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笑顔がキラリ

診察台に座って、ふと手前のワゴンを見ると、銀色のキラキラ光るものが目に入ってきた。

え!?もしかして、これ・・・

「そう、今日入る金属の詰め物ですよ〜」
と歯科衛生士のおねぇさんが言う。

奥歯が並ぶ白い造型物のヒナ型に、私の虫歯の型通り銀色の金属の詰め物が入っていた。自分ではほとんど気づかなかったが、私の左上の奥歯はかなり進行していたらしく、先週から治療にあ通っていた。

しかしあまりに銀の詰め物はキランキランshineしていて、こんなものが歯に入るのかと思うとこの時点でやっぱり引いてしまった。

「ま、上の奥歯ですからね、下の奥歯と違って見えませんよ」

ま、それもそうかなと思い、気を取り直した。

衛生士さんがフィット感を確かめながら削ったり、磨いたりした後、先生(私の友達)が登場した。

「ちょっと、この銀、キラキラ過ぎひん?マット系とか、コート系とか選べへんの〜?」

という私の問いには意味が理解できなかったらしく、鼻であしらわれた。
軽めの虫歯には白い樹脂があてがわれるが、重い虫歯は、特に上の奥歯は金属=キラキラ銀が通常のやり方らしく、そこにマットな銀も、シアーな金もないのだ、保険で治療する限り。

ちなみにマット系/コート系というのは印刷の紙で、色がしっとり載ったものがマット系で、つるっと輝きのある仕上がりがコート系という、印刷用語なのだが・・・。私はマットな銀がよかったが、当然のように、先生も衛生士さんも誰も笑いも、うなずきもしなかった(笑)

あっという間に私の奥歯に『銀歯』がドッキングした。
固まるまでしばらく紙をかまされてから、「はい、お疲れさまでした〜!」と言われて口を動かしてみると、それらはぴったりと私の歯の一部と化していて、何の違和感もなく爽快だった。

「ありがと〜〜!!」happy01

まだ軽めの虫歯の治療が残っているが、とりあえず進行していた虫歯の治療が良好に終わり、私は気分よく診察台を降りた。

その時、廊下に小さな洗面台があったので、鏡に向かって口を開け、銀色の納まり具合を確かめてみた。上の奥歯なのでほとんど見えなかったので、代わりにイ〜ッとしてみると・・・

キラッshine

一番奥の奥歯とその手前、内側にかけての虫歯だったと思ったのに、それは手前の奥歯外側にも少し進行していたのだ。

え〜〜〜っっsweat01

正確に言えば"キラチラ"って感じ。大笑いしないと見えないのだけど、少々の面積でもやっぱりあの"銀"は目立つ。

でももう、今更遅い・・・。

受付でしばらく笑ってみせては「目立つ?」「気になる?」と言っては、女の子にムリからに目立たないと言わせてとりあえず歯医者を出た。内心少しショックだったが、車の中で口を小さく開ける笑い方を練習しながら帰った。これから私のことをこう呼んで欲しい、

笑顔がキラリhappy01shine

してる人だね〜って(笑)


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壁のある社会

仕事先のあるビルがオートロックになったのは、1、2年前。
社員はIDカードをぶらさげて出入りの度にシュッとやればいいだけだけど、外部の人間は扉のところで担当者にいちいち電話して開けてもらわなければならない。

仕事上長居をすることもままあるので、ちょっと隣のコンビニへ、ちょっとお昼へ、と戻って来る度にロックされた扉の横にある受話器で連絡するのが相当面倒くさい。だから気軽には立ち寄れなくなったし、行ってもあまり長居もしなくなった。

このビルだけでなく、この頃はどこへ行っても玄関口でシャットアウトされる。古い建物やこじんまりした事務所も多い京都だが、ムリからにパーテーションなどで区切られるようになり、外部と内部は完全に遮断されるようになった。

個人情報云々がうるさいイマドキ、そんなの当たり前なのかもしれないが、出入りが面倒なだけでなくふとつめた〜い"断絶感"を感じる。

以前なら『コンチワ〜』と言って入っていけば、事務所の人がみんなこちらを見て、それぞれの人と顔を合わせて挨拶もできた。『あれ、久しぶり!』とかって誰かがしゃべりかけてくれたり、逆にこちらが目についた人に話しかけることもできた。

でも今は目の前に壁が立ちはだかっている。すぐに担当者が来てで打ち合わせするか、担当者がいなければそれで終わり。あとは引き返すだけで、目についた誰かとムダ話もできない。

思えば私が会社員の頃、会社にはムダ話しにやって来ている人ばかりだったような気がする。出入り口に鍵をするなんて発想もなかった時代。しょっちゅう人の出入りがあって、常に仕事場には外部の人がおり、ちゃんとした来客からご機嫌伺いにやってくる出入り業者、出前を運んでくるうどん屋のおっちゃんやイヌまでいた時もあった(笑)。

それだけいろんな人がやってくるということは、直にいろんなキャラクターに触れ、さまざまな刺激や見聞にも触れるということ。その中で自分の考えや存在を確かめていくようなところもあったと思う。

あけっぴろげだったけど、だからといって犯罪が起こったこともなかった。いや1、2度倉庫に泥棒はあったかもしれないが、だからといって玄関をロックアウトするという発想はなかったと思う。時代が違うと言えばそれまでだけど、もうあんな時代には戻れない。ほんの10年前ぐらいのハナシ・・・。

この10年の間、インターネットのお陰で見知らぬ人同士で交流できたり、遠方の友人と気軽に連絡が取れ合えたり、ヴァーチャルなコミュニケーションは広がったと思う。だけど一方で近所づきあいがなくなり、スーパーや通販などではしゃべらなくてもモノが買えるし、こうして会社にも気軽には訪れられなくなったりと、人と人との間に「壁」は確実に増えている。

人と人とが顔合わせないでも済む社会
人と人とが対話しないでも済む社会

で、壁ができてしまうとますます人間関係というのは難しくなってくる。壁を越えない人間づきあいが主流になり、突っ込まれたり、傷つけ合ったりということに免疫がない人々は、ものすごくデリケートなつきあいになっていく・・・。
さらに10年後を想像すると、うすら寒〜い気もするけど、そんなような方向へ向かってると思う。

けれどもW社には未だに古典的な受付嬢がいる。

受付台に電話が一台素っ気なく置いてあるだけのキョービ、受付の人がいるその会社を訪れるとなんだかほっとする。大手メーカーだけに、そこに座っておられるのは受付嬢の鏡のようなお方。丁寧な接客で、笑顔も温かい。内線電話で全然済むとは思うが、その方と対話するだけで少し来訪の意義も高まるような気がする。少なくとも、玄関先でロックアウトされている状態ってなんかテンション下がってしまうよな〜

やっぱり人は人と触れ合いたいのだなと思う。


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ビーフシチューのジャガイモ

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オージービーフが安かったので、久々にビーフシチューをつくった。ストーブにかけておくだけでやわらかお肉のシチューができるので、これもひとつの冬の手抜き料理。

でも食いしん坊なので、これだけは!というこだわりのポイントは手抜きしない。

ビーフシチューの場合はジャガイモだ。
私はカレーの中にあるジャガイモも、ビーフシチューの中のジャガイモもあまり好きではない。いや、ジャガイモは大好きなんだけど、シチューやカレーに入れてしまうというのがどうも好きでないのだ。

カレーは大抵ジャガイモ抜きで作る。その方が翌日もどろどろにならずに美味しく食べられるし、カレーうどんやカレー丼にも応用できる。たぶんジャガイモをごはんと一緒にいただくことになんか違和感があるんだと思う。

で、ビーフシチューの場合はそれでもジャガイモは欲しい。なのでマッシュポテトを添えていただきます。
この方が絶対お肉もシチューもおいしくいただけると思う。インスタントのマッシュポテトの素なんていうのもあるけど、そういうものを常備してないので、ま、マッシュポテトを作るのがちょっと面倒なんだけど、手間より卑しさが勝ってしまうんですね〜私の場合・・・smile

牛乳と生クリーム、少しのコンソメスープを混ぜて作ったマッシュポテト。隠し味にココアパウダーを少々入れたコクうまのビーフシチューに添えて。シチューにまみれたゴロゴロとしたジャガイモよりも、こっちの方が主役と脇役がハッキリしてて食べやすい。ビーフシチューには、もちろん赤ワインも忘れずに!

なんか既に週末のキブン・・・bleah

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歯茎弱点遺伝子

先週、風邪ひき只今発熱中という人約1名、
いや〜風邪ひいてたけど、だいぶよくなったよ〜という人約2名と接触。

内心ヤ〜な感じを抱いていたら、案の定週末に爆発いたしましたsign01

だいたい風邪をひいてる人との接触はもちろんのこと、混み合ったバスや電車の中、薄汚い(笑)事務所、あるいはエアコン設備の古そうなオフィス。こういうところは特に危ない。しかし

「お宅様はちょっと薄汚いので、別の場所で打ち合わせしましょう」

なんて言えるはずもない。雑菌とウイルスにまみれ、納期と予算に苦しめられながら仕事を仕上げるというのが宿命なのだ。あぁ〜生きていくってなんて過酷・・・sweat01

しかし世の中には強靭な体力を有している人もいる。

近所のTさんなどは、家族5人のうち4人までがインフルエンザにかかっているのに、ただ1人健康であったという驚異的な生命体の持ち主。たまたま人間社会に生まれたので、見てくれがどうとか、酒癖がどうとかっていう価値観などで判断されてしまうが(笑)、動物社会なら間違いなく彼はハーレム状態だろう。『I am Legend』って地球上で1人生き残るっていう映画があったけど、Tさんを思い浮かべるとドキュメンタリーに思えてくる。

とりあえずこの週末はお医者さんでもらったお薬を飲んで大人しく寝てたのだけれど、虫歯でもないのになんだか奥歯がウズウズしていた。そしたら朝起きてみてびっくりsign01

右の頬だけパンパンに腫れているのだ。

歯茎も腫れてずきずきする。薬の作用なのか、抵抗力が弱っているためなのか、ミゴトに腫れ上がった頬。鏡に映った自分の顔を見てさらにキモチが萎えてしまう。そういえば最近疲れると歯茎がずきずきしたり、奥歯が痛んだりすることが時々ある。

ふいに父親のことを思い出す。
そういえば、父も時々頬を腫らしていた。虫歯で通院しているわけでもないのに、体調が悪いと見るからに痛々しいほどほっぺたをぷっくり腫らしていた。なんかこんなところまで似てしまっている事実に、ビミョーにヤな感じが漂う。

歯肉炎親子?歯茎弱点遺伝子?

こんなことで思い出したくはなかったけど、こんなことで思い出したので、しばらくぶりに父のお墓参りをしに帰省の予定などがふと心に浮かぶ。もしかしたらこれは父からの戒めだったのかもしれない・・・。

とりあえずその前に、今週末は歯医者へ行こうと思うthink

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ショッピングのお楽しみ

Mちゃんのダンナさんは、十数万円もするブランドもののバッグは買ってくれるが、3900円のセーターなんてのは買ってくれないらしい。つまりいいものは買ってくれるけど、安物は買ってくれないということ。

羨まし〜〜〜〜っsign03

と思わず吠えた私。
それでも不満げなMちゃんを「贅沢なやっちゃ」とたしなめると、

「欲しいものが高いものとは限らないし、いつもいつもブランドものが欲しいわけではなもん」

バーゲンに行って欲しいものを見つけるのも楽しいし、チープな服や雑貨を見て回って掘り出し物を見つけるのも楽しい。お買い物の楽しさってそういうもんじゃない?という。ダンナ様は安いもの=悪いものという観念があるらしく、そんな風にとりあえず低予算で掘り出し物を見つける行為に対してまるで理解がないという。

なるほど・・・

確かに。私などは身分相応、常に限られた予算の中で追いつめられた(笑)買い物をしているけど、めっけものをお安いお値段で見つければ見つけるほどエキサイトする。だって高いお金出してええもん買えるのは当たり前。だけど、それをいかに安く上手に見つけ出すかにショッピングの醍醐味があるように思う。

そんな高級品ばっか買ってもらえたら嬉しいだろうけど、ブランド好きでもなければ、そればっかじゃたぶん物足りなくなってくるのかもしれない。考えれば贅沢だけど、キモチはわからんでもない。しかし私の場合、わがの稼いだお金しか予算がないので、ええもん買ってくれる人がバックについているというのはやっぱり羨ましいハナシだ。

うっしゃ〜

なのでその代わりと言っては何だけど、Mちゃんとショッピングに行って、チープなお買い物術をたっぷり伝授しておいた。1,2時間ほど百貨店を回ってあれこれアドバイス。そして最終的に彼女にぴったり似合う服を見つけてあげた。それはダンナ様が苦々しく思うであろう、超特価品だった。

再値下げ

と書かれたコーナーから見つけ出したニットのアンサンブルは、流行のパープル系で袖も七部丈でとっても上品&かわいいshine お値段なんと¥11,000sign01 Mちゃんは大層気に入り、その時着ていたスカートにもアクセサリーにもぴったりで、彼女はそのまま着替えて帰って行った。

は〜っっ、今日もええ仕事したbleah

今度Mちゃんと会う時は、ぜひダンナさんと一緒に百貨店を巡ってみたい。
って何を期待してんねんて!?(笑)

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