爆食台湾紀.5
翌日もお目覚め快調!
今日は高雄から台北へ移動する日だ。ちなみに高雄で泊まっているホテルはビジネスホテルのクラス。六合夜市に近いこともあって、Yさんがセレクト。私達それぞれがインターネットで予約を取った。最初部屋に入って驚いたのが、エセ日本のインテリア。他のお部屋は普通のベットなのだが、なぜか私達の部屋は低いマット(つまりふとん風)がふたつ。ベッドルームとバスルームを隔てるステンドグラスには芸妓らしき絵が描かれ、床の間にあるような柱が据えられている。他の2組も同じインテリアのお部屋のようで、日本人だから日本式の部屋がいいだろうと思ったのか、なんだかどーでもいい気遣いをしてくれているようだ(笑)。
ま、とにかく今朝はRちゃんが日本時間と間違えて1時間早く起こされることもなかったし(笑)、睡眠十分で二人ともお腹が鳴るほどであった。早速ロビーで集合して朝食会場へ!
今日は、駅の方へ向かう途中で見つけた軽食屋さん。定番の油篠(ヨウテャオ)の他、ニラなどの野菜が詰まった水煎包(シュイゼンパオ)も追加。軽食屋さんではパンやサンドウィッチなどもいろいろ売っているので、さらに帰りにはごまのパイを買って豆乳と一緒に部屋で食べた。
高雄への移動は、今年開通したばかりの新幹線、台湾高速鉄道だ。
高雄にある左営駅は高雄の街とはまるで不釣り合いな超近代的な駅で、天井がやたら高い。改札には案内係までいて、発車時刻に合わせてエレベータへ誘導してくれるという、惜しみない人件費の投入ぶり。記念撮影などしつつ、早速乗り込む。二列、三列だから、日本より少し幅が狭いようだが、新幹線700系をモデルにしたデザインというから、インテリアも乗り心地も日本の新幹線そのものである。フランスの技術か日本の技術かでせめぎあった末の日欧混在の台湾新幹線は、台湾の太陽?いやマンゴーを表すようなオレンジ色のラインが新鮮だ。高雄ー台北間を2時間弱で結ぶ。料金は1490元、日本円で6000円弱ぐらいだった。
新幹線といえば、駅弁。
というわけで、ここでも食い気に走る私達。基本的に日本のようにちょこまかとお惣菜が並べられたお弁当ではなく、ごはんの上にどかっとタレつきチキンや豚などがのっかっているのが台湾の駅弁では一般的のようだ。私はさすがに朝食を食べ過ぎて、一口いただく程度だったが、かなりお腹にこたえるようなお弁当だった。
ここでしばし車窓を眺めながら、おしゃべりをしているうちに台北へ到着。
降り立った台北はまさしく都会。ガイドブックを見ていても随分おしゃれな店があるし、高雄や台南とはかなり違う。しかし同じなのはやはりここも漢字文化。タクシーの運転手さんにあんなメジャーなホテル、グランドハイアットと言っても通じない。台湾語がしゃべれなければ、漢字で記された名前を見せなければならない。で、面白いのは知らなくても走り出して、窓を開けて隣に並ぶタクシーに大声で聞いたりする。私達を乗せた運転手も、平走していたタクシーに大声で聞き、後ろに乗ってたお客さんが、声を揃えてこっちだ〜と答えていた(笑)
運転手さんで思い出したが、高雄のホテルの空港までのピックアップサービス、結局お金を払わず終いだった。ホテルに到着した時はあのようにドタバタ。ホテルのチャージは既にRちゃんのクレジットカードで支払われている。チェックアウトの時も鍵を返しただけで、バイバ〜イとか言ってホテルの人もにこやかに笑顔で送り出してくれた。ま、お迎えの時間に遅れてきたんだし、いいじゃん、いいじゃんとYさん。なんと大らかな人達だろう・・・(笑)。
台北のワンナイトはYさんのコネでグランドハイアットのクラブフロアに宿泊^^
クラブ会員のフロアに案内されて、そこでチェックイン。チェックインの手続きが済むまですぐ横のラウンジでお茶を飲んで待っていられる。ラウンジには常時コーヒーや紅茶、ソフトドリンク、お菓子などがたっぷり用意されており、好きなだけいただける。冷蔵庫にはビールやワイン、シャンパンなどもあったので、感激マークを多数発しながら私達はお酒を取り出そうとしたが、これは残念ながら夕方から。力づくで開けようとしたため、冷蔵庫の扉をほとんど壊しそうでありました。ごめんなさい・・・( ^^+)
で、チェックインしたお部屋はとってもゴージャスで、コンプリメンタリーのフルーツとワインまで備えられている。さすが!!窓を開けると、景色はさしてきれいではないが、左側に101階建ての超高層ビル「台北101」が臨める。たった一泊というハードスケジュールだったので、この台北101は写真を撮っただけ。一度も中に入ることができなかったのは今でもちょっと残念・・・。
さあ、ぐずぐずしている暇はない。
荷物を置いたら台北の街へ繰り出すゾ!
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