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もらって腹立つ経験

請求書やらDMに紛れて、ぺらりと薄いハガキが落ちた。
表側には子供やお母さん、おじいちゃんが微笑んでいる、いかにもフリー素材でありそうな家族のイラストが描かれている。見るからに行政の臭いがするハガキは、案の定市役所からで、

定額給付金給付決定通知書兼振込通知書

とある。正直言ってそれを見た時、

「あ〜〜〜〜っ、そんなんあったな〜」

という、何か忘れていたものを思い出したような懐かしい感じがした・・・。ひところは毎日テレビや新聞で取り上げられていた定額給付金だが、給付が進められればいつの間にか話題にも上らなくなり、そんな施策があったことすら忘れていた。

ハッキリ言って全然うれしくも何ともないし、正直何の足しにもならない。

10万円とか、50万円とかなら別だが、いつの間にか振り込まれている12,000円ほどの金額なんて、家計の足しになるどころか、日々の出納に紛れて何の実感すらも得られない。この通知がこなければ、もらえることすら忘れていたと思う。

いいのか、こんなんで・・・。

私はふと、貴重な国民の財源をこんな風にばらまいて有り難みをなくしてしまう給付金という制度に疑問を持った。

麻生政権が国民の支持を得ようとしたことはミエミエだが、それなのにこれまでにない支持率の下落とは、一体どんな効果があったのだろうか。そりゃあ、助かったという家庭もあったかもしれないが、こんなお金は一時的で、恒久な保障はなにもない。こんなお金を配る一方で、さまざまな課題は何も進められず、安心はなにひとつ増えていない。

貴重な財源は、本当は国民のためにもっと有益な使い方があったはず。安易にばらまいて、しかも何の得策にもなっていない政府のやり方に俄に憤りが沸き上がってくる。給付金通知のハガキに描かれている、何の毒もない家族のイラストにもムカムカしてきた。なんかこんなシアワセそうなイメージで、お金でも配っておいたら喜ぶやろというって感じ。まったく国民をナメてる!

お金をもらってこんなに腹が立ったのは初めてだ。

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