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黄色いコート

2,3年前、たまたま立ち寄ったビブレで、可愛いコートを見つけて購入した。
鮮やかな黄色の春物コートで、バーゲンで確か¥8,000ぐらいだったと思う。

このコートを着ていたら、いつも周囲から何かしら反応が返ってくる。
ある時若いデザイナーの男の子とカフェで待ち合わせした時には、隣に座っていても全く気づかれないでいた。「おしゃれな人だな〜と思ったんですけど、こんな色のコートを着る人は自分の知り合いではないと思って気づきませんでした」と後で言われたが、本当に気づかないで彼はコーヒーを飲んでいた。

兄の奥さんは、「このあいだ、黄色いコート着てたじゃない?ああいう色もいいわね」と油絵科を出ているためか、カラーには果敢に反応してくる。

今日も仕事先で全然関係ない方(割と年配の女性)が、しかも全然関係ないタイミングで「このコートいいわね〜すごくきれいな色」と声をかけてきた。あまりに唐突だったので、「や、安物なんですよ〜」と他になんと言っていいかわからない自分がなんか可笑しかった・・・。

思いもよらず黄色いコートに対しての反応は喧しい。
たった¥8,000円ぐらいの、コットンのなんでもない黄色いコートが、これほどまでに周囲から反応を受けることに自分としてはちょっと驚きである。私は黒やベージュやグレーも好きだが、黄色やグリーンやオレンジなどの鮮やかな色も好きだし、自分としては素直に好きな色を似合う範囲で楽しみたいだけなのだ。「ええ歳して派手な色着て」と思われてるのかもしれないが、逆に言えばそれだけ人々は色を着こなしてないっていうことではないだろうか・・・。

黒を着ていたらカッコ良く見える、茶やグレーなどの色を着ていたら安心する。
というのはとっても保守的な感覚だと思う。差し障りのないファッションで安心してしまっているだけで、アピールすることはもう差し控えているということである。もちろんそれがエッジーなおしゃれな場合もあるが、ファッションはやっぱりアピールしてこそなんぼのもん。それは若くても大人になっても変わらないと思う。特に大人になればなるほど鮮やかな色が着こなせられるのに、なぜみんなはそのおしゃれを楽しもうとしないのだろうか・・・。

春だし、明るい色を着て華やかな気分を装いたいというキモチを自然に表せばいいと思うんだけど、何やら「大人=地味な色」という方程式が成り立っているようだ。黄色いコート着てただけであれこれ言われ続けて、なんか私はそんな風に思った。

という経緯があるわけだからではないが、今春は明るいペパーミントグリーンのカトップスを探している。その心には黒やベージュやグレーに落ち着いてしまう自分がイヤというキモチも大いに働いているが、あそび心は大人になってこそカッコいいスパイスになると思う・・・。

それはファッションだけの話ではない。
キモチもそんな風にありたいと思っている。

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