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タヌキ好み

かつてちょっとしたブームで今はもう忘れ去られてネタにものぼらない、動物占いというのがある。バカバカしい占いだったと思うが、あれは妙に当たっているところがあったように思う。

覚えていることを思い出すと、黒ひょうの人は回るものが好きらしく、洗濯機や電子レンジが回るのをつい見入ってしまうという。ペガサスの人は、架空の動物らしくちょっと世間様とピントのずれてるところがあり、独特の自分の世界があるらしい。それぞれに当てはまった人は「当たってる〜!」と大笑いしていたのを思い出す。

私はタヌキだ。

タヌキの特性は「古いもの好き」らしい。これには私も「当たってる〜!」と思わざるを得ない。とにかく私は新しいものよりは、古いものに惹かれてしまう。古い街並みが好きだし、アンティークの家具なども大好きだ。家などもまっさらな先進の住宅などにはあまり魅力を感じなくて、年代の感じられる古ぼけた家に住む方がダンゼン落ち着く。白い壁にモダンな家具が置かれたおしゃれなリビングなんて、私にはとんでもない。

最近TVを代えてから、BSやケーブルテレビの番組が観られるようになったのだが、これが古いもの好きの傾向を改めて気づくきっかけとなった。チャンネル数が増えて最新の海外ドラマや映画も観られるようになった一方、昔の日本映画やドラマもやっていて、実はタヌキの私はこれにハマってしまっている。

昭和の匂いが感じられるモノクロのフィルムや、大女優が初々しい表情を見せるドラマなどを観てると、今のドラマにはない興奮を覚える。大好きな松本清張や向田邦子の映画やドラマなどは、必ずチェックして録画して夜ゆっくり観るのが楽しみでもある。何度もリメイクされている松本清張の映画ではあるが、古めかしい脚色で観るのも味わいがある。向田邦子のドラマなどは(既にほとんど読み尽くしてはいるが)、リアルタイムではまだ子供であったためあまり観たことがなかったが、今観るとなんと素晴らしい脚本かと感動してしまう。

なぜ古い映画やドラマにこんなに惹かれるのか、自分でもよくわからない。昔のものは稚拙なつくりだし、ストーリーの展開も単純明快すぎるところがある。ただ殺すの殺されるの、家族がすったもんだするにしても、その背景になんだか平和が感じられてしまうのだ。右肩上がりで、みんなが茶の間を囲んで団らんしていた時代の平和感なのだろうか。今ほど複雑な社会じゃない安心感のようなもの(昔の人の慎ましい生き方やまじめな姿も含めて)が、妙に新鮮に感じられるのかもしれない。

例えば今の映画でも、サスペンスものだとちょっとサイケな人が起こす頭脳TRICKなんかで、大規模な闘争が繰り広げられたりする非日常的な展開のものばかりだ。そこにジェットコースターみたいなスリルはあっても、人間の機微に迫るような推理の面白味はなかなか得られない。そんなところで共感を得ようとするのはまどろっこしいし、多数を楽しませることはできない。エンターテイメントもどんどん変遷しているのだ。

しかし私はタヌキなので、一昔前のエンターテイメントが肌に合う。

寒くなってきて、今年も家ごもりの季節になってきた。以前のスカパー!なら、雪の激しい日などはすぐに受信が中断されたものだが、今はそんな心配もなくなった。この冬は古い映画やドラマ三昧でおうちステイを楽しみたいと思う。

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秋の清澄の里へ

この連休も京都はえらい人だった。一年で最も混み合う桜と紅葉のシーズン、中でも11月最終の連休は最も人が多い。秋色に染まった名所旧跡をしっとりと眺めたいものだが、いかんせん人の頭をかきわけての鑑賞はとにかく情緒もなく疲れてしまう。

だからというわけではないが、今年はちょっぴり鄙びたスポットで紅葉が楽しんだ。京都がダメなら奈良へ、というわけで取材も兼ねて、もう少しで天理というところにある奈良市の山合いにある「正暦寺」を訪れた。田園風景が広がる清澄の里にあり、ちょっと田舎の方というのと小雨の降る日だったので人もまばら。お陰でけっこう理想的な紅葉鑑賞ができた。

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山間にある鄙びたお寺だが、歴史は1000年にも及ぶ。紅く染まった木々を縫うようにして清流が流れ、本当にしっとりとした情緒あるところだ。そういえばこの清流の水を使って日本酒が醸造されたという、日本酒発祥の地としても知られている。さすがにお寺で日本酒のふるまいなどなかったが・・・・(笑)

本堂に手を合わせ、ひととおり見学して帰ろうとすると、作務衣を着てお堂を管理しているおじいさんが、「もうちょっと待ちなはれ」と私を止めた。

・・・・?

と思っていると、「今から額に入った素晴らしい絵を見せましょう!」とおっしゃられる。どんな有り難い仏さまの絵が見れるのかとしばらく待っていると、私を含む本堂をお参りしている人々を右側の障子の方へ向くように指示し、おもむろにその障子を開けた。すると・・・


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「どうです〜?これが皆さんに見せたかった絵です」と、いわゆる紅葉の借景を見せてくれたおじいさん。なかなかエンターテイメント心のあるおじいさんで、どうだと言わんばかりの自慢げな様子がおちゃめで可愛らしかった。私がシャッターを押していると、どんな写真が撮れたかをしっかり確認しに来られた。正暦寺自慢の紅葉が、どんな風に人々の心に残ったのかを確かめたいかのように・・・。

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清澄の里といえば、「清澄の里 粟」。
奈良の伝統野菜「大和野菜」をはじめ、ものすごい美味しい多彩な野菜を味わえる。ただの野菜がおいしいレストランではない。自分達で畑を耕し、栽培している筋金入りの農家レストランなのだ。わざわざ訪れてこそ味わう価値がある。

11月の奈良、清澄の里は、なかなかのものだった!

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近頃の料理本

 近頃通販で本を買うことが多いので、この間ふらりと書店に寄ってみて驚いた。何に驚いたかというと、そこだけもうはみ出さんばかりにすんげ〜数になっていたからだ。それは

料理本

その一角、というかそのエリア一帯は端から端までびっしりと料理の本で埋められている。ま〜、ようこんだけ料理の数があるもんだと驚いてしまうが、なんか一種不気味な気さえした。日本人はこれほどまでに食に執着している民族なのだろうか。といって周りに料理好きが増えたとも思えないのだが・・・(笑)

人気の料理家の本から、基本ものの教本やテーマ性のあるもの、雑誌の別冊などなど、あるわあるわ、時の人である鳩山夫人のお料理本まである。ひと昔前までお料理本というと、土井勝とか料理の王道を行く先生が出すいわゆる教本系と、おかずカレンダー的な日常使いのもの、あとはカレーとかお菓子とかの専門性に特化したものなんかが基本だったような気がする。

しかし今はこれだけでは済まない。やたらターゲット層のニーズが細分化されて出版されている。簡単レシピや保存食、お弁当レシピなどの日常的なものから、精進料理やペルシャ料理などのかなりニッチな層を狙った本まである。さまざまな人気料理家の本以外にも、鳩山夫人のように、タレントやちょっと憧れのライフスタイルを送ってる人などがイマドキは料理本を出すようだ。

中でも目立つのは菜食系。

お店の取材をしていても思うのだが、今って和食でも中華でも洋食でも、とにかく野菜を売りにするお店がやたら増えている。いかに野菜をたくさん使い、美味しく食べさせるかが、どのお店でもテーマになっているようだ。客の方も、京野菜を使ったイタリアンとか、有機野菜使用とか、そういう言葉に惹かれて選んでいるようなところもあると思う。どっか〜んと肉料理とかこってりフレンチなんていう、いかにも血管が詰まりそうな料理はもはやタブーなのである。店側も客側も、口にいれるならヘルシー&ピュアなものを、ということでややベジタブル強迫観念に取り付かれている傾向はある。

というわけでわざわざ料理のレパートリーを増やすなら、やっぱり野菜が食べられるメニューじゃなくちゃならないのである。旬野菜のレシピとか、野菜がたくさん食べられる料理とか、菜食ごはんとか、野菜のレシピはもちろん、表紙にも美味しそうな野菜を写真に使っているものも多い。

とにかくいろいろな料理本があって、これだけ並んでると一冊選ぶのも至難の業だと思う。こういう状況だと、タイトルや写真のインパクトがものを言う。実は意外とこれが売れるポイントになっているのではないかと思う。例えば「つくってあげたい彼ごはん」という本は大成功した例だが、これに習ってか最近は「杉本彩の男を虜にする料理」というのも登場していた(笑)

「天使のごはん」というのは一体どんなレシピが載っているのだろう。思わず開けてみたくなるタイトルである。「フライパン1つですぐできごはん」なんていうのも、いかにも簡単そうで忙しい人にはそそられるタイトルではないだろうか。最近はお弁当を作ったりする男性に向けて、「男子ごはん」はドンズバである。

私も過去にタイトルに惹かれていくつか料理本を購入した。
「まかないごはん」
「ワイン好きの食卓」
「和食でおもてなし」

なんか普段の暮らしぶりや嗜好が如実に現れているような気もする(笑)。
そして最近またタイトルに惹かれて1冊購入してしまった。

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「かもめ食堂」や「東京タワー」などのフードスタイリストさんの本。映画が好きだし、映画に登場するメニューを作るのも楽しそうだしって想像して購入。なんかもっと映画色を期待していたのだが、中身は案外普通なレシピ。その代りジャンル、フィールドを問わずさまざまなレシピが紹介されている。あまり映画との関係性を問わず、お楽しみ料理本として活用してみたい。

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カワイイ人

怒濤のような3週間が過ぎ、ようやく一段落。いつの間にかラジオからクリスマスソングが流れている。なんともうすぐComing Christmasではないか・・・。

この間私は仕事やらプライベートやらでとにかく忙しかったのだが、とにかく毎日違う人と会っていたような気がする。仕事柄、初めて会う人もたくさんいる。私くらいの年になると、組むスタッフも最近は年下が多くなってきた。そんな彼ら彼女らと仕事をすると、カワイイ!と思う瞬間がある。

ある仕事を通して知り合った編集者の若い女子もそうだ。
この方、可愛い感じのぽわ〜んとした雰囲気の癒し系女子で、段取りが悪かったり、取材先間違えたり、正直言って最初はちょっと印象が良くなかったのだが、ふとしたことでカワイイやっちゃ〜と思うようになってしまった(笑)

ある日取材先への移動途中で昼食を摂ることになった。時間がなかったのでカメラマン、モデルらと4人でショッピングセンターのEAT INへ。こんな時手早く食べれるのはやっぱりカレー。カメラマンとモデルはビピンパをオーダーしてテーブルに着くと、最後にやってきた編集女子。彼女は私と同じくカレーにしたのだが、そのカレーにはゴロゴロと鶏の唐揚げが載っかっている。

お〜っっ!

一瞬みんなそのボリュームたっぷりな唐揚げカレーに息を飲む・・・。エビフライ、トンカツまでは見たことあるのでアリかなって気がするが、唐揚げって・・・その意外性のみならず、お嬢様っぽい雰囲気を裏切る選択になんか私は笑えてきた。聞けば

鶏が大好き

なんだそうだ。私も鶏大好きだが、さすがにカレー&唐揚げは胸焼けしそうなのでできれば別々で食したい。しかし一向に構うことのなく美味しそうに食べる編集女子。

「そういえばさ〜、Sちゃんいっつも会社の横の焼き鳥一番で飲んでるよね〜」

同じビルに事務所を持つカメラマンが鋭く指摘する。“いっつも”という言葉に私も反応してしまう。「はい、好きなんですぅ〜」と唐揚げをもぐもぐ食べながら微笑むSさん。編集者の夜は遅い。夜な夜な焼き鳥一番のねぎまやらつくねやらを食べながらお酒を飲んでる彼女の姿を想像すると、あまり良くなかった第一印象など跡形もなく消え去り、妙に親近感が湧いてきた・・・。

あまりに美味しそうに食べるその顔を見て、私は美味しい焼き鳥屋を紹介し、今度また飲みましょうって話になった。酒飲み系女子にはすぐに心を開いてしまうアタシ(笑)しかしこうして夜な夜な焼鳥屋で自家発電しつつがんばっている女子にはエールを送りたくなっちゃうのだwink

そういえばクライアント先のNさんも相当カワイかった・・・(笑)

かった、というのは残念ながら家業を継ぐということで、つい最近退職してしまったからだ。Nさんもまだ26、7だと思うのだが、こんなに汚れを知らない男がイマドキいるだろうかという貴重な人だった。

私が初めて会った時はまだ大学を卒業したて。初々しい顔はまだ少年そのもの。取材先に同行した時、道々話したことをよく覚えている。お母さんが毎朝お弁当を作ってくれるという話から「家族のことを一番に考えてくれる、すごくやさしいお母さんなんです」と、社会人になった男子が何のてらいもなく話す姿にある意味私は衝撃を受けた・・・。

ここまで面と向かって素直に話されたら、バカにしたい気持ちも湧いてこないものである。なんだか久しぶりに会った親戚のコの話を聞く、いとこのお姉さんのような気持ちだった。そんななんの汚れもなく手垢もついていない彼と、昨年再び一緒に仕事に関わるようになった。数年ぶりのNさんはこれが少しは大人っぽくなっているのだが、それでもまるで清浄な空気だけを吸ってすくすくと成長したような感じだった。

言われたことはすぐ動くし、隅々まできっちり責任を持つまじめな仕事ぶり。上司の言うことは素直に聞くし、私達への指示も的確だ。顔つきこそ少々精悍になったが、少しムダバナシをするとその素直さや可愛げが露わになる・・・。ちょうど鳴門の取材企画があり、その内容を詰めていた打ち合わせの時、妙に会話が噛み合わなくなったことがある。

私:「それじゃ、なるはやで連絡しますので」
Nさん:「な、なるはや・・・それはどの部分でしょうか?」
私:「は・・・!?」

周りの人間もぽかんとしてしまった。実はNさんは、なるべくはやくのショートワード「なるはや」という言葉を知らなかったらしい(笑)。鳴門の取材企画だったので「なるはや」とは鳴門にある地名かと思ってどの部分を指すのか探し始めたのである。後で真っ赤になって照れ笑いする姿もまたカワイイ^^

しかしこんなにピュアで大丈夫なのだろうか・・・

ある意味草原に放り出された子鹿のような危うさを感じてしまう。家業は建設業だというが、彼は談合やら地上げやらという言葉にどうも馴染みそうもない。

編集者のSさんも、クライアント先のNさんも、2人ともカワイイ人だが、ちょっと意味が違う。同じ年ぐらいでも焼鳥屋で夜な夜な一杯やってるSさんの方が、ずいぶん逞しく思える。そういう逞しさが味わいあるキャラになってるように思った。

ここはひとつ、唐揚げカレー食べるぐらいの肝っ玉と胃腸に、軍配を上げたい。

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京のお宿で

この間初めて「京都」にお泊まりした。

地元に住んでいると、わざわざ宿をとって泊まるということはまずない。兄夫婦やお義母さんらがやってくることになり、一泊二日で京都に宿泊することになったのだ。せっかくだし京都っぽいところがいいだろうと思って、私が手配した宿が高台寺のねねの道すぐそばにある、祇園佐のという、和風旅館。

これが大正解だった・・・!

清水寺や高台寺、八坂神社へは歩いて行けるという、バリバリのロケーションにありながら、リーズナブルな料金で泊まれて、しかも5人だったので、広い続き和室を借りることができ、ゆったりとくつろげた(これもご主人の配慮)。窓からは遠くの方に清水寺の三重塔や仁王門が見渡せ、見下ろすと祇園下河原の石畳をそぞろ歩く人達が眺められる。なんとも風情のある雰囲気に、みんな大喜び!

夕食はちゃんとお部屋で食べられる。だいたいこの辺の観光のメッカで美味いものを出すとこは大抵お高い。リーズナブルな料金なので、実は食事は期待はしていなかったのだが、これがなかなか美味かったheart04味にうるさい人達ばかりだったが、お造りや湯豆腐は一口食べて「美味い!」と絶賛していた。しかも結構なボリュームがあり、すっかり満足!

さらに旅館の人もみんないい人で、気持ちよいサービスを受けることができた。ワインを持ち込んでも、すぐにワインオープナーを持ってきてくれたり、食事の好みを気遣ってくれたり、観光の間、車を預かってくれたり、本当にみんなよい人達でした。

さらにさらに、予想外だったのが、ここのお宿には3匹もの看板犬がいて、犬好きの私はもうゲキカンlovely

少々お太り気味のラブラドールのリカちゃん、ゴールデンレトリバーのトラちゃん、そしてまだ3ヶ月というラブラドールのゴンちゃん。どうも旅館の上にご主人達の住居があるらしく(すごいとこに住んでるよな〜)、3匹はこの旅館の堂々たる住人なのである。

みんなとっても愛想がいいので、私も率先して遊んでやり、またたっぷり遊んでもらった^^

八坂神社から高台寺、そして清水寺というコースは、あまりにもシンボリックな観光コースで、人も多いしすっかり観光化されてるイメージがあるので、これまで仕事以外では寄りつくこともなかった。でもいざそこへ泊まって、朝の東山界隈を歩いたり、久しぶりに清水寺を訪れたりすると、”ド京都の良さ”も改めて実感できた。

東京からの客人もとってもエンジョイした様子だった。

翌日もゆっくりと案内したかったけど、こんな時に限ってはずせない仕事が入ってくる不幸なアタシ。めったにない機会だったのに、ド京都旅情は20時間ほどでタイムオーバー。トホホ・・・

やっぱり2009年後半は呪われている・・・shock

OUT OF 京都の皆様、京都気分を満喫するお宿なら、「祇園佐の」はおすすめですよ〜happy01

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遅延の神様

バタバタと忙しくしているうちに、あっという間に11月だ。
なんと2009年もあと残り2ヶ月を切ってしまったではないか・・・sweat01

しかしこんなに忙しいというのに、なんだかとっても貧乏な私・・・。決して買い物しまくったり、夜の街で豪遊したりしてるワケではない。マジメに仕事をしている毎日なのに、今の私は

どうやら取り憑かれているようなのだ・・・

お仕事ライフにはいろんな神様がいて、時に弄ばれたり、時に励まされたりする。営業の神様が取り憑くと、どんどん仕事が入ってくるし、こじれの神様が憑くと、人間関係や仕事の進行などがやたらモメて、一筋縄ではいかなくなる。今年後半から、私は"遅延の神様"に取り憑かれているようで、やる仕事、やる仕事がことごとく

延びる・・・

のである。サラリーマンではない私などは、延びる=収入が入ってこない、ということを意味する。大抵の仕事はある程度予測がつくものだが、時として予想外の流れに翻弄されることがある。それがたて続けにやってくるのだから、遅延の神様はかなり手強い・・・。

悪夢は夏に始まった・・・。

今頃もうとっくに本になって書店に並んでいるはずの出版関係の仕事。それがクライアント都合でストップしてしまい、未だ出版のめどがたっていない・・・。ものすごい納期が厳しく、必死のパッチで原稿を仕上げたというのに、皮肉にもたっぷり時間があったっつ〜ことである。なんだかグレてしまいそうだが、所詮無力な一ライターでは如何ともしがたい・・・annoy 

その後取りかかったある金融機関の仕事も、企画から取材先から、ロケハンまで、一生懸命準備してプレゼンに行ったとたん、これもクライアント都合でなんと来年の夏に延期に・・・!だったら最初から言えよ!って感じなのだが、もちろんそんな文句は申せません。代理店とデザイナーと一緒に喫茶店でお茶しばきながら、愚痴るのが関の山でした・・・sweat02

さらに10月はじめから取りかかっている某クライアント様のWEB上企画は、これがまた予想以上のすったもんだ。先方でも意見がまとまらないようで、ムダに堂々巡りが続き、挙げ句の果てにサイトアップが新春企画に延期。またもや請求しそびれてしまったのだ・・・・crying

などなど、ことごとく遅延する運命・・・。
今現在の貧乏をもたらしている原因が、景気がどうとかという以前の問題なのである。ただ単についてないという2009年後半の私・・・(笑)。しかしこれもフリーという稼業の宿命である。かといって、そんな可哀想な私をむち打つような仕事だけは舞い込んでくる。「予算も時間も全然ないんですぅ〜」と泣きつかれては、徹夜している自分がなんだかいじらしい・・・(笑)

おしごとの神様はこんな姿も見てくれているだろうか・・・!?

ちなみに今京都の街を東奔西走していて忙しいのは、とある観光本のおしごと。しかしこれは来年3月に出版なので、ギャラが入ってくるのは4月である・・・。

当分慎ましい生活が続きそうです・・・coldsweats01


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<ナメたらあかん、京都観光その1>相変わらず人でいっぱいの嵐山。紅葉の時期には、嵐電2時間待ちとかザラにあります。訪れるなら早朝〜お昼までがオススメ!

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