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岡崎の辺りって、閑静な町並みが続く散歩にももってこいの観光地なのだけど、いかんせんちょっと立ち寄ってお茶が飲める気の利いた店がない。菓子&カフェ「Cheka」さんはそんな界隈にできたオアシスのようなお店だ。動物園の北側、1Fで若きご主人(といっても若い、実はこの方マエダコーヒーのケーキを作っておられた)がお菓子を作っていて、喫茶スペースの2Fで奥様がお茶を淹れてくれる。

このお店、とてもセンスがいい。

特に2Fのカフェスペースへ上がると、どこか別の国に来たような独特の情緒があって、このお店自体が確かな一つの世界を物語っている。アンティークの家具を中心に一つのトーンでまとめられた空間は、どの角度から眺めても、隅々のディテールをとっても、店主の妥協のない美学のようなものが感じられるのだが、何だろう、この整然とした心地よさは・・・

そうだ!
ここにはプラスチックなどの人工的なものが一つもない。

塗り壁、木の窓枠、アンティークの家具やアイアンのお膳、茶釜台(?)などなど、20畳ほどの店内にあるものは温もりや質感のあるものばかり。一つひとつが違和感なくきちんと風景に収まっているから、不協和音が少しも感じられない。

心地よさの理由が解けた・・・heart04

例えば森があって、小川が流れていて、自然の中にひとつ、青いビニールシートがあるだけで、ペットボトルが捨てられているだけで、ものすごく違和感があり、風景全体がものすごく醜くなってしまう。それくらい、自然なものと人工的なものを一緒にしてしまうと不協和音が生じて、心を波立たせる。

常々そういう風に感じていたが、といって普段の生活で人工的なものを排除するわけにもいかない。木の床に木の家具を置いていても、電化製品はあるわ、プラスチックのゴミ箱はあるわ、パソコンの画面が光を放っているわ、部屋はまったく雑音だらけ。

Chekaのような空間にいると、普段私達は、知らず知らずにそういう不協和音に晒され、小さなストレスをため込んでいるのかもしれないと思った。

いっそのこと人工的なもので統一した部屋で暮らそうか・・・
いやいやそんな味気ない空間ではまた、別の意味で心を病みそうだ。

さてはしばしば、心安らげる空間でお茶を一杯・・・

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なんとこれはティラミス。

ここのお菓子はみな愛嬌があって、
お菓子好きではない私もそそられる
何かがある・・・!


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コメント

お久しぶりです!ブログ再開されてて良かったです!(^-^)お元気でしたか?素敵なカフェですね〜。私はもう、ギャングと化した ちびっこのおかげで、こんなオシャレなお店には入れなくなってしまいました^^; こどもは今月10ヶ月になります◎

投稿: ももまる。 | 2011年11月10日 (木) 12時09分

ま〜っっ、お久しぶりです!!ブログのぞいていただいて、ありがとうございます。もう10ヶ月になるんですね〜、ちびっこギャング(笑) 大変でしょうが、貴重な子育て生活エンジョイしてくださいね〜!動物園を訪れた折には、このお店にも立ち寄ってみてください、ケーキ美味しかったです^^

投稿: ねね | 2011年11月10日 (木) 18時02分

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