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古酒を味わう。

仕事で「古酒」なる日本酒に遭遇した。
古酒とは、日本酒が醸造されてから3年、5年、10年と寝かせたもの。買っておいた日本酒を飲まずにしまっておいたら数年経った、というのとはちょっと違う。予め熟成を想定して造られた日本酒のこと。もちろん、吟醸酒の古酒、純米酒の古酒と、いろいろ種類もあり、それぞれの製法で異なる味わいが楽しめる。10年、20年と時を経るごとに琥珀色を深めていき、一見するとシェリー酒のようだ。

日本酒って、毎年秋頃にできる「新酒」、翌年の夏を越した「冷やおろし」など、だいたい半年から1年ぐらいの熟成が一般的らしい。というか、ワインのように熟成させてヴィンテージものとして高値で取引されるような習慣がないのだ。というのは近代に入ってからの認識で、実は江戸時代から熟成させた古酒というのは高価な酒で、ヴィンテージワインのように高値で売られていたらしい。寝かせないのが主流の日本酒において、寝かせてから飲む古酒が、今、マニアの間でちょっとしたブームを創り出している。

興味はあるが、だいたい私は日本酒が苦手である。
すすめられたらもちろん飲むが(笑)、普段私が自ら日本酒を飲むことはめったにない。同じ醸造酒でもワインは大好きなのに、なぜか日本酒は苦手。その理由はカンタンに言うと、酔い心地が良くないところにある。

4合以上飲むと、酒臭い息が上がってくる感じがヤなのだ。

4合飲んだら十分だろう、と言う声があちらこちらで聞こえてくる・・・(笑)。
いやしかし4合って、酒飲みにしたら「これから」という盛り上がりのスタートライン上である。ここで失速してはつまらない。あまり量が飲めないとわかるうちに、日本酒よりは焼酎、焼酎よりはワイン、と私の好みは確信を深めていき、自ら日本酒を飲むことはめったになくなった。

ところがなぜ、飲んでみたかというと、古酒の特徴というのは「酔い心地の良さ」にあるのだそう。
熟成することによってアルコールの角が取れてお酒自体がまろやかになる。なんといっても熟成させたお酒というのは穏やかに酔えて、身体に優しく作用することが医学的にも実証されているそうだ・・・。

なかなかええじゃないか^^

早速、京都の有名酒店「タキモト酒店」へ出掛け、古酒なる日本酒を買い求めた。
ところが、古酒はこれだけだと言う。アルバイトのような若い男の子が指さしたのはわずかなフェイス。しかも10年、20年と重々しい箱に入った一升瓶で、ちょっとネットで見た感じとは違う。ネットでは300mlぐらいから500ml、720mlといろんなサイズがあって、ルックスもあか抜けている。

え〜? ホンマかよ〜・・・!

と怪しみながら奥まで見て回ると、あるじゃん、ちょうどネットで見かけたのと同じ銘柄が。
手に取ったのは岩手の地酒「南部美人」、2005年仕込みだ。既に良い具合に琥珀色を帯び、全麹のためか、うっすらオリのようなものが沈殿している。箱の後ろを見ると、熟成させるとさらにまろやかさが増すと書いてある。

アルバイトの男の子に糺してみたが、「確かに古酒ですね〜」と今初めて知ったような顔をされた。有名酒店でもこんな程度の認識ということは、日本酒の古酒はまだまだマニアなお酒らしい。とりあえず他になさそうだったので、「南部美人」をゲット。古酒初体験となった。

一口含むと、とろりとした濃厚な味わい。一瞬お屠蘇のような香りと後味が感じられる。つまり寝かせる分だけちょっと薬っぽくなっているような気がする。最初はそれが気になるが、続けて飲むうちにむしろそれが魅力に変わる。口当たりは濃厚だけど、後口は意外とさっぱりしている。蜜のような色は甘そうだが、決して甘さは感じられず、それでいて少しも「キッ」としたところがなく、まろやかとはこういうものかと自覚できる。ホント、麹の香りのする貴腐ワインのようで、日本料理よりも、意外とイタリアンやフレンチの料理などに合いそうだ。

ちょっと、気に入ったかも・・・^^

古酒は、その味わいを時間をかけてゆっくり紡ぎ出すためか、急いで飲んだり、すぐに次ぎ注いだり、そういうあわてた飲み方はタブーなのだそうだ。グラスに注いでからも、時間経過や温度によって味わいが移りゆくので、ゆったりと楽しむのが基本なのだそう。時間をかけて醸造され、時間をかけて楽しむ。

なんだか忙しい現代人へのアンチテーゼのようなお酒である・・・。


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牛肉イチバン信仰

北海道のミートホープ社のニュースが連日世間をにぎわせている。
牛肉コロッケって書いてあるのに、実はほとんど豚肉だったってこと。こんな消費者を欺くような行為は、製造側も販売側も絶対あってはならない。ミートホープ社には何の同情の余地もないのだが、一方でふと浮かび上がるのは日本人の"牛肉イチバン信仰"。

日本人は牛肉好きである。
好きであると同時に、牛肉がイチバン偉いと思いこんでいる人がすごく多いように思う。冷凍食品でも加工食品でも「国産ビーフ100%使用」とか、「牛肉入り」とかっていう文句が入っているだけで、自ずと商品が格づけされている。

はるか昔、機内でサービスをしていた頃の思い出が蘇る(ちなみにエコノミー)。
日本便は日本人のためにわざわざ日本食とビーフのチョイスを用意しているのに、実際サービスが始まると誰も日本食を選ばないのだ。座席を進む毎に、「日本食かビーフ、どちらがよろしいですか?」と日本食にアクセントをつけつつ聞いて回ってみても、

「ビーフ」
「ビーフ」
「ビーフ」

その言葉しかしらないのかと思うくらい、ビーフ以外の声は聞かれない。
お年を召した方などには特に、「ざるそばもついたおいしい日本食ですよ」とかすすめてみるが、元気よく

「ビーフ」

と返ってくる。
しかし、恐怖はここから始まる。これだけみんながビーフを選ぶと、当然ビーフが先になくなってしまう。この後は機内サービスがひたすら謝罪の行脚と化するのである。ビーフはall goneなのだから、もうひとつのチョイスである日本食かビジネスクラスからのオーバーフローのミールを食べて頂かなくてはならない。こういう時、大阪便や名古屋便だとさらに緊張感が増す。

「なんでないもん、メニューに載せんねん!!」

などという大変感情を露わになさるお客様に胸ぐらをつかまれながら(これはウソですが、そんなような勢い^^)、ひたすら謝罪しながら食事を配っていくのである。後に日本便からは日本食がなくなり、ほとんどがビーフになって私達が味わったような恐怖を味わうようなことはなくなった。しかしこの時身をもって痛感したのは、日本人のビーフイチバン信仰。他の便ではこんなことはまずない。なぜこれほどまでにビーフを心棒し、ビーフを絶対的存在と思う民族なのか・・・・。狩猟民族でもなく、騎馬民族でもない、穏やかに定住する農耕民族というのに、農耕民族の何がそこまでしてビーフを欲するのであろうか・・・。

私はといえば、普段ビーフはあまり食べない。
だってビーフはシンプルに焼いて食べるか、タタキか、ローストビーフか、とにかくあんまし料理しない方がおいしいので、ついつい料理して美味くなる豚や鶏肉などを買ってしまう。だからビーフはすぐ飽きてしまうが、料理によっていろいろと味わいが変わる豚や鶏は飽きない。

だからこんな私からすると、コロッケにビーフが入っていようが、豚肉であろうが、そう購買意欲を左右しない(誤解を招かないように言っておくが、ビーフと銘打って豚肉を売るようなサギは許されないが)。だってお肉屋さんのコロッケだって、肉まんだって、何の肉を使用してるかわかったものじゃない。この間コンビニで購入した冷凍ハンバーグ、オージービーフ100%と書かれてあったが、間違いなく羊の肉が入っていた。羊肉の臭みには敏感なので、すぐわかった。きっと今頃は内部調査しているのではないだろうか・・・。

で、別に羊を使用してれば羊肉を、豚肉を使っていれば豚肉と、私などは正直に書いて欲しいものだと思うが、やはりビーフイチバン信仰が根強い日本国民に対してそれらを明らかにすることは、製造側にとって相当勇気のいる決断なのかも知れない。ビーフ以外はガーンと格下げされてしまう日本における食肉のイメージ。ホントはコロッケだって豚のラードを使ったり、ハンバーグだってちょっと他の肉を混ぜた方がおいしくなるのに、実際のおいしさをおいといて、肉のイメージだけが先走ってるような気がする。牛肉偽装事件というのは、ミートホープ社以外にももっともっとあると思う。そしてビーフイチバン信仰が浸透している限り、この手のサギはなくならないと私は名言できる。

こんなことを書いたからではないが、今晩のおかずは牛肉のタタキ。
赤ワインを思い浮かべながらついつい購入してしまった。赤ワインを飲みながら食べる牛肉は、何よりサイコーである。そう、私は結局赤ワインが飲みたいから牛肉を買っているのかもしれない。

ま、これは少なくとも、塊で買ったので豚や羊ではないと思うが・・・。(*^_^*) 

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カラスミのクリームパスタ

台湾で買ってきたカラスミ。
大根にのせてそのまま食べるにはちょっと私にはツラかった・・・。
けどカラスミのパスタは大好き^^

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つ〜ことでこんなパスタをつくりました!
フライパンで牛乳半カップぐらいを煮立て、これに味を付けるように入れるのが顆粒のハウスシチュー。即興のクリームソースにしちゃう。

ゆであがったパスタをこのクリームソースに投入。からめてクリームパスタの出来上がり。
仕上げにカラスミをチーズおろしでたっぷりふりかける。カラスミはねっとりしてるので、かなりチーズおろしにへばりつく。しかし貴重なカラスミ、ちゃんと残さず爪楊枝でこそげ落とすことがポイント^^たっぷりめがおいしい!

磯の香りっぽい塩味が、クリームソースと好相性。
あの黒沢監督は、アツアツごはんにカラスミのスライス、バターをのせてかきこむ「カラスミごはん」が大好物だったそうな。それもおいしそうだが、ちょっともったいないよーな・・・・。

もうちょっと買ってくればよかったかな〜と思ってます・・・。

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「眉山」を読む

雨音で目が覚めた日曜の朝。
梅雨まっただ中、厚い雲に遮られてほの暗いこんな日は、しとしとと降り続く雨音をBGMに本を読むのが一番の贅沢である。ベッドから起きあがりもせず手にしたのは「眉山」という本。薄くて字も大きめ、台湾旅行の行き帰りで読み終わるにちょうどいいのではないかと思って買っておいた本だ。さだまさしの本ってどうなんだろう、と訝りながらも映画の前宣伝で徳島が舞台という、そのローカル感にもなんとなく惹かれて手に取った。

でも結局旅の行き帰りは長編ミステリーの方を読み、一度もこの本を開かなかった。
それは正解だった・・・。

年を重ねる毎に涙もろくなっているのは承知しているが、なんか前半の方から涙が出てくることしばしば。空港の待合いロビーなどで読むにはちょっとはばかられる本だった。

「眉山」のあらすじはこうだ。
結婚できないとわかっている人の子どもを身ごもり、故郷を離れて徳島の地で豪快に生きた母親の最期を娘と周囲の人々が見守る話を、この地の魂ともいえる阿波踊りを伴奏にして語られる。眉山は徳島の街を見下ろす山。母の恋の記憶を象徴する山でもある。

いかにも泣かせるストーリーで少々鼻白んでしまうのだが、私はどういうところで涙腺が熱くなるかというと、このお母さん、龍子の生き様とキャラだ。ちゃきちゃきの江戸っ子特有の(ちゃきちゃきの江戸っ子に出会ったことがないのでホントは知らないが)気っ風の良さと売られたケンカは必ず買う勇ましさ。それに肝っ玉の据わった懐の深さと誰にも身分隔てなく扱う情の深さ。この性格で、いろんな場面で啖呵を切る場面が痛快でカッコイイのだ。痛快であると同時に、なんか涙を誘う。

権力の前にはひれ伏し、小さな憤りは飲み込み、不正があっても見て見ぬふりをし、生きていくということは往々にして波風立てずに暮らしていくことだとわきまえていくのが大人の良識だとすると、そうしたことに決して目をつぶらず後にも残さず、その場で対峙していく龍子の姿は天晴れとしか言いようがない。その上愛情を持って人々に接するところは、読む側にとってちょっと喧嘩っ早いマリア様のような存在に映るのだろう。

その気っ風の良さと潔さを伏線に、そのままの姿で自分の恋愛を成し遂げるというところに心動かされるところがあるのだと思う。

さだまさしの歌もそうだが、彼の本もセリフや展開にかなり芝居がかったところがあるのは否めない。けれど龍子のような女性、龍子のような生き様を描きたかった作者の気持ちは私なりに伝わったような気がしている。それを徳島というローカルな街を舞台に、阿波踊りという伝統をフックにしているところも上手く情感をそそる。目まぐるしい都会の暮らしの中で知らず知らず乾き、人と人との関係もどんどんドライになっている中、地方都市の長閑な体温を感じ、阿波踊りという伝統に息づく魂に触れ、愛情にあふれた龍子という人物像を読み解くうちに、一滴の潤いがもたらされたような気がする。1人の女性の生き方として、背筋を糺すようなところもある。芝居がかっていたとしても、複雑な恋愛のかけひきやクールな人間関係しか描かれない小説よりもずっとストレートに響く気がするのだ。

龍子が最後まで貫き通した愛のカタチ。

というのがこの本の主題なのだろう。でも大好きだった人との愛の結晶、娘だけを心のささえに、宝物のようにして生きてきた龍子の生涯をかけた美しい恋物語というよりも、むしろ恋人に代わって娘という愛情を注ぐ場があれば、それだけをささえに逞しく生きていける女の底力と信念の方にリアリティを感じた。女はやっぱりそんな風に生きていける生き物なのだと思う。最後まで、愛した人と言葉も交わすことがなかったが、龍子の最期は少しも悲しくも、哀れでもない。彼女の人生、全部自分で選び、自分でおとしまえをつけたたまでのことだ。自らの遺体の葬り方まで決めて。爪の先まで人生を完全燃焼した爽快感すらある。

ここまで潔く、強い女性にはなかなかお目にかかれない。
龍子は男性のさだまさしが描く、憧れの女性なのかもしれない。しかしひとつ思うのは、女性もか弱く、可愛らしいだけではちっとも魅力的でないな、ということ。誰かに庇われて生きていく女性よりも、誰かを庇って生きていくくらいの強さがある方がカッコイイ。「眉山」を読んで、恋の成就の仕方もいろいろあるが、女性というものの可能性も底知れないと感じた。

龍子のようにいかないまでも、
女に生まれて後悔しない生き方だけはしたいものである。

本を読み終わっても、雨はまだ激しく降り続いている。
雨に煙るお山を窓外に眺めながら、徳島の阿波踊りも一度見てみたいな〜とついつい旅情をそそられる。かと思うや否や、鳴門の新鮮な魚が浮かんではお腹が鳴りそうになる。

私の"龍子道"は果てしなく遠い・・・・。

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ボケ菌増殖中

日常に追われているうちに、台湾旅行の高ぶりもようやく鎮静化。
すっかりいつもの日常を取り戻している・・・。

今日大阪の代理店のHさんと昼食を共にした。
「このあいだ言ってたあのイベント、新聞に載ってましたね」と話すと、
「あれ? オレそのこと話してたっけ?」と返ってきた。

え?・・・こないだ会った時にさんざん話をしていたくせに、記憶の隅にもないようだ。ボケ具合をすかさず突っ込んでいると、自分も同じような体験をしたと言っていた。

ある日得意先に自主プレゼンに趣いたところ、担当者はその時はフンフンと聞いていたそうだ。ひとつご検討を、ということでその日は辞去。しばらく日にちが経ってから「こないだの件、どうでしょうか?」と連絡を入れてみると、

「え!?こないだの件て何やったっけ・・・・?」

その返答に驚きながらもこれこれ、しかじかとかいつまんで提案内容を話すと、途中で「あ〜、あれね」と何ら思い出したようなアクションもなく、なんと、ふたたびアポ取りして提案内容の説明に行ったそうだ。「おもしろそうだな」と担当者は初めて受けた提案のように、やっとその内容を社内検討し始めたという。

「そんなことがあったから、オレもあのオッサンのボケがうつったんかと思った〜(笑)」

ま、少々うつったかもしれないが、もう私達は自分ではどーにも制御できないほどに、ボケ菌に侵されはじめている年代であることは確かである。会話中の「あれ〜」「あの〜」は日常茶飯事。もう映画や音楽の話題は苦痛すら覚える(名前が出てこないので・・・)。

こないだも、おみそ汁が飲みたいと思ってわざわざ出しをとっておみそ汁を作ったのに、おかずを作ってるうちにすっかり忘れてしまい、食事を済ませたところで気がついた。また、料理に使うためちくわを探していたら、冷蔵庫のどこを探しても見あたらない。確か使いおきがあったはずと不審に思っていると、何かの拍子に開けた冷凍庫に、ラップにくるまれたちくわが入っていた・・・。カチコチの冷凍ちくわを見ながら、もともとボケ気味ではあったが、それがさらにナチュラルに進行していることを実感するのでありました・・・。

台湾旅行の時もそうだった。
3泊とも部屋をシェアしたRちゃんも私もボケ菌によって既に浸食されているので、やることなすこといちいち時間がかかる。例えば「さあ、食事に行こう」と部屋を出ようとすると、あれ?ルームキーはどこだっけ?と探すこと1分。キーはちゃんとバッグの中に入ってたりする。部屋からスリッパのまんま出てきてしまって、また戻って履き替えたり、高雄では日本時間で目覚まし機能をセット。一時間も早く起きてしまったこともあった。

・・・・・ 割とヤバイよね、アタシ達・・・(*^_^*)

なんて言いながらも、相手のボケざまは、おのれの姿であることを認識しているためか、互いに温かな眼差しで見守ってはいる。ま、これがどっちかがマトモだったら、一方はイライラしていたかもしれないが、どっちもボケ菌に侵されているので、いちいち「あれ?」「あれ?」とお互い言い合ってはムダに作業を増やしていることがすっかり私達のペースになっていたのである・・・。

今日より明日、明日より明後日、ボケ菌はゆっくりと私達のアタマに浸透していくのだろう・・・。誠にコワい話だが、しかし飼い慣らしていくしかない。その場合、必要とされるのはなんといっても愛嬌である。「誰だったか、名前が思い出せない」ってな時も、

「田中さんですよね?」
「いえ鈴木です」
「でっしょ〜!!?鈴木さんって顔してるもん!」
ガハハハハ・・・・・

とか言いながら笑ってるのは自分1人かもしれないが、とりあえずどんな場面でもその場を笑いで明るく取り繕って行くことは大切なことである。決して憎まれてはならない。ボケから発する危機的状況には、愛嬌で挑み、愛嬌でフォローするしかないのである。今、私のカラダの中は、ボケ菌が増殖していると同時に、ビフィズス菌のような愛嬌菌も明らかに増えつつあると思う。こうして悪玉、善玉折り合って、ケンコーな大人を作り上げていくのであーる。

ってことにしておきましょー、今日の話は。
だってマジで語るとコワいだけなんだも〜ん(*^^*)

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爆食台湾紀.7

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翌朝はクラブフロアで朝食。
フレッシュジュースからさまざまなパン、オムレツからサラダ、チャーシューパオやお粥までいろいろ並んでいる。ついつい取りすぎて朝からお腹いっぱい。その後はタクシーで街へ出て、ぶらぶらとお買い物。台湾といえば有名なお土産はパイナップルケーキ。台北で人気第1位というお店でみんなと合流し、お土産を調達した。普通のパン屋さんのようなところで、パイナップルケーキ以外にもいろんなチャイニーズお菓子が売られている。シーズンオフなのか、今回の旅では日本人にほとんど遭遇しない。このお菓子屋さんも特にお土産用のパイナップルケーキをたくさん置いてるわけではないので、数が足らない。とりあえずバラで、パイナップルケーキを15個ゲット。友達へのお土産を確保した。

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私達のフライトは4時半だが、一旦ホテルに戻ってそこから空港まで小一時間かかるので、さっき朝食を食べたばかりだが、もう昼食タイムとなった。台湾最後の食事は包(パオ)もの。小綺麗なお店で(名前忘れた〜!)、1階ではなんかお寿司屋さんのようなカウンター向こうで職人さんがしこしこと具材を詰めてパオものを作っている。カメラを向けるとポーズをとっていた^^  

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まずは小籠包。蒸したてがテーブルに運ばれる。生姜の千切りをのせて口に運ぶと、じゅわ〜っと肉汁があふれる。Yさんによると、にこごりのようにして肉汁を包み込み、蒸し上がると皮の中でスープになってジューシーな小籠包が出来上がるのだそう。なるほど・・・!

あと蒸し海老餃子や大根餅(これは飲茶で登場するのとはちと違った)、アスパラの炒め物などなど、もちろんちめたいビールと一緒にオーダーした。蒸し暑いし、朝食からあんまし時間が経ってないので、あまりたくさんは食べられなかったが、それでもうまいパオものを堪能。あっという間の旅だったねとか言いながら、このあたりでちょっと帰ってからの仕事のことなど現実がチラチラ浮かび、みんなの顔が一瞬曇る。
・・・・が、ビールをぐびっと飲んで台湾タイムに引き戻し、旅行最後の食事を楽しんだ・・・(*^^*)

ホテルに戻って荷物をピックアップしたら、ここでYさんとはお別れ。彼女は日曜日まであと5日台北にステイするので、Yさん以外のメンバーと空港バスへ乗る。空港到着後、私とみんなはウイングが違うため別々に降車。ところがそれはバスの運転手さんの間違いで、ホントは同じターミナルで、後であわてて移動したそうな・・・。Yさんも違うターミナルで降ろされて空港バスで移動したそうだから、デカい桃園空港では自分のフライトがどのターミナルかを事前に確認することがポイントのよう・・・。ひとつ学習!

帰りのエバー航空関空行きの飛行機は、なんとキティ・ジェット。
飛行機のボディには堂々たるキティちゃんのイラスト。よく見るとチケットもキティちゃん、座席のヘッドカバーもキティちゃん、ミールのカテラリーについてるナフキンから、アイスクリームまでみ〜んなキティちゃんだ。そういえば、空港に到着した時もキティちゃんのイラストいっぱいのキティちゃんカーが駐まっていたし、あまりのキティちゃん攻撃に目が点になる・・・( ・_・;)でもカワイーのでチケットとおしぼり、disposalバックは記念に持ち帰った。

フィナーレはキティちゃんが飾り、3泊4日の台湾旅行は幕を閉じたのでした・・・^^;

あ〜、それにしても今回の爆食台湾旅行は濃密な時間だった。
食えども、食えども、終わらない台湾グルメ。台湾はホントーに食べ物屋さんが多くて、人口の半数は食べ物屋を営んでいるのではないだろうか、というくらい食べ物屋さんだらけであった。その食べ物屋さんも、ちょっとした街角のお店がおいしくて、これまでに食べたことのない中華料理にたくさん遭遇した。買って帰った食材もどれひとつハズレがなく、あの妖しげな市場で買ったトウチの美味いこと、美味いこと。麻婆豆腐に入れたら、お店でいただくような味になっていたのでビックリ!お土産のパイナップルケーキやドライフルーツも喜ばれた。

それから今回の台湾、人の良さがなんといっても印象的だった。
一見香港の人と似ているようだが、ずっと温かで愛想が良い。高雄や台南など南の方の人はここに「のどか」が加わり、どこへ行ってもイケズされたり、イヤな思いをすることがないのがとても気が楽だ(香港チャイニーズやシンガポーリアンはどこでどう、ビッチな血が混じったのであろうか・・・)。高雄のホテルでは親切にバイクに乗せて六合夜市まで送ってもらったし、台北の街でも地図を見ながら方角を確かめていると、通りがかりの女性がすすんで道を教えてくれた。その街の人々とふれあうことは旅の醍醐味。やっぱり温かい人々がいる街には再び戻ってくると思うもの・・・・。

近い将来、おいしい食べ物の魅力はもちろん、台湾の人に会いたくなって、またこの地を訪れるのかもしれない。あったかな熱を帯びた台湾アイランド。日本へ帰ってからも、私の微熱は続いている・・・。

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爆食台湾紀.6

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チェックイン後私達が最初に向かったのは、徳也茶喫。
中国茶とお菓子が楽しめるところで、地元の人も旅行者も訪れる有名な店だ。こういう優雅なお店は高雄や台南では見かけなかった。外観からも洗練の匂いがする。入るとお茶や茶器などを売るショップと喫茶コーナーがあり、私達はとりあえず着席していくつかのお茶をセレクトし、昼食代わりにお茶菓子は全部頼んだ・・・^^

小さな器でいろんなお茶が味わえる功夫茶。ちょうど私の正面には大きな壺のようなもの、お茶を注ぐのに使う器やお湯などが並べられ、セレクトしたお茶が並ぶ。発酵の浅い順に、凍頂烏龍茶(きんせんちゃ)、凍頂烏龍茶(とうちょううーろんちゃ)、木柵鉄観音(もくさくてっかんのん)、白豪烏龍茶(はくごううーろんちゃ)、金不換(きんぷかん)、そして文山包種(ぶんさんほうじゅ)と、お茶っぱを替えて飲んでいく。

やり方はお店のお兄さんが日本語でレクチャーしてくれるので安心^^土瓶にお茶葉を入れ、お湯を注いだら一度目はすぐ捨て、2度目からいただく。細長い小さな茶器に注ぎ、すぐにもうひとつのおちょこのような湯飲みで蓋をして逆さにして移し替える。細長い方の器に残った香りをかいで、おちょこに注がれたお茶を味わう。これを数回繰り返すのだ。なんと面倒くさいと思うかも知れないが、こうして飲むとお茶の香りや味わいが存分に楽しめる。慣れない手つきでお茶を淹れつつも、優雅なひとときを味わうことができた。

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やはり美味かったのは爽やかな後口の凍頂烏龍茶と、キンモクセイに似た香りのする金萱茶だろうか。文山包種は日本のほうじ茶のようだった。
お菓子も全部で8種類ぐらいあっただろうか。とても全部は食べきれなかったが、甘さ控えめでどれも素材の味が生きたやさしいお菓子だった。蓮の花パイと呼ばれるパイ菓子は、中に甘くないあんこが入っていて焼きたてサクサクを出してくれる。あと緑豆を使ったお菓子もおいしかった。酒飲みのためか、お菓子になると急に語彙が乏しく、説明が稚拙になってしまう・・・。記憶も定かではないので、ここは写真だけで勘弁してもらおう・・・^^;

凍頂烏龍茶と凍頂烏龍茶を買って徳也茶喫を後にする。

次に趣いたのは、地元民の行く市場。絶対に旅行者が訪れることはないであろう、路地を入ってさらに地下へ降りていく妖しげなところだ。ここにある乾物屋さんへ、あらかじめYさんが頼んでいてくれた中華料理には欠かせない調味料、トウチ(豆鼓)をゲットしに行く。日本で買うとペースト状になっているが、やっぱり本場は違う。豆のカタチがそのまま残っており、発酵させた黒豆の独特の香りがする。またここのおばちゃんが愛想良く、片言の日本語で話してはガハハと笑ってとても陽気である。その店で先ほどから臭うなと思ったら、正体は干したメンマだった。日本で見るような瓶詰めのウェットなものではなく、乾物で一見かんぴょうのように細長い。塩漬けしてあるので、一晩水に浸けてから使用するそうだ。発酵させてあるので強烈な香りがするのだろう。

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さらに私達は三越百貨店へ行き、お土産用の食材をゲット。私は辛い調味料が欲しかったので、いろいろ迷った挙げ句、「調味辣椒漬」というほとんどにんにくと唐辛子だけでできている調味料と、日本ではなかなか手に入らない粉の花山椒、そしてアップルマンゴー2個を購入。三越の地下食料品売場は、日本の食品がたくさん並んでいて、台北に住んでも日本食には不自由しなさそうだ。シーチキン3パック入りを取り上げてじ〜っとコンテンツを読んでいるおばさんがいた。おばさんの目にはシーチキンの缶詰はどのように映ったのだろうか・・・?

しかしながら、あっという間に時間が過ぎる。
お茶飲んで、買い物してるだけでもう夕刻にさしかかった。晩ごはんまでには一旦ホテルに戻らなければならない。なぜなら、

クラブフロアでちゃっかりお酒をいただくからである・・・(*^^*)

クラブフロアのラウンジは、既に結構な人が集まっている。チェックインの時にはロックしてあった冷蔵庫も、軽やかにオープンされ、シャンパン、ワイン、ビールなどが冷えている。

うっひょひょ〜〜!!

おまけにちょっとした(どころではない、十分普段の夕食になりそうな)お料理やチーズなども用意されていて、早速私達はめいめいのお皿にお料理を取って、シャンパングラス片手にゴキゲンの時間を過ごした。ここでいただいたうさぎのテリーヌは激うま!ウワサには聞いていたがグランドハイアットは食べ物が美味い^^ 
そのままほっとくと長居しそうな私達にYさんから号令がかかり、いざ夕食へ出発することにした。台湾最期のディナーは中国大陸中央部を起源とする湖南料理だ。

着いたレストランは広いフロアに、丸テーブルがいくつも並ぶかなりの大箱。
まずオーダーしたのは湖南料理を代表する、金華ハム。その他ふかひれのスープに、なんとか貝の炒め物、海老のレタス包み、雛鳥の甘辛炒め、牛肉のガーリック炒め、カレー味の蟹など、メモってこなかったのではっきりしないがとにかく写真の通りいろいろと頼んだ。金華ハムは、やわらかく、甘いタレがかかっている。これをパンのようなものにはさんで食べるのだが、ちょっと甘すぎる感はあり。金華ハム、牛肉、雛鳥など、この日の食事が一番肉類を食べたような気がする。湖南料理の特徴というというほどの特徴はわからなかったが、味は濃いめ。四川料理同様、スパイシーなのが特徴なのだそうだが、それほど辛い料理にもあたらなかった。

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ここでもビールを飲み飲み、おいしい食事をいただける幸せを満喫。途中から紹興酒もオーダーしたが、Yさんも私もなぜか積極的に手を着けない。私達二人の考えていることはバレバレで、部屋に置いてあるコンプリメンタリーのワインがさきほどからちらついていたのだ。そのワインを楽しむためには、ここはひとつ"ミックス飲み"は避けなければならない。紹興酒+ワインというのはかなり"あぶない"。

でしょ〜〜!?

なんて言いながら頷き合う私達・・・^^* Yさんは、台湾作戦会議で趣いたディープな食事会の日、さんざん紹興酒を飲んだ後、家に帰ってからもワインを飲み、次の日は完全に二日酔いしてしまったという、新鮮すぎるトラウマが躊躇させていたようだ。それにしてもそんなトラウマさえ記憶の片隅にも残っていないRちゃんは、"ミックス飲み"に何の躊躇を示すことなく、この日も快調にビール、紹興酒、ワインとリレーしていった。やはり彼女は私達の中でもキングオブドランカーの栄誉に値すると思う・・・(ここはあえてクイーンとは呼ばない)。

そうそうこのレストランも何を頼んでも均一料金で、都市台北でも大らか会計がなされていた。台北は今卒業シーズンらしく、レストランでも私達の左側の席は50人ぐらい女子卒業生で占められており、とても騒がしかったのちょっと残念。日本なら別の部屋に隔離するなり、パテーションを設けたりするだろうが、誰も文句も言わないし、こういう大らかなところがまた台湾ならではだ。サービス係のおばちゃんも愛想良かった。

さて満腹になったといえども、まだ台北の夜は終わらない。ここまで来て、足ツボマッサージへ行かない手はないだろう・・・。ということで、メンバーが前回きた時に訪れて良かったという、日本人もたくさん訪れるマッサージ屋へタクシーで乗り付けた。

私は足ツボマッサージと角質取りの45分コースをチョイス。日本円で4000円ぐらいだったかな。靴を脱いで、最初は足湯みたいなところへ足をつける(たぶん消毒)。その後ひざから下、足指、足裏を丹念にマッサージしてくれる。時々

痛〜〜〜いっっ!!

と腰を浮かしてしまうことが何度かある。私の場合それは首、腰、頭のツボだった。気持ちよくて居眠りしちゃう、ってことはないが(痛いから)、そりゃあ気持ちいい! マッサージ後、次は角質を削り落としてくれる。これは角質取り専門の先生の仕事で、ライトをあてながらペーパーナイフのような器具を使って丹念に削り取ってくれる。終わるとシートの上に恥ずかしいほどに足の皮が落ちており、私の足の裏はなめらかに生まれ変わっていた。いや〜、近くにあれば定期的に来たいほどだ。

満腹だわ、気持ちいいわ、台北の夜も満喫。
もう明日は帰途につくのかと思うと、なんだかあっという間の3日間のような気もするが、高雄の六合夜市でハラハラしてたことが遠い昔のことのようにも思えるのだ。それくらい新鮮な出来事を次から次へと体験し、濃密な毎日を過ごしているということだろう・・・。

そんなことを語りつつ、ホテルへ戻ってRちゃんとワインを空けた。シャワーも浴びてベッドに横になるとだんだん心地よい酔いがまわってくる・・・。結局酒豪の二人でも台湾最後の夜はワイン一本も空けれずに、眠りに吸い込まれていった。一日がとても24時間では足りない、そんな台湾のラストナイトだった。

Good night・・・・(*^_^*) 

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爆食台湾紀.5

翌日もお目覚め快調!
今日は高雄から台北へ移動する日だ。ちなみに高雄で泊まっているホテルはビジネスホテルのクラス。六合夜市に近いこともあって、Yさんがセレクト。私達それぞれがインターネットで予約を取った。最初部屋に入って驚いたのが、エセ日本のインテリア。他のお部屋は普通のベットなのだが、なぜか私達の部屋は低いマット(つまりふとん風)がふたつ。ベッドルームとバスルームを隔てるステンドグラスには芸妓らしき絵が描かれ、床の間にあるような柱が据えられている。他の2組も同じインテリアのお部屋のようで、日本人だから日本式の部屋がいいだろうと思ったのか、なんだかどーでもいい気遣いをしてくれているようだ(笑)。

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ま、とにかく今朝はRちゃんが日本時間と間違えて1時間早く起こされることもなかったし(笑)、睡眠十分で二人ともお腹が鳴るほどであった。早速ロビーで集合して朝食会場へ!
今日は、駅の方へ向かう途中で見つけた軽食屋さん。定番の油篠(ヨウテャオ)の他、ニラなどの野菜が詰まった水煎包(シュイゼンパオ)も追加。軽食屋さんではパンやサンドウィッチなどもいろいろ売っているので、さらに帰りにはごまのパイを買って豆乳と一緒に部屋で食べた。

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高雄への移動は、今年開通したばかりの新幹線、台湾高速鉄道だ。
高雄にある左営駅は高雄の街とはまるで不釣り合いな超近代的な駅で、天井がやたら高い。改札には案内係までいて、発車時刻に合わせてエレベータへ誘導してくれるという、惜しみない人件費の投入ぶり。記念撮影などしつつ、早速乗り込む。二列、三列だから、日本より少し幅が狭いようだが、新幹線700系をモデルにしたデザインというから、インテリアも乗り心地も日本の新幹線そのものである。フランスの技術か日本の技術かでせめぎあった末の日欧混在の台湾新幹線は、台湾の太陽?いやマンゴーを表すようなオレンジ色のラインが新鮮だ。高雄ー台北間を2時間弱で結ぶ。料金は1490元、日本円で6000円弱ぐらいだった。

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新幹線といえば、駅弁。
というわけで、ここでも食い気に走る私達。基本的に日本のようにちょこまかとお惣菜が並べられたお弁当ではなく、ごはんの上にどかっとタレつきチキンや豚などがのっかっているのが台湾の駅弁では一般的のようだ。私はさすがに朝食を食べ過ぎて、一口いただく程度だったが、かなりお腹にこたえるようなお弁当だった。

ここでしばし車窓を眺めながら、おしゃべりをしているうちに台北へ到着。
降り立った台北はまさしく都会。ガイドブックを見ていても随分おしゃれな店があるし、高雄や台南とはかなり違う。しかし同じなのはやはりここも漢字文化。タクシーの運転手さんにあんなメジャーなホテル、グランドハイアットと言っても通じない。台湾語がしゃべれなければ、漢字で記された名前を見せなければならない。で、面白いのは知らなくても走り出して、窓を開けて隣に並ぶタクシーに大声で聞いたりする。私達を乗せた運転手も、平走していたタクシーに大声で聞き、後ろに乗ってたお客さんが、声を揃えてこっちだ〜と答えていた(笑)

運転手さんで思い出したが、高雄のホテルの空港までのピックアップサービス、結局お金を払わず終いだった。ホテルに到着した時はあのようにドタバタ。ホテルのチャージは既にRちゃんのクレジットカードで支払われている。チェックアウトの時も鍵を返しただけで、バイバ〜イとか言ってホテルの人もにこやかに笑顔で送り出してくれた。ま、お迎えの時間に遅れてきたんだし、いいじゃん、いいじゃんとYさん。なんと大らかな人達だろう・・・(笑)。

台北のワンナイトはYさんのコネでグランドハイアットのクラブフロアに宿泊^^
クラブ会員のフロアに案内されて、そこでチェックイン。チェックインの手続きが済むまですぐ横のラウンジでお茶を飲んで待っていられる。ラウンジには常時コーヒーや紅茶、ソフトドリンク、お菓子などがたっぷり用意されており、好きなだけいただける。冷蔵庫にはビールやワイン、シャンパンなどもあったので、感激マークを多数発しながら私達はお酒を取り出そうとしたが、これは残念ながら夕方から。力づくで開けようとしたため、冷蔵庫の扉をほとんど壊しそうでありました。ごめんなさい・・・( ^^+)

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で、チェックインしたお部屋はとってもゴージャスで、コンプリメンタリーのフルーツとワインまで備えられている。さすが!!窓を開けると、景色はさしてきれいではないが、左側に101階建ての超高層ビル「台北101」が臨める。たった一泊というハードスケジュールだったので、この台北101は写真を撮っただけ。一度も中に入ることができなかったのは今でもちょっと残念・・・。

さあ、ぐずぐずしている暇はない。
荷物を置いたら台北の街へ繰り出すゾ!

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爆食台湾紀.4

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次なる腹減らしのために寺院までぶらぶら歩き、その後攻めたのは台湾のちまき。
お目当ての店を探して歩いていると、そこだけ行列ができているところがあった。まさしく私たちの探し求める肉粽(ロォツォン)の店、再發踪である(字は間違ってるかも)。Yさんが並んでいる間に、歩道にあるテーブル席をなんとか6つ分占拠。待つこと10分ほどで、私たちの目の前に、ソフトボール大ぐらいあるの巨大なちまきが登場した。肉や海鮮、椎茸などが詰められ、甘辛いたれがかけられたこれぞ、台湾のちまき。私たちのオーダーした特選海鮮&肉ちまきはあいにくアツアツのものがなく、ちょっと冷めていたのが残念だったが、なるほど名店のちまきだけあってこれも美味い!1人でこのサイズは厳しいが、6人いるので皆で分け合ってなんなく平らげた。一緒に頼んだイワシ団子の入った酸味のあるスープも私は大好きで、もう一杯頼みたいくらいだった。

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次なる標的はお土産用の台湾名物カラスミ。
街角にある小さなお店なのだが、ガイドブックにも載ってる有名な店らしい(名興商行というところ)。奥から出てきた70歳代ぐらいのおじさんとおばさんはとても愛想が良く、片言の日本語をしゃべってくれる。
カラスミはボラの卵。こぶりのものから大ぶりのもの、色の薄いものから濃いものと種類もお値段もピンキリのようだ。カラスミは一般的な食べ方としてチーズのように切ってそのまま食べるか、大根を薄く切ってカラスミをはさんで食べるのだそうだ。あまり料理の仕方を知らないので私は小ぶりのものをひとつ購入。150グラムぐらいかな?これで450元、約2000円弱。地元の物価にしたらやはり結構な高級食材である。店内にはおじさんんがカラスミを作っている作業風景の写真の他、日本人旅行客との話のネタにしているのだろうか、日本各地を旅行した写真がアルバムにおさめられて何冊もおいてあった。値切りにはあまり応じてくれなかったが、おじさんたちはうれしそうに旅行した時の話をしてくれ、とてもカワイい人達だった。最後には思わずみんなで記念写真まで撮った。

カラスミの後はどこだったか、もうひとつ台南がオランダ領だった頃の展示施設のあるところを訪れた。(このいい加減さ!今回の旅行がいかに、食い気だけで進められているかがよ〜くわかる)。観光もそこそこに、次なる食べ物はマーワン(肉圓)。肉団子がワンタンより分厚い米の皮に包まれて蒸したもの。これに甘いタレをかけて食べる。味はあんまり覚えていないが、タレの甘いのがやけに気になった。でも地元の人はこのタレが大好物のようで、食べている途中でも店に戻って注ぎ足していた。テーブルをシェアしていた地元の女の人が、Yさんにしゃべりかけてくる。たくさんの店が並ぶ露天屋台があるから行ってみろとか、魚のおいしい店があるとか、しかもタクシーなど乗らずにバスを使って行けば節約できるとか、食べながら気安くアドバイスしてくれる。やや強引な感は否めないとYさん。でも目の前に座った旅行者丸出しの日本人によそよそしい態度などせず、普通にしゃべりかけてくる方がかえって自然な気がする。人と人との間に垣根がない台湾の人って、やっぱり大らかでいい人が多いな〜と思った。

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続いて隣にあったやけに混み合う台湾かき氷店にすぐさま移動。
ここは果物屋さんがやってるかき氷屋さんのようで、フルーツや小豆がのったかき氷の他(普通のカレー皿に盛られている)、フルーツジュースなどもあり、テーブル席は歩道だけでは済まず、隣の駐車場のようなところまで広がっていて大盛況である。プリンとマンゴーがたんまりのっかったかき氷と、スイカのジュースも頼んだ。ここのマンゴーが激うまで、濃厚な桃蜜のような味が、初日に夜市で食べたマンゴーとは大違い!ただ氷は普通のクラッシュアイスだったので夜市の方がおいしかった。しかしマンゴーの美味さは比較にならない。すかさず私達は使用されていたアップルマンゴーを部屋で食べるように買って帰った。台湾は果物が豊富な所だが、マンゴーだって安くておいしい。日本で1つ2000円ぐらいするようなものが、その10分の1で売られているのだ。いや〜、まさしく"フルーツ王国台湾"である。


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その後マーワン(肉圓)の店のお姉さんが言うように、何十軒も屋台が居並ぶエリアへ向かった。お姉さんのアドバイスを無視して私達は2台に分かれてタクシーで行ったが・・・。とても賑わっていて、美味そうなものもたくさん並んでいる。
さすがにお腹は一杯だったので、ちょこちょことお店に入ってはアクセサリーや小物、ドライフルーツなどの土産品を物色。そのうちに空模様が妖しくなったのを合図に、タクシーで台南駅へ戻ることにした。

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いや〜、食った、食った!
しかし私達にはこれから今夜のメインイベント、高雄の海鮮料理が待っているのだ。

お腹すいてな〜い!
なんて思っていたのは列車の中ぐらいで、一旦ホテルに戻ってシャワーを浴びたら俄然胃が次なる獲物を待ちかまえて、かる〜く空腹感が訪れてきた。みんな胃が4つぐらい欲しい〜!とかなんとか言っていたが、1つで十分機能し、軽快にわしわしと食べては消化している。恐ろしか〜・・・・(*_*)

海鮮料理は高雄の港から、フェリーで旗津という半島のようなところへ渡る。なんだかカオルン島から香港島へよくフェリーを使って移動した香港時代を思い出すね、なんてしゃべってるうちにわずか10分で到着。降り立ったそこは海鮮の都。通りを渡るとここにもイカを焼く屋台やお魚を並べたお店などが所狭しと並んでいる。もう脳内にアドレナリンが充満して(誰かフェロモンとか言ってた人もおったが、出すとこを無駄に間違えていたようです・・・)、胃壁が密かに準備体操を始めている。

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私達は、中でも魚介類が豪華に並んだその辺りで一番目立つ魚屋さんに入った。たくさんの魚の他、蟹、伊勢海老、タコ、イカ、貝類などが並んでおり、好きなものを選んだら調理して奥のレストランへ持ってきてくれる。驚くことに鮑以外は何を選んでも100元なのだそうだ。およそ400円。なんという大らかさと安さだろうか。YさんとRちゃんとでなめ回すように魚をチェックし、あれやこれやとオーダーした。

レストランに入ると、いわゆる中華料理式のレイジースーザンがついた丸テーブル。しかもビールもある。ようやく落ち着いて席に着きお酒が飲める・・・。早速みんなで

カンパ〜〜イ!! v(^・^)v.

ほっこりしてビールを飲める喜びと、これからやってくる海鮮料理に心躍らせながら、もうサイコーの気分であった。アドレナリンもフェロモンも吹き出していたと思う・・・。

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そして出来上がった料理が次々と運ばれてくる。海老をシンプルにゆがいたもの、日本より随分大きな白魚の天ぷら、いいだこの炒め物、蒸した蟹、筍や台湾野菜(名称不明)などなど・・・。あ〜、どれも美味くて味付けもいい。おまけにビールはガンガン飲める。セルフサービスなので、勝手に冷蔵庫から瓶ビールを取ってきて飲むのだが、みんなこれまでの我慢が爆発したのか、食事の終了時には冷蔵庫のビールがほとんどなくなっていた・・・。

最初のオーダーが一通りお腹に収まると、第二弾もオーダー。またしても私とYさんとRちゃんで鮮魚コーナーを物色。さっきは見つけられなかったシャコを発見!すかさず香港でよく食べたガーリックで炒める料理を注文。あとはアサリやきびなごの唐揚げ、酢豚の魚編のような料理を追加し、それらもしっかり完食!特にシャコに遭遇できたのは感激!古代の昆虫のようなちょっと恐ろしい姿形に似合わず、シャコは海老よりもずっと上品で繊細な味をしている。日本ではお寿司ぐらいしかあまり食べられないが、一旦揚げてガーリックたっぷりで炒めるともう絶品なのだ。Rちゃんは感激の涙を落とさんばかりにかぶりついていた・・・。

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さんざん食べて、さんざん飲んで、この日のお会計は日本円にしてなんと約8000円!!もちろん1人分ではなく、6人分でだ!つーことは1人2000円にも満たない。お魚をとった漁師さんにも、調理してくれた料理人の方にも申し訳ないようなお値段だ・・・。
もう毎日でも通いたいくらいである・・・(>_<)。
とにかく満腹、感激、絶品の旗津海鮮レストラン。私は今回の旅で一番気に入りました!
高雄に戻ってから街角のデザート屋さんで、台湾を代表するデザート豆花を食した。豆乳プリンに甘いシロップがかかっていて、フルーツや小豆、緑豆(台湾の人が好む緑色の小豆のようなもの)などの好きなトッピングを選ぶ。これもケーキなどと違って冷たくさっぱりしていて、どんどん食べられる。それにしても台湾の人は、食事からデザート、飲み物までホントによく豆を摂る。豆あっての台湾料理である。

新鮮な海鮮料理も食ったし、ビールも飲んだし、デザートも食べたし、さすがに今日はお腹も足もお疲れさん。部屋に持ち込んだワインを一杯飲んだところでダウン・・・。これでもかというくらいの充実した台湾爆食の旅は、束の間夢の中へ誘われたのであーる。

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爆食台湾紀.3

高雄の朝は豆乳から始まる。
というわけで、昨夜の興奮、酔いが冷めやらぬままもう朝食へ突入する私たち。ホテルのすぐ近くにある軽食屋へ向かう。台湾には本当にたくさんの数の飲食店が居並んでいて、軒先のキッチンもオープンなら、歩道にセットされた簡易なテーブルで食事をとる人々もオープンで、店=歩道、歩道=店状態が普通なのである。人々はそれらのテーブルの合間をぬって歩く。

私たちもおばちゃんが一人でやってる軽食屋へ行き、歩道に置かれたテーブルに着席した。朝食の定番といえば、油篠(ヨウテャオ)という揚げパン。かさはあるけど、空洞が多くて軽い。さしずめうまか棒のようなもの。意外に生地は硬くて噛み切るのに力がいる。これを豆乳に浸して食べたり、卵クレープのようなものでまいたり、カットしてお粥に入れて食したりする。う〜ん....なぜこれがそれほど主役になり得るのか、昨日今日台湾に来た私にはイマイチわからないが、とりあえず定番の味をいただいた。

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おいしかったのは豆乳。地元では豆チャンといい、日本のものよりさらっとしているのに豆の味がしっかり。そして砂糖入りの甘いものが一般的のようだ。カップラーメンのような入れ物にストローを差していただく。店によっては毎朝手作りしているところも多いようだ。もうひとつの定番はファントゥァン、台湾式おにぎりである。お肉や野菜、卵、細かく切った油篠などを餅米でギュッと巻いて、ラップでくるんである。結構どでかいし、餅米なのでお腹にしっかり収まる。これ専門の屋台も出ていて、Rちゃんは帰りにも屋台でファントゥァンを買って部屋で食べていた。かつてフライトで台湾を訪れた時、ホテルの近所の屋台でよく食べたことを懐かしく思い出すように。
ちなみに「おばちゃん」というとたいていのおばちゃんは返事をする。英語は通じないが、60歳以上ぐらいの人なら少々の日本語がわかるからだ。働いているおばちゃんは一見愛想がなさそうだが、気安くしゃべりかけたりしてきて、実はとても人懐っこい。

台湾の人っていいオーラ出てる〜^^

朝食の後は一旦ホテルへ帰ってコーヒーを飲んでからいざ台南へ出発。
豪雨の予報は一体どこへ行ったのか、高雄は蒸し暑く皆サングラスをしたり日傘を差したりUVケアしながら駅へ向かった。台南という名前だが、高雄より北にある。指定券を買って電車で約30分。台湾第4の都市で、最も早くから開けたところで最も歴史が長い。台湾料理のルーツが台南にあり、というのはそういう理由なのだ。

駅を降りると、広告のビジュアルにやたら目につくヤンキースの選手。そう、ここはニューヨークヤンキースで今大活躍しているピッチャー、ワン・チェンミンの出身地らしい。彼は台南の、いや台湾のヒーローで、どこへ行っても街頭広告で目にする。そういえば台南へ向かう電車の中で新聞を読んでいたおじさんを覗き見すると、7段ぬきぐらいでわが阪神タイガースの林ちゃんの活躍ぶりも報じられていた。実際台湾では林ちゃんももう一人のヒーローなのだろう・・・もちろん、タイガースにとっても今やチームを牽引するバッターとしてなくてはならない存在である。^^

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台南駅から降り立ち、街をぶらぶら歩く。
この日はかなりの暑さで、止まると汗が噴き出してくる。そんな暑さにも負けず、いきなり昼食へと向かう私たち。着いたのは「赤嵌楼」。なんでも外国人客が最も訪れる有名なレストランで、昔の歯医者さんを改造したレトロな雰囲気がこれまでになくおしゃれな雰囲気である。ただ北酒場のインストロメンタルがBGMでかかっていて、これだけが私達にとっては猛烈な違和感であった。

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台南発祥の料理はたくさんあるが、中でもまずいただかなくてはならないのが但仔麺(タンツーメン)だ。表通りから但仔麺をつくる様子が見られて、入る前からシズル感が感じられる。中へ入るとバイキング風にお料理がいっぱい並んでいて、これまたそそられる演出だ。聞くとこれは甘辛く煮込む台湾式おでんで、好きな食材を選ぶと作ってくれるのだそう。2階席に着くと、セルフサービスで食器や調味料、お茶などをテーブルに揃える。お茶は台南で一般的に飲まれる青草茶。濃い色をしているが、思ったほど苦みはなくかすかにミントの香りがするさっぱりとしたお茶だ。なるほど暑さに弱った身体にはいかにも良さそうだ。

出てきた但仔麺はさっぱりしているのにコクのあるスープで、ツルツルっといただける汁麺。量も控えめで、周りで食べている地元の方々は、麺とごはんもの、料理を何かひとつシェアという感じが一般的のようだ。もうひとつは米のきしめんのような麺に肉みそやもやしニラなのがのった汁なし麺。漁業の街、台南は、漁に出ている間にこうした麺を売り歩くことから麺料理が有名になったのだそうだ。日本のラーメンとは違うが、日本人の口にもあって本当においしい。もうひとつ台南行って食べなくちゃならないのが、サバヒーという魚のスープ。ブリのような食感と脂ののったこの魚は主に南部でとれる白身魚で、地元の人はこよなく愛している。その魚のだしがたっぷりしみだしたスープにショウガの千切りが入り、塩味で穏やかな味付け。

一口飲んで、うま〜〜!!

日本では食べたことがない味だった。私は骨の多い魚はちょっと苦手だったけど、このスープはさっぱりしていてホントうまい!しかし台湾料理というのはオイリーなイメージがあったが、それはまったくの検討違いで、どの料理もさっぱりしていて胃腸に負担をかけるようなものがひとつもない。中でも台南は暑いためか、全体にどの料理も甘めな味付けが特長だ。

その他、せいろで蒸したでんぶのような魚?蟹の身がのったおこわやタロイモのケーキなどをいただいた。
しかしこんなものでわれらの昼食は終わらない。とりあえず観光名所である府城をのぞき、ひととおり写真などを撮ってみる。観光は、はっきり言って食べたものを消化するためにあると断言するYさん^^ みんなも頷いている。
見学もそこそこに、隊長のYさん筆頭に、もう次なる店へと向けて出発した。やっぱり地元民のナマの味も体験しなくてはならない。辿り着いたのはえらい喧噪のオープンキッチン&オープンテーブルの店。地元の人でテーブル席は埋め尽くされ、お運び役のお姉さんがすごい勢いでオーダーを取り次ぎ、料理を運んでいる、まるで戦場のような飲食店だ。しかもそれはれっきとした歩道である。

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うげっ・・・・!!

というYさんの叫びに振り返り、その視線をたどると皿に横たわるカエルがあった。テーブル席で数品の料理を前に食事をとっているおじさん、そのうちのひとつに首をちょん切られた大きなカエルが、なまなましい四肢をあらわにして横たわっていた。カエル料理というのは、足だけとか、身だけとか普通部分的にしか登場しないものかと思っていたら、ソースや他の具材にまみれているわけでもなく、まんま、皿の上にのっかって食卓に供されているのはかなり衝撃的であった。しかもそのおじさん、なかなかカエルに手を付けない。好物なのか、最後に満を持してかぶりついていた光景が今でも印象的である....。

おじさんの動向を静かに見守りつつ、私たちもオーダーした。
アジの開きのような魚の炒め煮、エビを豚の腸でまいて衣をつけて揚げた蝦捲などの他、ここでもサバヒーを頼んでみた。またもや美味い!このアジの炒め煮は、そのまま日本の食卓にあっても大ウケしそうな甘辛くごはんのすすむ味。蝦捲は春巻きよりさくさくとして、新鮮なエビの味わいもひときわひき立つ。サバヒーもこちらの方が生臭さがなく、とてもおいしい。

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カエル丸かぶりといい、高レベルなサバヒーといい、
恐るべし、街角の台湾庶民....である!

ひとつ辛いコトと言えば、地元の人はほとんどお酒を飲まない。
だから飲食店でビールやワインを飲みながら食事をする人って皆無なのだ。台湾の人は食べる時は食べる、お酒を飲む時は飲むで、分けて楽しむのが習慣らしい。しかも女性はほとんど飲まないらしいからあまり大胆には飲めない(商売女と見られるそうだ)。街を歩いていると缶ビールを売ってる店をめざとく発見した私達は、Yさんの指導のもと、路地へ入ってこそこそと缶ビールを回し飲みした。いや〜、この暑さ、飲まない方がおかしいよね〜と自分達を正当化しつつもぐびぐび飲んだ。なんだかこの歳になって不良な気分。日本人の品位は多少落としたかもしれないが、路地に入った分最小のイメージダウンで済んだのではないかと思っている・・・。

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爆食台湾紀.2

仕方なくもうタクシーで行こうかと思ったが、ふとホテルの名前を漢字で覚えてこなかったことに気づく。送迎バスの予約をコンファームしてたので、ホテル名をメモするなどしてこなかった。高雄は台北と違ってあまり英語が通じない。英語の名前は確かHOTEL NEW IMAGEだったが、誰も英語名を聞いても知らないという。

・・・・・この瞬間が今回の旅で一番あせった時でした・・・。

インフォメーションカウンターがあったので事情を説明。インターネットで検索してHOTEL NEW IMAGEからやっとこさ探し出しててくれた。

高雄喜悦商務大飯店

そうだ、そんな漢字の配列だった。カウンターの女性がすぐに電話してくれると、もう迎えに来てるという。え?と振り向いたら、若い女性が私の名前が書かれた大きなプレートを持ってうろうろしている。

あ〜〜〜!!You're late!

小言のひとつも言いながらも、とりあえずほっとして車に乗り込む。一人の客を迎えに来るのに女性とドライバー二人で迎えにきているし、遅刻してもニコニコしていてなんだかのんびりしている。もう時刻はとっくに8時半を回っていた。

しかし次なる問題は携帯が通じないことである。
高雄最大のナイトマーケット、六合夜市で今頃うまいもん食いまくってる他の5名と合流するための頼りはただひとつ、Rちゃんの携帯への連絡のみ。ホテルへ到着してあまり英語が上手でないフロントの人達に身振り手振りで事情を説明したが、フロントの電話からRちゃんの日本の携帯に通じるはずもなく、しかし六合夜市へ一人で乗り込んでもあの人混みで彼女らを捜すのは難しいと言われてしまった。しばらく思案したが部屋で待つのも落ち着かないし、ま、お腹も空いてるし、やっぱり出掛けてくるわ、と言うと、親切なドアマンの男性がスクーターに乗れ、と言う。夜市まで連れてってくれるようだ。初めて訪れた台湾の街で、いきなりローマの休日のようになってしまった・・・(^^*) 

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とりあえず彼をマーケットの入り口で待たせて、夜市をひととおり見て回ることにした。土曜の夜とあって地元の人でとても賑わっており、日本人観光客などはまるで見かけない。高雄は海辺の街。鮮魚をいろいろ並べて料理をしてくれる屋台から、餅もの、デザート系とありとあらゆる店が並んでいる。やはりこの人混みではちょっと難しそうなのでRちゃんたちと合流するのはあきらめ、「一人で楽しむか」と思い直してドアマンの人に帰ってもらうよう言いに戻ったところ、どこかで私の名前を呼ぶ聞き慣れた声がした。

あぁ〜〜〜!!

夜市の人混みをバックに、ふいに視界に表れたRちゃんの姿。
私は嬉しくて、見つけてくれたRちゃんに思わず飛びついてしまった。電話が通じないので、これは何かあったのかなと思って先ほどからマーケットの入り口で待っていてくれたのだそうだ。そこで私がいきなりスクーターのオトコと親しげに話しているのを見て、早くも現地でひっかけたのかと思ったそうだ。んな、アホな。

この瞬間にスイッチもオン!

Rちゃんの後をついて行ったら、先輩のYさんはじめとして他のメンバーともめでたく合流。この人混みの中、道の真ん中にいくつか用意されている簡易テーブル席に座って屋台のものを前にして、ビールを飲みながら既にイイ感じで出来上がっていた。かけつけ一杯で缶ビールを渡され、喉を潤したとたんに芯から生き返った私。私達の嬌声で周りの人々も振り返っていた。そこでとりあえずガーリックや香辛料を効かせた日本のものとはひと味違う枝豆をつまみ、血餅という鴨の血で炊き上げた餅スティックなどをいただき、高雄の洗礼を受けた。喧噪と人混みとこれから旅が始まる高揚とで、もう私の中ではいっぱいいっぱいに針がふれていた!

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ほっと落ち着いたところで移動して、夜市沿いにあるお店に入った。
薬膳のお店のようで、排骨というスペアリブのスープ、ルーローファンという台湾では超メジャーな甘辛い豚肉をのせたごはん、素麺のようなさっぱりとした麺線、そしてそして、写真手前にあるのは台湾のたけのこ。ちょうどシーズンの台湾のたけのこ、やわらかくてアクがなくて、地元の人はなんとマヨネーズをかけて食べる。このマヨネーズがまた甘い!どれも一見、脂っこくて濃い味のように見えるが、全然そんなことはなく、さっぱりと喉を通る。私が抱いていた台湾料理のイメージが一辺に変わった。

日本で生まれ育ったがご両親が台湾人のYさんは独学らしいが、北京語もペラペラ。こうした地元の食にもかなり詳しいので、お店の人と話をして上手にオーダーしてくれる。やはりこういう人がいるかいないかは大きな違いである。私達はいつの間にかYさんのことを「隊長!」と呼んでいた。

次に攻めたのはもちろんマンゴー
4月に来ても5月に来ても、おいしいマンゴーにはありつけない。そのため6月に設定したという今回の旅の目的のひとつでもある。台湾マンゴーは安くておいしくて、日本みたいにちまちませずに豪快に食せるところがいい!このかき氷も豪快にマンゴーがのっかっている。氷もタダの氷ではない。マンゴージュースの氷をクラッシュしたようなスムージーのような贅沢な味わい。まずは氷に差し込まれたぶっといストローでスムージーを一口飲んでかさをへらしてから、マンゴーをつまむのが食べ方の基本。知らない私達はボドボトのっかってるマンゴーを落としながら、6人でやんや、やんやつっつき、後ろの子どもも随分不思議そうに見ている。

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私達の食欲はこんなもんでは留まらず、デザートを食べた後というのに、トドメにさらに臭豆腐を買い食い。この臭豆腐、初めて遭遇したのは香港に住んでいた頃。最初は食べ物の匂いとは思わず、道端から匂ってくるキョーレツな臭い(まるでドブの臭い)に、街がかなり不衛生なのだと思っていた。豆腐を発酵させるために匂い立つ激烈臭。まさかあれが食べ物の匂いと知ったときの驚きはかなりのショックだった。遂に香港在住中は一口も口にできなかったが、「ま、納豆も臭いし、美味いもんは臭いしね〜」と言いながら何の抵抗もなく食べられる今の自分がちょっと恐ろしかったり、嬉しかったり・・・複雑な気持ちではあった。

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お腹も満足し、11時を過ぎて夜市を後にした。
その時間になっても人混みが衰えることはなく、地元の人は今夜はオールナイトで楽しんでいるのだろう。ホテルまで歩いて帰り、途中のコンビニでワインを調達。部屋に帰ってからもRちゃんと飲み、軽く一本空け、1時を過ぎた頃に疲れた身体をようやく横たえた。

台湾第一日目、長い長い一日が終わった。

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爆食台湾紀.1

今日から台湾だ・・・^^
お昼1時の飛行機というのに、6時半起床。
お家から空港まで大型タクシーでダイレクトに連れてってくれる、京都のMKのシャトルバスサービスを頼んでみたところ、お迎えの時間はなんと8時10分と言われた。南へ向かう毎にあと6人の人をピックアップしていくので時間が余分にかかるのだ。

お山の上から関空というのは本当に遠い・・・。

京都駅からはるかを使って行っても2時間半ぐらいはかかるし、どっちみっち不便なのだ。ま、それなら寝ている間に空港に連れてってもらおうと乗り込んだものの、3軒目のピックアップで日航ホテルからアメリカ人のおばさんが隣に座り、ヒトコト英語を発したがために、道中ずっと話し相手にさせられてしまって、結局一睡もできなかった・・・。

うぅ・・・・

そんな出だしであったものの、それはやっぱり旅に出掛けるウキウキ気分でNO PROBLEM!
ANAのカウンターを間借りしているEVA航空を発見し、Eチケットで無事チェックインを済ませた。通路側のシートをリクエストして難なくゲット。どうも今のシーズンは旅行客も少ないようだ。

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ほとんどオンタイムにBR2131は関空を出発し、台北へ向けて約2時間30分のフライトとなった。
飛行機はジャンボではなく、250人ぐらい乗れるエアバス。まだ割と新しいようで、清潔感もある。Takeoffも上手だったのでひとまず安心^^ やがてシートベルトサインがポンポンと鳴り、水平飛行に入る辺りでサービスが始まった。私が勤めていた頃はまだ機内での喫煙がOKだったから、ノンスモーキングサインが消えたのを合図に戦闘態勢。まだ斜め状態の通路を歩いてメニューを配り始めたのを懐かしく思い出したりする・・・。

すぐに食事が始まる。チョイスはパスタとシーフード。サービスにやってくるカートを見ると、おや?ワインの瓶がない。とっとと飲んで寝ようと思っていたのにsoft drinkだけなのかな?とがっかりしていたら、エバーのエコノミークラスは紙ボトルのワインだった。

ほっ・・・^^

トレイにはごはんの上に甘辛いタレで絡めたシーフードが載った丼のようなメインと、ミニプレートのそば、デザートにハーゲンダッツのアイスクリームがあった。全然美味くなかったが、お腹が空いていたのでひととおり平らげ、ワインもしっかり2杯飲んで食事を終了。ブランケットをかぶって少し眠ると、もう着陸態勢のアナウンスが流れた。

来る前は豪雨という予報もあったが、台北の天気は曇。気温も24℃と過ごしやすそうだ。空港に降り立ったとたん、昔の香港啓徳空港なら、ぷ〜んとロコの匂いがしたものだが台北は無臭だった。新しくてキレイな台北桃園国際空港は、ひとことで言うと巨大!ショッピングアーケードも充実していて、高雄へのトランジットの3時間以上を退屈せず過ごせそうだ。

ワクワク・・・^^

この時間を利用してボロボロになった財布を買い換えようと思っていたので、片っ端から各ショップのお財布をチェック。どのお店の人も親切だし、片言の日本語を一生懸命しゃべってくれる。結局一番高かったが、一目見て気に入った(そして一番店員さんの感じも良かった)ブルガリで白いお財布をゲット!粘ってディスカウントもしてもらったし、かなり満足!そのお姉さんが今この空港にすごく大きな飛行機が駐まってるから見てくれば、と言われ見に行く。フライトで来ているのではなく、営業でディスプレイしているのだそうだ。見るとずんどうなエアバスの機体が鎮座している。ニュースでも見たことのある世界初の総2階建て、バス20台は入るという、ボーイングを抜いて史上最大のあの飛行機であーる。

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おぉ〜〜〜っっ

なんて言ってガラスに張り付いて眺めてる間に、そろそろボーディング時間だ。
ゲートへ向かうと、飛行機はえらくサイズダウン。さっきの巨大エアバスを見たために余計小さく見える。ま、40分ぐらいだしいいか、と思ったが、基本的に高所恐怖症の私は、テイクオフして地上から機体がぐんぐん上がっていく時、台北の美しい夜景など全く楽しめず、もう怖くて怖くて、窓の外に目を向けることすらできなかった・・・。大型の飛行機では体感できない上昇感覚を、小さい飛行機の場合、乗客として乗っていると必要以上に感じてしまうのだ。もうちょっとで、

頼む、働かせてくれ〜!

と叫ぶところであった。
機内は涼しいのに私一人イヤな汗をかきかき、あっという間に高雄へ到着。もう7時半を回ってるせいか、混雑もなくスムーズに荷物もピックアップして外へ出た。台北に比べて随分古くて小さな空港である。8時にホテルの送迎バスを予約していたので、はやる気持ちを抑えてあと15分待つことにした。既に到着している東京組が、今頃六合夜市で嬉々として買い食いしている姿が目に浮かぶ・・・。

しかし8時になっても、8時10分になっても表れない・・・。

既に到着している友達に連絡をとろうとしたが、海外で使用できるはずの私の携帯は、買い換えたばかりで使い方が間違っているのか、何度やっても通じない・・・。

たら〜・・・・!

本日2度目のイヤな汗が背中を伝った。8時20分を過ぎる頃になると、arrivalのところで先ほどから漢字の名前を掲げて到着客を待っている人達は、一人、二人とお目当ての人を迎えて行ってしまって、遂に誰もいなくなった・・・。

え、え〜〜〜!!?

高雄でいきなりおいてけぼり〜!?
一体私はこの後どうなるのでしょうか・・・それは明日のお楽しみ

つづく(*_*)


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旅支度

いよいよ明日から台湾だぁ〜〜(^^)
というのに、旅友によるとなんと現地の週間予報では連日豪雨のもよう。警報も出てるらしいからえらいことである・・・。ちゃんと飛行機は着くのだろうか・・・誰や強烈な雨女は・・・なんて考えつつも、レインシューズを持って行った方が良いという連絡で、思わず1680円で完全防水のレインシューズを買った。メールには「長靴」とあったが、さすがに長靴を買う思い切りはなかった。スーツケースにも入りにくそうだし・・・(-_-*)

旅に出るときというのは、普段はそうでもないのにやたら家をキレイにしておきたくなる。
ゴミなどは絶対貯めたくないし、今日がゴミの日だったから残さず出した。そういえば昔、バイクに乗ってやってきた女の子が、コンビニのゴミ箱に家から持ってきたゴミを捨てるのを目撃したことがある。しかもペットボトルに生ゴミやらをぎゅうぎゅうにつめて、コンビニの表にあるゴミ箱に押し込んで、さーっと去っていった。

なんちゅーことするんや!

と思ったが、彼女はもしかしたら次の日から旅行に出掛ける予定だったのかもしれない。そう思うと、自分でもやりそうな気さえする・・・。それくらい、どーしてもちらかった状態では家を空けたくないのが旅心である。フライトアテンダントの教えにもあった気がする。いつ事故にあって、家の中に他人が踏み込むことがあるかわからないので、フライトに出掛けるときは必ずきれいにして出掛けなさい、と。
なんて縁起でもない話だが、台湾行きで唯一気がかりなのは、大好きな向田邦子が台湾行きの飛行機で亡くなったこと。それは私の中で結構ショッキングな出来事だったから、どーも気になってしまう・・・。

なんてチラチラ思いながらも、気分は遠足前と同じ。
仕事も終えたし、用意も万端。2日目はこの服にして、機内ではこの本を読もうとか、旅行前の支度時間が一番楽しい・・・!!・・・・ついでに台湾のお天気を調べてたら、2日目までは晴れ一時雨となっている。連日豪雨の様子はない。

ちょっとお天気も味方してくれてるみたい^^

ま、晴れてよーが、嵐やろーが、厳密には飲んで食ってることには変わりはないのですが・・・。でもその勢いにのってうんと楽しんでこよう! ぐふ♪\(^ワ^)ノ

では台湾旅日記にもこうご期待!!

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健やかライフ

お預かりオトちゃんを迎えに、近所のSちゃんが仕事帰りにやってきた。

「お礼にお酒買っていくわな〜」

と言っておきながら、夜中の2時過ぎまで飲んで、結局ビールはすべて自分一人で飲みつくしてしまったSちゃん。目の前のにらもやし炒めや焼きそばなどをどんどん片づけながら、ぐいぐい飲む。合間にタバコを吸い、しゃべり、Sちゃんの口は束の間も休まない。お酒を飲んでいるくせに、食事の後は必ず甘いものを欲しがり、私が作っておいたアップルパイをこれまた食い尽くした。

立ち仕事でいくらカラダを使うとはいえ、この健啖ぶり、酒豪ぶりが彼女の健康の秘訣なのだろう。もちろんふとんに入ったら4秒でバタンキュー!   働いては飲み、食っては寝るという、この健やかな営みこそが、彼女の元気の源なのである。シゴトで何かあろうが、心配事があろうが、夫が倒れようが、この健やかぶりが滞ることはない。

一人がええわ〜!!

現在夫の病気をいいことに別居しているSちゃんは、すっかり一人暮らしの快適さに味をしめて、今更誰かと共棲みするつもりは毛頭ないようだ。別にいがみあってるわけではないが、一人で暮らしてる方が快適なら、わざわざムリして一緒に暮らす必要もないということだろう。それだけ夫婦として既に形骸化していただけの話だ。

に、してもこれだけよく飲み、よく食べるSちゃんを養っていくのは大変だろうと思う。自分で稼いでいる限り誰にも文句は言わせない。Sちゃんの場合、この健やかな営みが脅かされることこそが生命の危機。今日もまた誰にもはばかることなく飲み食い爆睡し、彼女は一人暮らしをエンジョイしている。

やっぱり、人間健やかに生きることがイチバンである。

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台湾への道

今週末から突撃する「台湾食い倒れ旅行」。
2,3日前ぐらいからはやる気持ちを抑えつつ、仕事をしている・・・。
私以外は皆東京方面なので、先日の日曜日は新宿歌舞伎町のディープな中華料理店で作戦会議まで開かれている。中華を食べに行くというのに、早くも中華で迎え撃つその根性もナミナミならぬものがあるが、案の定紹興酒3本も空けて今からベロンベロンになっているメンバーの皆様は、かなりのスゴ肌。私は思わず旅行用のお買い物リストに胃薬をかき込んだ・・・・。

ツアーを率いるのはわがCXの先輩、マンダリンもベラベラ、台湾の歩くぐるなびY先輩。
作戦会議の翌日、しっかり練られたプランがメールで送られてきた。到着したその瞬間から台湾を離れるまで、晩ご飯からちょっとお茶までスキのないウマウマ情報がギッシリ! 私は思わずそのスタンダードの高さと、ウマいもん以外は口にいれたくないワっつーぐらいのどん欲かつツボ押さえたセレクトに感嘆してしまった・・・。

さすが・・・・!!

台湾は食べ物がおいしいとは聞いていたが、旅行雑誌やネットで調べただけではなかなかこういうセレクトは出てこないだろう・・・。特に朝食がおいしいらしい。豆乳スープにつけて食べるウワサの揚げパン"油篠"とか、多彩な味が楽しめる餅(ビン)とか。特に今回は台南の海鮮&マンゴーを食い荒らす予定なので、そちらもめっちゃ楽しみ!台北で食べる湖南料理っつーのも超ウマそうである・・・・^_^

ってな具合にもうココロはあちらへ飛んでウキウキ気分。
なのにそこへ水をさすような不吉な電話が一本・・・・。

〜税務署の○○ですが・・・

とらなきゃ良かった・・・・(-_-+)
先月税務署から確定申告についての記載誤りを指摘され(こんなこと初めてである)、とある税理士さんに頼み込んで経理知識ゼロの私などにとっては不可解極まりない、貸借対照表のヘルプをお願いした。それをつけてちゃんと提出したところなのに、またかよ!!さらに今回は元帳を見せろと言ってくる。

今年から控除の内容が変わり、チェックがかなりキビしくなっているのだそうだ。しがないフリーのライターから、そんなにせしめないで欲しいものである。
税務署がイヤラシイのは既に還付金を支払っておきながら、後からこうやってチクチクいじめにかかることだ。私がチンプンカンプンしてたら、

ちゃんとしたものが提出できなければ、税金支払ってもらいますから。

と白昼堂々、オンパブリックに脅しやがるのだ。
ひぇ〜〜〜!!そんなもんいただいたものは今更返せませ〜ん。しかしこの問題を残したまま、台湾で100%ウカれてはいられない・・・。私はすぐさま税理士さんに連絡し、おんおん泣きついた。

やさしい税理士さんにムリやり煩雑な問題をおっかぶせてなんとかクリアできそうな気配・・・(汗)。
やさしい税理士さん、やさしい弁護士さん、というのはホントに助かる存在である^^ほっとしたついでに今週中に原稿を一本上げておかなければならないのを思い出した。まだテーマも決まっていない・・・・。

台湾への旅がのろのろと遠のいていく・・・。
胃薬買うまえに、まずは仕事です・・・ハイ・・・^_^:

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動物愛護デーな日

あ〜、危なかった・・・・!!
もうちょっとでひき殺すところだった・・・・。

といっても人間ではない。

鹿、である。まだそんなに大きくなってない若い鹿だ。さすがお山!
夜お山へ戻るために車を走らせていたら、ヒョコっと左側の斜面から道路に飛び出してきた。
あわてて急ブレーキを踏んだ私・・・・!!

一歩出ただけでそのままそこに静止していたからよかったものの、ガンガン道路へ踏み込んできたら、あやうくひき殺しているところだった。

そんなことしたらえらいことである。
どうやって病院へ運べばいいのだ。一体どこの病院へ?? 鹿のために救急車はやってきてくれない。かといってそのまま見過ごすなんてとてもできない。たぶん1週間は眠れないし、ごはんも食べられないと思う。そして人殺しならぬ鹿殺しの罪を背負って生きねばならぬ・・・・。

ひゃ〜〜〜っっ・・・!!!

あわや獣身事故を起こすところで心臓はバクバク、冷や汗タラタラものの私の方を、さして驚きもせず、さして敵意も見せず、鹿クンはつぶらな瞳をこちらに向けていた。

とりあえずヨカッタ、ヨカッタ・・・(^^; )

と思っていたら、近所のSちゃんが仕事の研修旅行へ出掛けるので、今晩から犬を預かることに・・・。鹿っぽい顔したジャックラッセルテリアだ。預けにきたSちゃんの後を追わないように、ボール遊びを始めたら、もう止まらない・・・・。ボール投げてくれ攻撃が続いている。疲れ果てるまでつきあわされる・・・。やれやれ・・・( -_-+)

なんか今日は私的には動物愛護デーな日であった。


Oto


ボールを見せたら、飼い主のことなどすっかり
忘れて簡単にウチのコになってしまう・・・。

ボールを投げてくれと、待っているオトちゃん。
もう勘弁してくれ〜〜〜!!

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エリートなオトコ達

このあいだ日本の頭脳、K大学(バレバレや、っちゅーに)で学生達の座談会をとりまとめ、記事にする仕事があった。しかも工学部なのでかなりの神経を使う。ナノ粒子の合成とか、計算のアルゴリズムとか、

だいたい、ゆーてることがわからん・・・!!

文系の人間にもわかるように説明してね^^
と念を押しておいたので、6人の学生・院生達は子どもに説明するようにゆっくりやさしく話してくれる。それでもコトバを追うのでやっと。ほとんど意味はわかっていない私。

座談会やインタビューというのは、質問事項をそのまま聞いても期待するような答はなかなか返ってこないので、いかにリラックスさせて余計なことまでしゃべらせて、その人自身のコトバを引き出すのがコツ。なのに、その日はカメラの都合で大きなテーブルをはさんで6人の男の子が一列に並び、向い側に私が一人が座る、という面接官のような設定になってしまった・・・・。やさしいキレイなお姉さんなので(ふふ)、怖くはなかっただろうが、彼らの表情を追ってカメラマンがバシャバシャ撮っている。緊張するのもムリはない。

アハハ〜、なんか面接官みたいになっちゃいましたけど、
みんな緊張せずに言いたいこと言って下さいね〜
まずかったら後でカットしますから〜^^

とかなんとか言いながら、面接官はなんとかリラックスさせつつ、乗せつつ座談会を進行した。なんだかわからないが、すごーい難しそうな研究をして一日の大半をそんな実験やデータに向かって費やしているアタマというのは一体どんな中身なのだろうかと内心思いつつ・・・。だけど見かけはごく普通の学生で、特にオタクそうなコも特にダサいコもいない。茶髪で日焼けサロンで焼いてきた一見ホスト風のコもいる。意外だったのは、高3になってお尻に火がついてから勉強しだして受かったという人が多かった。

それで受かるんだから、もともとアタマいいんじゃん!

と凡人が短絡的に決めつけてはいけない。もともとアタマがいいのは当たり前だが、こういう超一流大学の学生って何が違うってこの集中力としつこさが違うのだ。むしろこの差の方が大きいのではないかと思う。やるゾ!となったら、驚異的な集中力を発揮し、自分が目標と決めたからには絶対あきらめないしつこさ。持って生まれたアタマとこうした気力が一流であってこそ、彼らは選ばれた人間になる。

注意力散漫で、煩悩に行く手を遮られては屈している私などとは
世の中へ生み出されるエネルギーの発露が違う・・・。

やがてエリートコース街道をばく進していく彼ら。大学を後にする時には世の中でのプライオリティを既に掴んでいる。ただ大学院生のTくんは意味深な発言をしていた。

K大はあくまで自分の人生におけるひとつの過程であって、
ここがゴールじゃない。

そりゃ〜そうだが、K大大学院の彼からそう言い切られるとちょっとイヤミに聞こえないでもない。でも彼の真意は勉強は一生続くし、むしろこれからの方がもっと大切だということなのだろう。ちなみに地球工学専攻の彼はとある外資系の企業に就職が決まっていて、資源を輸入に頼っている日本の将来に自分で答を見つけたかったのだそうだ。

・・・んなセリフ、私の周りにいる人間からは聞いたこともない。

無論そんなことアタマをかすめもしなかった私にだってゴールは見えない。
エリートだろうが、凡人であろうが、世の中へ出たら人それぞれ自分の道を歩いて、それぞれのゴールへたどり着くしかない。プライオリティを活かせるか、ハンディキャップを乗り越えられるか、それもやっぱり自分次第。なにしろ人生はロングウェイである。

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