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映画「Sex & The City」

映画「Sex & The City」を観た。

先行ロードショーのためか、映画館にはキャリー・ブラッドショー役のサラ・J・パーカーに影響されているようないかにも、といった女の子達が其処ここにいた。テレビの人気ぶりが伺える。

2時間半という長い映画だったけど、私は十分楽しめた。テレビドラマを見ていたわけでもなく、サラ・J・パーカーのファンでもなかった私でも楽しめたのは脚本が良かったから。全編名ゼリフであふれていた。例えば冒頭から、

女の子達がニューヨークに探しにやってくるのは2つのL。それはLabelsとLove

なんて、このドラマの核を匂わす。Labelはブランドのこと。そしてニューヨークで手に入れるのが最も難しいのが、空き室と愛。ニューヨークってやっぱり特別な街で、そこに暮らす女性達もスペシャルな感じがする。

理想の男性ビッグの恋人になったセックス・コラムニストのキャリー、結婚して家庭と弁護士の仕事を両立させているミランダ、再婚して幼女をもらって家庭生活を築くシャーロット、そしてPR会社を経営して若い恋人をハリウッドに売り込むサマンサ。みんなそれぞれにゴージャスで貪欲。衣装やライフスタイルの煌びやかさだけでなく、ニューヨークで生き抜くには相当なエネルギーがいることも痛感させられる。

キャリーがビッグと盛大な結婚式を挙げる直前に破談してしまう。貪欲な彼女らが手に入れるものも大きい分、失敗した時のダメージも激しい。ものすごい量の衣装や荷物を新居の豪華なアパートに運び入れたのに、それを再び元のアパートへ戻す作業も失意の中で驚くほどのエネルギーがいると思う。だけどそんなこともあり得るのがニューヨークという舞台。そしてどんなことも許されるのがニューヨークという街。

キャリーが結婚するきっかけとなる有名モデルの話も象徴的だ。ウェイトレスから成り上がった一流モデルが富豪と結婚し突然捨てられる。でも無一文になった彼女は富豪からもらった装飾品をオークションにかけてお金を得ようとする。ニューヨークで生きるゴージャスな女性には、どんなことにも立ち向かうタフさと、転んでも必ず立ち上がる逞しさが潜んでいる。

サラ・J・パーカーって、決して美人じゃないが、ファッショナブルな衣装の影響だけでなく、見ているうちにとてもチャーミングに思えてくる。こういうリアルなドラマの主人公ってやっぱ美人過ぎるより、観れば観るほど味が出てくるようなキャラの方が人を惹きつける。結婚が破談になって悲嘆にくれ、驚くほど老けていたサラはちと恐かったけど・・・sweat01

一緒に観にいったAちゃんと私が共に口を揃えたのが、キャリーの恋人ビッグ役について。「あの男、誰か他のキャストにでけへんかったん?」私達の目には高橋英樹を大きくしたような男にしか見えず、どーも魅力的には思えなかった。ちなみにAちゃんはしきりにサマンサの若い彼がいいと言って、携帯でプロフィールを調べていたけど・・・coldsweats01

「結婚より、ボトックス(シワ取り)を信じてるわ」というサマンサの生き方も爽快だ。地位もお金も手に入れ、いくつになっても女であることとセックスに貪欲な彼女に年齢というブレーキはない。若い彼氏と別れるときにはきっぱりと言う。「あなたより、私の方が大事なの」って。自分の人生を謳歌している彼女は清々しい。

いずれにしても「Sex & The City」は女性の憧れと共感をたくさん散りばめられて、上手く作られていると思う。日本では女同士って、結婚したり、子供を産んだりすると、妻や母になってしまい、シングル女性とは隔たりができてしまう。けど、この映画の女性達がどんな立場になってもいつまでもいい仲間なのは、みんないち女性として生きてるからだと思う。アメリカとはカルチャーが違うので、私は彼女らのようなライフスタイルに必ずしも共感はできないが、役割や立場に拘らず彼女らのようにいち女性として生きる意識は忘れないでいたいなと思う。

自分にちょっと良い刺激を与えてくれた映画だった。

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