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辞めない理由

昨日よく一緒に仕事をさせてもらった大阪のデザイン会社の人から、新事務所設立の案内が来た。

案の定、というか、さして驚きはしなかった。

デザイナー2人、コピーライター2人(男性3人、女性1人)の新事務所。メンバーは皆かつて同じ会社にいた人達で、ここ2,3年で1人、2人、と辞めていき、遂に大御所のベテランライターの人もその会社を後にしたようだ。ビジュアルとして彼らの姿が映っていた案内状は、笑い半分カッコ良さ半分っていう、いいヌキ具合のもので、表情からはなんか清々しさが感じられる。以前の会社への不満は相当聞かされており、経営悪化もかなりのものだったようなので、私にしてはこうなることが遅すぎたくらいである。

新たな門出を私は心から応援している・・・・^^

それよりも驚くのは、辞めなかった人がいたということ。本来ならこのメンバーにもう1人、デザイナーの人が加わっているはずなのだが、その人はまたもや踏みとどまったようだ。最も社長とぶつかり合い、最もグチを言いまくっていた人なのだが、辞めない。これまで何度も引き抜きや独立のチャンスがあったみたいだし、何度もキレていたのに、結局会社に踏みとどまっている。豪快そうに見えて、意外と石橋を叩いて渡るタイプだとは思っていたが、ホントは石橋を叩く気もなかったのかもしれない。

会社を辞める、辞めないなんて、大変パーソナルな問題だし、それぞれに込み入った事情もあるだろうし、大体人の勝手である。とやかく言うつもりはもーとーないのだが、じゃ、なんでそんなグチばっか、言って続けられるの?と私は単に不思議なのである・・・・。というか、そこまでグチってて、よく毎日その会社で勤労行為を成し得るものだと、それこそスゴイな〜と思ってしまう・・・。それとこれとは別なのだろうか・・・。切り離して考えられない私が子供なのだろうか。

仕事や会社を辞める、辞めないって大きな決断だと思う。
私の場合、これまでからして辞めるか辞めないか、って悩んでる時はもう辞める方向へ動いていることは間違いない。短気なのか、飽きっぽいのか、辞めようかとチラリとでも思い始めたら、意識はもう次のステージへ移っている。そこで踏みとどまる大人っぽさは私の課題でもある。だから辞めないでず〜っと同じ会社や同じ仕事をし続ける人って、エライな〜と思う。勤続15年、皆勤賞で香港旅行へ行かせてもらったなんてハナシを聞いたりすると、心密かにシビレている・・・。o((= ̄ェ ̄=))o||。

しかし辞めるか辞めないかと悩むことができたのも、若さの特権。辞めるにも明らかに「年齢制限」がある。私の周りでも、転職した、仕事を変わったと言ってたのもせいぜい30代前半。ヘッドハンティングされるような優秀な人は別だが、通常は30才でガクンとスローダウンし、35才を過ぎるととたんに求人市場は荒野と化す。

ひゅるるる〜〜・・・・・     ( ̄− ̄))))

35才を過ぎたら、残業が多かろうが、派閥争いのとばっちりを受けようが、上司がアホだろうが、大抵の人は会社を辞めることは踏みとどまる・・・。しがらみもなく新しい会社へチャレンジすることと、今現在の待遇をてんびんにかけると、載せたとたんスコーンと現在の待遇に傾くのは当然である・・・。一歩会社を出てしまったら、そこはもう荒涼とした世界・・・。そう思うと会社内というのは、なんのかんの言ってもぬくぬくした場所である。

なんでそんなぬくぬくした場所から、出てしまったんだろうか・・・。

と、今になって思わないでもないが、出てしまったものはしがたがない・・・。
目を閉じると、荒涼とした砂漠の中をパソコン持って歩く自分の姿が見えるようである・・・・

(´ー`)ノ

その先にあるものは、さらに荒れ果てた砂漠なのか、お腹を空かせたコヨーテなのか。もしかしたらオアシスのような街が待っているかもしれない。

とりあえず前へ進んでみないことにはわからない・・・。
つまりそういうことデス☆


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無事なる人生

すっかりご無沙汰している人の近況を聞いて、随分びっくりすることがある・・・。

なんと、あの人って今や四児の父?
会社辞めて事務所を立ち上げた!?
げ〜っっ!!借金作ってトンヅラ!?
まさか!あの人とあの人が結婚したん!?

なんて驚いているが、自分自身もどこかで驚かれているのかも知れない。
え〜!?あの人お山に住んで、フリーでライターしたはんの!?
きっと学生の頃の丸顔に、仙人のような変わり者の姿をくっつけて思い浮かべられてるに違いない。

まあ、自分が既に近況を知っている周りの友人・知人だけを見回しても、過程を飛ばして今の結果だけ聞くとそら驚くだろう、という人も数々いる・・・。驚かれるということは、意外性や突飛な変化がそこに表れているからだろう。しかし一方でその後の近況を聞いても「なるほど〜」「へぇ〜」と、全然驚かない人もいる。その違いは一体何なのだろう・・・。

おとなしいか派手か、堅実かそうでないかと言うような単純な素養の問題とも一概に言えない。あんなおとなしかった人が起業家になっていたり、あんなに堅実だった人が道をふみはずしたとか、世の中にはそんな話がザラにある。計算しているつもりでも、そうそう計算どおりにはいかないし、コツコツやってると思いもかけないチャンスの到来だってある。

運やら、巡り合わせなども多分にあるだろうが、その時々の岐路でやっぱり自分自身がハンドルを切ったり、アクセルを踏んだり、バックしたりしており、結果いろんなストーリーが生まれているのだろうと思う。で、自分の中にある野望なり、夢なり、朗らかさや脳天気さ、不満や抗い、傷みや闇といった、心に巣くうものというものには知らず知らずにギアが入って、いつの間にか最も強い方向にベクトルが向かっていくようなイメージがある。こうした要素が複合しながら思わぬ方向へ進むこともあるだろう。心に巣くうものがなければ、運以外、変化のきっかけも生まれにくい。「萌え」ならぬ「揺れ」が人生の転機を作ってるのかもしれない。

けど、大方の人は変わりばえしない日常を毎日過ごしていて、明日も同じような一日が訪れることを想定して眠りにつく。歳とってくると、人間あまり変化を望まなくなっているのは確かである。しかし私などはその実ややこしいことは避けたい、苦労はしたくない、というグータラな精神に多分に基づいていると思う。
禅で言う「無事」は、本来何も起こらないという客観的な「無」ではなく、若い頃に苦闘をした末に辿り着くぶれない平穏さ、みたいなことを指すのだそうだ。

何年か経った自分の様子がが、「ふうん」とさして驚かれもされないか、「へ〜っっ!?そんななったん?」と驚かれているのか。さして変わりばえもしない人生か、どう転ぶか知らないけどとりあえず驚かれる人生を送っているか。それもこれも、今という自分の処し方次第なのだろう。

「無事」という文字はまだまだ見えそうもない。

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敵はデジタル製品

タワーレコードのSさんからレビュー用にいただいたCD。
そのうちの一枚に小野リサの「SOUL&BOSSA」があった。いや〜、ボサノヴァってもともと大好きだけど、中でも小野リサの歌声ってホント癒されボイスです。小野リサとノラ・ジョーンズは、私の中では二大癒し系ボイス。耳に触れるだけで、α波が出てくるような気がする。で、このアルバムではR&Bの名曲をカヴァー。小野リサにジェームス・ブラウンやスティビー・ワンダーを歌わせてみようという企画もなかなかニクいが、ポルトガル語ではなく、英語歌詞っつーのもまたひと味違う世界である。

早速自分用にMD(今時i-podでもなく)に録音したのだが、失敗して消去しなければならなくなった。

は.....!?消去ってどうすんだろ。(・▽・:)タラ...

今更ながら足下をすくわれたような思いだった....。日常的に使っているCDMDコンポではあるが、いつもCDやMDを聞くばかりで録音はあまりしたことがなく、MDのデータ消去なんてしたことない。カセットテープとは違って失敗したからといって上から録音し直せるものではない(それこそがアナログ発想☆)。コンポに消去を表すボタンなど見当たらず、やり方もさっぱりわからない。インターネットで調べるとそれが「ERASE」であることがわかって、今度はリモコンのボタンをいじっていると、出た〜!EDITを押すとERASEの表示。一瞬でDETA FULLからBLANKに変わり、MDのデータ消去に成功!

さすが、デジタルの世界って速い&カンタン.....!!\(( ̄▽ ̄))/

しかし感心してる場合ではない。パソコンや携帯ばかりでなく、CDコンポまで使いこなしていない自分の"危うさ"。現代というデジタル社会の中で、身の回りにあふれるこうした通信機器や家電製品をおぼろげにしか使えないことの心細さといったらどうだろうか....。

「機械には弱いの〜」

なんてコトバはもう通用しない。この先ますますデジタル化しちまったら、普通に生きていても手探り状態。恐ろしい話である.....。|(_ _;)||

そんな不安をよそに、わずか4、5歳の子供が携帯電話やゲーム機をものすごい速さで動かしていたりする。取説を読んで聞かせたわけでもなく、漢字が読めるわけでもないのに、自分のカラダの一部のように使いこなしてしまうあの自然さは何なんだろう...。単に若い頭脳だから習得力が速いのか、オタクの素質に恵まれているからなのか。こんな子供の前ではまるで自分が子供のように思えてくる...。

(: _ ;)

それでもデジタル製品を小さい頃から使いこなしていれば、大人になってからのデジタル絶対値は違う。テレビのチャンネルを回し、レコードを聴いて育った私などにはついていくだけでも精一杯である。データも、リモコンもなかったあの頃が懐かしい....!!しかし決して後戻りはできないのが、時代というものである。

ダーウィンの進化論では、時代の変化についていけないものは淘汰されることになっている。デジタル製品と格闘している時、自分が妙に殺気だっているのはやはり生命の存続がかかっているからなのだろうか。私の場合、生命を脅かす敵はもはや侵略者でもなく、地震でもなく、デジタル製品というのが濃厚のようである。(p_q)

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アボガドと豆腐のディップ

ディップ

という習慣は、お箸の国だからか、日本料理にはあまりない。ざるそばをタレに"ディップ"するぐらいではないだろうか。海外に行くとわりと「ディップ」という感覚が日常的である。トルティーヤチップスをサルサソースやチーズソースなどにつけて食べたり、オイル/チーズフォンデュもディップして食べる調理法だし、イタリアンではバーニャカウダに生野菜をつけて食べたりする。アメリカ人がマクドナルドでポテトに必ずケチャップをつけるのも、ディップの習慣ではないだろうか。

焼く、煮る、炒める、蒸すなどの調理法の他に、ディップするという手法が加わると、人が集まる際の食卓ではとっても重宝する。「箸休め」という言葉があるように、凝った料理ばかりを隙間なく並べるのではなく、ひとつ二つの箸休めをおいておくのはもてなしの基本。そういうメリハリが全体のハーモニーを良くする。料理を出されるがまま受け身で食べ続けるより、チップスなり生野菜なり自分で好きな材料を選んでディップして食べるという、能動的な行為を与えるのはとっても大事^^

これはアボガドと豆腐のディップ。
アボガド1個(レモン汁をまぶしておく)に水切りした豆腐1/4、生クリーム大さじ2、塩少々を入れてミキサーにかけるだけ。とってもクリーミーで、そのまま食べてもおいしい!トルティーヤチップスやカルビーポテトチップス固焼きなどをディップして食べたり、パンはもちろん、玄米フレークにからめてもおいしい^^

お酒のみにはこーゆーおつまみや間合いがありがたい。
あ〜、今夜もワインがすすむ....

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やっぱ高校野球はいいわ

いや〜、昨日の夕方はえらい雷雨だった。
車で移動中だったのだが、時速40㎞ぐらいではもう前が見えない。ワイパーって3段階あるけど、3段階目って笑えるぐらいの速さであまりにもせわしないので、普段はまず使うことがない。けど昨日は使った・・・。だって追いつかないんだもん、普通のフリでは。あんだけ激しい雨ってどうやったら降らせることができるのだろう、と素直に疑問に思ったが、あれは溜まりに溜まった人間への天の怒りだったのかもしれない・・・。
傘もなく途中で雨に遭った自転車こいでる人は、もうどうやっても避けようのない雨粒を堂々と浴びながら進んでる様子であった・・・。あそこまでくると、もう楽しむしかないもんね。

そんな滝のような雨の中、帰ってきてニュースを見たらビックリ!
甲子園で佐賀北高校が逆転優勝してたんだも〜ん┗(^0^)(^0^)┛

途中までラジオで聞いていたが、4:0で対する広陵高校にスキはなく、どー考えても勝つわけないやろ、と思って準優勝を決め込んでいたものだからいや〜、驚きました!!菩提寺が佐賀にある関係で、途中から佐賀北高校サポーターになっていた私。試合をやる度に、見せる、魅せる! なんてったってあの全然洗練されていない選手達が、カッコいい!第一試合の一勝から始まって、誰が彼らが最終試合まで居残ると思っただろうか・・・。

特に感動したのは準々決勝の帝京戦。
東京の名門で、体格も良くて、プロ顔負けの洗練された野球を見せる帝京高校ナインの前で、まるで素人野球チームのような彼ら。匂い立つオーラが全然違う。

「佐賀北もここまで来れたらしあわせものだよ〜」

なんて言いながら、これが見納めと思っていた大方の予想に反して、譲らない試合運びと言ったらどうだろうか。誰も勝ちを予想してないためからか、のびのび野球をする彼らの天真爛漫勝ち。ではなく、彼らの勝ちっぷりにはなんかある種の知性さえ感じた。泥臭さの中にも、ぶれない意志と集中力。ここゾと言うところで力を発揮できるのは普段の練習量ばかりだけでなく、あれは彼らに息づく確かな野生による知性だと思う。野球ナンバーワンが集まる有名校で、"上手さ"を競っているだけでは決して生まれない野生の力。なんかそういうものを無名の地方公立校だからこそ発揮している気がした。

いや、だって佐賀ってホント田舎だし・・・。
ちょっと年配の人は言ってるコトバもわからん。「佐賀の人の歩いた跡には草も生えん」っていうコトバもあるくらい、融通のきかないガンコ者、男尊女卑っていうイメージがある。私の中では田舎指数がかなり高い! だけどそれだけ保守的な地域で、妙な時代のアカに染められていないところで育った子供達というのは、きっと驚くほど純粋で、まっしぐらなのかもしれない。進学校だそうだから、きっとみんな呑み込みもはやいのだろう。知性と力がまっしぐらに結晶した結果なのかもしれない。

負けた帝京高校や広陵高校からはこの先プロになるコは出てくるんだろうが、きっと佐賀北高校の選手達は将来地元で先生になったり、企業に入って社会人野球やってるくらいなような気がする・・・。つまり一人ひとりは特別にすごいワザがあるようには思えない。そう思うと聖地甲子園で開催される高校野球選手権大会って、何なのだろう。決して技術を競い合うだけでなく、もちろん運もあるだろうが、試されるのは「まとまり」の精度みたいなものという気がする。技術も体力も精神力も運も知性もひっくるめた、総合力の強靱さ。優れたプレイヤーがいるだけで勝てるスポーツではないのだ。高校野球の面白さがそこにあるような気がする。

あ〜、淋しいな〜高校野球が終わっちゃって・・・。
プロ野球も面白いが、高校野球はやっぱり違う。あれって、野球を見てるようで野球を見てない。スポーツを楽しんでるようでスポーツとしての結果を求めていない。唯一結果ではなく過程に期待されるスポーツ。なんかどこかでみんな成果主義ではない何かを望んでいるような気がする・・・。

ではこれからは首位目前、
阪神タイガースの成果主義に期待するとしよう・・・\(^^(^^*)

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ドロリン冷や奴

どろ〜ん、ネバ〜っ
としたものが食べたくなる夏。暑さに粘り勝ちするため?
汗でネバネバしてるから口もついでにネバネバしたくなってくる?
なんか気がつくとついついどろりん、ぬるりんとしたものを食べている私。

納豆、とろろ、オクラ、なめたけ・・・・
もうないもんだろうか、粘っこいものは・・・と探しているとあった、あった、クレオパトラもネバってしまう、

エジプト代表のモロヘイヤ。

見かけはその辺の庭に生えてそうな草だが、火を通して刻むと粘りサクレツ!
こいつをミキサーにかけて、冷たいだし汁、醬油、白ごま、と一緒にクラッシュ。水切りしたお豆腐と和えると、ドロリン冷や奴の出来上がり。意外とクセがなく、栄養価が高い。しかもローカロリー。こーゆーの毎日食べてたら、性格が穏やかになりそうである・・・。

ガミガミ怒ってばかりいる上司がいたら、口開けて流し込んでみてはいかがだろうか。


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中華航空炎上

航空会社を辞めて随分経ったとはいえ、
未だに飛行機事故を他人事のようには見られない。しかもこの間訪れたばかりの台湾’s フラッグシップ、中華航空。

TVの映像でドアから脱出用シューターが出て、乗客が降りてくる様子も、訓練を受けてきた私達にとってはなんだか生々しすぎる・・・。なんといっても訓練の再現が実フライトで行われないことが理想。あのような脱出風景をまざまざと見るとドキドキする。でも今回は乗客乗員がすべて助かったことが本当に不幸中の幸いだ・・・。

第一報を聞いたときは、またかよ〜

という言葉が出た。
ここ20年ぐらいで何回事故してる・・・・? 名古屋空港で、台湾で、一度は確か飛行中に空中分解したこともあった。

空中分解・・・・・!?

ありえんでしょ、普通。
みんな楽しく食事を楽しんだり、機内映画を見ている時に、突然、機体もろとも瞬時に粉々。先進技術が搭載されているはずの航空機が、そんなにカンタンに木っ端みじんになるとは・・・考えただけでも恐ろしい・・・。というか、なぜそんなことが起こりうるのか。ぶつかって人を振り下ろす観覧車もコワイが、空中分解する旅客機もコワイ・・・。電車だってハイスピードで建物に突っ込んでしまうこともあると考えると、もう乗り物という乗り物には利便性と引き替えに、私達は命を預けてるんだということがよくわかる。

人生で初めて能動的に乗り物に乗ることといえば、自転車ではないだろうか・・・。
小さな子供の頃は後輪にコマをつけガラガラいわせながらてこいでたのが、やがて二輪デビューの日が来る。片コマ、両コマと、段階を経てコマをはずして二輪自転車に乗る練習をしたことは今でもよく覚えている。お父さんに背中を支えてもらいながら自転車をこいでいるうちに、いつの間にかお父さんの背中が離れ、ふっと身体が浮いたように軽くなったかと思うと、二輪でこいでいる自分がいる・・・。

乗れた・・・!

初めてコマなしで自転車に乗れた時は軽く、速く、その瞬間乗り物の快適性を初めて知る・・・。
だけど気を許すとバランスを崩して身体ごと倒れてしまう。その時同時に乗り物の怖さも学ぶ。でもあの速くて気持ちよい快適性は、怖さもじきに忘れさせる。飛行機も、バスも、エレベーターも、どこまでいっても快適だけってことはないのだ。乗り物の事故が起こる度に、バランスを失わないように慎重に自転車をこいでた気持ちを思い出す。

飛行機事故って続く事が多い。
そんなジンクスが今回は当たりませんように・・・。

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スポーツ番組にもの申す

昨年はハンカチ王子の出現や、駒大苫小牧との決勝延長15回再試合などで大いに盛り上がった高校野球だが、今年も熱い戦いが繰り広げられている。スター選手がいなくとも、派手な演出がなくとも、高校生がプレイする野球の試合、そのままの姿に感動がある。

一方で全然見る気がしないのが、女子バレー。
バレーボール自体は嫌いじゃないのに、TVを観てみたら応援団として松田聖子や藤井隆がやたら出てきたり、どうでもいいメッセージを送ったり、見ていてとても鬱陶しい・・・。私は純粋にバレーボールの試合を観たいのであって、松田聖子や藤井隆が観たいのではない。白々しい表情や応援風景も気にくわない。観るのではなく見せられてるって感じ。こうまでしないとバレーボールというスポーツは伝わらないのだろうか・・・。

と、思っているのが私だけではないと昨日の新聞を読んで知った。
得点を入れるとメガホン持って喜ぶ松田聖子や藤井隆の姿に違和感があり、試合の流れが中断されると書かれてあった。有名人応援団の他にもプリンセス・メグばかりを映すカメラや、格闘技ばりの大げさなアナウンサーなど、演出過剰が肝心の試合に集中できなくさせていると・・・。

この"ノセられてる"って感じにどーもヤな感じがあるのだ。

スポーツというのは勝敗がある程度予想はできることはあっても、思わぬ展開があったり、予期せぬファインプレーが出ると観る側は沸く。予め決められたストーリーがないところに本来の面白さがあり、観る側はそんなプレイを見留める目撃者として自由な立場が与えられているべきなのだ。なのに勝手に松田聖子や藤井隆が団長を務める女子バレーチームの応援団の一員にされ、自由に競技を目撃する余地が奪われてしまっている。観る側にとってはこの押しつけがましさが誠に不愉快なのである・・・。

押しつけがましさは最近のプロ野球にもある。
特に日テレ系の野球中継(といえば巨人戦だが)。野球中継の途中でやる番宣がたまらん押しつけがましい。放送席とは別のゲスト席に、新しいドラマやスペシャル番組で主演する人気タレントを呼んでおき、観戦風景を伝えながらちゃっかり番組の宣伝をやるというもの。これがたいてい阪神巨人戦だったら、阪神の攻撃中に差し込まれる。せっかく野球を観るためにチャンネルを合わせているのに、興味もないドラマの予告やタレントの意味のない感想などを聞かされ、それこそ試合の流れを中断させられとても不快になる。

単調になりがちな野球中継に変化をもたらそうとしているのか、人気タレント目当ての視聴率を狙っているのか、番組の領域を越えてまでそないに新番組を宣伝しないといけないものなのか。

やっぱり高校野球が貴重なスポーツ番組に思えてくる。
夏の大会もあと3日。これから私達はどんな感動を目撃するだろうか・・・・。

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冷や汁とハンバーガー

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夏のお昼は「冷や汁」です。
冷たいお出汁に、すりごまと味噌を入れたおつゆをごはんにかけて食べるさっぱりした食事。具は塩もみしたキュウリの薄切りとミョウガ。おじゃこを揚げたものと山椒昆布のみじん切りをトッピングにした。

うま〜い☆

冷や汁は宮崎の郷土料理と聞いたが、夏場の農作業の合間に、お母さんがちょいちょいと作る伝統的な昼食のようだ。本当のは味の干物をむしったものを入れたりする。さっぱりしているが栄養価は高く、味のハーモニーもとれていて夏場には格好の食事である。これはたまたま宮崎の郷土料理だが、多かれ少なかれ、日本人の伝統的なお昼とは一汁一菜のこんな感じてある。

その一方で、今でも忘れはしない、初めてアメリカ家庭で食べた食事はカルチャーショックであった。
一般家庭でホームステイした時、最初の昼食は家の人が出してくれた。アメリカで食べられてる日本のものより面積の小さな、薄い食パンを2枚取りだし、ターキーかなにかのハムをポンとのせて、瓶入りのマヨネーズをベタッと塗ってパンではさむと、皿にポテトチップスをバラバラバラと置いてくれた。ものの1分もかからない昼食である。あれも確か夏だった・・・。

え!?こんで終わり!?

いや、忙しいからとりあえずカンタンに用意してくれただけだろう・・・。最初はそう思ったが、家の人は毎日それを食べていた。それっきり料理を作ってもらったことはないが、一度だけ庭でバーベキューをやるというので食べさせてくれたことがある。バーベキューといっても、ひき肉を丸めて網で焼くだけ。玉葱も、つなぎのパン粉も入らない肉のみのハンバーグである。それをパンにはさんで、ケチャップやマスタードをドボドボかけて子供達もおいしそうに食べていた。野菜やサラダのたぐいは何もなく、脂質100%の食事だった。

良い、悪いは別として、やっぱ「冷や汁」食べてる人と、こんな「ハンバーガー」を食べてる人とでは、明らかに感性が異なっていると思うのだ。物理的に肥満が増加するとか、身体に良くないとか、パンチがないとか、それぞれの良い悪いはあるだろうが、ずっと「冷や汁」を食べてきた人と、ずっと「ハンバーガー」を食べ続けてきた人とではもう根本的に、文化も考え方も習慣も好みも違うと思うのだ。

ハナシはえらくフライアウェイしてしまうが(ルー大柴的に言うと)、最近、ヒル国務次官には裏切られるし、テロ措置法延長は迫られるし、慰安婦決議案も一方的に押し切られているし、対アメリカにはホントものも言えなくてカッコ悪いよね〜、日本(そーゆー立場なんだから仕方ないと言われればそれまでだが・・・)。歴史的にも外交下手と言われいてるが、アメリカに対しても、北朝鮮に対しても、中国に対しても、ちょっと"ヘタすぎ"ちゃう?

と思うことがリセントリー、very often(もうええか^^*)なのだが、交渉ごとってやっぱ黙ってたら進まないし、互いの原則をぶつけ合ってから理解の余地を広げていくものではないだろうか・・・。その分軋轢はできるかもしれないが、違いを認め合ってこそ本質的なハナシにふれあえるのではないか・・・という気がする。

ものすごい遠回りしたこじつけかもしれないが、やっぱ「冷や汁」と「ハンバーガー」ぐらい違うわけだから、交渉の席上で違いをハッキリさせることって、発展的な結果を期待するにはすごい大事なんではないだろうか・・・と、思うわけです。ふとお昼に「冷や汁」なんかを食べてると・・・・。

昨年だったっけ?栗原はるみ氏の料理本が世界的な栄誉を受けたり、あちこちで鮨がもてはやされたり、健康の面からも日本料理に関心が集まりつつあるが、「人」や「国」はどうもそうはいかないようだ。アメリカ人に世界地図で日本の位置を指さしてもらうと、60%以上の人が間違うらしい。文化や考え方の違いだけでなく、温度差も、理解しあえない要因のひとつなのだろう・・・^^*

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酷暑の焼き肉大会

あっつぅ〜〜〜〜〜〜〜・・・・!!

今日ばかりはもはや
この家では生き残っていけないと思いました・・・・( ̄□ ̄;)

だってウチにはクーラーがない・・・!!!

午前中はまだ「ジジジ・・・・・」というセミの、くるゾ、くるゾ、という暑さの前触れはあるものの、まだ大丈夫。しかしお昼も近くなってくるとセミは大合唱、気温は容赦なくヒートアップ。クーラーのない家の中はもうドライサウナと化しまする・・・・。

もう仕事なんてしてられない・・・。
立っても、座っても、寝ても、シャワー浴びても暑い!!
もうクーラーという文明の利器がなければ命を落としかねない・・・・というところまできておる☆

と、いう暑さの中、昨日はマイハウスで焼き肉大会。
しかも蚊がいるので屋外はイヤ!というのでクーラーのない室内で、ホットプレートによる焼き肉!もうほとんど我慢大会って感じ・・・。お盆真っ只中。普通精霊を迎えるこの時期は殺生を控え、肉や魚を食べないもの。なんていう意識は私達にはサラサラなく、精がつくために煩悩の元と回避されるにんにくや葱とかもたっぷり投入した、激ウマ焼き肉大会を敢行したのであった。今後身の危険があれば、それはご先祖さまのタタリなのかもしれない・・・。

で、ホットプレートでも美味しい焼き肉が「サムギョプサル」
これは有名な韓国料理のセンセイの本に載ってたレシピ。そのセンセイの三男とつき合ってたコの友達、Aちゃんを経由してなぜか今私の手元にある料理本。ちなみに当時はコンビニでバイトしてたその三男は、今ではカリスマ的料理人。なかなか男前に成長しておる模様・・・・。

ちょっとハナシがそれたが、「サムギョプサル」は豚バラの塊をスライスして、ニンニクと一緒にホットプレートでこんがり焼く。お肉に予めタレで味付けした水菜を載せて、サンチュやチシャに包んで食べる。豚バラって結構脂っこいが、これだとサッパリ食べられて美味い!大正解!!

でももっと美味いのが焼き肉の漬けだれ。
市販のタレはやっぱりくどいし、マズいし、何が入ってるかわかったもんじゃない・・・(**)しかしこの漬けだれならカンタンだし、カルビを15分ぐらい漬けて焼くだけで、焼き肉屋さんのような味が実現する・・・。いやホンマ!
レシピは下記参照(*^^*)

ちなみに、焼き肉以外に白ネギの生ハム巻き、オクラすり流しがけ卵豆腐、夏野菜の和風ジュレなど冷たい前菜やおつまみを用意。暑さもなんのその、ワシワシ食べてぐびぐび飲んで、私達のその姿にはたぶんご先祖様も恐れおののいてらしたのではないだろうか・・・・。

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▼激ウマ焼き肉漬けだれ
醬油 大さじ3
さとう 大さじ1
煮きったお酒大さじ1.5+みりん1
すり下ろしたニンニクひとかけ、生姜
半すりごま 大さじ1〜2
韓国一味 小さじ1
白ネギのみじん切り1/4本
ごま油大さじ1

以上を混ぜて、お肉を漬け込むだけ。
食べる15〜20分前ぐらいがベスト☆

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どんだけ〜!?

\ どんだけ〜!? /

というコトバが流行っている・・・。何を隠そう最近まで知らなかった私。

初めて聞いたのは忘れもしない阪神vs巨人戦。
交流戦後勢いに乗るタイガースが、首位ジャイアンツと激突した先週、初戦で久方ぶりに登板したジャイアンツ角倉投手が好投し、巨人が逆転勝ちした。ヒーローインタビューに角倉投手が上がって感動のあまり涙・・・☆顔に似合わず湿っぽいお立ち台になったところで、今度は打者のヒーロー阿部選手に交替。インタビューの最後に次のように答えていた。「(角倉さんの)今の涙には感動しました。

どんだけ〜!って感じですね」

‘“( ̄− ̄))))(−_−)o?   ・・・・・

不自然な文脈、誤った文法、意味不明の文章・・・。
しかしそのコトバを発したとたん、観衆は沸いていた。

流行ってるんだ〜

と野球見てて、流行語を学習いたしたのでありました・・・。

そもそもこのコトバ、渋谷にたむろしている異星人、女子高生ギャル達の間で流行ってたのだとか。最初は「どういう意味?」「ワケわかんな〜い」ぐらいを意味する内輪コトバだったのが、新宿二丁目に飛び火して、ゲイの人々を媒介して世間に広まったようだ。最近では「超」とか、「ものすごく」という意味で使われたり、ツッコミを略した感嘆詞として使用法など微妙に変化しているらしい。

世の中何が流行るかわからない・・・。

とはいえ、流行コトバをネットで調べて活用例までチェックしているアタシって、なんかすご〜く年老いた気がするし、えらく時代から取り残されてる気がしてしまう・・・。

ヾ(* ̄o ̄)…

もっと若いコとあそばねば・・・・!
ちょっと、どんだけ〜!?

※使用法、間違ってたら容赦なくご指摘ください・・・。

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オクラがけそうめん

暑い〜っっ   Σ( ̄□ ̄;)

お山の上もさすがの暑さ。クーラーのないウチでは昼間は何も出来ない・・・。
実は家にクーラーがない、ということを密かに自慢に思っていたのだが、
温暖化の影響か、年々暑くなり、昼間はもうお山の上も下もない暑さで、クーラーのない家で過ごすことなど今ややせ我慢以上の何者でもない・・・・。

でも夜は涼しいんだな、特に今年は。
湿気があまりないので、昼間でもムシムシした感じではない。
夜は心地よい風が入ってきて、これまで寝苦しいことは一日もない。
が、その分昼間の暑さが容赦ない・・・。

そんな時はこんなそうめん。
この間「ためしてガッテン」でオクラの使い方に開眼させられた。オクラというのは不思議なことに、どんな料理のレシピを見ても、下ゆでする時に、"サッと煮て"としか書かれていない。
ワタシもせいぜい20〜30秒ぐらいサッと煮るのかと思ったら、

2分がベストなのだそうだ。

2分ぐらい煮た時が一番歯応えやヌルヌル感があるそうな。やってみるとホントにそう。20〜30秒ぐらい煮た時とはヌルヌル感が全然違う。その下ゆでしたオクラの種を取り、ミキサーにかけるとトロトロふんわりオクラソースに。これにめんつゆを加えて鰹節をかけるだけ。

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オクラのトロトロ加減とそうめんがベストマッチング!
しかも栄養たっぷり☆
お酒の後のひとくちそうめんにも良い!

これはかなりアレンジがききそうなので、
次回はいろいろと創作メニューを考案したい!

オクラってなかなか使える素材である   (^0^)┛

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アレンジ力 カレー篇

料理というのは、常々から「アレンジ力」だと思っている。

いつもの卵焼きに、ちょっとシラスを混ぜてみる。
余ったミートソースを茄子にかけて、チーズのっけてオーブンで焼いてみる。
お店で食べたおいしいプレートランチを自分なりに応用してみる。
と、いうようにいつものオカズにひと工夫してみること、ちょっとしたアイデアで基本のルールを応用したり、自分の経験を広げていくことで料理の腕は上達すると思う。

例えばカレーのアレンジ力。
夏になると食べたくなるが、普通に作るにはあまりに普通過ぎて、トキメキも生まれない。最近はカレーラーメンなんてメニューも人気で、カレーの新しい可能性は広がっている。

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↑↑いつものカレー(五穀米)

そこでいつものカレーのキャスティングを変えてみる。
夏はやっぱり夏野菜。たまねぎ、セロリ、トマト、オクラ、そして牛肉をコトコト煮込んで、ガラムマサラとターメリックで香り付け。市販のカレールウで仕上げれば、さっぱりとした夏野菜カレーの出来上がり。

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↑↑夏野菜カレー

で、これをさらにアレンジしてみた。
昆布と煮干しの出しをとり、醬油、お酒、みりんを入れて濃いめの和風だしをつくる。
ここに夏野菜カレーを加え、思い切ってミキサーに掛ける。
とろ〜んとしたカレーだれが出来上がったら、冷蔵庫で冷やす。
冷麺のタレの替わりにこのカレーソースをかけて、
シャキシャキっと薄切りしたセロリときゅうり、白ネギ、
トマトのみじん切り、春巻きの皮をカリッと揚げたものをトッピングして、
カレー冷麺の出来上がり。
食感もあって、カレーと麺とサラダが一度に食べられる。

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カレーって、なんとアレンジのしがいがあるネタなのだろう・・・。
アレンジ次第で、今日も料理のレパートリーが広がっていく。

カレー食えば腕がなるなる法隆寺

・・・・・!?


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ちくわに泣いたオトコ

デザイナーのYさんと駐禁談義に花が咲いた。
何の話でそうなったか覚えていないが、駐禁ほど悔しいものはない、とお互いムキになって悔し話を披露。

私はたまたま捜し物をしに
いつもは行かないスーパーを訪れた。
探していたのは忘れもしない、スティック状のココナッツミルク。
ほんの5分か10分店、店の前に駐めている間であった・・・。
店から出てくると、緑の制服を着た駐禁おじさんに容赦なく紙を貼られていた。

さらにその前には、両替するために立ち寄った銀行でやられた・・・。
両替金などが必要な仕事ではないので、両替機を利用するのはその時が初めてだった。
モタモタしているうちに10分ほど経過してしまった・・・。
銀行から出てくると、またもや駐禁の紙。

いつもは行かない店を訪れる時、
いつもはやらないことをする時は気をつけなければならない。
これが私の駐禁に関する教訓である・・・。

Yさんはちくわに泣いたらしい。

北野天満宮で毎月行われている天神さん。
たまたま通りかかったところ、出店のちくわが欲しくなったそうだ。

私も初めて知ったのだが、出店というとたこ焼きやら、リンゴ飴やら、イカ焼きやらは聞いたことがあるが、ちくわは見たことがない。でも天神さんではちくわが美味いらしく、「ちくわの磯辺揚げ」やら、「焼きちくわ」やら、「チーズ入りちくわ」やら、趣向を凝らした"そそるちくわ"がやたら並んでいるらしい・・・。へえ〜〜、まさにB級グルメの王道。次回はぜひ訪れてみよう^^

ということで、北野天満宮の裏側にある道路にちょいと駐めたそうだ。
たくさん車が駐まってたし、
ま、ほんの5分10分だから、という軽い気持ちが災いの始まり・・・。

はふはふ^^

何ちくわかは知らないが、B級グルメを満喫するちくわを手にして戻ってきたYさんの車には、バッチリ駐禁ステッカーが・・・。

あぁ・・・・ちくわ1本で、15,000円。
原価の倍率からいくと、祇園のクラブで頼むドンペリを凌ぐ価格かもしれない・・・。

こうしてちくわに泣いたオトコもいれば、
両替機でモタモタしてるうちにいかれたオンナもいる・・・。

駐禁とは人生になんと諸行無常をもたらすものであろうか・・・。
思い出しながら、Yさんも私も再び落ち込んでおりました。

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サクサク麻婆豆腐

普段はいたって健康そのものなのだが、その昔、ちょっとした手術で入院しなければならないことがあった。

入院の日が近づくにつれ憂鬱になり、ちょうど夏ということもあり食欲が減退。ごはんも食べられなくなった・・・。別に命にかかわる病気でもないし、そない落ち込む必要もなかったのだが、私には既に入院に対するトラウマがあった・・・。

ちょうど前年に別の病気で緊急入院。その病院がえらくボロっちいところで(かつてはお金持ちの人が通う病院だったそうだが)、かなり古い建物にある病室はまるで牢獄。薄暗い廊下、汚いトイレ、売店と呼べるものさえなかった。看護婦さんもイケズで、とても白衣の天使と呼べるような人ではなかったし、担当の先生も明らかにバイトで来てる様子。いかにも事務的な態度で少しも安心感が得られなかった。さらに入院翌日、急性胃腸炎も併発していた私に出された朝食は、給食に出てくるような固い食バンが一枚とパックの牛乳が、愛想もクソもないトレイにのっかっていた。

あんな入院生活を味わうのは二度とイヤだ・・・・(*_*)

あまりにも悲惨な入院生活のイメージがアタマに焼き付き、別の病院とはいえそのイメージはそう簡単に払拭されなかった。こうして入院する日が近づくにつれ、"イヤだイヤだ病"が発症。日ごとに心は重く、食欲は失せていくのであった・・・。ここで、ようやくこのハナシが麻婆豆腐に結びつく。

そう、そんな時でも唯一食べられたメニューが、
私の場合、麻婆豆腐であった。

あのピリ辛味、豆腐はクセがないし、とろみがあってぺろり〜んと喉を通っていく。麻婆豆腐なら、ごはんにかけてサクッと食べることができた。しかもカンタン!私の体力は、なんとか麻婆豆腐で持ち永らえたのである。

以来私の中で麻婆豆腐と言うメニューには、「健やか」という枕詞がつくようになった。食欲のない時でも食べると元気が出るし、辛〜くして鼻の頭を汗で光らせながら食べると血行も促進される。さらに麻婆豆腐が食べたいか否かは健康のバロメーターにもなっている。この間の台湾旅行で調達したロコのトウチを使うと、これまたお店で食べるような味になるので、さらに麻婆豆腐の奥義を極めてしまった・・・^^


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と、言うわけで夏に欠かせないメニュー、それは麻婆豆腐。
大好きなメニューではあるが、ちょっと私流にアレンジ。もうちょっと食感があればビールのお伴としても尚いいし、もうちょっと肉より野菜がメインになればさらにうれしい。そこでレンコンやセロリを入れたサクサク麻婆豆腐に仕上げてみた。いつもの麻婆豆腐で肉控えめ(ひき肉でなくバラ肉を使用)、野菜をプラスしてみるだけの応用編です。

1.絹ごし豆腐は水切りしておく。

2.ニンニク、しょうが、各ひとかけをみじん切り。白ネギ1本もみじん切り。
  レンコン約60gは2㎝幅、厚さ5㎜ぐらいに切る。
  セロリ2/3も1〜2㎝角に切る。
  バラ肉2〜3枚は1㎝ぐらいに切っておく。

3.鍋に油をひかずにバラ肉を投入。軽く炒めて脂が出たら、ニンニク、ショウガ、白ネギを加  
  えて香りを出す。さらにレンコン、セロリを入れて炒め合わせる。

4.豆板醤を大さじ1入れてさらに炒める。

5.お酒大さじ1、甜麺醤大さじ1を入れたところに
  カップ2杯ぐらいの鶏ガラスープ(鶏ガラスープの素)を入れる。

6.豆腐をいつもの麻婆豆腐よりも小さめに切っていれる。
  醤油約大さじ2,砂糖小さじ1で味付けして2分ほど煮る。

7.水溶き片栗粉を回し入れてとろみをつける。  
  花山椒をふりかけ、最後にごま油を軽く回し入れて出来上がり。

サクサクとした歯触りが新鮮、セロリの香りもなかなか合っておる。かきまぜて豆腐がつぶれても全然OKです。えらいこっちゃ、ビールがすすむ・・・^^

ちなみにあんなに恐れていた二度目の入院はとても楽しいものとなった。
病院はキレイだし、病室の皆さんとは仲良くなるわ、ちょいちょい抜け出しては外食するわ、若い先生達とはタメ口だわ、行いは不良患者そのものであったが、思わぬ楽しい2週間となって手術も大成功・・・。すっかり杞憂で終わった。

麻婆豆腐は、私にとって幸運のメニューなのかも・・・!?


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偉大な阿久悠ワールド

作詞家の阿久悠さんがお亡くなりになり、NHKでやっていた偉大な作詞家を偲ぶ番組を観た。
私などの世代はまさに、阿久悠&都倉俊一というヒットメイカーによって洗脳されてきた世代である。懐かしい気持ちで数々のヒット曲を久しぶりに聞かせてもらうと、改めて阿久悠作品のものすごいレパートリーと、その守備範囲の広さ、そして才能には驚いた。

阿久悠作品というのは百恵ちゃんや岩崎宏美、沢田研二のようなポップスター系ばかりかと思っていたが、結構演歌もたくさん書いておられたようだ。「北の宿から」「舟歌」「津軽海峡冬景色」という、演歌の名曲、カラオケの強力十八番群も彼の作品のなのだと初めて知った。

いや〜、恐ろしいと思うのが、歌が流れてくると自然と歌詞が口をついて出てくるという事実。長らく聞いたこともなかったし、演歌好きでもないし、もちろんカラオケで歌ったこともない。そんな人間でも歌詞が自然と出てくるところが、いかにこれらの曲がメジャーかを物語る。その歌詞を追っていくとホロッとさえさせられたりして、女ゴコロが阿久悠ワールドにまんまとハマったりするのである。いや、ホンマ。

「ジョニーへの伝言」は、かなりエトランゼ気分に浸れる曲である。

ジョニーが来たなら伝えてよ。
元の踊り子で稼げるわ
今度のバスで行く、西でも東でも
気がつけば、淋しげな町ね、この町も

歌詞を拾い上げてみると、一体この歌の舞台はどこなのか、と思ってしまう・・・。どう考えても日本とは思えない異国情緒が漂う。ジョニーたる人が、ジョニー大倉でも、豆腐屋ジョニーでもなさそうだし・・・(当たり前か^^)。

アメリカ中西部のうらぶれた町、トランクをひとつ持ってグレイハウンドバスで州を越えていくブロンズの娘。てな具合にイメージが沸き、聴くものを瞬時にトリップさせるところがすごい。「踊り子」という職業がまた異国チックなストーリー性を感じさせる。一見臭い歌詞のようだが、臭すぎるコトバがかえってメロディに乗ると哀愁を漂わせる。やっぱり歌い手の高橋真梨子のイメージに沿って作られたのだろうが、高橋真梨子の声と雰囲気がまたベストマッチングしている。

他にも、沢田研二の「勝手にしやがれ」はやはり歌詞あってのヒットという気がするし、ピンクレディの「UFO」や「ペッパー警部」の世界は凡人では作れない。阿久悠+大瀧詠一による小林旭が歌う「熱き心に」にはちょっと感動すらした。エエ曲やし、小林旭って、エエ歌手や〜

と言う具合にいろいろとヒット曲を楽しませてもらったが、中でも今観ても衝撃的だったのは山本リンダだった。「もうどうにも止まらない」を歌う、山本リンダは、やはり突き抜けている。

ヘソだしの大胆な衣装を着て踊る激しい動きとハスッパな歌は、見る者に痛さを感じさせる猶予さえ与えない、何かを超越した人のパフォーマンスであった。清純なカワイ子ちゃんが全盛であったろう、この時代に、完全に"あだ花"路線の独自スタンスを打ち出し存在感を示していた。また、あの当時の山本リンダは、スタイルも良いし顔も美しい。ハーフだからこそ許されたパフォーマンスなのだろう。そしてあの卓越したキャラクターにもやはり阿久悠の歌詞が効いている。

ウララウララ、ウラウララ・・・

とは一体どういう意味なのか。意味は不明だが、この部分に普通のコトバをあてるでもなく、ラララでもなく、英語フレーズでもなく、ウララウララとしたところにこの方のヒットメイカーとしての並々ならぬセンスが光っていると思われる。

魅惑の阿久悠ワールド。
世を去られてから初めてその才能に気づかされた。
それでもこの先、何かの拍子に「北の宿から」や「ジョニーへの伝言」を口ずさんだりする時、紛れもなく私達は阿久悠ワールドにふれあえる。

コトバだけはもうひとつの魂として生き残っていく。

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意外とショックなデキゴト

最近、意外とショックだったこと。
            

何度も訪れている店で
「初めてお越しですよね?」と言われたこと。


高校野球の監督さんが、
自分より一回りぐらい年下だったこと。


あれほど大騒ぎして、ダイエットを敢行していたAちゃんが、
いつの間にかチョコをわしづかみにして食べていたこと。


モナちゃんと激写された民主党の細野議員が、
今やフツーにTVに出て、堂々と安倍首相批判をしていたこと。


パンクすることもなく、
車のタイヤにきれいにクギがささっていたこと。


現在4位の阪神タイガース、
最下位の広島カープだけに負け越していること。


買ってきた文庫本が
既に本棚にあったこと。


日々なんとなく生きている中にも、人生というものには悲哀が満ちているものでございます。
乳ガン検査にひっかかったとか、仕事をクビになったとか、笑えぬデキゴトではツッコミようもありませんが、とりたてて大騒ぎするほどでもないが密かにショックなことって、なんだか人間の儚さ、現代の侘び寂びさえ感じさせます・・・。

なんだかよくわからないけど、
明日もガンバロー!!

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めんつゆ談義

今日から早8月。
お山の上は日中こそ暑いものの、風はいたって爽やか。夜は寝苦しいことが一度としてない、今のところ誠に過ごしやすい夏である。町へ降りればそうはいかないだろうが、本当にお山の上の夏は快適である・・・^^

さて夏はめんつゆの季節。
そうめんからざるそばといった"麺食い"はもちろんのこと、冷蔵庫に作り置きしておける漬け置き料理などにも活躍するので、めんつゆはこの時期大変重宝する。

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例えば茄子の揚げ浸し。
4等分ぐらいにして切り込みをいれた茄子およびピーマン(もしくはシシトウや青唐辛子)を素揚げにしする。それをめんつゆに漬け込んで冷蔵庫に寝かせておくだけの簡単メニュー。ひんやり、味の染みこんだ茄子に大根おろしと生姜をすっていただく。絶対飛ばして欲しくない手順に油抜きがある。素揚げする油のお鍋の隣に、必ずお湯を沸かした鍋を用意し、素揚げした尻からグラグラのお湯にくぐらせて油抜きをすることがポイントである。それからめんつゆに漬けると、茄子がギトギトにならないし、味も浸透しやすくなる。料理って、こういうちょっとした手間で随分出来映えが変わる。この手間を惜しまないのが、実は食いしん坊の証拠なのでもあるのだ。

で、こんなメニューもある。野菜の和風ピクルス。
キュウリ、ニンジン、大根、セロリ(筋を取ったもの)を乱切りに、出し昆布15㎝ほどを細く切っておく。めんつゆ、お酢が半々ぐらい、そこへさらに柚ポン酢を加えて、少々水でうすめてやや濃いめの漬け汁をつくる(漬け込むうちに野菜から水が出るので水は控えめに)。野菜がほぼ浸るくらいの量にして、昆布と鷹の爪を輪切りにしたものと一緒に漬け込む。一晩おいたらおいしいピクルスの出来上がり。お酒のおつまみ、カレーやチャーハンの添え物、サラダ代わりにとても重宝する。めんつゆやお酢の調合に少々神経を使うぐらいで、難しいワザは何もない。ド素人さんにもおすすめメニューです。

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このように夏、大活躍のめんつゆ。
近頃めんつゆと聞いたら、海老様のお顔を思い浮かべる方も多いのではないだろうか。TV-CMで菊池桃子と乙葉が演じる、ちょっとおバカなユルユル主婦よりも、めんつゆと言えば、いやそうめんと言えば、条件反射的に右脳が市川海老蔵のあの濃い顔にジャックされている気がするのは私だけだろうか・・・。

確か今年のバージョンは素麺をゆでて炒め、めんつゆを豪快にかけてチャンプル風に仕上げるオトコの料理という演出。ターゲット層は決して男性ではないはずだが、あれは海老様のオトコの料理姿によって実は女心を動かすという色仕掛けCMなのである。あっさりとして、楚々としたイメージのそうめんに、あれほどの野性味が必要なのかどうかは別として、間違いなく海老様の濃いキャラが効果的に活かされているCMだと思う。

日本人にはなかなか見られない濃い〜顔に、逞しい体つき。見る方は皆、実生活ではきれいな女優さんを次々食っているんだという目で見るので、料理する姿にもオトコの魔力がムンムン漂っているかのように思える。さらにはシメにそうめんを皿ごと吸い込みそうな豪快な食べっぷり。あれを見て女性達は、

アタシも食べられてみたい・・・!

そう思わせるところに、このCMの効果があるのではないだろうか。あの画面からはみ出しそうな濃い顔と、決して下品ではなく、血統の良さを感じさせるオトコっぷり。海老様に比べれば、鰹節入りめんつゆに驚くゆるゆる主婦が、一層バカっぽく見えてくる。めんつゆって、好みはあるだろうが各メーカーともそないに違いがあるわけではない。海老様に食べられてみたいと思う女性は、きっとスーパーで知らず知らずヤマキのめんつゆを選んでいるに違いない・・・。

しかし現実に目の前で素麺食べるのは、見慣れたダンナさんだったりする。
海老様とのあまりのギャップにはたと我に返り、逆にヤマキ離れが進んだりしないのであろうか・・・。今晩もめんつゆを料理に使用しながら、どーでもいいことまで心配する私でありました・・・。

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