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伝えるって難しい

年末から引きずっているデザインの仕事。
本当に次から次へと困難がふりかかり、さすがのワタシも胃が痛くなった....。
最後にまたもやどんでん返しがあった結果、ようやく今日フィックスした。

は〜〜〜〜

そのデザインの仕事というのも、なんと車のラッピングデザインなのだ。
某輸入車メーカーの、某RV車。
某スポーツ選手が二人、この高級車になることになり、
メーカーがサポートすることになった。
そこでひときわ目立つカッコイイラッピングデザインをということになったのだ。

で、なんでライターであるワタシがデザインまで関わらないといけないかというと、ヒトコト、

頼むわ〜!

とその車を売った販売店の常務に泣きつかれたから。
代理店の新人営業マン君ではらちがあかなかったようで(おかげで1ヶ月近くも時間をロスしてしまっていた)、一応ワタシも代理店でディレクターしてたし、仕方がないのでちらっと口をはさんだら、とたんに両手両足ともぬかるみにとられ、抜け出せなくなってしまったのである....。

だいたい車のラッピングデザインなんてやったこともないのに、これを指揮していかねばならないツラさ。普段はポスターやパンフレットなど平面を扱っているデザイナーも、車という立体物となると勝手が違う。二度目のダメだしで、遂にデザイナーは「降ります」宣言。

え〜〜〜〜!?さらにピンチ☆

降りれる人が羨ましいが、それでもデザイナーを替えてなんとか最終案までこぎつけた。
ではおのおのがた、これでいきまっせ〜
というかけ声がかかったところで、選手の1人が「やっぱり変えて!」

え、え〜〜〜!?

常務は投げるし、ワタシも再び胃酸が逆流し始めた....。
しかしここでキレずに、じっくり意見を聞いたり、意図を伝えたり、ちゃんとハナシをすることによって相手も随分理解してくれるのだ。つまりこの仕事、デザインの仕事なんだけど、その本質は人のとりまとめなのだ。スポーツ選手2名、販売店の常務、メーカー、デザイナーと、立場も思惑も違う人達が寄り集まって進めている仕事だから余計ややこしいのだ。

あーしてくれ、こーしてくれ、というそれぞれの選手。
ヒジョーに厳しいCI基準に則って、ダメだしするメーカー。
なかなかテイストを理解してくれないデザイナー。
ワケわからず右往左往する販売店。

まるで自分を中心にこれらの人々が放射線状に取り巻いている。
あっちで意見を聞き、こっちでコンセンサスを取り、はたまた意図を伝える。
デザインという視覚的なものを扱うだけに、余計にコトバが必要になってくる。

伝えるってホント難しい。

長らく広告の仕事やライターの仕事をしているが、やればやるほど「伝える」ってことは難しいと思う。たくさんのコトバを並べても、伝わらないときは全然伝わらないし、ヒトコトで伝わるコトバやデザインもある。

仕事でもこんだけ難しいのに、やっぱ人と人が理解し合うのってホントーに難しいことなんだと思う。家族でも、恋人同士でも、他人同士でも、人と人は伝わることで近寄れる。ここんとこ、おろそかにしちゃいけないな〜なんて思いつつも、最後のどんでん返しがもういっちょーやってくるのではないかと、内心びくびくしているアタシなのである....。

はよラクにさせて〜(>_<)


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