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文明の利器に乗り遅れる理由

新車に乗って、初の遠出。もちろん仕事です・・・happy02

信楽まで取材で(また後日アップ予定)、いってきました〜!ちょうどいいドライブコース。11年ぶりに買い替えた車は、コンパクトカーと言えども驚くほど進化していてビックリ!あんぐり!

なんてなめらかな走りなんでしょう・・・!? 
アクセルを踏んだ時の伸びやかさが以前とはゼンゼン違う。しかも、さすがCV-Tエンジン! 100km走っても、ちょっとしかガソリン減ってへん。

そして何よりも、ようやく「ナビ」デビューしたワタシ。
こんな便利なもん、もうなしでは生きていけへん!!マジそう思いました・・・coldsweats01

大体、文明の利器(ってそういう表現もどうかと思うけど)にはまず猜疑心を持つ方で、何でも人より数年遅れて使い始めるタチ。ウォークマン然り、ワープロ然り、携帯然り・・・・

電車に乗ったらその場の音を聴き、その場の景色を眺めるべきなのに、そのシーンを遮ってあえて2つの耳を音楽で塞いでしまうなんて・・・と思っていたけど、どこででも高音質の音楽が聴けるシアワセは一度試すと辞められなかった。

脳に沸き上がってくる生々しいアイデアや知恵(つまりコピーや企画)は、ペンで書くという手段でなければ伝達できないと思っていたけど、今などキーボードがなければ(ワープロのちにPC)キャッチコピーひとつ書けないカラダ&アタマになってしまった・・・。

電話という通信機器は、家や会社に固定であって機能するもの。どこかへ出掛けた先までなんで行方を捕まえられたり、捕まえたりしなくちゃならないの〜!?と、流れ者スタイルを貫いていたけど、ひとたび携帯を持つと、持っていなかったことが不思議なくらい日常化していった・・・。

そしてナビ・・・・。

これまで取材先などは、必ずPCで地図を出して、アクセスを何度も確認して、それでも迷っておかしな道へ入り込んでしまっていた私・・・。自他ともに認める方向音痴の私などは真っ先にこの便利なシステムを搭載するべきだったのだ。

rvcarその先、およそ700m先を右方向へrvcar

おね〜さんが、逐一ガイドしてくれる。曲がる箇所ではランプが2度鳴るし、カーブの位置まで教えてくれて、目的地にちゃんと着くまで親切に教えてくれる・・・。 もちろん他人の車でナビ機能の便利さは感じていたけど、マイカーで実感すると感動がひとしお・・・!

今までのように、キョロキョロ運転したり、交差点を間違って知らない町へ進入したり、約束の時間に遅れて焦ることなどまるでない。ず〜っと、心は穏やかに運転ができる。すんません、田舎もんで・・・。

結局いつだって、やってくる利便性に浴している私。

なのになんで、新しい"コンビニエンス"に出会う度、猜疑心を持って臨んでしまうのか・・・!?

さしたる信念がないというのもあるだろう。
それ以外にも、私自身がどこかでいつも「便利=善、不便=悪」とは思ってないのところがある。いろんな電化製品が溢れて、コンビニができて、交通網が発達して、どんどん便利になっていくことがどこかでコワいと思っているような気がする(こういう人間は時代から真っ先に淘汰されるのかも知れないが)・・・。

便利になる分、知恵や労力は使わなくなる。

キーボードのおかげで漢字が書けなくなったし、ナビのおかげで道を覚えようとしていた脳は今日また細胞が失われていった・・・。携帯電話がなかった時代、待ちぼうけを食ったり、すれ違ったり、そのもどかしさにより、ある種のストーリーも生まれたものだが、今は誰にでもカンタンにリーチできるので意外性あるストーリーも生まれない。ゴルフ場かどっかへ行って一時でも連絡がつかないものなら、とたんに恨みと焦りと不安に駆られる。

便利って本当に人間にってプラスなんだろうか・・・

便利さに慣れ親しんでいると、不便=ストレス=悪になってくる・・・。それがなんだかコワいのだ。

便利さもほどほどでないと、かえってストレスを生じさせてしまうのではないかという気がする。今日も東京で電車がストップしたみたいだけど、テレビ画面に映っていた人々は皆それぞれに疲弊していた。

私もお山に住んでいると大雪で、車もバスも動かない時がある。でも東京で電車がストップするとはストレスになるが、お山で雪に閉ざされてもストレスにはならない(ま、サラリーマンだったらそうはいかないかもしれないけど)。そういうインコンビニエンスもお山の暮らしのひとつだと認識しているからだ。

あれもこれも手に入れて、どれもこれも便利な生活なんてつまらない・・・。ナビにかなり感激していた私がいうのも何だが(笑)、コンビニエンスなメモリーはほどほどがいいような気がする。今でも十分便利なのに、それでも時代はもっと便利な方向へどんどんと向かっている・・・。

もうそろそろいいんじゃないでしょうか・・・・といって止まるものでもないから人間というのはある意味コワい・・・・shock

人間、シアワセの基本はやっぱ「足るを知る」ってことなんじゃないでしょうか・・・。

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夏よ、来い

一体いつまで降り続くんだろうか、この雨・・・rain

関東地方はもう梅雨明けしたらしいが、7月の末というのに関西は少しも真夏らしくなく、雨の日が続いている。大雨が西日本に甚大な被害を与えているが、被害状況を報道で見る度に、日本という国がいかに急峻な山に囲まれ、川の氾濫による危機と常に背中合わせということを思い知らされる。

しかも急流な川の水は留まることをせず、一挙に海に流れ出て、降雨量は多いのに万年水不足に陥りやすいという、なんとも恨みがましい風土に生きている私達。

今日も一日中、断続的に雨が降りしきり、降り出すとゲリラ状態。もうええ加減にしてほしいって感じ。マジで飽きてきたよ〜、レイニーシーズンsweat01 やっぱり夏は夏らしく、はじけてほしい!

昨日ももちろん降り続いていた雨。土曜日だったので予定していたレジャーやスポーツなどが中止に追い込まれた人もたくさんいるだろう。Aちゃんも午後から休日出勤する予定だったところ、駅まで行く途中で大雨にあい、なんとヒールがとれてしまって(!)、とたんに会社へ向かう気持ちが萎えてしまったという。その気持ち、めっちゃわかるthink

雨がいろんなところで影響を及ぼしている・・・

私と言えば、雨音を聞きながら村上春樹の「1Q84」を一挙に読み進めることができた。この大雨がリトルピープルのせいではないことを願って、今からクライマックスを読み終えたいと思う。

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生活応援!サバ餃子

近頃スーパーなどで、「生活応援」という名目を目にする。
お安くなった商品が積み上げられたワゴンコーナーや、ズラリと並んだ日用品などで一際安くなった商品などにこの言葉が用いられていたりする。

「生活応援」には、「大特価」とか、「ディスカウントコーナー」なんていうワードでは感じられない、何やら切実なものを感じるのは私だけだろうか。その言葉の背景には・・・

長引く不況で厳しいご時世の中、皆様の苦しい台所事情をお察しし、多くのご家庭で必要とされるこんなもの、あんなものを厳選した上、常に皆様の味方でありたい私共量販店が自らの利益を犠牲にしてでもあえて値下げに踏みきり、ここに「生活応援」商品としてご奉仕させていただきます・・・

みたいな〜

なんだかそのワードの背後には、渾沌とする世の中の情勢と翻弄される庶民、そこに量販店の思惑が絡みつく、という一筋縄ではいかない相互関係を感じさせる・・・(笑)

きっと値下げといっても、ただ単に「お得」というニュアンスだけではもうダメなのだろう。最近では価格破壊も起こって、あちこちでお安い商品が手に入るし値下げ率では負けてしまう。といって安かろう悪かろうでは今や消費者からの支持は得られない。安くて、信頼があって、しかも私達は常にお客様の味方です!みたいな企業側の姿勢を表したのがこの「生活応援」なのではないだろうか。

そしてそんな言葉を銘打ってディスカウントされた商品を手にした私などは、ふと「生活応援」というワードに改めて不況の深刻さを思い知らされたりした・・・。もはや「値下げ」というより「支給」という感覚の方が近い。しかもそれがオール¥99の缶詰コーナーだったので、何かまさに差し迫ってるって感じで(笑)、私はスーパーの真ん中で、ちょっと心細い気持ちになったのでありました・・・・


その「生活応援」コーナーに山のように積み上げられた、やや差し迫った感のある鯖の水煮缶が(笑)
、こんな料理に変身することをお伝えしておこうと思う。大変前置きが長くなりましたが・・・。 え〜っ、そんな展開やった〜ん!?(笑)


fishfishfish


鯖餃子です。
すいません、食べてしまってから気づきました。写真撮ることを・・・。

とりあえず作り方をcoldsweats01
鯖の水煮をほぐして、梅干しとシソを刻んだものを合わせて、お醤油少々で味つけ。隠し味にお味噌とマヨネーズを加えて、白ごまも振り入れてさっくり混ぜる。このネタを餃子の皮に包んで焼く。

普通の餃子は水を入れて蒸し焼きするが、これは、たっぷりめの油で揚げ焼きっぽくする方がおいしい。さっぱりとしていて、健康にも良い!しかも99円の生活応援価格でできちゃう

こんなご時世だからこそ、アイデアとひと手間でおいしい一品を!
生活応援されてるんだから、がんばっちゃいましょう^^

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ビアバーで

週末、ある仕事で最近タッグを組んでいるKちゃんと飲みに行った。祇園祭の山鉾巡業を終えた蒸し暑い京都の街。ビールが好きだという彼女のために、向かったのは国内外のすごいたくさんの種類のビールが飲めるお店(名前忘れちゃった)。

ここが近年まれに見る口うるさい店だった。
カウンターに座ると目の前には100種類ぐらいはありそうな、いろんなビール瓶が並んでいる。メニューを出されてもよくわからない。こういうお店ではやっぱりお店の人におすすめを聞いてチョイスするのが一番。

「まずはピルスナー系の軽いやつからいこうかな〜」
なんて言いながら、店主のリアクションを待っていると、ふんと鼻で笑うような表情。

「ピルスナーはあんまりないんですよね〜。基本的に僕があんまり好きじゃないから」

いきなりそう言われると困ってしまう。別にピルスナーにそれほどこだわってるわけでもないし、ビールに詳しいわけでもないし・・・。

「あ、そう。じゃぁ・・・なんか軽いものから」

というと彼がもったいぶって奥から4,5本のビールをセレクトしてカウンターの前に置いてくれた。すべて瓶で、いろんな銘柄のデザインだけでも興味深い。

それを1本1本説明する店主。話を遮って「じゃ、これは?」と自分が興味を持った別の瓶をさそうものなら、「そうあわてんと、最後まで話は聞く」とたしなめられる。やたら説明されても迷ってしまって選びにくい。「おすすめは?」と聞くと、「そんなん言われたら一番高いビールをすすめてしまうから」と、己の飲みたいもんぐらい己で決めんかい、という態度であくまでも客本人に選ばせる姿勢である。

「じゃ、私はこれ!」

と言ってまずはオーストリア産の爽やかなビールをオーダー。Kちゃんも「かわいくってパンチのあるもの」とわけのわからないリクエストし、「どんなんや、それ」とか言われながらいくつかセレクトして、その中からベルギー産ビールを選んだ。やっとのことでビールを決め、乾杯!

最初のビールを選ぶまで、店主とかなり言葉を交わした。そのうちにだんだん店主の人となりがつかめてきた。30過ぎぐらいの若いその店主(雇われ店長だと言っていた)は、ちょっとひねくれてるけど、一生懸命説明してくれるし、私達の話にも気安く入ってくるのでそう悪気のない人のようだ。

ビールの知識はかなりのもののようなので、ビールへのこだわりや奥深さを知っている分、プライドも高い。カンタンにピルスナーだの、エールだの言って欲しくない。浅はかな知識しかない素人客相手に「ビールなんてこんなもんやろ」とは絶対思わせたくないので、ついつい口うるさくなる。この店なりの流儀があるのだろうが、それを初めて来た客にもさり気なく理解させるのではなく、押しつけてくる・・・。客をくつろがせるよりも、ある意味店主のエゴの方が立っている。

要するに若い!のだ。

しかしこういう人には素直に従い、おだてつつ気分を良くしてあげることが肝要である。せっかくいろんなビールが楽しめる店なのだから、気分よくさまざまなビアトリップを体験したい。「こんなビール飲んだのは初めて!」とか「この料理おいしい!」とか言ってると、案の定店主は満足そうな顔をしてますます私達の話の輪に入ってくる。

1本目のビールが美味しかったので、もう1本頼もうとすると、それも許されない(笑)。せっかくこういう店に来たんだから、いろんなビールを体験するべきだという。私もKちゃんも、もちろんつべこべ言わずに素直にその提案にのり、ビール選びを盛り上げる。「なんでここまで気遣わすねん」と思うが、若いのだから仕方がない。

時々カップルで来た客が「彼と同じもの」とか言うと、ムカッとくるらしい。

「だったらこんな店に来なくて、他の店で飲んだらええやん」

その後一切口聞かへんかった、と自分で言っていた・・・。「おい、おい〜」もちろん私達は笑って聞き流したり突っ込んだり、盛り上げはするのだが、・・・こういう話を客にするのもどうかと思う。あちこちに若さゆえのエゴが垣間見える店主である。

それに比べて店主のどんな暴挙にも、常にニコニコ笑って交わすKちゃんのキャラに私は密かに恐れ入っていた。ええ歳してる私など、どんな店主であろうとすぐ合わせられるが、まだ20代だというのに、顔色ひとつ変えずにキャッチボールできるこの包容力!

ちょとひねくれたエゴの立つ店主を明らかに手の上で転がしているという感じ。若さの目立つ30男を前にして、一層彼女の"できた感"が際立つ。

仕事を一緒にしていても優秀だし、コミュニケーション能力にも長けてるし、頭いいのに全然えらぶらないし、とても20代とは思えない"できた人間性"にかねてから敬服はしていた。これでまた一挙にポイントがアップしたという感じ。

しかも可愛げがあって、明るくて良く気がつく。ちょっとぽっちゃりしているけど、外人の子供のような可愛らしい顔をしてるし、話題も豊富だし、服の趣味も悪くない。

なのに、どうしてこんなイイ子をオトコが放っておくのだろう・・・。

世の中のオトコの目はどこについとんねん!ついそう言ってみたくなる(笑)。こういう女子こそ、男がシアワセになれるタイプだと思うのだが、残念ながら今Kちゃんにカレはいないらしい。

最近すごく思うのだが、優れているな〜、素敵だな〜と思う女性には出会うことはあっても、そういう男性にはめったにお目にかかれない。なぜなんだろう・・・!? 30男の店主にしてもそうだが、最近魅力的な男性というのが確実に国内に減少していると思う。

国内市場では、もう魅力的な女性余り現象が起きているのだ(私が思うに)。こうなったら市場原理として、海外にマーケットを広げるしかないのではないだろうか。ちっとも彼女たちの魅力を理解してくれないニッポンの男にはさっさと見切りをつけて、女性達はもう世界へ踏み出した方が賢明である。

ということで、優秀な、魅力的な女性達の海外流出が今後拡大していくだろう、というのが専らの私の予測である(笑)。

ビアバーへ行って、こんなビール飲みました、あんなビールが美味しかったですっていう話を書くつもりが、えらいところへ飛躍してしまいました・・・sweat01 だけどそりゃ〜、世界のビールより、魅力的な女性の世界流出の方が重要やろ〜sign02


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車=オピニオン

来月車検を迎え、今年はエコカー減税も出ることなのでクルマを乗り替えることにした。
私は仕事の関係で、国産ではマツダの車しか買えない。別に車にうるさい人でもないので全然構わないのだが、ホンダやトヨタだったらハイブリッドカーに買い替えられるのにな〜と、その点は思わないでもない。

それくらい、今って車に対してもエコである。

マツダでエコといえばデミオである。環境コンパクトを売りにしていて、ボディを100㎏減量し、13CVというタイプでは燃費がリッターあたり23とすこぶる優秀だ。私など家族を乗せるわけでもないので、こういう燃費の良いコンパクトカーで十分、というか最適である。

それでも一応は、もう1クラス上の車への乗り替えも考えた。

「ベリーサ」という車にすると、50万ぐらいアップするのだが、デミオよりは大きくなり、見るからにクラス感アップという感じ。特にインテリアにはお金がかけられていて、室内はいかにも高級感のあるつくりだ。今は自動車ローンも金利が安いので、支払いもラクだ。

でも燃費は悪くなるし、50万以上も余計に支払うことになる。

それでもあえて「ベリーサ」を買う意味があるんだろうか・・・。

10年前なら、私を含めてベリーサの方を選ぶ人もたくさんいたと思う。つまり車は見栄えの良さで選ぶということ。もちろん、もっとリッチな方なら当然もっとハイクラスの車やブランドものの輸入車を購入するだろう。なぜなら車=ステイタスだったから。

でも今はその意識も薄れつつあるような気がする。今は若い世代では車に憧れを持たない人が増えているし、ハリウッドスターがプリウスに乗ったり、ガソリンをまき散らして走るアメ車は遂に時代から置き去りにされた。車は明らかにこれまでにない価値観が反映されるようになってきた。

車=ステイタスより、車=オピニオンという気配が濃くなってきたように思う。

私の場合、車に50万も余計に払うくらいなら他のことに使いたいし、車は実用的な移動手段以外の何者でもない。今の自分にとって車はそういう位置づけである。環境への関心は強いが、エコの意識もある種のファッションだと思うので、自分の車も当然そのファッション性を取り入れた車であって欲しい。

そんなわけで、車を選ぶ人の目も随分シビアになってきた。
おまけに未曾有の大不況と言われる中、車業界は大変厳しい状況のようだった。そのディーラーでもかつてないくらいの危機的状況だそうで、メーカーも今は工場が週休3日制をとっているという。

つい10年ほど前は車は売れ売れだったのに・・・。
やっぱりあの頃はどこか浮かれてたんだと思う。当時から思うと、車をはじめ、人はそれだけきちんと考えてモノを選ぶようになったということなんじゃないだろうか。だから車も人々のニーズにそったプロダクトづくりが求められているんだと思う。売れ売れの時代が去って、成熟した第二ステージに入ったんだと私などは理解している。

それにしてもあの頃、気前よくマケてくれた時代が懐かしい・・・(笑)。
今は時代も変わり、お値段もシビアだ。でもすっかり白髪が増え、疲れが滲み出た支店長を見ると、あまりゴリ押しはできなかった。

なんとなく最後に疲労感と閉塞感を残した、新車購入でした・・・coldsweats01

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若冲ショートトリップ

近頃、ちょっとマイブームなのが日本美術。
もともと日本画のタッチが好きで、はがき絵なんかを我流でやっていて、顔彩(日本画の絵の具)で気ままに絵を描いたりしていた。但し美術に関しては全然詳しくなかった。

そんな私が日本美術にそそられたきっかけは伊藤若冲。
そう、今大変ブームな人。エキセントリックで、モダンで、300年も前の人とは思えないほどすごいセンスを感じさせる江戸絵画の才人。

数年前に相国寺で若冲展があった時は、恥ずかしながら若冲という名前すら知らなかった。ただちょうど相国寺のすぐ傍にクライアントがあって、お寺の門前から人々がはみだして、えらい行列ができているのを見て、そうまで人々を引き付ける若冲の魅力とは一体どんなものだろうと思ったことが始まりだった。

昨日、平安神宮近くにある「細見美術館」を訪れた。夏季の間だけアートキャンパスというちょっとしたカルチャー教室が開催され、しかも初日のその日は若冲のコレクションと館長の若冲講義が聴けるというので参加してみた。

細見美術館は財団法人の美術館で、ほとんどの時代を網羅する日本美術工芸1000点以上のコレクションがあるという。そう大きくはないけどカフェなどもあるおしゃれな美術館で、きっと京都観光の際に訪れてみるのにも良いスポットだと思う。

しかしさすが若冲ブームである。大々的な広告もしていないのに、館長によるトークがあるというので、朝から受付は結構な人が並んでいた。5,60人ぐらいはいただろうか、コレクションのある第一展示室は若い人からシニアの方まで満杯。人だかりで絵はじっくり見えないのだが(後からゆっくり見れるんだけど)、解説を聞くだけでも面白かった。


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若冲で有名なのはなんといっても「動植綵絵」だが、動植物、昆虫を描くことに(特に鶏)生涯を捧げたような人。多くは水墨画だそうだが、絵の具を使った絵はモノクロの世界とは違ってすごく写実的で鮮やかだ。

こちらのコレクションにある「糸瓜群虫図」も有名で、青々した糸瓜に蝶やカマキリやカタツムリなどの虫が戯れる様子が描かれている(この写真では到底わからないけど)。館長が拡大図も見せてくれたのだが、驚くことに虫の毛が生えたような節足まで精密に描いているのだ。

それほど丹念に描き、魂が込められた絵というのは、圧倒的な存在感があり、生命力のような力が漲っている。静かなんだけどあふれでるパワーが伝わってくるような・・・

しかし肉眼ではとても認知できないのに、虫の節足までスキなく丁寧に描くなんて、一体何が彼をそうさせるのだろうか・・・ 

青果問屋の長男だった若冲は、従業員が4000人ほどもいるような一部上場企業の社長のような身分だったという。しかしビジネスマンには向いてなかったようだ。早くに隠居して絵に没頭し、遊びもせず、妻帯もせず、一生を絵に捧げたまっしぐらな人。時代を経ても絵からそのソウルがガンガンと伺える。

若冲のその繊細かつ大胆な絵について、神様や仏様が見ているから、決して手を抜かずに描いたのだと館長は説明されていた。だとすれば、絵を描くことは、彼にとっては神とつながる、天とのコミュニケーションという行為だったのかもしれない。

その後も、会場を移してスライドや画像で若冲の作品をいろいろと紹介しながら、かなりやわらかく解説をしてもらえた(館長いわく放談とおっしゃってた)。精緻な絵の一方で、時々「ねずみの結婚式」(だったっけかな?)みたいなすごくキュートな作品がある。そういう絵を見ると、若冲という人は神経質なほどのこだわりがある一方、すごく純粋でユーモアがあって、愛すべき人だったのではないかという気がする。館長さんも、尾形光琳とは友達にはなりたくないが、若冲ならきっと友達になっていたとおっしゃってた(笑)

そんなこんなで、ひとしきり伊藤若冲に触れた約1時間半。私にとってはとても魅惑的な若冲の旅だった。ミュージアムショップで「琳派」の本なども購入し、ますます若冲始め、日本美術に目覚めそうな気配・・・。

いや〜っっ、ホント行ってよかったhappy01


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1000mlの罠

この頃私がよく行くディスカウント酒屋では、ポルトガルワインがやたら店頭に並んでいる。
フランス、イタリアのワインなどと変わらない、地中海気候のポルトガルならぶどうも芳醇。美味しいに決まってる。しかもすっごく安いsign01

上質という味わいではないけれど、その安さはデイリーワインにぴったり!
フランスものやイタリアもの、最近気に入っているオーストラリアものと混じってポルトガルワインも愛飲していた。

そしたらこの間お店に行くとなんと、ポルトガルワインの1000mlボトルが登場していた。思わず「おぉ〜っ」と唸りながら目を細める私。その一回り大きな姿はまばゆいほどであった。

定食のご飯が最初から大盛りで出てくるように、瓶ごとデカいワインというのも、最初から大盛りってこと。つまり、気持ちはHelp yourselfであるhappy01

いつもはウィークデイはボトル半分というのが、自分に決めたリミット。
1000mlだったら、3日かけて飲めるじゃん!と、経済的なおトク感で購入したのだが、いざ飲んでみると、そのたっぷりとしたスケールがみるみる気を大きくさせる・・・。

だって1日半分まで飲んでいいんだもん

と、自分で自分を正当化ながら1000mlを2日で飲みきっており、3日間で飲むという計画など考えたこともない、という状況であった。結局750mlであろうが、1000mlであろうが、ボトル半分というリミットを言い訳に(誰に言い訳すんねん)、安心して飲んでいる自分がある意味怖かった・・・

1500mlボトルが登場しても同じことになるのだろう・・・

そういえば、箱ワインの時もそうだった。あれは2リットルとか、3リットルとか入っていて、決して美味しくはないのだが、1000mlボトルよりさらにHelp yourselfな感覚が、私をとめどなくリリースさせた・・・。

そろそろ酒屋に行く時期である。
危ない、1000mlの罠・・・。

わかっていても囚われている姿が目に浮かぶ・・・wine

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今アタマを悩ませること

ここ数日思い悩んでいることがある。

家の寝室。その窓の横に、どこかから運ばれた種が植わり、山椒の木が生えてきた。山椒は料理にも使えるし、これは好都合と思っていたら、これがぐんぐん大きくなって、もうとても手では引っこ抜けそうにないくらい成長してしまった。

寝室の外はちょうど物干し場になっていて、窓に張り出すように枝を伸ばし始めた山椒の木がだんだんジャマになってきた。第一山椒の木というのはトゲがあって、触ると痛い。

これだけならまだなんとか我慢ができた。

しかし今度は青々と葉を茂らせたその山椒の木に、蜂がマイホームを建ててしまったのだ。つまり蜂の巣。小さなうちになんとか枝ごと切り落としてしまおうと思ったのだが、どうしても躊躇われる。

だって逆襲を受けるかもしれないし、だいたい蜂が手作りでマイホームを丹念につくりあげ、そこで健やかに彼らの営みが行われていると思うと、すすんで破壊者にはなれない。

そうこうしているうちに、日に日に巣は大きくなり、蜂の数も増えてきた・・・sweat01

私は飛んでくる蜂に怯えながら、毎回洗濯物を干している。もう枝ごと切り落とすとなると、どんな目に遭うかわからない。考えた挙げ句、最近でた新製品に目を付けた。

それは虫コナーズflair

窓辺やベランダに吊しておくと、虫コナーズから漂う薬剤が虫を寄せ付けなくするというもの。蜂だって虫である。これを窓辺につり下げておけば、きっと蜂は逃げ出すだろう・・・


虫コナーズをつり下げて2、3日経った。


巣に集まった蜂の動きが鈍ったように思ったのは気のせいだったのか。
今朝見ると、蜂たちは何ら変わりなく活動を続けていた。ちょっと遠慮して1mほど離して吊していたのだが、私は思いきって蜂巣のすぐ傍、山椒の木の枝に吊してやった。


にもかかわらず、相変わらず彼らはせっせと営みを続いている・・・・。


結論として、虫コナーズはどうやら蜂には効かないらしい。
この先、一体どうやって対処すればいいのか検討がつかない。転居いただければ無料で引っ越しはお手伝いする、とお願いしてももちろん通じる相手ではない。けれども彼らの家は日々大きくなっている・・・。

近々判断を下さなければならない・・・sad

蜂の巣を見たら、情けをかけずに直ちに抹殺すること。これだけは言っておきたいsweat01

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アルペディコのサンダル

気がつくともう7月sign01

いよいよ夏本番へ突入というだけでなく、もう2009年も半分以上をすぎてしまったのだ。あまりにも早すぎる!そして夏が終わるとまたひとつ歳を取り・・・

コワすぎ・・・shock

上半期で1度は旅行へ行くという計画も、虚しい夢に終わり、ただ日々の忙しさにまみれているだけ。せめて夜な夜なごはんを食べながら、CSの旅番組を観てトスカーナやベトナムに行った気分になってる私って哀しすぎ・・・!?

その腹いせか、最近ネットでの買い物がエスカレートしている。
実際街に出掛けてウインドウショッピングするよりは効率がいいし、ネットだと最近は輸入ものの好みの服とかが結構安くで手に入るので、ついつい見てしまう。

お休みの日に、パソコンに向かってあれやこれやのサイトをのぞいては、お気に入りをGETしているうちに日が暮れていた、なんてことが多々ある。

これはヤバイ!
そう思って自重宣言sign03


しかし宣言したしりから、買ってしまいました・・・。意志よわ〜chick

P1010029

去年から買おうと思っながら買いそびれてた、アルペディコのサンダル。
坂や石畳が多いポルトガルで、負担なく歩けるようにと開発された健康サンダル。伊勢丹にも売ってたんだけど、ネットの方が安くておまけに送料無料だったのですかさず購入!

マジでめちゃめちゃ履き心地いいし〜!

足裏のカタチにそってぴったりとフィットする安定感に、ちょっとゾクゾクする・・・(笑)なんでも体圧を足裏全体に分散し、ボディバランスを整える設計なのだそう。

実は送られてくるまでは、足の甲に交差するナイロン部分がちゃっちいのではないかと思っていたんだけど、全然そんなことありませんでした!ナイロンという薄っぺらなイメージではなく、まさにニット。これもテクノエラスティックという特殊な編み方なんだって。

な〜んてことないデザインなんだけど、味がある。いかにも履く人を選ばない、ユニヴァーサルデザインというビジュアルである。

しかもお値段、¥6615sign01
大人買いしたいところですが、ひとまず一足GETさせていただきました。

ヒールだの、ミュールだの、ウェッジソールだのも必要ですが、やっぱりこーゆーサンダルが一番ラクなんだよね〜カジュアルなスタイルにもぴったりだし。なんかこの夏のヘビロテになりそうです。

そ〜か〜、この靴ポルトガルか〜
私が今一番旅してみたい国だな〜

実現する予定もないので、ポルトガルのサンダル履いて石畳歩いた気分になってみるアタシ・・・。

やっぱ哀しすぎ・・・・sign02sweat02

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