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穏やかな祇園町

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今、京都は一番静かな季節だ。
秋の観光シーズンが終わり、慌ただしい年末年始を越し、えべっさんの行事も過ぎた今の時期は、しばらく静かな時間を取り戻す。ちょうど平日の昼間、祇園を訪れ、花見小路から切り通しを通って三条まで歩いたが、穏やかな京都の表情を久しぶりに見た気がする。花見小路などは人通りも少なく、夜の社交場となる街も昼間訪れるとすっかり落ち着いた佇まいを見せ、お稽古帰りの舞妓さんが通り過ぎたりして、なんだか素顔の祇園町を見たようで新鮮だった。こんな表情を楽しめるのって、ちょっと贅沢。地元に住んでる役得である。

紅殻格子、犬矢来、虫籠窓などが独特の風情を醸す町家。祇園はそんな歴史ある町並が遺る街だ。ここ最近は町家を利用した店舗が増えているというものの、依然町家は減少傾向にある。市内はマンションラッシュでどんどん古い建物が取り壊され、昔の佇まいがどこの街とも同じの無機質なビルに変わっていく姿を見る度に心が痛む。あとどれくらい、京都が京都でいれるのだろうか・・・。時代は移り変わっていくものだが、京都という街は古き良き文化があってこそ新しさが生まれるところ。そんな土壌を私達の代で終わらせたくはないと思う。この街に住む人にとっても、この街以外に住む人にとっても・・・。

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