« 理想巣 | トップページ | 美しい日本男子 »

お気に入りブーツの運命

夏以外、一年を通して活躍している黒のロングブーツ。
カタチといい、皮のやわらかさといい、ヒールの高さといい、とても気に入っている。なのに左の方のファスナーが7分目ほどまできたら、それ以上あがらない。力を入れてひっぱったら上がらないこともないが、逆に脱げなくなったら困るのでムリはしていない。

気に入っているし、左のファスナー以外はどこも傷んでいないので、ファスナーだけ直してもらおうと思って「ミスターミニッツ」へ持って行った。ユニフォームの印象をかき消す、大きなピアスやらとんがりブーツやらがやたら目立つお兄ちゃんが、「う〜ん」と言いながらファスナーをチェックし出して、ヒトコト言った。

6000円

え〜〜〜〜〜っっ!?
ファスナー変えるだけで6000円もすんの〜???あまりの高額な修理代に、その場で大声を出してしまった。しかも細かく手縫いで仕上げるので修理に1ヵ月もかかるという。だったら今のシーズン、もう少し足してバーゲンで新しいブーツ買った方が賢いやん!

ひぇ〜〜〜〜〜(><)

しかし修理って、なんでそんなに高いのだろう・・・電化製品でも、靴や鞄にしても、修理代が本当に高くて、修理するより新しいの買った方が安いという構造が自ずとできている。修理して再び使うっていうスタイルは、日本では全然市民権を得ていないのだ。ゴミが増えるはずである。

昔ある本で読んだが、ドイツではちょっとしたものが売ってないのだそう。ちょっとしたものというのは100円ショップで売ってるような安価な日用雑貨など。1、2年、ドイツで暮らすことになった人が、短期間だし安っぽいけどコトは間に合うようなお鍋や食器を揃えようと思って探しに行ったら、これがなかなか売っていないという。さすがマイスターの国! ヤカンでもフォークでも、職人がしっかり作ったものしか置いてなくて、売る側も「一生使える」ことを強調する。チープな日用雑貨、日本ならいくらでもあるのにな〜とその不便さを痛感したという。

だから傷んでも、すぐにポイとはならず、修理して使うことが当たり前なのがヨーロッパ。ヨーロッパの人って、水もすごく大切に使うけど、同じようにものも大切にする。自然やモノに対する尊厳を日本人よりずっと持っているように思う。安価で大量生産できるモノがあふれていると、1つひとつのモノへの尊厳など薄れていく。だけどちょいモノがいろいろ売られていると、生活者にとってはやっぱり便利である。目先の便利さや快適さ、アジアにはやっぱりこういう文化が浸透しているんだと思う。

にしても、ファスナー以外どこも傷んでいないブーツを、ポイっと捨てるのはなんだか勇気が要る。かといって、6000円出して修理しようとも思わない。だけど黒のロングブーツはアイテムとして必須である。果たして私はこのブーツをどうするべきなのか...

誰かワタシに適切なアドバイス、下さい・・・!!


|

« 理想巣 | トップページ | 美しい日本男子 »

「Everyday Life」カテゴリの記事

コメント

ファスナー交換だけで6000円!
ひゃー。
ブーツではありませんが、鞄のファスナー交換もそのくらいした。
修理を前提にした作り方ではない物を
直すときって、高かったりしますよね。
あとは・・思い入れかな。

投稿: rufars | 2008年3月10日 (月) 11時22分

驚くほど高い修理代は、
家電や日用雑貨が驚くほど安い
日本のサダメなのでしょう...weep

ブーツのファスナー無理矢理上げたら
上がったので、はじき飛ぶまで
はき続けます....sweat01

投稿: ねね | 2008年3月10日 (月) 22時01分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/129800/11055890

この記事へのトラックバック一覧です: お気に入りブーツの運命:

« 理想巣 | トップページ | 美しい日本男子 »