« 京こすめ「京の雪」 | トップページ | ブームの後ろ姿、岩盤浴 »

甘やかな罠

疲れがたまってくると、どうも甘いものが欲しくなる。
打ち合わせ中に飲む自動販売機のコーヒー、普段はブラックなのに「砂糖多め」なんてスィッチを押している。仕事終わりに、夜のスーパーで買い物。ふと気づくと、カゴの中にはふじっこの金時豆、Lookチョコレート、ホワイトクリームがたっぷりかかった菓子パン、ラムレーズンケーキなどが入っている。お酒呑みなので、普段はあまり甘いものは食べない私も、こんな時は不思議と甘いものを買っている。

甘味は脳の疲れをとるらしい。
身体がエネルギーを欲しがっており、甘味の癒しを求めているらしい。

確かに疲れている時、塩味や苦味、すっぱい味では癒されない。甘さに癒されるということは、ある種の快感をともなっているということだ。学術的にも、甘味というおいしさは唯一"快感がやみつき化"する味覚なのだそうだ。大脳生理学的にも、甘味=快感=やみつき化という方程式が成り立つらしい。サーカスにいる熊も、角砂糖をご褒美に芸を覚えるのだという。

雑誌を見ては、デパ地下を覗いては、「○○のスイーツ、買いにいこ〜!!」と常に甘いものに目を血走らせている女性をよく見かける。思わずサーカスの熊とダブりそうになるが、これは典型的な快感のやみつき化なのだそうだ。快感が発生すると、前頭前脳足というところにある神経の束が興奮し、一度得た快感というのは、もう後戻りできないらしい。中でも甘味と乳脂肪の組み合わせは、強烈な快感を呼び起こすという。アイスクリームに生クリーム、カスタードクリームなどなど、おいしそうなスイーツというのはもはやその尽きない快感を満たす「麻薬」なのである・・・。そしてスイーツ好きの女の子、というのはカワイイ顔をした「麻薬常習者」なのだ・・・

ひゃぁぁ〜〜〜(* *;)

甘味のメカニズムを科学的に理解すると、「甘いもの好き」というのはもはや生命維持とは関係のない、えらく生々しい欲望に支配されたもののようである。今日もまた、そのケーキに手を出そうとしている人は、自分の中に「甘味=快感=やみつき化」の新たなメカニズムを引き起こしていることを、今一度認識していただきたい。

快感とは"甘やかな罠"なのである。

|

« 京こすめ「京の雪」 | トップページ | ブームの後ろ姿、岩盤浴 »

「Everyday Life」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/129800/4441408

この記事へのトラックバック一覧です: 甘やかな罠:

« 京こすめ「京の雪」 | トップページ | ブームの後ろ姿、岩盤浴 »