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奇跡の生存

連日の暑さのせいで、日常生活でやらなくなったことがいくつかある。

・料理
・庭の手入れ
・お風呂(湯船につかる)

うだるような暑さの中、食欲も衰えがちな上、ガスレンジに火を点けてさらにヒートアップしてあえて料理をしようとは思わない。冷や奴とかサラダとか、家で食べる時はもっぱらそういうメニューが続いている。

日中はかんかん照り、夕方は蚊の餌食になるような庭にも出なくなった。朝から強い日射しを避けてブラインドを下げたままなので、庭がどうなっていようと見て見ぬふりである。どうせクーラーのないわが家には、夏は誰も遊びに来てくれない。

そしてバスタイムも短時間になった。かれこれ2ヶ月は湯船にもつかっておらず、とにかくぬるいシャワーをサッと浴びて出てくるだけで、お湯にゆっくり浸かろうという発想にならない。

こう思えば暑さというのはいろんなもののやる気をなくしているのだとわかる。さすがに仕事は暑さでやる気がなくなりましたでは済まないので、かろうじて続けているが、この気候があと1ヶ月続いたら、どうなっているかわからない・・・(笑)

という具合に暑さというのはライフスタイルまで変えてしまっているのである。暑さがあと2ヶ月続いたら、南の島に住む人のように大らかでのんびりしたキャラになっていると思う。

そんなうだるような暑さが今日も始まろうとしている朝、洗濯物を干していると、裏のお家の庭先から「ぶ〜ん」という耳慣れないモーター音が聞こえてきた。耳を澄まして音源を辿ると、リビングの軒下には真新しいクーラーの室外機がある。お山の上は涼しいのでクーラーを設置していない家庭が多いのだが、ウチ同様裏のお宅もこれまでクーラーは取り付けていなかった。

しかしこの暑さ・・・遂に決断されたようだ。ま〜、私のように日中出掛けていることも少なく、80歳を超える老夫婦が住むお家だ。熱中症で高齢者を中心に死者が出ているという報道も連日のように聞こえてくる中、その決断は命がけであったのかもしれない。

まさに生命が危ぶまれるほどの酷暑・・・。

私がクーラーなしで生活していることは、なんだか奇跡のように思えてきた。
こんなことで奇跡を呼び起こしていいもんだろうか・・・。

かつては「ウチにはクーラーがありません」というと、「まぁ、羨ましい」というレスポンスが返ってくるのがちょっと嬉しかったものだが、今はお山の上も温暖化の影響で到底羨ましがられるような涼しさではない。単に変わり者という視線を感じている。実家の母などは「私がお金を出すから、お願いだからクーラー取り付けて」と悲痛な電話をかけてくる始末である。思わぬところで親不孝もしているようだ・・・(笑)

なぜ、そこまでクーラーを取り付けないことにこだわるのか・・・

自分でもよくわからないのだが、なんだかこの家にも、自分の暮らしにも、クーラーというものが似合わない気がするのだ。もともとクーラーが好きじゃないということもあるし、外気に熱風を吐き出す構造自体が気にくわない。クーラーを取り付けるなら、居間にビニールプールでも置いて半身浸かりながら仕事してみようかと真剣に考えているくらいである。

しかしもう9月。ようやく夜になれば虫の声も聞こえてくるようになり、そろそろ秋が忍び寄って来ている(はずだ)。きっとこの暑さももう少しの辛抱!って信じて、とりあえずもう少し奇跡の生存を続けてみようと思う。


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寝っ転がればいいだけ

例年にない暑さが続いているというのに、この夏4度もゴルフをし、おまけにプールにまで行ってしまったらえらいことになってしまった・・・sweat01

鼻のてっぺんやほお骨のあたりが赤くなり、ファンデーションで言えば2トーンぐらいお肌が黒くなっている。

やはり今年の日射しは尋常ではない。既にゴルフ場の紫外線をたっぷり浴びてベースは出来上がっていたのだが、プールサイドに寝転がっておしゃべりをしていたら、パラソルの下というのにクッキリはっきり水着の跡がつき、お顔まできれいに日焼けしてしまった。

どちらかというと、夏場はボディーは焼きたい方。白いTシャツやパンツはやっぱり焼けた肌が似合うと思っている。しかしさすがにプールから上がって顔までこんがり焼けた姿を鏡で見ると、タラリと冷や汗ものだった。ほうっておいていい年齢ではないので、翌日エステの予約を無理矢理ねじ込み、お手当していただいた。

久しぶりのエステはやっぱり気持ちよかったheart04

毛穴のお手入れから角質の除去、強力な美白パックに加え、手足やデコルテをたっぷりとマッサージ。ヒーリングミュージックが淡く流れる薄暗いお部屋で2時間以上も夢心地になれた。寝転がっていれば次々と滑らかな手つきでお肌のお手入れをしてもらえる。ちょっと奮発したが、その分美白成分がお肌の奥深くにしみ通っていくような気持ちにもなれる。

普段は贅沢だわと思うエステも、行ってみればお肌に効くだけでなく、心にも効くということがよくわかる。同じお金をつぎ込むにしても、高い化粧品を買ってお家でお手入れするのとはちょっと違う。というのもエステに行って寝っ転がっていいだけ、という時間が大事なのである。何もしなくていい、誰かに何かをやってもらうことが心にゆとりを与え、リラックスさえてくれる。

オトコの方ように「ただいま!」と帰って食卓に座ればごはんが出てくるようなこともない女性は、一日中自らのため、家族のため、常に動いているのである。フリーでひとり暮らしといえば尚更のこと、自ら動かなければごはんにも、仕事にもありつけない。しかもOver 40ty、代謝は日に日に落ち、エクソサイズしなければ肉体はブクブクと脂肪を蓄えるばかりである。生活も、肉体も、私達の日常は動かなければならない宿命に追い込まれている。

だからこそ寝転んでいればいいだけのエステも、座っていればいいだけのレストランも、あるいは待っていればいいだけというレギュラーのお仕事(笑)も、やたら贅沢に思えてくる。だから「疲れたな」と思ったら、ネイルでもヘアカットでも、誰かに何かをしてもらうと気持ちがラクになれると思う。

しかしただ飲めばいいだけ、という宴会は私の場合要注意である。
何ら制約のない飲み会では近頃したたか酔ってしまうので、この点だけはあまり解放されない方がいいようである(笑)。これからはエステぐらいで、自分を解放することにしたい。

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ひとっ風呂のシアワセ

暑い〜〜〜〜〜っsign03

残暑チョー厳しいこの頃、さすがのお山の上もうだるような暑さで、扇風機しかないわが家ではもう午後からは仕事になりません・・・。少し動くだけでも汗タラタラ、じっとしているだけでも汗ばんでしまう。今日は昼過ぎに1本納品を終えたので、耐えきれずにお昼ごはんに缶ビールを飲んでしまいました・・・。

こう暑いと閉口してしまうが、それでもこの暑さがシアワセを運んでくれるのである。

例えば冷たいビールがやたらと美味いというシアワセ!一日汗かきがんばった後、仕事終わりで飲む一杯のビールには身も心も救われる。暑い&しんどいという地獄があるからこそ、冷たくておいしい天国へ行けるのである。同じようにこんな時期にひとっ風呂浴びて汗を流すと、チョー気持ちよくて生き返る。

この間もゴルフの練習後に立ち寄った銭湯の気持ちよかったこと!

京都には他の地域に比べて今も銭湯が多く残っているが、私などは街中に住んでいないので通常めったに行くことはない。そもそも銭湯に行ったのは、一緒に練習した京都生まれ京都育ちのTクンが毎日銭湯に通っているから。お家にはちゃんとお風呂もあるが、毎日銭湯通いしているそうだ。そういえば同じく京都生まれ京都育ちのMちゃんのお父さんもリッパなお風呂があるのに毎日銭湯へ行くらしいし、得意先のある社長さんも豪邸に住んでいながら銭湯通いをしていると聞いた。京都に銭湯が多いのは、京町屋にはもともとお風呂のないことが多いからかと思っていたが、京都人には元々銭湯通いのDNAが組み込まれているようである。

銭湯に入ると、番台の人が常連のTクンに「あら、こんばんは」と親しげに挨拶。私はもちろん女湯にビジターとしてしずしず入っていったのだが、男湯側では「こんばんは〜」という声があちこちから聞こえてくる。脱衣場に入っていったTクンが、周囲のお馴染みさんと世間話を交わしているようだ。

イタリアに住むIちゃんが「ビーチはイタリア人にとって社交場なのよ」と言っていたが、京都人にとっては銭湯が社交場のようである。

確かに女湯でも「こんばんは〜」と入ってきて、近所の女性達が言葉を交わし始める。それこそ小学生の女の子からおばあちゃんまで、多世代が交流する社交場である。子供はこういう所で社会性を身につけていたのかもしれない。常連さんは石鹸やシャンプーなどが入ったプラスチックのバスケットやMY洗面器を持ってやってきて、実にこなれた手順で頭の先から足の先まできれいに洗い上げている。久しぶりに銭湯にやってきた私などは、着替えからモタモタしてしまい、お風呂場でお湯と水のレバーを一緒に引いて適温の湯を出す加減もなかなかうまくいかなかった。

だけど久しぶりの銭湯は本当に気持ちよかった。

お家にお風呂があってもわざわざ銭湯通いする気持ちがわかるような気がする。大きな湯船は少々熱いが温泉さながらの手足を思い切り伸ばせる心地よさがあり、ジェットバスや季節の湯などいろんなお風呂で癒し気分を満たされるのもいい。銭湯というのはただ汗を流すだけではなく、積極的なリラクゼーションなのだ。お風呂から出た時の気分が、やっぱり家庭のそれとは違う。

練習場で200球打って、汗だくになった後に銭湯で汗を流す気持ちよさ。なんかその楽しみのためにもっと自分を痛めつけたいと思うほどである(笑)。

生き返った心地のする、暑い最中のビールやお風呂。まだまだ猛暑が続くようだが、その一杯、その一風呂のシアワセのために、がんばろうと思う。

ひとつ残念だったのは車だったので、風呂上がりのビールが飲めなかったこと。とりあえずラムネを飲みながら「ぷは〜」って言っておきましたbleah


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Love Againとはほど遠く

昔から、会社のボウリング大会やゴルフコンペでは、ヘタなくせに必ず賞をいただいてくるという、タダでは帰らへんという習性のある私。先日の同級生ゴルフコンペも、スコアは悪いのにきっちりニアピンをいただいてきました。

最初はうっかり参加の返事をしたものの、20年ぶりに中学の同級生と会うというのに、何もわざわざヘタなゴルフを見せることもないのに・・・。なんて内心思い、少し後悔していたのだが、今振り返ると20年ぶりに会うからこそゴルフで再会できてよかったと思う。

多少暑いとはいえ、ナイスショットに手を叩き、空振りに大笑いし、時に感嘆し時にこきおろし、緑の中でワイワイやるのは子どもの頃の休み時間に戻ったような無邪気な楽しさがある。しばらくぶりの再会もいつの間にかリラックスできるというものである。

プレイした牧野ゴルフ場はコースから駅ビルやマンション群が見える、なかなかエキサイティングなゴルフ場だった。パブリックなのでほとんどトリッキーなところはなく、ビギナーにはもってこいのゴルフ場なのだが、グリーンは草野球の練習場のような状態で、うっかりラフに陥ろうものなら絡み付く夏草がボールを掴んで離さない。そんな体験も斬新でした。

そして19番ホールからは女子も参加(ま、アタシも一応女子なんですけどぉ)。同級生のお料理の先生Mちゃんが11人分もの、激ウマチャイニーズを用意してくれて、これまた同級生のお店を占拠しての宴会。シャンパンに、ビールに、ワインに・・・・あぁ、やめて〜 ごっつぁんですsmile

それにしても久しぶりに会う人達と話すと、私は昔から自分の言動にまったく責任を持っていないのだということを痛感した。あんなことあったよね、こんなことしたよねと思い出話をされても、私の答えは「そうだったけ〜?」ばっかり。自分の記憶からすっかりフェイドアウトしたことをいろいろと暴露されるので内心ヒヤヒヤするである。悔し紛れについには「過去なんか振り返らんでええねん!私は未来だけを見て生きてんねん!」とのたまっていたように思う。すいません、途中から記憶がとぎれとぎれなもんで・・・。

途中で乱入者も約1名あったりして(笑)、最後までなかなかエキサイティングでした。
今流行のLove Againですか、私の場合案の定そんなロマンティックなドラマが生まれるスキも、色気も、予感もさらさらなかったミニ同窓会(爆)。それよりも調子のって飲み過ぎているこんな日は、どんなエンディングを迎えるかが要注意である。

先週の信州旅行から、ツメの甘さが目立っている私。帰る頃には相当酔っぱらっていたのだが、前回もMちゃんちで飲み過ぎて帰りの京阪電車で一往復してしまったので注意はしていた。無事に終点の出町柳で降りれたのの、ホームへ降りたとたん待ってましたとばかりに転倒!気がつくとホームに臥していた。駅員さんがとんでやってきて、私は駅員さんにささえられてエレベーターに乗せられた。やはり今回も最後の最後でやってしてしまいましたcoldsweats01

朝起きると久しぶりのHung Over・・・。
おまけに左足首と右膝も痛い(笑)、にわかに蘇る昨晩の記憶・・・。

でもお腹が空いたのでMちゃんがお土産に持たせてくれた昨日のお料理の残り、スペアリブやチャイニーズ風のパン、クラッカーなどをわしわし食べた。あれ!?鞄の中を見ると、鞄の中が割れたクラッカーだらけになっている。

もしかして・・・

私は昨日ホームで転んだ時にお土産をぶちまけてしまったのかもしれない。よく見るとお土産の箱もつぶれている。なんだかおぼろげにホームで転んだ記憶が浮かんで来る。

しかしそれ以上無理に記憶を辿ることを辞めにした。
だってパンもスペアリブも、クラッカーも、とっても美味しかったんだも〜んbleah

次回はもうヒールの高い靴はやめときます。
いや、そーゆー問題やないやろ(1人ツッコミ)bleah

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信州の旅

猛烈に暑い中を、猛烈なスケジュールをこなしているこの夏。

おまけにこの暑いのに同級生仲間とゴルフをやったり、オランダ人の観光案内をしたりと、そろそろ私の体力も限界に達しそうである。というわけでこの1,2週間はあまりにもいろんなことがありすぎた濃縮ウィーク。どれから書いていいかわからないので、とりあえず旅のお話から。

8月1日から3日間は恒例の旅行で信州へ。

結論からいうと、とっても楽しかったです〜happy01
出発日は京都でみんな集合して塩尻へ、まずはワイナリーめぐりからスタート。といっても井筒ワインと五一ワインの2箇所なんだけど、いきなりウェルカムドリンクを堪能です。もんのすごい葡萄味のワインから辛口のものまで、多彩なワインが楽しめた井筒ワイン。しかもタダ!ベロンベロンになるのではないかと思ったけど、おつまみも何もないと案外飲めないもので、ワインというのはやはりお料理とのマリアージュなのだなと思った。

残念だったのは地下にある貯蔵庫が見学できるんだけど、だれも説明も案内もしてくれない。ただくら〜い倉庫を見て帰ってくるだけ。そこにどんな意味があるのか。ワインのテイスティングも何十種類ものボトルを勝手に冷蔵庫から出して飲むだけなので、説明もおつまみもない。カリフォルニア・ナパバレーのエンターテイメント性やホスピタリティを見習って欲しいものである。タダで飲んでて言うのも何ですが・・・coldsweats01

しかし美ヶ原温泉郷の宿「追分屋旅館」はサイコーでした!

何がいいって、お料理。温泉に入って、浴衣に着替え、夕食へ向かう時ほど心高鳴る瞬間はない。そして期待に胸膨らませてお食事処に行くと、見事な有田焼の器に趣向を凝らした料理が満載!手の込んだメニューがちょこちょこといろいろ登場し、グラスを片手にそれらを平らげる喜びをたっぷり噛みしめたのでした・・・。

そしてとにかく旅館の方の気遣いがすごい!

チェックイン後、馬刺しがダメとか、鯉が食べられないとか言うと、すぐに板場に連絡して別のものを用意してくれたり、2日目の外出から帰ると「裏で穫れたメロンです〜」と言って女将さんがメロンをふるまってくれたり、帰りはバスで松本駅まで送ってくれたりしてくれた。

要するに旅館としては私達はヒジョーに怖い客に見えたのだと思う。

見るからに自己主張が強そうなOver 40tyの女性が5人。ヘタなサービスをすればこーゆーところで何を言われるかわからない。女将さんが玄関で迎えた時点で「要注意客」として係の人みんなに周知させたのではないかと私は考えている(笑)。いきなり好き嫌いを口にしたり、泡風呂の泡が立たなかったとチクリと仲居さんに報告してみたり、お腹が空いたら食事の連絡が来ていないのに押し掛けたりと、旅館の人を脅かすようなふるまいが数々思い起こされる。

しかし私達は十分満足いたしましたので、ここで名言させていただきます!
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観光して、温泉入って、美味しいもの食べて、本当に久々に英気を養えた時間であった。毎回夜更かししてガールズトークしたものだったが、今回は1日目はあまりにお腹いっぱいだったため、2日目は炎天下の安曇野サイクリング(電動機付きですが)で体力を消耗していたため、2日とも11時前にはみんな眠りこけてしまった。2日目など、おふとん敷いてワイン飲みながらしゃべっていると、私はグラスを握ったまま爆睡状態という始末・・・。

お陰で早寝早起きのとっても健康的だった2日間。

しかし無事幹事の役割も滞りなく果たせたと思ったとたん、京都へ着いたら悪夢が待っていました・・・。ふとしたスキにJRの中でお土産に買ったワイン&日本酒を落としてしまい、みるみるうちに車両が酒浸しに・・・。私は10分で降りたけど、残された客にとってはえらい迷惑なことでした。すいませ〜んsweat01

というサイアクな締めくくりだったんだけど、一緒に行ったRちゃんもどこかにお土産を忘れてきたという、さすがアタシのお友だちです!

さて来年はどんなハプニングが待っているのでしょうか・・・・


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