« 爆食台湾紀.7 | トップページ | 「眉山」を読む »

ボケ菌増殖中

日常に追われているうちに、台湾旅行の高ぶりもようやく鎮静化。
すっかりいつもの日常を取り戻している・・・。

今日大阪の代理店のHさんと昼食を共にした。
「このあいだ言ってたあのイベント、新聞に載ってましたね」と話すと、
「あれ? オレそのこと話してたっけ?」と返ってきた。

え?・・・こないだ会った時にさんざん話をしていたくせに、記憶の隅にもないようだ。ボケ具合をすかさず突っ込んでいると、自分も同じような体験をしたと言っていた。

ある日得意先に自主プレゼンに趣いたところ、担当者はその時はフンフンと聞いていたそうだ。ひとつご検討を、ということでその日は辞去。しばらく日にちが経ってから「こないだの件、どうでしょうか?」と連絡を入れてみると、

「え!?こないだの件て何やったっけ・・・・?」

その返答に驚きながらもこれこれ、しかじかとかいつまんで提案内容を話すと、途中で「あ〜、あれね」と何ら思い出したようなアクションもなく、なんと、ふたたびアポ取りして提案内容の説明に行ったそうだ。「おもしろそうだな」と担当者は初めて受けた提案のように、やっとその内容を社内検討し始めたという。

「そんなことがあったから、オレもあのオッサンのボケがうつったんかと思った〜(笑)」

ま、少々うつったかもしれないが、もう私達は自分ではどーにも制御できないほどに、ボケ菌に侵されはじめている年代であることは確かである。会話中の「あれ〜」「あの〜」は日常茶飯事。もう映画や音楽の話題は苦痛すら覚える(名前が出てこないので・・・)。

こないだも、おみそ汁が飲みたいと思ってわざわざ出しをとっておみそ汁を作ったのに、おかずを作ってるうちにすっかり忘れてしまい、食事を済ませたところで気がついた。また、料理に使うためちくわを探していたら、冷蔵庫のどこを探しても見あたらない。確か使いおきがあったはずと不審に思っていると、何かの拍子に開けた冷凍庫に、ラップにくるまれたちくわが入っていた・・・。カチコチの冷凍ちくわを見ながら、もともとボケ気味ではあったが、それがさらにナチュラルに進行していることを実感するのでありました・・・。

台湾旅行の時もそうだった。
3泊とも部屋をシェアしたRちゃんも私もボケ菌によって既に浸食されているので、やることなすこといちいち時間がかかる。例えば「さあ、食事に行こう」と部屋を出ようとすると、あれ?ルームキーはどこだっけ?と探すこと1分。キーはちゃんとバッグの中に入ってたりする。部屋からスリッパのまんま出てきてしまって、また戻って履き替えたり、高雄では日本時間で目覚まし機能をセット。一時間も早く起きてしまったこともあった。

・・・・・ 割とヤバイよね、アタシ達・・・(*^_^*)

なんて言いながらも、相手のボケざまは、おのれの姿であることを認識しているためか、互いに温かな眼差しで見守ってはいる。ま、これがどっちかがマトモだったら、一方はイライラしていたかもしれないが、どっちもボケ菌に侵されているので、いちいち「あれ?」「あれ?」とお互い言い合ってはムダに作業を増やしていることがすっかり私達のペースになっていたのである・・・。

今日より明日、明日より明後日、ボケ菌はゆっくりと私達のアタマに浸透していくのだろう・・・。誠にコワい話だが、しかし飼い慣らしていくしかない。その場合、必要とされるのはなんといっても愛嬌である。「誰だったか、名前が思い出せない」ってな時も、

「田中さんですよね?」
「いえ鈴木です」
「でっしょ〜!!?鈴木さんって顔してるもん!」
ガハハハハ・・・・・

とか言いながら笑ってるのは自分1人かもしれないが、とりあえずどんな場面でもその場を笑いで明るく取り繕って行くことは大切なことである。決して憎まれてはならない。ボケから発する危機的状況には、愛嬌で挑み、愛嬌でフォローするしかないのである。今、私のカラダの中は、ボケ菌が増殖していると同時に、ビフィズス菌のような愛嬌菌も明らかに増えつつあると思う。こうして悪玉、善玉折り合って、ケンコーな大人を作り上げていくのであーる。

ってことにしておきましょー、今日の話は。
だってマジで語るとコワいだけなんだも〜ん(*^^*)

|

« 爆食台湾紀.7 | トップページ | 「眉山」を読む »

「Everyday Life」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/129800/6879743

この記事へのトラックバック一覧です: ボケ菌増殖中:

« 爆食台湾紀.7 | トップページ | 「眉山」を読む »