく20分ほど遅れでYさん宅に到着し、ひとしきりRちゃんをこきおろしたら、部屋はもういい匂いでいっぱい。ガーリックや黒胡椒をまぶした枝豆や、血餅、海老と湯葉の炒め物など、手際よくYさんが作る料理で食卓が埋まったところで、

カンパ〜イ!!

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Yさんの作る台湾の味を懐かしくいただきながら、みんなのカメラで撮った写真を交換しあったり、旅の思い出などを話して、ここでも大いにぶっ飛ばした。ビールに始まり、あっという間にワイン4本もなくなり、女6人(うち独身5名)が集う夜は"健やかに"更けていったのである。いつも私は自分が料理する側なので、人に料理を作ってもらうことの幸せを久々に味わった(^^)。
それにしても、私もRちゃんも別々の店で買ったのに、まったく同じアルゼンチンのワインを買ったことが妙におかしかった。数あるワインの中で、ちょっとマイナーなアルゼンチンワイン、しかもまったく同じ銘柄を選んだこのセンス☆これが元ルームメイト、元同期の息のあったところなのか、単なる酒飲みの考えることが同じってことなのか・・・。コワいものがある。

さて明日はOG会で伊豆へ向かう。明け方まで飲み続けそうな勢いを制し、11時頃宴会は終了。私達はRちゃんが住む横浜の自宅に泊めてもらうため、電車に乗った。当然伊豆でも宴会である。ぶっとばした3泊4日のツケは今キッチリ来ている。昨日千葉で会ったMちゃんからしっかり風邪をいただき、連日の睡眠不足で菌をあたため、潜伏期間を経て昨晩から発熱。さすがにカラダは疲れた・・・。

ま、しっかり休んでまた飲もっと^^
我ながら懲りない人である・・・。

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関東豪遊記 1st day

6月の台湾爆食の旅に引き続き、またもや関東爆食&爆飲の旅に趣いた。
金曜の夕方に東京入り。ホームまで迎えに来てくれた友人のMちゃんとテンポよく幕張へ。アウトレットモールで買い物をした。これはお洋服のコーディネートが苦手なMちゃんのため、私がアウトレットの店を回ってあれやこれやとスタイリスト役となって洋服選びを指南。

ってエラそーですが、高校時代はあんなにおしゃれだと思っていたMちゃんが、なぜか大人になるにつれその出で立ちがパッとしない。その原因は会社勤めということもあり、オフィスでOKな服選びが中心になっていくうちに、だんだんつまんないおしゃれが身に付いてしまい、マネキンが着てる服を上から下まで買うような、大味なショッピングしかできなくなったようである。すっかりオフィスコーディネートに染まって「自然」とは何だったか、「着くずす」とはどういうことだったか、自力でわからなくなったMちゃんにはコマッタちゃんマークが出ていた。

そういう人には常日頃から必要以上に「自然」な私のアドバイスが効くのである。Mちゃんが似合うであろう色を自然に組み合わせたり、パターン化してしまったコーディネートを自然とくずしてみたり、ノーリーズではお店の男の子に拝まれるくらい買い物をした・・・(笑)

Mちゃんもご満悦でアウトレット閉店まで買いまくり、その後ビールをひっかけつつMちゃんのダンナを待って一緒に幕張では人気のイタリアンへ。ここでワインを2本空けて、おいしいイタリアンを堪能した。

Mちゃんといるといつも店の人とオーバーカンバセーションとなる。それは私のせいだと彼女は言うが、私が思うにMちゃんがいつも私にしゃべらそうとふっかけているのだ。私は別におとなしくしているのに、店の人と積極的にしゃべろうとするのは彼女の方で、京都から来たとか、なんとか言っては私にフリ、お店の人への私のツッコミを楽しんでる様子である。関西人は得てして店の人間とすぐに仲良くなる傾向があるが、二人揃うとこれまた強力である。東京生まれの東京育ちのダンナさんは常にひき気味の様子・・・(笑)

に、してもMちゃんのダンナさんはいい人である。その日もすっかりご馳走になり、疲れているだろうに帰ってからも飲み続ける私達につき合い、翌日は千葉から六本木までわざわざ車で送ってくれた。しかも入社以来、ずっとトップセールスマンとして会社を牽引する存在の人だ。どの角度からみてもイイ人で、Mちゃんのしあわせぶりが伺える。今更ながら、ヨカッタ、ヨカッタ〜と母親のような心温かな気持ちで、六本木でお別れした。温かではあるものの、昨日の酒がぬけない重いカラダをひきずって私はとりあえず次の目的地、東京の新名所「ミッドタウン」へ向かった。

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これはMちゃんの住む街にある
通称「千葉リーヒルズ」
欧米か〜!
っていうぐらいラグジュアリーなエリアでした☆
住宅街の見学お断り
という看板やゲートもあって
地域の密かな名物になっているようだ。

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爆食台湾紀.7

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翌朝はクラブフロアで朝食。
フレッシュジュースからさまざまなパン、オムレツからサラダ、チャーシューパオやお粥までいろいろ並んでいる。ついつい取りすぎて朝からお腹いっぱい。その後はタクシーで街へ出て、ぶらぶらとお買い物。台湾といえば有名なお土産はパイナップルケーキ。台北で人気第1位というお店でみんなと合流し、お土産を調達した。普通のパン屋さんのようなところで、パイナップルケーキ以外にもいろんなチャイニーズお菓子が売られている。シーズンオフなのか、今回の旅では日本人にほとんど遭遇しない。このお菓子屋さんも特にお土産用のパイナップルケーキをたくさん置いてるわけではないので、数が足らない。とりあえずバラで、パイナップルケーキを15個ゲット。友達へのお土産を確保した。

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私達のフライトは4時半だが、一旦ホテルに戻ってそこから空港まで小一時間かかるので、さっき朝食を食べたばかりだが、もう昼食タイムとなった。台湾最後の食事は包(パオ)もの。小綺麗なお店で(名前忘れた〜!)、1階ではなんかお寿司屋さんのようなカウンター向こうで職人さんがしこしこと具材を詰めてパオものを作っている。カメラを向けるとポーズをとっていた^^  

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まずは小籠包。蒸したてがテーブルに運ばれる。生姜の千切りをのせて口に運ぶと、じゅわ〜っと肉汁があふれる。Yさんによると、にこごりのようにして肉汁を包み込み、蒸し上がると皮の中でスープになってジューシーな小籠包が出来上がるのだそう。なるほど・・・!

あと蒸し海老餃子や大根餅(これは飲茶で登場するのとはちと違った)、アスパラの炒め物などなど、もちろんちめたいビールと一緒にオーダーした。蒸し暑いし、朝食からあんまし時間が経ってないので、あまりたくさんは食べられなかったが、それでもうまいパオものを堪能。あっという間の旅だったねとか言いながら、このあたりでちょっと帰ってからの仕事のことなど現実がチラチラ浮かび、みんなの顔が一瞬曇る。
・・・・が、ビールをぐびっと飲んで台湾タイムに引き戻し、旅行最後の食事を楽しんだ・・・(*^^*)

ホテルに戻って荷物をピックアップしたら、ここでYさんとはお別れ。彼女は日曜日まであと5日台北にステイするので、Yさん以外のメンバーと空港バスへ乗る。空港到着後、私とみんなはウイングが違うため別々に降車。ところがそれはバスの運転手さんの間違いで、ホントは同じターミナルで、後であわてて移動したそうな・・・。Yさんも違うターミナルで降ろされて空港バスで移動したそうだから、デカい桃園空港では自分のフライトがどのターミナルかを事前に確認することがポイントのよう・・・。ひとつ学習!

帰りのエバー航空関空行きの飛行機は、なんとキティ・ジェット。
飛行機のボディには堂々たるキティちゃんのイラスト。よく見るとチケットもキティちゃん、座席のヘッドカバーもキティちゃん、ミールのカテラリーについてるナフキンから、アイスクリームまでみ〜んなキティちゃんだ。そういえば、空港に到着した時もキティちゃんのイラストいっぱいのキティちゃんカーが駐まっていたし、あまりのキティちゃん攻撃に目が点になる・・・( ・_・;)でもカワイーのでチケットとおしぼり、disposalバックは記念に持ち帰った。

フィナーレはキティちゃんが飾り、3泊4日の台湾旅行は幕を閉じたのでした・・・^^;

あ〜、それにしても今回の爆食台湾旅行は濃密な時間だった。
食えども、食えども、終わらない台湾グルメ。台湾はホントーに食べ物屋さんが多くて、人口の半数は食べ物屋を営んでいるのではないだろうか、というくらい食べ物屋さんだらけであった。その食べ物屋さんも、ちょっとした街角のお店がおいしくて、これまでに食べたことのない中華料理にたくさん遭遇した。買って帰った食材もどれひとつハズレがなく、あの妖しげな市場で買ったトウチの美味いこと、美味いこと。麻婆豆腐に入れたら、お店でいただくような味になっていたのでビックリ!お土産のパイナップルケーキやドライフルーツも喜ばれた。

それから今回の台湾、人の良さがなんといっても印象的だった。
一見香港の人と似ているようだが、ずっと温かで愛想が良い。高雄や台南など南の方の人はここに「のどか」が加わり、どこへ行ってもイケズされたり、イヤな思いをすることがないのがとても気が楽だ(香港チャイニーズやシンガポーリアンはどこでどう、ビッチな血が混じったのであろうか・・・)。高雄のホテルでは親切にバイクに乗せて六合夜市まで送ってもらったし、台北の街でも地図を見ながら方角を確かめていると、通りがかりの女性がすすんで道を教えてくれた。その街の人々とふれあうことは旅の醍醐味。やっぱり温かい人々がいる街には再び戻ってくると思うもの・・・・。

近い将来、おいしい食べ物の魅力はもちろん、台湾の人に会いたくなって、またこの地を訪れるのかもしれない。あったかな熱を帯びた台湾アイランド。日本へ帰ってからも、私の微熱は続いている・・・。

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爆食台湾紀.6

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チェックイン後私達が最初に向かったのは、徳也茶喫。
中国茶とお菓子が楽しめるところで、地元の人も旅行者も訪れる有名な店だ。こういう優雅なお店は高雄や台南では見かけなかった。外観からも洗練の匂いがする。入るとお茶や茶器などを売るショップと喫茶コーナーがあり、私達はとりあえず着席していくつかのお茶をセレクトし、昼食代わりにお茶菓子は全部頼んだ・・・^^

小さな器でいろんなお茶が味わえる功夫茶。ちょうど私の正面には大きな壺のようなもの、お茶を注ぐのに使う器やお湯などが並べられ、セレクトしたお茶が並ぶ。発酵の浅い順に、凍頂烏龍茶(きんせんちゃ)、凍頂烏龍茶(とうちょううーろんちゃ)、木柵鉄観音(もくさくてっかんのん)、白豪烏龍茶(はくごううーろんちゃ)、金不換(きんぷかん)、そして文山包種(ぶんさんほうじゅ)と、お茶っぱを替えて飲んでいく。

やり方はお店のお兄さんが日本語でレクチャーしてくれるので安心^^土瓶にお茶葉を入れ、お湯を注いだら一度目はすぐ捨て、2度目からいただく。細長い小さな茶器に注ぎ、すぐにもうひとつのおちょこのような湯飲みで蓋をして逆さにして移し替える。細長い方の器に残った香りをかいで、おちょこに注がれたお茶を味わう。これを数回繰り返すのだ。なんと面倒くさいと思うかも知れないが、こうして飲むとお茶の香りや味わいが存分に楽しめる。慣れない手つきでお茶を淹れつつも、優雅なひとときを味わうことができた。

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やはり美味かったのは爽やかな後口の凍頂烏龍茶と、キンモクセイに似た香りのする金萱茶だろうか。文山包種は日本のほうじ茶のようだった。
お菓子も全部で8種類ぐらいあっただろうか。とても全部は食べきれなかったが、甘さ控えめでどれも素材の味が生きたやさしいお菓子だった。蓮の花パイと呼ばれるパイ菓子は、中に甘くないあんこが入っていて焼きたてサクサクを出してくれる。あと緑豆を使ったお菓子もおいしかった。酒飲みのためか、お菓子になると急に語彙が乏しく、説明が稚拙になってしまう・・・。記憶も定かではないので、ここは写真だけで勘弁してもらおう・・・^^;

凍頂烏龍茶と凍頂烏龍茶を買って徳也茶喫を後にする。

次に趣いたのは、地元民の行く市場。絶対に旅行者が訪れることはないであろう、路地を入ってさらに地下へ降りていく妖しげなところだ。ここにある乾物屋さんへ、あらかじめYさんが頼んでいてくれた中華料理には欠かせない調味料、トウチ(豆鼓)をゲットしに行く。日本で買うとペースト状になっているが、やっぱり本場は違う。豆のカタチがそのまま残っており、発酵させた黒豆の独特の香りがする。またここのおばちゃんが愛想良く、片言の日本語で話してはガハハと笑ってとても陽気である。その店で先ほどから臭うなと思ったら、正体は干したメンマだった。日本で見るような瓶詰めのウェットなものではなく、乾物で一見かんぴょうのように細長い。塩漬けしてあるので、一晩水に浸けてから使用するそうだ。発酵させてあるので強烈な香りがするのだろう。

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さらに私達は三越百貨店へ行き、お土産用の食材をゲット。私は辛い調味料が欲しかったので、いろいろ迷った挙げ句、「調味辣椒漬」というほとんどにんにくと唐辛子だけでできている調味料と、日本ではなかなか手に入らない粉の花山椒、そしてアップルマンゴー2個を購入。三越の地下食料品売場は、日本の食品がたくさん並んでいて、台北に住んでも日本食には不自由しなさそうだ。シーチキン3パック入りを取り上げてじ〜っとコンテンツを読んでいるおばさんがいた。おばさんの目にはシーチキンの缶詰はどのように映ったのだろうか・・・?

しかしながら、あっという間に時間が過ぎる。
お茶飲んで、買い物してるだけでもう夕刻にさしかかった。晩ごはんまでには一旦ホテルに戻らなければならない。なぜなら、

クラブフロアでちゃっかりお酒をいただくからである・・・(*^^*)

クラブフロアのラウンジは、既に結構な人が集まっている。チェックインの時にはロックしてあった冷蔵庫も、軽やかにオープンされ、シャンパン、ワイン、ビールなどが冷えている。

うっひょひょ〜〜!!

おまけにちょっとした(どころではない、十分普段の夕食になりそうな)お料理やチーズなども用意されていて、早速私達はめいめいのお皿にお料理を取って、シャンパングラス片手にゴキゲンの時間を過ごした。ここでいただいたうさぎのテリーヌは激うま!ウワサには聞いていたがグランドハイアットは食べ物が美味い^^ 
そのままほっとくと長居しそうな私達にYさんから号令がかかり、いざ夕食へ出発することにした。台湾最期のディナーは中国大陸中央部を起源とする湖南料理だ。

着いたレストランは広いフロアに、丸テーブルがいくつも並ぶかなりの大箱。
まずオーダーしたのは湖南料理を代表する、金華ハム。その他ふかひれのスープに、なんとか貝の炒め物、海老のレタス包み、雛鳥の甘辛炒め、牛肉のガーリック炒め、カレー味の蟹など、メモってこなかったのではっきりしないがとにかく写真の通りいろいろと頼んだ。金華ハムは、やわらかく、甘いタレがかかっている。これをパンのようなものにはさんで食べるのだが、ちょっと甘すぎる感はあり。金華ハム、牛肉、雛鳥など、この日の食事が一番肉類を食べたような気がする。湖南料理の特徴というというほどの特徴はわからなかったが、味は濃いめ。四川料理同様、スパイシーなのが特徴なのだそうだが、それほど辛い料理にもあたらなかった。

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ここでもビールを飲み飲み、おいしい食事をいただける幸せを満喫。途中から紹興酒もオーダーしたが、Yさんも私もなぜか積極的に手を着けない。私達二人の考えていることはバレバレで、部屋に置いてあるコンプリメンタリーのワインがさきほどからちらついていたのだ。そのワインを楽しむためには、ここはひとつ"ミックス飲み"は避けなければならない。紹興酒+ワインというのはかなり"あぶない"。

でしょ〜〜!?

なんて言いながら頷き合う私達・・・^^* Yさんは、台湾作戦会議で趣いたディープな食事会の日、さんざん紹興酒を飲んだ後、家に帰ってからもワインを飲み、次の日は完全に二日酔いしてしまったという、新鮮すぎるトラウマが躊躇させていたようだ。それにしてもそんなトラウマさえ記憶の片隅にも残っていないRちゃんは、"ミックス飲み"に何の躊躇を示すことなく、この日も快調にビール、紹興酒、ワインとリレーしていった。やはり彼女は私達の中でもキングオブドランカーの栄誉に値すると思う・・・(ここはあえてクイーンとは呼ばない)。

そうそうこのレストランも何を頼んでも均一料金で、都市台北でも大らか会計がなされていた。台北は今卒業シーズンらしく、レストランでも私達の左側の席は50人ぐらい女子卒業生で占められており、とても騒がしかったのちょっと残念。日本なら別の部屋に隔離するなり、パテーションを設けたりするだろうが、誰も文句も言わないし、こういう大らかなところがまた台湾ならではだ。サービス係のおばちゃんも愛想良かった。

さて満腹になったといえども、まだ台北の夜は終わらない。ここまで来て、足ツボマッサージへ行かない手はないだろう・・・。ということで、メンバーが前回きた時に訪れて良かったという、日本人もたくさん訪れるマッサージ屋へタクシーで乗り付けた。

私は足ツボマッサージと角質取りの45分コースをチョイス。日本円で4000円ぐらいだったかな。靴を脱いで、最初は足湯みたいなところへ足をつける(たぶん消毒)。その後ひざから下、足指、足裏を丹念にマッサージしてくれる。時々

痛〜〜〜いっっ!!

と腰を浮かしてしまうことが何度かある。私の場合それは首、腰、頭のツボだった。気持ちよくて居眠りしちゃう、ってことはないが(痛いから)、そりゃあ気持ちいい! マッサージ後、次は角質を削り落としてくれる。これは角質取り専門の先生の仕事で、ライトをあてながらペーパーナイフのような器具を使って丹念に削り取ってくれる。終わるとシートの上に恥ずかしいほどに足の皮が落ちており、私の足の裏はなめらかに生まれ変わっていた。いや〜、近くにあれば定期的に来たいほどだ。

満腹だわ、気持ちいいわ、台北の夜も満喫。
もう明日は帰途につくのかと思うと、なんだかあっという間の3日間のような気もするが、高雄の六合夜市でハラハラしてたことが遠い昔のことのようにも思えるのだ。それくらい新鮮な出来事を次から次へと体験し、濃密な毎日を過ごしているということだろう・・・。

そんなことを語りつつ、ホテルへ戻ってRちゃんとワインを空けた。シャワーも浴びてベッドに横になるとだんだん心地よい酔いがまわってくる・・・。結局酒豪の二人でも台湾最後の夜はワイン一本も空けれずに、眠りに吸い込まれていった。一日がとても24時間では足りない、そんな台湾のラストナイトだった。

Good night・・・・(*^_^*) 

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爆食台湾紀.5

翌日もお目覚め快調!
今日は高雄から台北へ移動する日だ。ちなみに高雄で泊まっているホテルはビジネスホテルのクラス。六合夜市に近いこともあって、Yさんがセレクト。私達それぞれがインターネットで予約を取った。最初部屋に入って驚いたのが、エセ日本のインテリア。他のお部屋は普通のベットなのだが、なぜか私達の部屋は低いマット(つまりふとん風)がふたつ。ベッドルームとバスルームを隔てるステンドグラスには芸妓らしき絵が描かれ、床の間にあるような柱が据えられている。他の2組も同じインテリアのお部屋のようで、日本人だから日本式の部屋がいいだろうと思ったのか、なんだかどーでもいい気遣いをしてくれているようだ(笑)。

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ま、とにかく今朝はRちゃんが日本時間と間違えて1時間早く起こされることもなかったし(笑)、睡眠十分で二人ともお腹が鳴るほどであった。早速ロビーで集合して朝食会場へ!
今日は、駅の方へ向かう途中で見つけた軽食屋さん。定番の油篠(ヨウテャオ)の他、ニラなどの野菜が詰まった水煎包(シュイゼンパオ)も追加。軽食屋さんではパンやサンドウィッチなどもいろいろ売っているので、さらに帰りにはごまのパイを買って豆乳と一緒に部屋で食べた。

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高雄への移動は、今年開通したばかりの新幹線、台湾高速鉄道だ。
高雄にある左営駅は高雄の街とはまるで不釣り合いな超近代的な駅で、天井がやたら高い。改札には案内係までいて、発車時刻に合わせてエレベータへ誘導してくれるという、惜しみない人件費の投入ぶり。記念撮影などしつつ、早速乗り込む。二列、三列だから、日本より少し幅が狭いようだが、新幹線700系をモデルにしたデザインというから、インテリアも乗り心地も日本の新幹線そのものである。フランスの技術か日本の技術かでせめぎあった末の日欧混在の台湾新幹線は、台湾の太陽?いやマンゴーを表すようなオレンジ色のラインが新鮮だ。高雄ー台北間を2時間弱で結ぶ。料金は1490元、日本円で6000円弱ぐらいだった。

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新幹線といえば、駅弁。
というわけで、ここでも食い気に走る私達。基本的に日本のようにちょこまかとお惣菜が並べられたお弁当ではなく、ごはんの上にどかっとタレつきチキンや豚などがのっかっているのが台湾の駅弁では一般的のようだ。私はさすがに朝食を食べ過ぎて、一口いただく程度だったが、かなりお腹にこたえるようなお弁当だった。

ここでしばし車窓を眺めながら、おしゃべりをしているうちに台北へ到着。
降り立った台北はまさしく都会。ガイドブックを見ていても随分おしゃれな店があるし、高雄や台南とはかなり違う。しかし同じなのはやはりここも漢字文化。タクシーの運転手さんにあんなメジャーなホテル、グランドハイアットと言っても通じない。台湾語がしゃべれなければ、漢字で記された名前を見せなければならない。で、面白いのは知らなくても走り出して、窓を開けて隣に並ぶタクシーに大声で聞いたりする。私達を乗せた運転手も、平走していたタクシーに大声で聞き、後ろに乗ってたお客さんが、声を揃えてこっちだ〜と答えていた(笑)

運転手さんで思い出したが、高雄のホテルの空港までのピックアップサービス、結局お金を払わず終いだった。ホテルに到着した時はあのようにドタバタ。ホテルのチャージは既にRちゃんのクレジットカードで支払われている。チェックアウトの時も鍵を返しただけで、バイバ〜イとか言ってホテルの人もにこやかに笑顔で送り出してくれた。ま、お迎えの時間に遅れてきたんだし、いいじゃん、いいじゃんとYさん。なんと大らかな人達だろう・・・(笑)。

台北のワンナイトはYさんのコネでグランドハイアットのクラブフロアに宿泊^^
クラブ会員のフロアに案内されて、そこでチェックイン。チェックインの手続きが済むまですぐ横のラウンジでお茶を飲んで待っていられる。ラウンジには常時コーヒーや紅茶、ソフトドリンク、お菓子などがたっぷり用意されており、好きなだけいただける。冷蔵庫にはビールやワイン、シャンパンなどもあったので、感激マークを多数発しながら私達はお酒を取り出そうとしたが、これは残念ながら夕方から。力づくで開けようとしたため、冷蔵庫の扉をほとんど壊しそうでありました。ごめんなさい・・・( ^^+)

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で、チェックインしたお部屋はとってもゴージャスで、コンプリメンタリーのフルーツとワインまで備えられている。さすが!!窓を開けると、景色はさしてきれいではないが、左側に101階建ての超高層ビル「台北101」が臨める。たった一泊というハードスケジュールだったので、この台北101は写真を撮っただけ。一度も中に入ることができなかったのは今でもちょっと残念・・・。

さあ、ぐずぐずしている暇はない。
荷物を置いたら台北の街へ繰り出すゾ!

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爆食台湾紀.4

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次なる腹減らしのために寺院までぶらぶら歩き、その後攻めたのは台湾のちまき。
お目当ての店を探して歩いていると、そこだけ行列ができているところがあった。まさしく私たちの探し求める肉粽(ロォツォン)の店、再發踪である(字は間違ってるかも)。Yさんが並んでいる間に、歩道にあるテーブル席をなんとか6つ分占拠。待つこと10分ほどで、私たちの目の前に、ソフトボール大ぐらいあるの巨大なちまきが登場した。肉や海鮮、椎茸などが詰められ、甘辛いたれがかけられたこれぞ、台湾のちまき。私たちのオーダーした特選海鮮&肉ちまきはあいにくアツアツのものがなく、ちょっと冷めていたのが残念だったが、なるほど名店のちまきだけあってこれも美味い!1人でこのサイズは厳しいが、6人いるので皆で分け合ってなんなく平らげた。一緒に頼んだイワシ団子の入った酸味のあるスープも私は大好きで、もう一杯頼みたいくらいだった。

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次なる標的はお土産用の台湾名物カラスミ。
街角にある小さなお店なのだが、ガイドブックにも載ってる有名な店らしい(名興商行というところ)。奥から出てきた70歳代ぐらいのおじさんとおばさんはとても愛想が良く、片言の日本語をしゃべってくれる。
カラスミはボラの卵。こぶりのものから大ぶりのもの、色の薄いものから濃いものと種類もお値段もピンキリのようだ。カラスミは一般的な食べ方としてチーズのように切ってそのまま食べるか、大根を薄く切ってカラスミをはさんで食べるのだそうだ。あまり料理の仕方を知らないので私は小ぶりのものをひとつ購入。150グラムぐらいかな?これで450元、約2000円弱。地元の物価にしたらやはり結構な高級食材である。店内にはおじさんんがカラスミを作っている作業風景の写真の他、日本人旅行客との話のネタにしているのだろうか、日本各地を旅行した写真がアルバムにおさめられて何冊もおいてあった。値切りにはあまり応じてくれなかったが、おじさんたちはうれしそうに旅行した時の話をしてくれ、とてもカワイい人達だった。最後には思わずみんなで記念写真まで撮った。

カラスミの後はどこだったか、もうひとつ台南がオランダ領だった頃の展示施設のあるところを訪れた。(このいい加減さ!今回の旅行がいかに、食い気だけで進められているかがよ〜くわかる)。観光もそこそこに、次なる食べ物はマーワン(肉圓)。肉団子がワンタンより分厚い米の皮に包まれて蒸したもの。これに甘いタレをかけて食べる。味はあんまり覚えていないが、タレの甘いのがやけに気になった。でも地元の人はこのタレが大好物のようで、食べている途中でも店に戻って注ぎ足していた。テーブルをシェアしていた地元の女の人が、Yさんにしゃべりかけてくる。たくさんの店が並ぶ露天屋台があるから行ってみろとか、魚のおいしい店があるとか、しかもタクシーなど乗らずにバスを使って行けば節約できるとか、食べながら気安くアドバイスしてくれる。やや強引な感は否めないとYさん。でも目の前に座った旅行者丸出しの日本人によそよそしい態度などせず、普通にしゃべりかけてくる方がかえって自然な気がする。人と人との間に垣根がない台湾の人って、やっぱり大らかでいい人が多いな〜と思った。

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続いて隣にあったやけに混み合う台湾かき氷店にすぐさま移動。
ここは果物屋さんがやってるかき氷屋さんのようで、フルーツや小豆がのったかき氷の他(普通のカレー皿に盛られている)、フルーツジュースなどもあり、テーブル席は歩道だけでは済まず、隣の駐車場のようなところまで広がっていて大盛況である。プリンとマンゴーがたんまりのっかったかき氷と、スイカのジュースも頼んだ。ここのマンゴーが激うまで、濃厚な桃蜜のような味が、初日に夜市で食べたマンゴーとは大違い!ただ氷は普通のクラッシュアイスだったので夜市の方がおいしかった。しかしマンゴーの美味さは比較にならない。すかさず私達は使用されていたアップルマンゴーを部屋で食べるように買って帰った。台湾は果物が豊富な所だが、マンゴーだって安くておいしい。日本で1つ2000円ぐらいするようなものが、その10分の1で売られているのだ。いや〜、まさしく"フルーツ王国台湾"である。


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その後マーワン(肉圓)の店のお姉さんが言うように、何十軒も屋台が居並ぶエリアへ向かった。お姉さんのアドバイスを無視して私達は2台に分かれてタクシーで行ったが・・・。とても賑わっていて、美味そうなものもたくさん並んでいる。
さすがにお腹は一杯だったので、ちょこちょことお店に入ってはアクセサリーや小物、ドライフルーツなどの土産品を物色。そのうちに空模様が妖しくなったのを合図に、タクシーで台南駅へ戻ることにした。

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いや〜、食った、食った!
しかし私達にはこれから今夜のメインイベント、高雄の海鮮料理が待っているのだ。

お腹すいてな〜い!
なんて思っていたのは列車の中ぐらいで、一旦ホテルに戻ってシャワーを浴びたら俄然胃が次なる獲物を待ちかまえて、かる〜く空腹感が訪れてきた。みんな胃が4つぐらい欲しい〜!とかなんとか言っていたが、1つで十分機能し、軽快にわしわしと食べては消化している。恐ろしか〜・・・・(*_*)

海鮮料理は高雄の港から、フェリーで旗津という半島のようなところへ渡る。なんだかカオルン島から香港島へよくフェリーを使って移動した香港時代を思い出すね、なんてしゃべってるうちにわずか10分で到着。降り立ったそこは海鮮の都。通りを渡るとここにもイカを焼く屋台やお魚を並べたお店などが所狭しと並んでいる。もう脳内にアドレナリンが充満して(誰かフェロモンとか言ってた人もおったが、出すとこを無駄に間違えていたようです・・・)、胃壁が密かに準備体操を始めている。

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私達は、中でも魚介類が豪華に並んだその辺りで一番目立つ魚屋さんに入った。たくさんの魚の他、蟹、伊勢海老、タコ、イカ、貝類などが並んでおり、好きなものを選んだら調理して奥のレストランへ持ってきてくれる。驚くことに鮑以外は何を選んでも100元なのだそうだ。およそ400円。なんという大らかさと安さだろうか。YさんとRちゃんとでなめ回すように魚をチェックし、あれやこれやとオーダーした。

レストランに入ると、いわゆる中華料理式のレイジースーザンがついた丸テーブル。しかもビールもある。ようやく落ち着いて席に着きお酒が飲める・・・。早速みんなで

カンパ〜〜イ!! v(^・^)v.

ほっこりしてビールを飲める喜びと、これからやってくる海鮮料理に心躍らせながら、もうサイコーの気分であった。アドレナリンもフェロモンも吹き出していたと思う・・・。

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そして出来上がった料理が次々と運ばれてくる。海老をシンプルにゆがいたもの、日本より随分大きな白魚の天ぷら、いいだこの炒め物、蒸した蟹、筍や台湾野菜(名称不明)などなど・・・。あ〜、どれも美味くて味付けもいい。おまけにビールはガンガン飲める。セルフサービスなので、勝手に冷蔵庫から瓶ビールを取ってきて飲むのだが、みんなこれまでの我慢が爆発したのか、食事の終了時には冷蔵庫のビールがほとんどなくなっていた・・・。

最初のオーダーが一通りお腹に収まると、第二弾もオーダー。またしても私とYさんとRちゃんで鮮魚コーナーを物色。さっきは見つけられなかったシャコを発見!すかさず香港でよく食べたガーリックで炒める料理を注文。あとはアサリやきびなごの唐揚げ、酢豚の魚編のような料理を追加し、それらもしっかり完食!特にシャコに遭遇できたのは感激!古代の昆虫のようなちょっと恐ろしい姿形に似合わず、シャコは海老よりもずっと上品で繊細な味をしている。日本ではお寿司ぐらいしかあまり食べられないが、一旦揚げてガーリックたっぷりで炒めるともう絶品なのだ。Rちゃんは感激の涙を落とさんばかりにかぶりついていた・・・。

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さんざん食べて、さんざん飲んで、この日のお会計は日本円にしてなんと約8000円!!もちろん1人分ではなく、6人分でだ!つーことは1人2000円にも満たない。お魚をとった漁師さんにも、調理してくれた料理人の方にも申し訳ないようなお値段だ・・・。
もう毎日でも通いたいくらいである・・・(>_<)。
とにかく満腹、感激、絶品の旗津海鮮レストラン。私は今回の旅で一番気に入りました!
高雄に戻ってから街角のデザート屋さんで、台湾を代表するデザート豆花を食した。豆乳プリンに甘いシロップがかかっていて、フルーツや小豆、緑豆(台湾の人が好む緑色の小豆のようなもの)などの好きなトッピングを選ぶ。これもケーキなどと違って冷たくさっぱりしていて、どんどん食べられる。それにしても台湾の人は、食事からデザート、飲み物までホントによく豆を摂る。豆あっての台湾料理である。

新鮮な海鮮料理も食ったし、ビールも飲んだし、デザートも食べたし、さすがに今日はお腹も足もお疲れさん。部屋に持ち込んだワインを一杯飲んだところでダウン・・・。これでもかというくらいの充実した台湾爆食の旅は、束の間夢の中へ誘われたのであーる。

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爆食台湾紀.3

高雄の朝は豆乳から始まる。
というわけで、昨夜の興奮、酔いが冷めやらぬままもう朝食へ突入する私たち。ホテルのすぐ近くにある軽食屋へ向かう。台湾には本当にたくさんの数の飲食店が居並んでいて、軒先のキッチンもオープンなら、歩道にセットされた簡易なテーブルで食事をとる人々もオープンで、店=歩道、歩道=店状態が普通なのである。人々はそれらのテーブルの合間をぬって歩く。

私たちもおばちゃんが一人でやってる軽食屋へ行き、歩道に置かれたテーブルに着席した。朝食の定番といえば、油篠(ヨウテャオ)という揚げパン。かさはあるけど、空洞が多くて軽い。さしずめうまか棒のようなもの。意外に生地は硬くて噛み切るのに力がいる。これを豆乳に浸して食べたり、卵クレープのようなものでまいたり、カットしてお粥に入れて食したりする。う〜ん....なぜこれがそれほど主役になり得るのか、昨日今日台湾に来た私にはイマイチわからないが、とりあえず定番の味をいただいた。

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おいしかったのは豆乳。地元では豆チャンといい、日本のものよりさらっとしているのに豆の味がしっかり。そして砂糖入りの甘いものが一般的のようだ。カップラーメンのような入れ物にストローを差していただく。店によっては毎朝手作りしているところも多いようだ。もうひとつの定番はファントゥァン、台湾式おにぎりである。お肉や野菜、卵、細かく切った油篠などを餅米でギュッと巻いて、ラップでくるんである。結構どでかいし、餅米なのでお腹にしっかり収まる。これ専門の屋台も出ていて、Rちゃんは帰りにも屋台でファントゥァンを買って部屋で食べていた。かつてフライトで台湾を訪れた時、ホテルの近所の屋台でよく食べたことを懐かしく思い出すように。
ちなみに「おばちゃん」というとたいていのおばちゃんは返事をする。英語は通じないが、60歳以上ぐらいの人なら少々の日本語がわかるからだ。働いているおばちゃんは一見愛想がなさそうだが、気安くしゃべりかけたりしてきて、実はとても人懐っこい。

台湾の人っていいオーラ出てる〜^^

朝食の後は一旦ホテルへ帰ってコーヒーを飲んでからいざ台南へ出発。
豪雨の予報は一体どこへ行ったのか、高雄は蒸し暑く皆サングラスをしたり日傘を差したりUVケアしながら駅へ向かった。台南という名前だが、高雄より北にある。指定券を買って電車で約30分。台湾第4の都市で、最も早くから開けたところで最も歴史が長い。台湾料理のルーツが台南にあり、というのはそういう理由なのだ。

駅を降りると、広告のビジュアルにやたら目につくヤンキースの選手。そう、ここはニューヨークヤンキースで今大活躍しているピッチャー、ワン・チェンミンの出身地らしい。彼は台南の、いや台湾のヒーローで、どこへ行っても街頭広告で目にする。そういえば台南へ向かう電車の中で新聞を読んでいたおじさんを覗き見すると、7段ぬきぐらいでわが阪神タイガースの林ちゃんの活躍ぶりも報じられていた。実際台湾では林ちゃんももう一人のヒーローなのだろう・・・もちろん、タイガースにとっても今やチームを牽引するバッターとしてなくてはならない存在である。^^

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台南駅から降り立ち、街をぶらぶら歩く。
この日はかなりの暑さで、止まると汗が噴き出してくる。そんな暑さにも負けず、いきなり昼食へと向かう私たち。着いたのは「赤嵌楼」。なんでも外国人客が最も訪れる有名なレストランで、昔の歯医者さんを改造したレトロな雰囲気がこれまでになくおしゃれな雰囲気である。ただ北酒場のインストロメンタルがBGMでかかっていて、これだけが私達にとっては猛烈な違和感であった。

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台南発祥の料理はたくさんあるが、中でもまずいただかなくてはならないのが但仔麺(タンツーメン)だ。表通りから但仔麺をつくる様子が見られて、入る前からシズル感が感じられる。中へ入るとバイキング風にお料理がいっぱい並んでいて、これまたそそられる演出だ。聞くとこれは甘辛く煮込む台湾式おでんで、好きな食材を選ぶと作ってくれるのだそう。2階席に着くと、セルフサービスで食器や調味料、お茶などをテーブルに揃える。お茶は台南で一般的に飲まれる青草茶。濃い色をしているが、思ったほど苦みはなくかすかにミントの香りがするさっぱりとしたお茶だ。なるほど暑さに弱った身体にはいかにも良さそうだ。

出てきた但仔麺はさっぱりしているのにコクのあるスープで、ツルツルっといただける汁麺。量も控えめで、周りで食べている地元の方々は、麺とごはんもの、料理を何かひとつシェアという感じが一般的のようだ。もうひとつは米のきしめんのような麺に肉みそやもやしニラなのがのった汁なし麺。漁業の街、台南は、漁に出ている間にこうした麺を売り歩くことから麺料理が有名になったのだそうだ。日本のラーメンとは違うが、日本人の口にもあって本当においしい。もうひとつ台南行って食べなくちゃならないのが、サバヒーという魚のスープ。ブリのような食感と脂ののったこの魚は主に南部でとれる白身魚で、地元の人はこよなく愛している。その魚のだしがたっぷりしみだしたスープにショウガの千切りが入り、塩味で穏やかな味付け。

一口飲んで、うま〜〜!!

日本では食べたことがない味だった。私は骨の多い魚はちょっと苦手だったけど、このスープはさっぱりしていてホントうまい!しかし台湾料理というのはオイリーなイメージがあったが、それはまったくの検討違いで、どの料理もさっぱりしていて胃腸に負担をかけるようなものがひとつもない。中でも台南は暑いためか、全体にどの料理も甘めな味付けが特長だ。

その他、せいろで蒸したでんぶのような魚?蟹の身がのったおこわやタロイモのケーキなどをいただいた。
しかしこんなものでわれらの昼食は終わらない。とりあえず観光名所である府城をのぞき、ひととおり写真などを撮ってみる。観光は、はっきり言って食べたものを消化するためにあると断言するYさん^^ みんなも頷いている。
見学もそこそこに、隊長のYさん筆頭に、もう次なる店へと向けて出発した。やっぱり地元民のナマの味も体験しなくてはならない。辿り着いたのはえらい喧噪のオープンキッチン&オープンテーブルの店。地元の人でテーブル席は埋め尽くされ、お運び役のお姉さんがすごい勢いでオーダーを取り次ぎ、料理を運んでいる、まるで戦場のような飲食店だ。しかもそれはれっきとした歩道である。

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うげっ・・・・!!

というYさんの叫びに振り返り、その視線をたどると皿に横たわるカエルがあった。テーブル席で数品の料理を前に食事をとっているおじさん、そのうちのひとつに首をちょん切られた大きなカエルが、なまなましい四肢をあらわにして横たわっていた。カエル料理というのは、足だけとか、身だけとか普通部分的にしか登場しないものかと思っていたら、ソースや他の具材にまみれているわけでもなく、まんま、皿の上にのっかって食卓に供されているのはかなり衝撃的であった。しかもそのおじさん、なかなかカエルに手を付けない。好物なのか、最後に満を持してかぶりついていた光景が今でも印象的である....。

おじさんの動向を静かに見守りつつ、私たちもオーダーした。
アジの開きのような魚の炒め煮、エビを豚の腸でまいて衣をつけて揚げた蝦捲などの他、ここでもサバヒーを頼んでみた。またもや美味い!このアジの炒め煮は、そのまま日本の食卓にあっても大ウケしそうな甘辛くごはんのすすむ味。蝦捲は春巻きよりさくさくとして、新鮮なエビの味わいもひときわひき立つ。サバヒーもこちらの方が生臭さがなく、とてもおいしい。

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カエル丸かぶりといい、高レベルなサバヒーといい、
恐るべし、街角の台湾庶民....である!

ひとつ辛いコトと言えば、地元の人はほとんどお酒を飲まない。
だから飲食店でビールやワインを飲みながら食事をする人って皆無なのだ。台湾の人は食べる時は食べる、お酒を飲む時は飲むで、分けて楽しむのが習慣らしい。しかも女性はほとんど飲まないらしいからあまり大胆には飲めない(商売女と見られるそうだ)。街を歩いていると缶ビールを売ってる店をめざとく発見した私達は、Yさんの指導のもと、路地へ入ってこそこそと缶ビールを回し飲みした。いや〜、この暑さ、飲まない方がおかしいよね〜と自分達を正当化しつつもぐびぐび飲んだ。なんだかこの歳になって不良な気分。日本人の品位は多少落としたかもしれないが、路地に入った分最小のイメージダウンで済んだのではないかと思っている・・・。

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爆食台湾紀.2

仕方なくもうタクシーで行こうかと思ったが、ふとホテルの名前を漢字で覚えてこなかったことに気づく。送迎バスの予約をコンファームしてたので、ホテル名をメモするなどしてこなかった。高雄は台北と違ってあまり英語が通じない。英語の名前は確かHOTEL NEW IMAGEだったが、誰も英語名を聞いても知らないという。

・・・・・この瞬間が今回の旅で一番あせった時でした・・・。

インフォメーションカウンターがあったので事情を説明。インターネットで検索してHOTEL NEW IMAGEからやっとこさ探し出しててくれた。

高雄喜悦商務大飯店

そうだ、そんな漢字の配列だった。カウンターの女性がすぐに電話してくれると、もう迎えに来てるという。え?と振り向いたら、若い女性が私の名前が書かれた大きなプレートを持ってうろうろしている。

あ〜〜〜!!You're late!

小言のひとつも言いながらも、とりあえずほっとして車に乗り込む。一人の客を迎えに来るのに女性とドライバー二人で迎えにきているし、遅刻してもニコニコしていてなんだかのんびりしている。もう時刻はとっくに8時半を回っていた。

しかし次なる問題は携帯が通じないことである。
高雄最大のナイトマーケット、六合夜市で今頃うまいもん食いまくってる他の5名と合流するための頼りはただひとつ、Rちゃんの携帯への連絡のみ。ホテルへ到着してあまり英語が上手でないフロントの人達に身振り手振りで事情を説明したが、フロントの電話からRちゃんの日本の携帯に通じるはずもなく、しかし六合夜市へ一人で乗り込んでもあの人混みで彼女らを捜すのは難しいと言われてしまった。しばらく思案したが部屋で待つのも落ち着かないし、ま、お腹も空いてるし、やっぱり出掛けてくるわ、と言うと、親切なドアマンの男性がスクーターに乗れ、と言う。夜市まで連れてってくれるようだ。初めて訪れた台湾の街で、いきなりローマの休日のようになってしまった・・・(^^*) 

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とりあえず彼をマーケットの入り口で待たせて、夜市をひととおり見て回ることにした。土曜の夜とあって地元の人でとても賑わっており、日本人観光客などはまるで見かけない。高雄は海辺の街。鮮魚をいろいろ並べて料理をしてくれる屋台から、餅もの、デザート系とありとあらゆる店が並んでいる。やはりこの人混みではちょっと難しそうなのでRちゃんたちと合流するのはあきらめ、「一人で楽しむか」と思い直してドアマンの人に帰ってもらうよう言いに戻ったところ、どこかで私の名前を呼ぶ聞き慣れた声がした。

あぁ〜〜〜!!

夜市の人混みをバックに、ふいに視界に表れたRちゃんの姿。
私は嬉しくて、見つけてくれたRちゃんに思わず飛びついてしまった。電話が通じないので、これは何かあったのかなと思って先ほどからマーケットの入り口で待っていてくれたのだそうだ。そこで私がいきなりスクーターのオトコと親しげに話しているのを見て、早くも現地でひっかけたのかと思ったそうだ。んな、アホな。

この瞬間にスイッチもオン!

Rちゃんの後をついて行ったら、先輩のYさんはじめとして他のメンバーともめでたく合流。この人混みの中、道の真ん中にいくつか用意されている簡易テーブル席に座って屋台のものを前にして、ビールを飲みながら既にイイ感じで出来上がっていた。かけつけ一杯で缶ビールを渡され、喉を潤したとたんに芯から生き返った私。私達の嬌声で周りの人々も振り返っていた。そこでとりあえずガーリックや香辛料を効かせた日本のものとはひと味違う枝豆をつまみ、血餅という鴨の血で炊き上げた餅スティックなどをいただき、高雄の洗礼を受けた。喧噪と人混みとこれから旅が始まる高揚とで、もう私の中ではいっぱいいっぱいに針がふれていた!

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ほっと落ち着いたところで移動して、夜市沿いにあるお店に入った。
薬膳のお店のようで、排骨というスペアリブのスープ、ルーローファンという台湾では超メジャーな甘辛い豚肉をのせたごはん、素麺のようなさっぱりとした麺線、そしてそして、写真手前にあるのは台湾のたけのこ。ちょうどシーズンの台湾のたけのこ、やわらかくてアクがなくて、地元の人はなんとマヨネーズをかけて食べる。このマヨネーズがまた甘い!どれも一見、脂っこくて濃い味のように見えるが、全然そんなことはなく、さっぱりと喉を通る。私が抱いていた台湾料理のイメージが一辺に変わった。

日本で生まれ育ったがご両親が台湾人のYさんは独学らしいが、北京語もペラペラ。こうした地元の食にもかなり詳しいので、お店の人と話をして上手にオーダーしてくれる。やはりこういう人がいるかいないかは大きな違いである。私達はいつの間にかYさんのことを「隊長!」と呼んでいた。

次に攻めたのはもちろんマンゴー
4月に来ても5月に来ても、おいしいマンゴーにはありつけない。そのため6月に設定したという今回の旅の目的のひとつでもある。台湾マンゴーは安くておいしくて、日本みたいにちまちませずに豪快に食せるところがいい!このかき氷も豪快にマンゴーがのっかっている。氷もタダの氷ではない。マンゴージュースの氷をクラッシュしたようなスムージーのような贅沢な味わい。まずは氷に差し込まれたぶっといストローでスムージーを一口飲んでかさをへらしてから、マンゴーをつまむのが食べ方の基本。知らない私達はボドボトのっかってるマンゴーを落としながら、6人でやんや、やんやつっつき、後ろの子どもも随分不思議そうに見ている。

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私達の食欲はこんなもんでは留まらず、デザートを食べた後というのに、トドメにさらに臭豆腐を買い食い。この臭豆腐、初めて遭遇したのは香港に住んでいた頃。最初は食べ物の匂いとは思わず、道端から匂ってくるキョーレツな臭い(まるでドブの臭い)に、街がかなり不衛生なのだと思っていた。豆腐を発酵させるために匂い立つ激烈臭。まさかあれが食べ物の匂いと知ったときの驚きはかなりのショックだった。遂に香港在住中は一口も口にできなかったが、「ま、納豆も臭いし、美味いもんは臭いしね〜」と言いながら何の抵抗もなく食べられる今の自分がちょっと恐ろしかったり、嬉しかったり・・・複雑な気持ちではあった。

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お腹も満足し、11時を過ぎて夜市を後にした。
その時間になっても人混みが衰えることはなく、地元の人は今夜はオールナイトで楽しんでいるのだろう。ホテルまで歩いて帰り、途中のコンビニでワインを調達。部屋に帰ってからもRちゃんと飲み、軽く一本空け、1時を過ぎた頃に疲れた身体をようやく横たえた。

台湾第一日目、長い長い一日が終わった。

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爆食台湾紀.1

今日から台湾だ・・・^^
お昼1時の飛行機というのに、6時半起床。
お家から空港まで大型タクシーでダイレクトに連れてってくれる、京都のMKのシャトルバスサービスを頼んでみたところ、お迎えの時間はなんと8時10分と言われた。南へ向かう毎にあと6人の人をピックアップしていくので時間が余分にかかるのだ。

お山の上から関空というのは本当に遠い・・・。

京都駅からはるかを使って行っても2時間半ぐらいはかかるし、どっちみっち不便なのだ。ま、それなら寝ている間に空港に連れてってもらおうと乗り込んだものの、3軒目のピックアップで日航ホテルからアメリカ人のおばさんが隣に座り、ヒトコト英語を発したがために、道中ずっと話し相手にさせられてしまって、結局一睡もできなかった・・・。

うぅ・・・・

そんな出だしであったものの、それはやっぱり旅に出掛けるウキウキ気分でNO PROBLEM!
ANAのカウンターを間借りしているEVA航空を発見し、Eチケットで無事チェックインを済ませた。通路側のシートをリクエストして難なくゲット。どうも今のシーズンは旅行客も少ないようだ。

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ほとんどオンタイムにBR2131は関空を出発し、台北へ向けて約2時間30分のフライトとなった。
飛行機はジャンボではなく、250人ぐらい乗れるエアバス。まだ割と新しいようで、清潔感もある。Takeoffも上手だったのでひとまず安心^^ やがてシートベルトサインがポンポンと鳴り、水平飛行に入る辺りでサービスが始まった。私が勤めていた頃はまだ機内での喫煙がOKだったから、ノンスモーキングサインが消えたのを合図に戦闘態勢。まだ斜め状態の通路を歩いてメニューを配り始めたのを懐かしく思い出したりする・・・。

すぐに食事が始まる。チョイスはパスタとシーフード。サービスにやってくるカートを見ると、おや?ワインの瓶がない。とっとと飲んで寝ようと思っていたのにsoft drinkだけなのかな?とがっかりしていたら、エバーのエコノミークラスは紙ボトルのワインだった。

ほっ・・・^^

トレイにはごはんの上に甘辛いタレで絡めたシーフードが載った丼のようなメインと、ミニプレートのそば、デザートにハーゲンダッツのアイスクリームがあった。全然美味くなかったが、お腹が空いていたのでひととおり平らげ、ワインもしっかり2杯飲んで食事を終了。ブランケットをかぶって少し眠ると、もう着陸態勢のアナウンスが流れた。

来る前は豪雨という予報もあったが、台北の天気は曇。気温も24℃と過ごしやすそうだ。空港に降り立ったとたん、昔の香港啓徳空港なら、ぷ〜んとロコの匂いがしたものだが台北は無臭だった。新しくてキレイな台北桃園国際空港は、ひとことで言うと巨大!ショッピングアーケードも充実していて、高雄へのトランジットの3時間以上を退屈せず過ごせそうだ。

ワクワク・・・^^

この時間を利用してボロボロになった財布を買い換えようと思っていたので、片っ端から各ショップのお財布をチェック。どのお店の人も親切だし、片言の日本語を一生懸命しゃべってくれる。結局一番高かったが、一目見て気に入った(そして一番店員さんの感じも良かった)ブルガリで白いお財布をゲット!粘ってディスカウントもしてもらったし、かなり満足!そのお姉さんが今この空港にすごく大きな飛行機が駐まってるから見てくれば、と言われ見に行く。フライトで来ているのではなく、営業でディスプレイしているのだそうだ。見るとずんどうなエアバスの機体が鎮座している。ニュースでも見たことのある世界初の総2階建て、バス20台は入るという、ボーイングを抜いて史上最大のあの飛行機であーる。

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おぉ〜〜〜っっ

なんて言ってガラスに張り付いて眺めてる間に、そろそろボーディング時間だ。
ゲートへ向かうと、飛行機はえらくサイズダウン。さっきの巨大エアバスを見たために余計小さく見える。ま、40分ぐらいだしいいか、と思ったが、基本的に高所恐怖症の私は、テイクオフして地上から機体がぐんぐん上がっていく時、台北の美しい夜景など全く楽しめず、もう怖くて怖くて、窓の外に目を向けることすらできなかった・・・。大型の飛行機では体感できない上昇感覚を、小さい飛行機の場合、乗客として乗っていると必要以上に感じてしまうのだ。もうちょっとで、

頼む、働かせてくれ〜!

と叫ぶところであった。
機内は涼しいのに私一人イヤな汗をかきかき、あっという間に高雄へ到着。もう7時半を回ってるせいか、混雑もなくスムーズに荷物もピックアップして外へ出た。台北に比べて随分古くて小さな空港である。8時にホテルの送迎バスを予約していたので、はやる気持ちを抑えてあと15分待つことにした。既に到着している東京組が、今頃六合夜市で嬉々として買い食いしている姿が目に浮かぶ・・・。

しかし8時になっても、8時10分になっても表れない・・・。

既に到着している友達に連絡をとろうとしたが、海外で使用できるはずの私の携帯は、買い換えたばかりで使い方が間違っているのか、何度やっても通じない・・・。

たら〜・・・・!

本日2度目のイヤな汗が背中を伝った。8時20分を過ぎる頃になると、arrivalのところで先ほどから漢字の名前を掲げて到着客を待っている人達は、一人、二人とお目当ての人を迎えて行ってしまって、遂に誰もいなくなった・・・。

え、え〜〜〜!!?

高雄でいきなりおいてけぼり〜!?
一体私はこの後どうなるのでしょうか・・・それは明日のお楽しみ

つづく(*_*)


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南禅寺しいや

代理店時代の元同僚&上司と久々の飲み会。
最近マンションの一室や町家の一角のような、隠れ家的なお店が流行っているが、ここはその元祖的存在。普通のお家のリビングがお店になっており、知ってる人しか絶対訪れることのできない所である。普通の家といっても建っているのが南禅寺の西側、永観堂の北側という、京都市内でもズバ抜けてお品のいいエリア。瓦屋根の大きな邸宅や料亭が建ち並んだ情緒あふれる通りは、殊に春秋のシーズン、観光客が大勢歩いている。桜の時期は特に情緒があり、地元の人間もちょっとした観光気分である。

そうやって春の夜気を心地よく感じながら、白川通りをしばらく歩き、二条通を超え仁王門通りの手前までくるとその隠れ家、「しいや」さんはある。格子戸をくぐると、普通の家らしい玄関があり、リビングのドアを開けて、いつも着物姿の女将さん(というか、お姉さん)が迎えてくれる。廊下のつきあたりが20帖くらいあるフローリングのリビングになっていて、そこにこじんまり3席ほどのテーブルが置かれている。お部屋にある一つひとつの調度品も少しアンティークな格調あるものばかりで揃えられており、しっとりと落ち着ける雰囲気だ。

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お料理は基本的には和食。昨日のメニューは、突き出しに始まり、菜の花とホタテの和えもの、若竹煮、あんかけの茶碗蒸し、名物豚の角煮、自家製チゲ鍋、そしてごはんのコース(確か春の特別メニュー¥3500だったと思う)。家庭らしい雰囲気でありながら、味は料亭級!お出汁がきいていて、素材の美味さをそのまま活かした味も淡すぎずちょうどいい。珍しく、チゲ鍋が登場したのだが、これも辛いもの大好きな私にはうれしい逸品!味噌仕立ての水餃子入りというのもしつこくなくてヨカッタ^^

久しぶりに会った男性諸君と卓を囲み、飲みながら、しゃべりながら、時計はあっという間に過ぎた。現在はそれぞれ仕事は違ってはいるが、なんだかんだ言ってもかつて一緒に仕事をした仲間というのは、時々こうして元気な姿を見せあったり、グチを聞いてもらったり、時には熱い議論をしてみたりできる、なかなか貴重な存在である。

街の桜はもう散ってしまったが、ここのテラスでは見事な八重桜が咲いていた。桜に見守られながら、気のおけない宴を楽しんだ夜だった。

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近江の桜紀行

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取材のため、滋賀県の石山寺を訪れた。
石山寺は紫式部が源氏物語を書いたところとして知られている。今でいうカンヅメ。紫式部は新しい物語を書き上げるため、この寺に1週間ほどこもっていたそうだ。ここは結構な観光地で、瀬田川に沿って道路を進んでいくと、にぎやかな茶店やレストランなどが寄り集まった場所が見えてくる。これが石山寺の入り口で、大型の観光バスが何台も停まり、平日にも関わらずお花見見物の人であふれていた。

息苦しいほどの満開の桜を想像してやってきたのだが、あいにく見頃は過ぎたようだ。花をいっぱいにつけた桜というのはあんなに華やかなのに、所々葉桜に変わてしまっただけで急にみすぼらしくなってしまう・・・。わずかに本堂の前に咲き誇るソメイヨシノが、堂々と観光客を迎えていた。あまり知られていないが、文化財の多さは京都、奈良、東京に次いで弟4位!そのほとんどが、三井寺、日吉大社、近江神宮、そして石山寺にあるのだそうだ。

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石山寺という名の通り、境内には要所要所でワイルドな石が力強い造形美を見せている。天然記念物に指定されている珪灰石の奇岩越しに、国宝の多宝塔がそびえるという有り難い光景も目にした。小高い山を登っていくと見晴台があり、そこから瀬田川の風景を見渡せる。隣にいた団体客を引率するガイドさんによると、「石山の秋月」、「瀬田の夕照」と言われ、近江八景のひとつとして有名なのだそうだ。なるほど、石山寺から見渡せるのどかな瀬田川の流れ。川沿いや山に植えられた桜が薄紅色に染まり、なかなかの風景だ。「あれが名神高速道路で、あれが・・・」ガイドさんの言うとおりに自分も視線を合わせていると、目に映ったのは大きな川にかかる瀬田大橋。まっすぐつっけんどんに向こう岸へ伸び、底部の鉄骨部分がミントブルーにカラーリングされたこの橋のなんと色気のないことか。石山寺の力強い石の造形美とは正反対の、あまりに洗練されていない橋のデザインに、瀬田の夕照も台無しである・・・・。紫式部もこの風景からはとても物語を生むことはなかっただろう・・・。

石山寺を出て、観光クルーズ船がゆったりと進む瀬田川沿いを戻っていくと、「瀬田のしじみ」や「瀬田の鰻」などの看板がやたら目につく。来るときも大いに気になっていたのだが、お昼は済ませたし、夕飯には早すぎるので、泣く泣く通り過ぎた(次回は鰻としじみを目指して来ることを決意した)。

近江大橋に近づいてくると、桜が咲き乱れている箇所がある。膳所城跡公園だ。わずかに城跡らしき白壁、瓦屋根の建物が琵琶湖の畔に建っており、北側は広い公園になっている。満開の桜が林立する園内は、さすがに見頃の時期。家族連れでお弁当を広げる人やたくさんの子供達のはしゃぎ声であふれていた。疎水の桜、お堀の桜はよくあるが、湖の桜はなかなかない。ワビサビではなく、おおらかな湖を背景に鑑賞する桜はちょっとアメリカっぽい気がした。

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落ちていた桜の花があまりにも完璧なキレイさだったので、ティッシュに包んでそっと持ち帰ってきた。こんな色、こんな花弁の形、やっぱり桜でしか目にできない完璧な美しさ。お風呂に浮かべて、桜湯を楽しんでみようか。よい句はこんな時に生まれるのかもしれない・・・。

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トラットリア・ニーノ

最近評判のイタリアン、トラットリア・ニーノへ出掛けた。
三条河原町を上がったところにある、古い町屋のお店。北イタリアのピエモンテと、南シチリア島、それぞれの本格的な郷土料理が味わえるという。シャンパンのように強い発砲で辛口のスパークリングワイン、カステルブランチ ブリュット ゼロも美味かった。

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前菜盛り合わせ。
鴨のスモークや熟成生ハムはグンバツ。
タコのマリネやホタルイカも申し分なし!

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手打ちパスタを二種。
一つめは豚の挽肉と白インゲン。
ソーセージを食べてるような
味付けが美味かったな〜

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これはたっぷりチーズのかかった
セージと生ハムのフェトチーネ。
やっぱり手打ちパスタはうまい!

このあとは鯛のアクアパッツァを食べてお腹いっぱい。
ホントに地元で出されているような、ネイティブな感じの料理がいーねー!
サービスもちゃんとしてて、なかなかヒットのイタリアンであーる^^

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潜入!吉田屋料理店

最近噂に名高い吉田屋料理店へ行ってきた。
丸太町通りの御幸町を入って、すごい細い路地を入っていく、知っている人でなければたどり着けないような店。中へ入るとかなり古い町屋だが、それなりに改造して心地よい空間が創り出されている。にわかにしつらえられたようなカウンターが4,5席、テーブル席が4席のこじんまりした、人の家に遊びに来たような雰囲気だ。

メニューはそんなに多くはないが、今日のおすすめみたいなのが10品目ぐらいと、定番料理が10〜15品ぐらいある。ワインは3,000〜4,000円のお手頃な値段のものがいろいろある。ワインに合う料理が色々あるというのも嬉しいところである。酒飲みの女同士なら、すっかり落ち着いてしまって帰れなくなるようなお店だ。

女性二人で静かにやってるところもなかなかいい。吉田さんと言う、奥のキッチンにいることが多い、背の高い30代ぐらいの方がオーナーなのだろうが、無理からに愛想良くするわけでもなし、料理人気取りでもなく、力の入ったところが全然なく、なかなかいい感じである。いいな〜、こんな路地裏のしもたやで、自分で作るおいしい料理を出すお店なんて、憧れちゃうぜ・・・!

さてオーダーしたのは、
ホタルイカの黒スミ和え
鴨の薫製と水菜のサラダ(ピーナッツ入りのドレッシングだった)
トラフグの唐揚げ
青ネギのオムレツ
仔羊のアラブ風ハンバーグ
オリーブとアンチョビのトルティーヤ

そんなもんだったかな・・・。写真がないのが残念だが、なんか隣の席の人が、いきなし立派なレンズのついた一眼レフでバシバシ写真を撮りだしたので、私はなんだか撮り損ねてしまったのである。

う〜ん・・・。期待したほどには、めちゃめちゃおいしいってことはなかったんだよね〜、正直言って。この頃期待しすぎて、イマイチ感により自爆してしまうことが多い。おいしいと聞いていた青ネギのオムレツも、家で作るのとさほど変わらないような(ウチならもっと青ネギ入れる)・・・。すごい斬新な組み合わせがあったわけでもなく、特にお気に入りの料理があったわけでもなく・・・全体においしいんだけど、これっていうインパクトはなかったというのが私の感想でした。ま、白ワインは一本軽く飲み干してしまうぐらい、くつろいだ時間は過ごせたが・・・。

あっさりしていて女性好みで、どの料理にもすごくセンスの良さは伺われるのだが、ハッキリ言って、私が店をやっても、かなりいい線いくのではと思ってしまった・・・(笑) お店はもちろんみんな予約で埋まっており、大繁盛の様子。一緒にいったKさんは、なんと2年前に芸妓さんとのごはん食べで訪れた時はガラガラだったらしい・・・。そんな前からあったとは知らなかったが、今やすっかり人気店となった吉田料理店。でも普通のお店に飽きた人なら絶対いいかも。

いつの日か、路地の奥の小さなしもたやで、私もこんなお店をやってみたいな〜
なんてちょっと夢を刺激させられた。きっとまた行くんだろうな〜、夢見ながら・・・。

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ここはその後お茶を飲んだメリーアイランド。
ここも相変わらず繁盛している。
ごはんも、デザートもおいしく、雰囲気もいいからね!
若い女の子から、サラリーマンのオヤジ同士までいた。
なかなか懐の深い店である・・・。

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穏やかな祇園町

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今、京都は一番静かな季節だ。
秋の観光シーズンが終わり、慌ただしい年末年始を越し、えべっさんの行事も過ぎた今の時期は、しばらく静かな時間を取り戻す。ちょうど平日の昼間、祇園を訪れ、花見小路から切り通しを通って三条まで歩いたが、穏やかな京都の表情を久しぶりに見た気がする。花見小路などは人通りも少なく、夜の社交場となる街も昼間訪れるとすっかり落ち着いた佇まいを見せ、お稽古帰りの舞妓さんが通り過ぎたりして、なんだか素顔の祇園町を見たようで新鮮だった。こんな表情を楽しめるのって、ちょっと贅沢。地元に住んでる役得である。

紅殻格子、犬矢来、虫籠窓などが独特の風情を醸す町家。祇園はそんな歴史ある町並が遺る街だ。ここ最近は町家を利用した店舗が増えているというものの、依然町家は減少傾向にある。市内はマンションラッシュでどんどん古い建物が取り壊され、昔の佇まいがどこの街とも同じの無機質なビルに変わっていく姿を見る度に心が痛む。あとどれくらい、京都が京都でいれるのだろうか・・・。時代は移り変わっていくものだが、京都という街は古き良き文化があってこそ新しさが生まれるところ。そんな土壌を私達の代で終わらせたくはないと思う。この街に住む人にとっても、この街以外に住む人にとっても・・・。

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高雄・鳴滝紅葉だより

紅葉の写真を撮りに、高雄方面へ出かけた。
高雄に行くのはもう10年ぶりぐらいかもしれない。実は学生の頃はよく来ていた。高雄にお友達がいたのもあったが、「City Light」というイケてる喫茶店があって、当時枚方に住んでたくせに私やその周辺の友達はそこの常連で、車でわざわざ通ったものである。そういや今はカフェなんて言ってるけど、あの頃は"茶店ブーム"だった。何かと言うとすぐ茶店へ行き、おしゃれな茶店を探し出しては車でわざわざ出かけ、そんなに茶ばっかりしばいてどないすんねん、というくらい茶店通いをしていた・・・。茶店目的にわざわざ車で出かけるなんて、今では考えられないが・・・(-_-)。
で、道もうろ覚えだったので地図を一応用意して西大路今出川通りあたりを走っていると、前を行く軽トラの後ろに

高雄材木所(株)

と、書いてある。おっ、まるで私のナビゲーターじゃん。短絡的な私はこの車は高雄に向かっているに違いないと勝手に確信し、軽トラに3000点!とばかりにこの車に賭けて後ろをくっついていった。すると等持院あたりまでは良かったが、その後、あれ??  西へ行くはずが、北へ向かってない?と思っている間に「きぬかけの道」まで来てしまった・・・・。そのまま行けば竜安寺、衣笠方面へ行ってしまう・・。

3000点没収・・・(*_*)
やはり手堅く"はらたいら"にしておけば良かった・・・。

とかなんとか言いながら、脇道にそれつつ、周山街道を通って(懐かしい風景でした)高雄パークウェイまで辿り着いた・・・。土日はすごい人なのだろうが、平日とあってそれほどでもなかった。しかし大型バスは何台も停まっていたからやはりいろんなところから大勢の人が押しかけており、、高雄の瞬間人口密度はかなり高くなっていると思われた。しかし・・・

イマイチ色づいていない・・・!

紅葉情報では「見頃」とあったのに、桜で言うと5分咲きというところだろうか・・・。真っ赤な紅葉の写真を収めるためにやってきたというのに・・・ちょっとガックシ。それでも来た以上は使える写真を残さねば・・・と撮りました、撮りました(^^)

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展望台や駐車場で停まっては写真を撮った。観光客に混じって、三脚や望遠レンズをつけた大きなカメラを持った人も何人も見かけたから、紅葉をねらって多くのアマチュアカメラマン(中にはプロもいただろうが)も繰り出しているようだ。望遠レンズのついた立派なカメラを持った人を見ると、正直言ってちょっと羨ましい・・・。しかし¥29,800、さらにレジにて20%OFFという私のカワイーオリンパスのデジカメ君も捨てた物ではない(^ ^)。10倍ズームを精一杯駆使して高雄から清滝の鮮やかな風景をたくさん撮った。

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それにしても、京都というのは見所がいっぱいある。
来るときに道をそれたら、きぬかけの道や仁和寺、手前には妙心寺もある。もう少し北へ行くと金閣寺だ。高雄の南側に下りると清滝、嵯峨野、嵐山などへいき、私は大覚寺や大沢池を通って帰ってきた。いちいち立ち寄っていたら、とても一日ではまわれない。京都の観光客の9割はリピーターらしいが、ホントに名勝がいろいろあって観光地として人気があるのもよ〜くわかる。今日も改めて思ったが、地元にいると意外と行ったことない所がいっぱいある。いつでもぶらっと見て回れるのに、つくづくもったいないことをしていると痛感した・・・(-_-;)

これから少しずつ丁寧に見て回ってみよう、マイデジカメ抱えて・・・(●^_^●)

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秋の京都、名勝&名酒場

今朝は久しぶりに二日酔い(* _*;)。
昨日兄夫婦が結婚式で京都にやってきたっため、夜一緒に「赤垣屋」で飲んだのだ。ディープな居酒屋好きな二人のために、自信を持ってお連れできる店「赤垣屋」で、ごきげんの酒盛り。ほっとけばずっと飲んでいる兄夫婦につき合って、店でビールに焼酎お湯割りをしこたま飲んだ後、家に帰ってからもワインを飲むという、普段はやらないチャンポン飲みをしたためか、朝方はえらいしんどかった。しかし今朝起きて兄夫婦のすがすがしい顔といったらどうだろう・・・。前の晩3時間ぐらいしか寝ずに新幹線に乗ってやってきたのに、昼間は結婚式でワインやシャンパンを飲み、飲居酒屋でもあれだけ飲んだというのに一晩寝ると、カラダから酒が洗い流されているようだ。私は一口も食べられなかったが、彼らはパンを食べ、コーヒーを飲み、朝食用に私が用意していた野菜クリームスープをおかわりしていた。鉄の肝臓、スーパー分解力の酵素を備えた二人とはカラダの出来が違う、ということを今日改めて確信した・・・(* *)。

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えずきながらも車を運転し、朝食後は詩仙堂、曼殊院の観光へ向かった。
ずっとお天気が良く、暖かかった京都も、昨日から急に冷え込み雨もパラパラ。二人は自他共に認める雨男&雨女らしい。紅葉も部分部分では色づき始めているが、曼殊院のお庭の中はまだまだ。それでも美しく、雅やかなお庭を見ると心落ち着き、胃のもたれもいつしか収まってきた。地元にいると案外来ない場所だけに、私は完全に観光客気分でシャッターを押していた。

それにしても、京都の観光客は年々増えている。9割はリピーターだそうだから、いかに全国の人が京都好きかがわかる。昨日出かけた高台寺のライトアップといい、随分北の方に位置する曼殊院、詩仙堂でさえも、朝からえらい人だ。高台寺なんて、あまりに人がたくさんいるので立ち止まって見てられないし、がやがやしていて落ち着いて鑑賞するどころではない。おまけに作務衣を着たバイト君がチケット販売や誘導、靴脱ぎ場などに大勢いて、

「ただいま、ねねのお墓が大変混雑しており少々お待ち頂いております〜!」

ってな具合に至るところで声を張り上げていたりするし・・・。桜や紅葉の美しい季節であればあるほど、騒がしさと人混みが比例していく。「そうだ、京都行こう」のJRポスターのように、しっとり鄙びた景色にそそられる人は多いことだろう。しかしそれはもはや幻想なのである。京都の人気が出ることは有り難いことだが、静かに落ち着いた雰囲気の中で、しだれ桜や紅葉の名勝を見ることはできないのだと思うと、ちょっと哀しい気持ちもした・・・。
しっとり落ち着いた京都の古寺名勝を保護するために、JRは「もう、京都はやめにしよう」ぐらいのキャンペーンをはってくれれば・・・。なんて私は心密かに願っている(^^)

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青空古本まつり

Furuhon

今日もお天気。
洗濯や掃除を朝のうちに済ませてバスに乗った・・・。向かった先は、百万遍の知恩寺で行われている「青空古本まつり」。このあたりに住んでいながら、初めての試み。いつも行こう行こうと思いつつ、ついつい今日に至ってしまったのだ。
中に入ると境内いっぱいに古本がわんさか積まれたテントがたぶん20近くある。
本もたくさんあるし、テントもたくさんあるし、どのくらい力をセーブしながら見ていけばいいのか、どのタイミングで本を選べばいいのか要領がつかめないまま、結局一つひとつ丹念に見ていった。

3つめのテントで早くもゲット!
森林の写真で覆われた、ひときわ大きなハードカバー、ヘンリー・D・ソローの「森の生活」。中もとてもきれいなのに、わずか800円でいただきました(^ ^)。この調子でいくぞ〜と思っていたら、お目当ての俳句の本には苦労した。俳句の本は多いだろうから、他にもあるだろう、他にもあるだろうと思って見て回っているうちに、最初に見て気に入った本はどこだったかがもうわからなくなっているのだ・・・。結局全部のテントを見て回るのに、2時間はかかった。もうこのあたりで足も疲れて、お腹も減って、気力は随分萎えてくる・・・。よく似たテントでよく似た陳列。気力も萎えてきたところで、チェックしたその一冊を探すのは難しい。古本市に来たら、やはりその場でその場でゲットしていく方が賢明なようだ・・・。それにしても、山口誓子の俳句の本、面白そうだったのにな〜・・・

結局「森の生活」と、アニータ・ブルックナーの「秋のホテル」の2冊を買っただけで、心残りの本も随分ある・・・。
骨董や道具好きが高じて、身をつぶしていくという中里恒子の「うつつ川」という本にはなんだか妙に心惹かれていたのに、置いてきてしまった・・・。ウズラの焼き時間から用語の一つひとつまで丁寧に解説されているフランス料理本や魯迅の短編集、白州正子全集や蕪村の覚え書きなどなど・・・なんかもう2時間も見て回ると疲れてしまってその時はもうどーでもよくなってしまったんだけど、今となるとちょっと惜しい・・・。

と思いながら知恩寺を出ると、出ても古本屋さんがある。そうこのあたりは京大にほど近いので昔から古本屋が多いのだ。で、とある店頭に、カゴに入った文庫本が3冊100円となっていた。なんというお安さ!心残りを抱えたままの私はすぐさまそこからぱぱぱっと、向田邦子と瀬戸内寂聴と原田康子の本を選んび、うず高く積まれた古本で前が見えない店内に入って100円を払った(古本に埋もれるようにして出てきた店主は宅八郎そっくりだった)。
これで今日の収穫は合計5冊。ずっしり重くなった袋を抱えてまずまず私は満足した・・・。古本買いというのはなんだかハンティングのようだ。掘り出し物をねらいつつも、獲物の数も欲しい。そこそこの収穫を得たので今日は良しとしておこう。それにしても古本選びというのはなんだか奥が深い。京都には古本ソムリエ(そんな職業が社会的に認知されているんだろうか・・・?)なる人もいるらしいから、なんじゃそれ?と思っていたが、ソムリエなる所以も理解できるような気がする・・・。

今年の教訓を活かして、次回の古本市はもう少し戦略的に攻めたいと思っている・・・。

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ガケ書房

北白川通りにあるガケ書房を覗いてみた。
噂には聞いていたが、がれきの壁でできている外観がちょっと不気味だったのと、いつも車で通るためこれまで立ち寄ったことがなかった本屋だが、なかなか面白いとこだった。出版社毎に本がぎっしり並んでいる普通の本屋さんとは違って、女の人とか、魂とか、えほんとか、文芸日本人とか、という風なさまざまなカテゴリーで棲み分けされている。入り口に「だいたいこんな感じです」という手描きの店内見取り図があって、その見取り図といい、店内に掲げられている本の紹介POPといい(手描き)、実にユニーク。

入ってすぐ右手の「料理」のコーナーには、根本きこやはななど料理本でも独特のスタンダードによって選ばれている本ばかり。「女の人」のコーナーで目についたのは北欧やロンドン、パリなどのアパートで暮らす人達のインテリア本や編み物、おしゃれなどに関する本。女心をくすぐる微妙なチョイスがなかなか反映されている。大橋歩さんのArneもここにはずらっと揃っていたな〜

あとCDや漫画、それに雑貨、しかも手づくりっぽいものなんかもいろいろ売られていて、ここでライブも行われたりするというから驚きだ(あのスペースでどうやって!?)。本屋さんという域を完全に超えて、感性のワンダーランドって感じ。
奧の方に「みんなの棚」というコーナーがあった。ここは読んで欲しいと思う本を自分で発注してPOPを書いて置く棚なんだそうだ。ぞんざいにいくつかの本が並んでいたが、そのひとつに目がとまった。

「おかんもええけど、おとんもええで」

となぐり書きされたPOPの隣に沢木耕太郎の「無名」という本がぽつんと置いてあった。「おかん」というのはたぶん、ミリオンセラーとなったリリーフランキーの「東京タワー」のことを指しているのだと思う。私はこのPOPひとつに反応してしまい、沢木耕太郎の「無名」を手にとってしてしまった・・・。別にわざわざガケ書房で買う必要もない本だとは思ったが、このPOPの強烈な文句に笑ってしまって、結局そのままレジに向かった・・・。普通の書店だと特に惹かれることもなく、通り過ぎていただろうと思う。

こんな手法で購買意欲をつくガケ書房はやっぱりすごい!!

本のセレクションといい、いろんなコーナーの楽しさといい、店内POPといい、私は正直度肝を抜かれた。これまでの"本屋"にありがちな、知的を装わなければならないようなとりすました雰囲気や、出版社と販売店の力関係みたいなものが一切見られなく、肩の力の抜けた自由な本のディスプレイが素直に面白い。最近は「本屋が選ぶベスト1」とか、買い取りしなくても良いシステムが開発されたりとか、本屋さんも生き残りをかけて随分と主張するようになってきた。それでこそ本屋さんの存在する意義があるというもの、と私は陰ながら応援してきたが、ガケ書房のような本屋さんはその先端を行っている。

本屋だって、八百屋だって、「ただ置いて売る」だけの時代ではないのだ。どんな風にその商品に興味を抱かせるか、商品を通してどんな世界を与えられるのか、モノを売るというのはきっとそこまでを含めてが商売なのだと思う。ガケ書房の姿勢を私も見習っていきたいものだ・・・(-_-)

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立ち飲み屋考

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久々に立ち飲み屋にやってきた。
この頃は立ち飲み屋が流行だそうだが、何を隠そう私は10年以上前からの愛好者である。
昔勤めていた会社の隣にある酒屋が、家の中の土間で立ち飲みをやっていたこともあり、このカジュアルなバースタイルに(!?)すぐさま馴染み、以来周りの人間を巻き込みながらさまざまな立ち飲み屋を飲み歩いた・・・。立ち飲み屋の良さは、なんといっても"飲みに行く"っていう気構えがまるでいらない、気軽さと安価なところ。乾きものやB級つまみも心そそるものがある。今日行った烏丸四条の清水屋も、気取らないサラリーマンやOLでよく繁盛していた。

しかし私の立ち飲み屋の原点となった「中徳」を超える店には未だ出会ったことがない。
京都独特の鰻の寝床。酒屋の店先から土間が続いていて、奧はその家の昔ながらの台所。石でできた流し台の脇や、ガスレンジの上、水屋の奧などグラスとビール瓶が置けそうなところで、めいめいが勝手に飲んでいる。店からビールと適当に乾き物のおつまみなどを選んで皆いつもの定位置で飲み始めるのだ。土間伝いには茶の間があって、水戸黄門なんかを見ながら酒屋の家族が夕食をとっていたりする。昔からそんな習慣だったのだろう、食事をする家族も、土間で立って飲む客もお構いなし。初めてこんなスタイルでお酒を飲むところがあると知った時は、かなりのカルチャーショックだった・・・。しかし連れてきてくれた上司が言うには、

「去年まで、ここに寝たきり老人だっていてはってんで」

と茶の間の奧を指す。げっ!!
なんだかすごすぎる・・・。食卓を囲む家族に、寝たきりのじいちゃん、そしてサラリーマンの客達が皆同じ空間でそれぞれの時間を過ごしているとは・・・。気取ったところの多い京都において、ここまであからさまな場所があるだろうか。私は異国情緒さえ感じてしまった・・・。しかし一見やる気のなさそうな立ち飲み屋だが、驚くことに松茸のシーズンだけは、おばあちゃんが作る特製土瓶蒸しが登場し、その時期お店はお客でいっぱいになる。たまにリクエストに応えてコンビーフ玉子焼という、それ以前もそれ以降も見たことのない料理を作ってくれることもあった。お勘定はいつもお婆ちゃんが、飲んだビール瓶の数を数え、おつまみの袋などを勘定して「ハイ、いくら」と明朗会計してくれる。

あの立ち飲み屋も今はコンビニに変わってしまった・・・。
今あると、きっと連日若いお客でいっぱいになっただろうにな〜
でもそんな店なら、私は通ってないかもしれないが・・・。


清水屋 錦
烏丸通錦小路西入ル


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山荘美術館にて

取材でアサヒビール大山崎山荘美術館を訪れた。
京都駅からJRで15分、長岡京市の隣(ひとつ大阪より)。初めて訪れた山崎駅は、大阪から20分足らずのロケーションとは思えない小さな駅で、もちろんターミナルもなく、忠犬ハチ公が改札口で待っていそうな風情だ。すぐの踏切を渡って、緑濃い木々の下、きつい坂を上がっていくと、小さな門があり、さらに奧へ進むと閑静な山荘美術館に辿り着く。

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天王山の中腹に建つ、瀟洒な洋館は、イギリスのチューダー様式をもとにした別荘だったそうだ。英国帰りの大阪の実業家、加賀正太郎氏が自ら設計を手がけ、大正初期から昭和初期頃に建てられた。なぜ大山崎かと言うと、ウィンザー城を訪れた際に眺めたテムズ川の流れを思わせる、木津川、宇治川、桂川が合流する、この地に建てたという。加賀氏は、当時相当お洒落でこだわり屋さんだったようだ。
本館では現在、舟木倭帆のガラス展が開催されている。現代作家だが、アンティークのような懐かしさのあるガラス工芸品が印象的だった。


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加賀氏が建てた本館に続いて、手前の建物は半地下へ下りていく新館への階段。自然光と借景を取り入れた、コンクリート打ちっ放しの建築で、安藤忠雄氏の設計。半地下だから、本館の建物の様相を邪魔しない、さすが。こじんまりした新館には、アサヒビールが所蔵するモネやピカソなどの名画が展示されている。

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本館2階にあるオープンカフェが、また素敵。天王山から京都西部の眺望が臨める。
モネの絵画を思わせる睡蓮の池や、四季折々の趣を見せる庭園もあり、美術工芸品の数々に名画、そして豊かな自然と、なんとも贅沢な山荘である。他にこのような場所があるかと考えても思いつかない。まさに京都を訪れるなら、穴場のスポット。


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スーベニアショップには、なんとモネの傘まであった。名画を所蔵しているということは、こんなこともできるということなのだ。ちょっとしたプレゼントにいかが? ちなみにお値段は¥9,000だそう。


それにしても、坂を上ってくる途中に「加賀」と表札が掲げられた、ドデカい、おしゃれな家が建っていたのが気になった。加賀氏の孫か、曾孫か。きっとこの方もおしゃれでこだわり屋さんに違いない。

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賀茂窯なひととき

上賀茂神社のすぐそばに、「賀茂窯」という賀茂川を眺めながら作陶ができる、陶芸教室があります。
先日ここで陶芸初体験。おぼつかないろくろ回しでなんとか形に仕上げたものを、
一度窯入れ、焼き上げたものを教室のインストラクターの人が削って形を整えてくれて、今日は色づけ作業。
それは意外にも大雑把というか、釉薬の入ったバケツにガバッと入れて取り出す、というやり方でした。


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スープボウル、小鉢、お皿、酒器と4種類それぞれの色をつけました。
そしてもう一度窯入れして焼けば、土の風合いにそれぞれの色が出てカラーリングできるというわけ。
楽しみ^_^
さらに今日は手びねりにも挑戦!キャンドルたてをつくりました。
キャンドルたてなので、切り絵のように土に彫る模様によって光のもれぐあいが決まります。でもあまり繊細なデザインだと焼いたときに土が変形したり、壊れたりするのでその加減が難しい。なんとか形を決めて完成させました〜!これも焼き上がりが楽しみです。

こののんびりした陶芸教室は、2Fがカフェスペース。大きなテラスからは賀茂川の眺めが楽しめてホント気持ちいいところ。最近模様替えして、席数が倍増(以前は大きなカウチがあったのですが、常連がそこでいつも眠りこけているのでお客様がびっくりする、というんで撤去されたそうな)。オーナーさんの愛犬甚兵衛も、片隅にあるマイベッドで「グゲガギ〜」といびきが聞こえるくらい熟睡しています。


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年齢、性別、職業など、みんなまちまちの人が集まって粘土づくりをするこの教室はなんとも不思議な空間。
いつもとは違う神経を遣いながら、自分の作品を仕上げる時間はとても濃厚で豊かなひとときです。
器は見るのも、使うのも大好きですが、作るのは初めて。でもガサツなアタシのような人間でも、教室の人達に助けられてなんとか形になっていく。そういえば教室の常連さんはどっちかと言うと、陶芸してそうな繊細な雰囲気の人はあまり見ないな〜。そんな人こそええ器つくるのかな〜???

陶芸後は出町柳駅裏のビストロ「スリージェ」でうまいめし&ワイン食って(前菜には鯖の白ワイン煮、メインはすじ肉や蜂の巣等牛の内臓煮込み。うんめ〜!)、しゃんしゃん。
は〜っ・・・そして三連休もあっという間に終わっていくのでした・・・。明日から違う神経遣ってガンバロー!!

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