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さらば、イライラ!

何かの拍子でパソコンのメモリーが重くなったりして、インターネットがサクサクできなくなると、ほんのわずかな時間のタイムラグなのにイラッとしてしまう。ダイヤル回線しかなかった頃は、それでもネットというツールの便利さに感動したものなのに・・・。

お山の上から車で町へ下りている時など、道が一車線なので、地方のナンバーをつけた車なんかが前をのろのろと走っていたら、車間距離を詰めてみたり、舌打ちをしてみたり、ストレスを感じていることが多々ある。

あるいはスーパーのレジなどで並んでいると、前のおばあちゃんが明らかにテキパキとしたお支払いの流れに乗っておらず、お財布からモタモタと硬貨を一つひとつ出している時なども、内心ついイラッとしていることがある。

このイライラがふと怖くなることがある。

インターネットが遅くなったと言ってもわずか1,2秒のことだ。ゆっくり走る車をサイドに追いやって、すいすい車を走らせたとしても、到着が5分も早くなることはない。おばあちゃんが、ゆっくりと支払いを済ませたところで、5分も10分も待たされるわけではない。

わずかな時間でも待てない人間になっているのだ。そして私が怖いなと思うのは、このイライラ感が、のろいからすっとばかしていく→もたもたする者は排除する、そんな発想につながりはしないかということだ・・・。そういう人間にはなりたくないし、そういう社会であって欲しくない。

この間もクリーニング屋さんへ行くと、あいにくパートさんが1人のところに、3人の客が並んでいた。おばあちゃんがたくさんのクリーニングを引き取りに来たところのようで、パートさんが伝票を見ながらバックヤードのあちこちから、ワイシャツやコートを引っ張り出している。その後ろに若い女性とおばさんが2人、さっきから突っ立って待っていて、明らかに後ろ姿が不平そうだ。

クリーニングが全部揃い、それを袋に入れて、最後に何かの割引の払い戻しみたいな処理などをしてようやく「どうもありがとうざいました〜お次の方どうぞ」となった。受付台から脇へそれたおばあちゃんはこちらを向くと、後ろに並んでいた私達に、「えらいお待たせして、すみませんでした」と申し訳なさそうに頭を下げた。

その言葉にニッコリ会釈したのは私だけで、前の二人はおばあちゃんの方を振り向きもしない・・・。前のおばちゃんをチラリと見ると、憮然とした横顔をしていた。

ほんの1,2分でも待たされたり、リズムよく物事が流れないと、現代人はやっぱりイライラしてしまうのだ。急いでいたとしたら待たされてイライラするのも仕方がないが、私はおばあちゃんの言葉に対する冷たいリアクションにすごくいやな感じを覚えた。

「お待たせしてゴメンナサイ」という言葉に対し、「い〜よ、い〜よ、大丈夫だよ」とは言えないまでも、そこにいる人達には「あ〜よかった、日が暮れるまでに終わってくれて」な〜んてジョークを飛ばす余裕も、雰囲気も、発想もまるでない。日本人はもともとジョークで応じる文化はないのかもしれないが、こういう時にジョークが言える人、あるいはジョークが言える雰囲気って実は家族でも会社でも社会でも大事なことなんじゃないかな〜と感じた。

海外へ行くと交通機関は平気で遅れるし、国によっても違うだろうが、さまざまなサービスが時間通り行われることの方が少ないように思う。その都度イライラしては身が持たないので、ある種そういうもんだというあきらめが大らかな心を育てているのかもしれない。日本は電車はオンタイム、配達は時間通り届けられ、あらゆるサービスがきちんきちんと行われている。それはもちろん快適で、世界に誇れることだと思うが、その一方でイライラ人間も育ちやすくなっているのかもしれない。

イライラ気分、ぎすぎすした人間関係、これらは百害あって一利なし、である。イライラすることで気分を台無しにするくらいなら、ちょっとのんびり構えて気分を害さない方がホント賢明だ。忙しい日常生活だからこそ、イラつかない生き方を私達は身につけなければならないのだと思う。


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