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エリートなオトコ達

このあいだ日本の頭脳、K大学(バレバレや、っちゅーに)で学生達の座談会をとりまとめ、記事にする仕事があった。しかも工学部なのでかなりの神経を使う。ナノ粒子の合成とか、計算のアルゴリズムとか、

だいたい、ゆーてることがわからん・・・!!

文系の人間にもわかるように説明してね^^
と念を押しておいたので、6人の学生・院生達は子どもに説明するようにゆっくりやさしく話してくれる。それでもコトバを追うのでやっと。ほとんど意味はわかっていない私。

座談会やインタビューというのは、質問事項をそのまま聞いても期待するような答はなかなか返ってこないので、いかにリラックスさせて余計なことまでしゃべらせて、その人自身のコトバを引き出すのがコツ。なのに、その日はカメラの都合で大きなテーブルをはさんで6人の男の子が一列に並び、向い側に私が一人が座る、という面接官のような設定になってしまった・・・・。やさしいキレイなお姉さんなので(ふふ)、怖くはなかっただろうが、彼らの表情を追ってカメラマンがバシャバシャ撮っている。緊張するのもムリはない。

アハハ〜、なんか面接官みたいになっちゃいましたけど、
みんな緊張せずに言いたいこと言って下さいね〜
まずかったら後でカットしますから〜^^

とかなんとか言いながら、面接官はなんとかリラックスさせつつ、乗せつつ座談会を進行した。なんだかわからないが、すごーい難しそうな研究をして一日の大半をそんな実験やデータに向かって費やしているアタマというのは一体どんな中身なのだろうかと内心思いつつ・・・。だけど見かけはごく普通の学生で、特にオタクそうなコも特にダサいコもいない。茶髪で日焼けサロンで焼いてきた一見ホスト風のコもいる。意外だったのは、高3になってお尻に火がついてから勉強しだして受かったという人が多かった。

それで受かるんだから、もともとアタマいいんじゃん!

と凡人が短絡的に決めつけてはいけない。もともとアタマがいいのは当たり前だが、こういう超一流大学の学生って何が違うってこの集中力としつこさが違うのだ。むしろこの差の方が大きいのではないかと思う。やるゾ!となったら、驚異的な集中力を発揮し、自分が目標と決めたからには絶対あきらめないしつこさ。持って生まれたアタマとこうした気力が一流であってこそ、彼らは選ばれた人間になる。

注意力散漫で、煩悩に行く手を遮られては屈している私などとは
世の中へ生み出されるエネルギーの発露が違う・・・。

やがてエリートコース街道をばく進していく彼ら。大学を後にする時には世の中でのプライオリティを既に掴んでいる。ただ大学院生のTくんは意味深な発言をしていた。

K大はあくまで自分の人生におけるひとつの過程であって、
ここがゴールじゃない。

そりゃ〜そうだが、K大大学院の彼からそう言い切られるとちょっとイヤミに聞こえないでもない。でも彼の真意は勉強は一生続くし、むしろこれからの方がもっと大切だということなのだろう。ちなみに地球工学専攻の彼はとある外資系の企業に就職が決まっていて、資源を輸入に頼っている日本の将来に自分で答を見つけたかったのだそうだ。

・・・んなセリフ、私の周りにいる人間からは聞いたこともない。

無論そんなことアタマをかすめもしなかった私にだってゴールは見えない。
エリートだろうが、凡人であろうが、世の中へ出たら人それぞれ自分の道を歩いて、それぞれのゴールへたどり着くしかない。プライオリティを活かせるか、ハンディキャップを乗り越えられるか、それもやっぱり自分次第。なにしろ人生はロングウェイである。

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