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あれから12年・・・。

12年前、阪神淡路大震災のあったその日、私は京都にいた。
忘れもしない、早朝、ドーンという音と強い揺れで目が覚めた。本棚から本が落ち、天井が揺れ、食器棚の繊細なグラスは壊れていた。これまでに経験したことがないような激しい揺れで、しかもとても長く感じられた。はるか離れた京都でさえこんな状況だったのに、神戸でのそれは一体どんなものであったか・・・。想像しただけでも恐ろしく、思い出すたびに犠牲になった方々が気の毒でならない。ニュースや新聞でいくら知っていても、悲惨な状況は、現場で体験した人でないとわからないだろう。

台風、洪水、山崩れ、豪雪などなど、最近は人災と見なされる場合も多いが、天災というのは人間の力では防ぎようがない。中でも地震はなんの前触れも予兆もなく、突然やってくるのだから本当にどうしようもない。一瞬にして建物が崩れ落ち、家具や柱の下敷きになってしまう。つくづく地震という災害の怖さを思い知らされる。

つい先日、町内会報で、私が住む地域に想定される地震が起こった場合、以前の震度5弱から震度7に可能性が上がったという報告があった。私はその報告にショックを受けた。専門家が出すその数字の意味はよくわからないが、少なくとも震度5弱と震度7では全然違う。かなり古い家屋のウチなどは、ひとたまりもない。お山の上はライフラインが途絶え、ヘリコプターの救助を待たねばならないだろう・・・・。

考えるだけでも震えが来るが、私達は常にそうした危険が起こりうる土壌の上で生活しているのだ。TVを見ていても、地震速報が日常茶飯のこの国では、私達の意識もいたずらに慣らされつつある。しかし阪神淡路大震災のことを振り返るたびに、私達はたまたま地震が起こらずに平穏無事に生活しているだけであり、たまたま今日生きているだけなのだと思う。

一日、一日の大切さが、身に染みて感じられる1月17日である・・・。


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