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記号文字化けの悪夢

何事もなく、無事に終わるはずだった昨日、夜7時過ぎに電話が入った。
私が携わった新聞広告が先週土曜日に掲載されたのだが、その広告にある文字1字が飛んでいたという、代理店の担当営業部長からの連絡だった。

・・・え〜〜〜〜〜!!!
文字が1字飛んでるって!!?

瞬間、ハラ〜っと血の気が引いた私。 ( * *;) 
一体どういうことだ、何度も直しをし、何度も校正を繰り返し、クライアントの最終確認もばっちりだった原稿から、なぜ文字がなくなってしまったのだ・・・!?しかも、小見出し的キャッチコピーだから、文字もそれなりの大きさである。とんでしまったのは「㎡」という記号。もしやこれは記号文字化けの罠・・・・!?

すぐさまデザイナーに確認すると、彼も今気づいたよう。顔面蒼白の私達・・・。
印刷入稿する際には、文字やビジュアルにアウトラインをかけるなどの最終作業を行う。どうもこのアウトラインをかけた時に、文字が飛んでしまったのではないかというデザイナーの弁。㎡や○囲みの数字などは通常テキスト上でちゃんと文字が表れていても、メールで送る際に文字化けしてしまうことが多い。だからデザイナーがテキスト上の文字ではなく、図形として打ち直して整えるのが常なのだ。ところが今回文字が飛んでしまったところの㎡という記号だけは文字が飛んでいなかったため、テキストデータのまま使っていたようだ。するとアウトラインをかけた際に、やっぱり不具合が生じ知らないうちに飛んでしまったのだ。
だから最終確認した原稿では大丈夫でも、入稿原稿を見ると、やっぱり飛んでいた・・・。アウトライン後に上げた広告をデザイナーが最終チェックしていなかったのが最も罪だが、それを最終原稿で確認できなかった私も罪の一端を担う・・・。まさか最終原稿と入稿原稿で違いが生じる可能性があるとは思わなかったのが正直なところ・・・。十分慎重できっちり仕事をする信頼あるデザイナーだから、という安心感もあったのかもしれない。

甘い・・・・・・!!

この仕事をしているとこれでもか、というくらいの校正をやり倒してようやく当たり前に仕上がる、ということをつくづく感じる。今回私は「やり倒す」には及ばなかったようだ。そして慎重にやってるつもりでも、ミスはほんの小さなすき間からこじ開けてやってくる、恐ろしいシロモノなのだ。天冲殺のためか、気の弱い時期にはやたらミスが寄ってくる。昨年からこういうことが続いている私は、たまに夢の中ででも校正を行い、うなされていることもある・・・。

しか〜し!
失敗は成長の元。
ミスは学びのチャンス。

今回のミスを経験し、どういう経緯で文字化けが発生するか、また学ぶことができたのだ。そして震撼する失敗をすることで、さらに慎重さを肝に命じることができた。さすがに昨日の夜は悪い夢を見たが、プラスに考え今後に生かしていくことを強く誓うのであった・・・。
しかし驚くことに、昨晩お会いした代理店のK氏は、同じような入稿時の文字化け未確認で約600万の損害を被ったという。

ろ、ろっぴゃくまん!?

フリーの私にとっては、二度と浮上できない額である。
その恐ろしいハナシを聞いて、広告制作料のディスカウントぐらい、なんてことないと思えてきた・・・。良かったのか、悪かったのか、その規模の大きさに今回のミスも少々かすんでしまった。


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